JP3138131U - フカシ筋支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物の基礎構造における地中梁の上方に露出するフカシ筋等の鉄筋の配列がコンクリート打設時に乱れることを確実に防止すると共に、フカシ筋用スタラップ筋と主筋用スタラップ筋との間隔を容易に調節することができ、かつ、フカシ筋用スタラップ筋と主筋用スタラップ筋との間に容易に取り付けることができるフカシ筋支持具を提供する。
【解決手段】主筋3を受ける主筋受け部5を備えた主筋側部材7と、フカシ筋9を受けるフカシ筋受け部11を備えたフカシ筋側部材13とを有し、該主筋側部材と該フカシ筋側部材とを主筋受け部とフカシ筋受け部との間隔が調節自在になるように相互に組合せ、該主筋側部材と該フカシ筋側部材とのいずれか一方には連続するボルト挿通孔を形成し、該主筋側部材と該フカシ筋側部材との他方には螺孔を形成し、ボルト19を該ボルト挿通孔に挿通すると共に該螺孔に螺合させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、フカシ筋支持具に関するものであり、更に詳しくは、建築物の基礎構造における地中梁の上方に露出するフカシ筋等の鉄筋の配列がコンクリート打設時に乱れることを防止するために、フカシ筋を地中梁の主筋に支持させるようにしたフカシ筋支持具に係るものである。
特開平10−54039号公報に示すように、地中梁内には複数本の水平な主筋が埋め込まれ、該主筋はその長さ方向に所定の間隔を置いて配設された略長方形状をなすループ状の主筋用スタラップ筋により結束されている。
しかして、地中梁には長さ方向に所定の間隔を置いてフカシ筋用スタラップ筋をその上部が地中梁の上方に突出するように配設し、各フカシ筋用スタラップ筋を針金を介して主筋用スタラップ筋に結束し、該フカシ筋用スタラップ筋にフカシ筋を結束する場合がある。
特開平10−54039号公報
上記の場合、各フカシ筋用スタラップ筋は針金を介して主筋用スタラップ筋に結束されているに過ぎないため、コンクリート打設時に該フカシ筋用スタラップ筋の配列が乱れ、フカシ筋の水平が確保されないおそれがある。
また、フカシ筋用スタラップ筋を針金を介して主筋用スタラップ筋に結束する作業は面倒であり、特にフカシ筋用スタラップ筋と主筋用スタラップ筋との間隔、すなわち、フカシ筋と主筋との間隔を調節することが困難である。
本考案は、上述の如き問題を解決し、建築物の基礎構造における地中梁の上方に露出するフカシ筋等の鉄筋の配列がコンクリート打設時に乱れることを確実に防止すると共に、フカシ筋用スタラップ筋と主筋用スタラップ筋との間隔を容易に調節することができ、かつ、フカシ筋用スタラップ筋と主筋用スタラップ筋との間に容易に取り付けることができるようにしたフカシ筋支持具を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記のフカシ筋支持具を提供する。
(1)主筋を受ける主筋受け部を備えた主筋側部材と、フカシ筋を受けるフカシ筋受け部を備えたフカシ筋側部材とを有し、
該主筋側部材と該フカシ筋側部材とを主筋受け部とフカシ筋受け部との間隔が調節自在になるように相互に組合せ、該主筋側部材と該フカシ筋側部材とのいずれか一方には連続するボルト挿通孔を形成し、該主筋側部材と該フカシ筋側部材との他方には螺孔を形成し、ボルトを該ボルト挿通孔に挿通すると共に該螺孔に螺合させるようにしたことを特徴とするフカシ筋支持具(請求項1)。
(2)フカシ筋を受けるフカシ筋受け部を備えた雄ねじ杆と、主筋を受ける主筋受け部を備えた雌ねじ部材とを有し、
該雄ねじ杆を該雌ねじ部材にフカシ筋受け部と主筋受け部との間隔が調節自在になるように螺合し、該雄ねじ杆に締め付けナットを備えさせたことを特徴とするフカシ筋支持具(請求項2)。
[請求項1の考案]
主筋側部材の主筋受け部に主筋を受けさせ、フカシ筋側部材のフカシ筋受け部にフカシ筋を受けさせた状態でフカシ筋支持具を主筋とフカシ筋との間に取り付けたときには、建築物の基礎構造における地中梁の上方に露出するフカシ筋等の鉄筋の配列がコンクリート打設時に乱れることが確実に防止される。また、フカシ筋支持具を主筋とフカシ筋との間に取り付ける作業は極めて簡単であり、主筋とフカシ筋との間隔に応じて主筋受け部とフカシ筋受け部との間隔を調整することも容易である。
[請求項2の考案]
雌ねじ部材の主筋受け部に主筋を受けさせ、雄ねじ杆のフカシ筋受け部にフカシ筋を受けさせた状態でフカシ筋支持具を主筋とフカシ筋との間に取り付けたときには、建築物の基礎構造における地中梁の上方に露出するフカシ筋等の鉄筋の配列がコンクリート打設時に乱れることが確実に防止される。また、フカシ筋支持具を主筋とフカシ筋との間に取り付ける作業は極めて簡単であり、主筋とフカシ筋との間隔に応じて主筋受け部とフカシ筋受け部との間隔を調整することも容易である。
