JP3137973U - ガスタービンのトランジションピース - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接箇所を一本にすることにより、溶接長さ及び開先加工箇所の削減を図り、かつ、自動溶接の採用を可能にし、溶接作業の能率向上とコスト削減が可能になるガスタービンのトランジションピースを提供する。
【解決手段】一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となるトランジションピース11を、一枚の金属板からその両側縁が上面側の中央部で突き合わされるようにプレス加工によって折り曲げて形成し、前記金属板の突合せ部分を上面の中央部で長さ方向に沿う一本の溶接線13で接続した。
【選択図】図1

Description

この考案は、ガスタービンの燃焼器とガスタービン翼をつなぐために用いるトランジションピースに関する。
図3のように、トランジションピース1は、ガスタービンにおいて、燃焼器2からの燃焼ガスを整流してタービンケーシングの上流側に設けられたタービン静翼3へと導く風路のような部品であり、耐熱性に優れた金属板を用い、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となる形状に形成されている。
従来のトランジションピース1は、図4のように、耐熱性に優れた金属板を用いて上下に二分された上部ピース単体1aと下部ピース単体1bを別個に折り曲げ加工し、前記上部ピース単体1aと下部ピース単体1bを上下に配置してその両側部分を突合せ、この両側突合せ部分を長さ方向の全長にわたる溶接線4で接続することにより組立てられていた。
ところで、トランジションピース1は、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となり、途中が複雑な曲線を描く三次元的な形状になっており、従来のように、上部ピース単体1aと下部ピース単体1bを上下に配置してその両側の部分を溶接線で接続した構造は、側面の突合せ部分が複雑な形状となるのでロボットによる自動溶接が困難となり、手動溶接に頼らなければならないため、溶接作業に時間と手間がかかるという問題がある。
また、両側二箇所の部分を溶接線4で接続する構造は、合計の溶接長さが長くなり、また、溶接のために上部ピース単体1aと下部ピース単体1bの両側突合せ部分には、開先を加工しなければならないが、両側二箇所を溶接する構造は、その分だけ開先の加工箇所が増え、溶接コストが高く付くという問題がある。
そこで、この考案の課題は、溶接箇所を一本にすることにより、溶接長さ及び開先加工箇所の削減を図り、しかも、自動溶接の採用を可能にし、溶接作業の能率向上とコスト削減を可能にすることができるガスタービンのトランジションピースを提供することにある。
上記の課題を解決するため、この考案は、ガスタービンの燃焼器とガスタービン翼をつなぐトランジションピースであって、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となるトランジションピースを、一枚の金属板からその両側縁が上面側の中央部で突き合わされるように折り曲げて形成し、前記金属板の突合せ部分を上面の中央部で長さ方向に沿う一本の溶接線で接続した構成を採用したものである。
ここで、上記トランジションピースは、耐熱性に優れた一枚の金属板を用い、金型を用いたプレス加工により、両側縁が上部中央位置で突合せ状態となる筒状に折り曲げ加工し、この両側縁の突合せ部分には開先を設けておき、両側縁の突合せ部分を一本の溶接線により溶接して接続すればよく、溶接の全長を略半減させることができる。
上記トランジションピースの上面形状は単調な曲線を描いており、従って、金属板の両側縁の突合せ部分を上面中央位置に設定することにより、この突合せ部分の溶接を自動溶接によって行うことができる。
この考案によると、ガスタービンの燃焼器とガスタービン翼をつなぐトランジションピースを、一枚の金属板からその両側縁が上面側の中央部で突き合わされるように折り曲げて形成し、前記金属板の突合せ部分を上面の中央部で長さ方向に沿う一本の溶接線で接続したので、溶接箇所を一本にすることにより、溶接長さ及び開先加工箇所の削減を図り、溶接作業の能率向上とコスト削減を可能にすることができる。
また、一本の溶接線により溶接して開先加工箇所を削減することにより、開先による材料の無駄を少なくすることができる。
更に、トランジションピースの上面形状は単調な曲線であるので、金属板の両側縁の突合せ部分を上面中央位置に設定することで、この突合せ部分の溶接を自動溶接によって行うことができる。
以下、この考案の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1のように、ガスタービンの燃焼器とガスタービン翼をつなぐトランジションピース11は、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となり、途中が滑らかな曲線となる筒状に形成されている。
上記トランジションピース11は、例えば、ハステロイ(商標)、ステンレス、各種耐熱合金等の耐熱性に優れた一枚の金属板を用い、金型を用いたプレス加工により、金属板を両側縁が上部幅方向の中央位置で突合せ状態となる筒状に折り曲げ加工し、この両側縁の突合せ部分には図2(b)のように開先12を設けておき、両側縁の突合せ部分を一本の溶接線13により溶接して接続されている。
この考案のトランジションピース11は、上記のような構成であり、耐熱性に優れた一枚の金属板を用い、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となり、途中が滑らかな曲線となる筒状に折り曲げ加工され、金属板の両側縁が上面側の中央部で突き合わされ、この突合せ部分を上面の中央部で長さ方向に沿う一本の溶接線13で接続することによって形成され、溶接箇所を一本にすることにより、溶接長さ及び開先加工箇所の削減を図ることができ、溶接作業の能率向上とコスト削減が可能になる。
また、トランジションピース11の上面形状は単調な曲線になっており、金属板の両側縁の突合せ部分を上面中央位置に設定することにより、この突合せ部分の溶接をロボットによる自動溶接によって行うことができる。
(a)はこの考案に係るトランジションピースの斜視図、(b)はトランジションピースの溶接線を示す正面図 (a)この考案に係るトランジションピースの一部を切り欠いた拡大側面図、(b)は(a)の矢印b−bの部分を拡大した溶接線の縦断正面図 トランジションピースの使用位置を示すガスタービンの縦断面図 従来のトランジションピースを示す斜視図
符号の説明
11 トランジションピース
12 開先
13 溶接線

Claims (1)

  1. ガスタービンの燃焼器とガスタービン翼をつなぐトランジションピースであって、一方端部が円筒状で他方端部が角筒状となるトランジションピースを、一枚の耐熱性金属板からその両側縁が上面側の中央部で突き合わされるように折り曲げて形成し、前記金属板の突合せ部分を上面の中央部で長さ方向に沿う一本の溶接線で接続したガスタービンのトランジションピース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190071102A (ko) * 2017-12-14 2019-06-24 두산중공업 주식회사 분해조립 구조의 트랜지션 피스를 포함하는 가스 터빈 엔진의 연소기, 및 이를 포함하는 가스 터빈

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