JP3137390U - 車両盗難防止システム用通報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】純正の車両盗難防止システムに簡単に取り付けて使用することができる通報装置を提供する。
【解決手段】通報装置1を、車両盗難防止システムの動作によって発生した警報信号を入力して警報が発せられていることを確認する警報判断部12と、該警報判断部からの出力に基づき異常判断を行う異常判断部13と、該異常判断部の異常判断出力に基づいて送信部15から無線信号16を発信する送信ユニット10と、該送信ユニットからの無線信号を受信して異常状態を知らせる受信ユニット20で構成する。
【選択図】図1
【解決手段】通報装置1を、車両盗難防止システムの動作によって発生した警報信号を入力して警報が発せられていることを確認する警報判断部12と、該警報判断部からの出力に基づき異常判断を行う異常判断部13と、該異常判断部の異常判断出力に基づいて送信部15から無線信号16を発信する送信ユニット10と、該送信ユニットからの無線信号を受信して異常状態を知らせる受信ユニット20で構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、一般的な純正の車両盗難防止システムが動作して警報を発した際に、車両のオーナーに通報を行う目的で使用される車両盗難防止システム用通報装置に関する。
車両メーカーなどにより販売供給される純正の車両盗難防止システムとして、例えば特開2002−53011号公報に開示されているようなセキュリティ装置が知られている。この装置は、超音波を車室内に送信するとともに、その反射波を受信して分析することで、車室内への人間の侵入を検出するセンサ装置と、このセンサ装置と通信を行うとともにホーン等の警報手段を駆動するセキュリティ制御ユニットとを有している。
しかし、かかるセキュリティ装置は、センサ装置が盗難の危険を感知した場合に車両のホーンを鳴らすなどして警報を発するが、オーナーへの通報を行わないものが主であり、オーナーが車両から遠く離れた場所にいる場合などは盗難防止について第3者の協力を期待しなければならなかった。
このような場合にオーナーへの通報を行うようにするには、別途センサ装置や送受信回路を含んだセキュリティ装置を取り付ける必要があり、その取り付けや設定などには専門知識が必要とされるケースが多く、コスト高にもなるという難点があった。
また、純正の車両盗難防止システムとは別に、後から追加設置するような車両盗難防止システムとして、例えば特開2004−86569号公報の図4に示されているようなセキュリティ装置が知られている。この装置はセンサ、異常判断部、警報器、及び外部と通信をするための第1携帯電話などからなる車両搭載機器部と、前記第1携帯電話と電話回線を介して通信する第2携帯電話とからなっており、前記第2携帯電話は車両から離れたオーナーが携帯する。そして、車両に異常が発生すると異常判断部がオン状態になり警報器を作動させるとともに、第1携帯電話が作動して第2携帯電話に異常の発生を通報する。
このような装置では、オーナーが車両から遠く離れた場所にいる場合などでも車両の盗難に対して迅速に対応できるメリットはあるが、異常判断部のオン、オフをするたびに電話回線を介して第1携帯電話を呼び出す必要があり、通信料がかかる。しかも、第2携帯電話に対応する第1携帯電話を車室内に常設しなければならず、電話の基本料金がかかるなど、利用者にとってコスト面での負担が大きい。
特開2002−53011号公報
特開2004−86569号公報
本考案は、前記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、純正の車両盗難防止システムが作動して警報が発せられた場合に、それを車両のオーナーに通報する装置であって、一般的な純正の車両盗難防止システムに簡単に接続して使用することができ、しかも低コストであるなどの利点を備えた車両盗難防止システム用通報装置を提供することを目的とする。
本考案は、前記の目的を達成するために、車両所有者への異常通報手段を有さない盗難防止システムが装着された車両に対して、その盗難防止システムの動作によって発生した警報信号を入力して警報が発せられていることを確認する警報判断部と、該警報判断部からの出力に基づき異常判断を行う異常判断部と、該異常判断部の異常判断出力に基づいて送信部から無線信号を発信する送信ユニットと、該送信ユニットからの無線信号を受信して異常状態を知らせる受信ユニットとからなる車両盗難防止システム用通報装置を構成する。
また、前記通報装置は少なくとも2つの警報判断部を有することを特徴とする。
また、前記2つの警報判断部のうちの1つは、エンジンのイグニッション状態を確認するイグニッション判断部であり、他の1つはホーンの動作状態を確認するホーン判断部であることを特徴とする。
また、前記警報判断部の1つはイグニッション判断部であり、警報判断部の他の1つはハザードランプの動作状態を確認するハザード判断部であることを特徴とする。
また、前記イグニッション判断部は、エンジンのノイズによってイグニッション状態を確認するものであることを特徴とする。
また、送信ユニットから発信される無線信号の送信手段が特定小電力無線であることを特徴とする。
また、送信ユニットから発信される無線信号の送信手段が無線LANであることを特徴とする。
また、送信ユニットが省電力モードまたはスリープモードを持つことを特徴とする。
さらに、送信ユニットが定期的に無線信号を発信することにより、受信ユニットが通信可能範囲にあるかどうかの判断機能を有することを特徴とする。
本考案は、前記の構成から明らかなように、純正の車両盗難防止システムなどの車両所有者への異常通報手段を有さない盗難防止システムが装着された車両に対し、その車両盗難防止システムの動作によって発生した警報信号、例えばイグニッション及びホーン電圧などを警報判断部によって監視・確認することで車両オーナーに通報を行う構造であるため、従来のセキュリティ装置と比較した場合は非常に設置が容易である。また、車両側に取り付ける通報装置自体は、独立したセンサ装置を搭載しない構造であるため、取り付け後の調整作業が不要であり、コスト的にも安価であるという利点がある。