まず、図1〜図5に示す事例について説明する。この事例におけるフカシ筋支持具は、地中梁1の主筋3を受ける主筋受け部5を備えた主筋側部材7と、フカシ筋9を受けるフカシ筋受け部11を備えたフカシ筋側部材13とを有する。なお、図1においては、1本の主筋3と1本のフカシ筋9との間に配設したフカシ筋支持具のみを示し、他の主筋3と他のフカシ筋9との間に配設したフカシ筋支持具は示していない。
主筋受け部5は、一例として、略樋状体を上下反転させてなるものとし、好ましくは弾性を備えている。図示の主筋受け部5は、主筋側部材7の下端に備えさせている。図示の主筋側部材7は、弾性材料により、主筋受け部5と一体に形成されている。
フカシ筋受け部11は、一例として、略樋状体とする。図示のフカシ筋受け部11は、フカシ筋側部材13の上端に備えさせている。図示のフカシ筋側部材13は、フカシ筋受け部11と一体に形成されている。
主筋側部材7とフカシ筋側部材13とを主筋受け部5とフカシ筋受け部11との間隔が調節自在になるように相互に組合せる。
すなわち、一例として、主筋側部材7の両縁7a、7aを片面側に折り返し、該両縁7a、7a間にフカシ筋側部材13を摺嵌する。
主筋側部材7とフカシ筋側部材13とのいずれか一方にはその長さ方向に連続するボルト挿通孔15を形成し、主筋側部材7とフカシ筋側部材13との他方には螺孔17を形成する。
図示の事例においては、フカシ筋側部材13にボルト挿通孔15を形成し、主筋側部材7に螺孔17を形成している。
ボルト19をフカシ筋側部材13のボルト挿通孔15に挿通すると共に主筋側部材7の螺孔17に螺合させる。符号18に示すものは、ボルト19に螺合させた締め付けナットである。
符号20に示すものは主筋用スタラップ筋であり、符号21に示すものはフカシ筋用スタラップ筋である。
次に、図6に示す事例について説明する。この事例におけるフカシ筋支持具は、フカシ筋9を受けるフカシ筋受け部11を備えた雄ねじ杆23と、地中梁1の主筋3を受ける主筋受け部5を備えた雌ねじ部材25とを有する。雄ねじ杆23は、丸棒の外面に雄ねじを刻設してなるものである。雌ねじ部材25は筒状体の内面に雄ねじ杆23の雄ねじに対応する雌ねじを形成してなるものである。なお、図6においては、1本の主筋3と1本のフカシ筋9との間に配設したフカシ筋支持具のみを示し、他の主筋3と他のフカシ筋9との間に配設したフカシ筋支持具は示していない。
フカシ筋受け部11は、前記事例におけるフカシ筋受け部11と同様に、一例として、略樋状体とする。図示のフカシ筋受け部11は、雄ねじ杆23の上端に固定されている。
主筋受け部5は、前記事例における主筋受け部5と同様に、一例として、略樋状体を上下反転させてなるものとし、好ましくは弾性を備えている。図示の主筋受け部5は、雌ねじ部材25の下端に固定されている。
雄ねじ杆23を雌ねじ部材25にフカシ筋受け部11と主筋受け部5との間隔が調節自在になるように螺合する。
雄ねじ杆23には締め付けナット27を備えさせる。締め付けナット27は雄ねじ杆23に螺合する。
本考案によるフカシ筋支持具の一例の使用状態を示す断面図である。 同上フカシ筋支持具の側面図である。 フカシ筋側部材の正面図である。 主筋側部材の正面図である。 同上フカシ筋支持具の断面図である。 本考案によるフカシ筋支持具の別の一例の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
1 地中梁
3 主筋
5 主筋受け部
7 主筋側部材
7a 縁
9 フカシ筋
11 フカシ筋受け部
13 フカシ筋側部材
15 ボルト挿通孔
17 螺孔
18 締め付けナット
19 ボルト
20 主筋用スタラップ筋
21 フカシ筋用スタラップ筋
23 雄ねじ杆
25 雌ねじ部材
27 締め付けナット

Claims (2)

  1. 主筋を受ける主筋受け部を備えた主筋側部材と、フカシ筋を受けるフカシ筋受け部を備えたフカシ筋側部材とを有し、
    該主筋側部材と該フカシ筋側部材とを主筋受け部とフカシ筋受け部との間隔が調節自在になるように相互に組合せ、該主筋側部材と該フカシ筋側部材とのいずれか一方には連続するボルト挿通孔を形成し、該主筋側部材と該フカシ筋側部材との他方には螺孔を形成し、ボルトを該ボルト挿通孔に挿通すると共に該螺孔に螺合させるようにしたことを特徴とするフカシ筋支持具。
  2. フカシ筋を受けるフカシ筋受け部を備えた雄ねじ杆と、主筋を受ける主筋受け部を備えた雌ねじ部材とを有し、
    該雄ねじ杆を該雌ねじ部材にフカシ筋受け部と主筋受け部との間隔が調節自在になるように螺合し、該雄ねじ杆に締め付けナットを備えさせたことを特徴とするフカシ筋支持具。
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