図1は純正の車両盗難防止システムに本考案に係る通報装置を接続した状態を示すブロック図である。通報装置1は、送信ユニット10と受信ユニット20によって構成される。
送信ユニット10は、車両盗難防止システムの動作によって発生した警報信号を入力する少なくとも2つの警報判断部を有する。これらの警報判断部のうち1つは例えばエンジンのイグニション32の状態を確認するイグニション判断部11であり、他の1つは車両のホーン31の動作状態を確認するホーン判断部12である。これらの警報判断部はそれらの出力に基づいて異常判断を行う異常判断部13に接続されている。異常判断部13にはバッテリから電源14が供給される。尚、異常判断部13からの異常判断出力に基づいて送信部15が受信ユニット20に無線信号16を発信する。
受信ユニット20は送信ユニット10からの無線信号を受信する受信部21と、電源スイッチ22と、受信したことを知らせる発光部23及び鳴動部24によって構成される。
前記の送信ユニット10は車両30に取り付けることで動作が行われる。この時、電源14によって給電された状態において、イグニッション判断部11でイグニッション32がオフであると判断され、かつホーン判断部12でホーン31が鳴動状態になったと判断された場合に、異常判断部13は異常判断出力を行い、送信部15から無線信号16が発せられる。
受信ユニット20は、電源スイッチ22がオンの状態で、かつ受信部21が無線信号16を受信した場合に、発光部23および鳴動部24を動作させて車両オーナーへの通報を行う。
かかる装置を車両30に取り付けた場合、ユーザーは通常通り車両本来の方法で車両ドア33を施錠することにより、純正セキュリティ装置34をオンにする。受信ユニット20で通報を待ち受ける場合は、電源スイッチ22をオンにする。
かかる状態で純正セキュリティ装置34が盗難の危険を感知した場合、車両ホーン31が鳴動する。この時、通報装置1の異常判断部13は送信部15を制御し無線信号16を発信する。
受信ユニット20の受信部21が無線信号16を受信した場合、発光部23および鳴動部24を動作させてオーナーへの通報を行う。
なお、本考案に係る通報装置の前記警報判断部は、前述のような、ホーン鳴動、ハザードランプ動作のような警報信号の他に、ヘッドランプ点滅、ワイパー動作などの複数の警報信号を組み合わせた構成とすることもできる。
また、送信部15が行う無線信号16の送信手段は、特定小電力無線のほか、無線LANなど、目的や使用環境に応じて設計することも可能である。
また、受信ユニット20は、送信部15からの無線信号16を受信した際に動作するバイブレーション機能を持たせることで、より確実な通報を行うようにすることができる。
さらに、送信ユニット10は定期的に無線信号16を出すことで、受信ユニット20が通信可能範囲にあるかどうかを判断させることができる。
1 通報装置、10 送信ユニット、11 イグニッション判断部、12 ホーン判断部、13 異常判断部、14 電源、15 送信部、16 無線信号、20 受信ユニット、21 受信部、22 電源スイッチ、23 発光部、24 鳴動部、30 車両、31 ホーン、32 イグニッション、33 ドア、34 純正セキュリティ装置
Claims (10)
- 車両所有者への異常通報手段を有さない盗難防止システムが装着された車両に対して、その盗難防止システムの動作によって発生した警報信号を入力して警報が発せられていることを確認する警報判断部と、該警報判断部からの出力に基づき異常判断を行う異常判断部と、該異常判断部の異常判断出力に基づいて送信部から無線信号を発信する送信ユニットと、該送信ユニットからの無線信号を受信して異常状態を知らせる受信ユニットとからなる車両盗難防止システム用通報装置。
- 少なくとも2つの警報判断部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 警報判断部の1つは、エンジンのイグニッション状態を確認するイグニッション判断部であり、警報判断部の他の1つはホーンの動作状態を確認するホーン判断部であることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 警報判断部の1つは、エンジンのイグニッション状態を確認するイグニッション判断部であり、警報判断部の他の1つはハザードランプの動作状態を確認するハザード判断部であることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- イグニッション判断部は、エンジンのノイズによってイグニッション状態を確認するものであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 送信ユニットから発信される無線信号の送信手段が特定小電力無線であることを特徴とする請求項1から請求項5の一項に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 送信ユニットから発信される無線信号の送信手段が無線LANであることを特徴とする請求項1から請求項6の一項に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 送信ユニットが省電力モードまたはスリープモードを持つことを特徴とする請求項1から請求項7の一項に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 受信ユニットは無線信号を受信した際に動作するバイブレーション機能を有することを特徴とする請求項1から請求項8の一項に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
- 送信ユニットが定期的に無線信号を発信することにより、受信ユニットが通信可能範囲にあるかどうかの判断機能を有することを特徴とする請求項1から請求項9の一項に記載の車両盗難防止システム用通報装置。
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