JP3137163U - 手工具の柄構造 - Google Patents

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善哲 脇坂
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株式会社大進
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Abstract

【課題】一つの柄に対して、熊手、鋸、スコップといった任意の機能を備えた手工具主体を着脱自在とし、複数種類の手工具として使用できる柄の構造を実現する。
【解決手段】先端に係止部を形成した柄と、基端に前記柄の係止部に対する挿入部を形成した手工具主体とで構成する。柄1の係止部2は、手工具主体3の挿入部4が挿入される筒状とし、柄1の係止部2にストッパー5を配置する。ストッパー5は、柄1の軸方向と直交する方向に一定範囲を移動し、バネ6によって一方向に付勢するものであって、このストッパー5には、バネ6の弾発力に抗して押圧した状態で、手工具主体3の挿入部4が嵌挿される貫通孔7を穿設するとともに、手工具主体3の挿入部4に、柄1の係止部2に挿入した位置において、前記ストッパー5に穿設した貫通孔7の内周縁部分が嵌合する切欠部8を設ける。
【選択図】 図3

Description

この考案は一つの柄に対して、熊手、鋸、スコップといった任意の機能を備えた手工具主体を着脱自在に装着することによって、複数種類の手工具として使用することができる、手工具の柄構造に関する考案である。
従来から、スコップや箒などの手工具において、手工具の主体部分を柄に対して着脱可能とする思想は知られている。例えば、特許文献1には、柄杆に対してスコップ板を着脱自在とし、スコップ板をはずした状態で柄杆を他の工具として使用する思想が、特許文献2には、二重管とした柄の先端に熊手とほうきを着脱可能に取り付け、熊手と箒の一体型掃除具の思想が、特許文献3には、柄の先端に固定する作用部を着脱自在に構成し、作用部として角型スコップ、剣先スコップ、雪用スコップ、農業用フォークなどに取り替えて使用する思想が開示されている。また、特許文献4には、柄に対して穂先部分を着脱自在とするカートリッジ式箒の思想が開示されている。
特開2001―81802号公報 特開2002―302920号公報 特開2004―76536号公報 特開2006―141917号公報
柄の先端に固定する手工具主体を着脱する従来の構造は、例えば特許文献1ではネジ式としナット筒9で締付け固定し、特許文献2では、柄の先端に設けた装着板に対してボルト締めによって固定している。特許文献3に開示された構造では、柄とスコップなどの作用部にボルト状の貫通部を貫通させ、ナット状の締付け部材で固定している。また、特許文献4に開示される箒では、穂先のカートリッジをネジによって固定する構造が開示されている。
前記、特許文献1ないし4に記載された従来技術は、いずれもスコップや箒といった手工具主体を、柄に対してネジ止めやビス、ボルト止めするものであるため、取替えに手数を要するとともに、締め具合によって手工具主体がガタついて安定し難い欠点がある。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は適宜必要な手工具主体の取り替えがワンタッチで簡単に行え、しかも装着した手工具主体が安定する手工具の柄構造、具体的には柄と手工具主体との取付け構造を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、熊手、鋸、スコップなどの手工具を、先端に係止部2を形成した柄1と、基端に前記柄1の係止部2に対する挿入部4を形成した手工具主体3とで構成する。柄1の係止部2は、手工具主体3の挿入部4が挿入される筒状とし、柄1の係止部2にストッパー5を配置する。ストッパー5は、柄1の軸方向と直交する方向に一定範囲を移動し、バネ6によって一方向に付勢するものであって、このストッパー5には、バネ6の弾発力に抗して押圧した状態で、手工具主体3の挿入部4が嵌挿される貫通孔7を穿設するとともに、手工具主体3の挿入部4に、柄1の係止部2に挿入した位置において、前記ストッパー5に穿設した貫通孔7の内周縁部分が嵌合する切欠部8を設けておく。
請求項2記載の考案は、手工具主体3の挿入部4に形成する切欠部8の形状を、ストッパー5に穿設した貫通孔7の曲率半径と一致する円弧状とすること、請求項3記載の考案は、先端に係止部2を形成する柄1を、係止する手工具主体3に応じて伸縮自在に構成することである。
請求項1記載の本考案手工具の柄構造によれば、柄1の先端に形成した係止部2に、手工具主体3の挿入部を挿入し、係止部2に設けたストッパー5の貫通孔7の内周縁を手工具主体の挿入部4の切欠部8に嵌合させるだけで、柄1に対して手工具主体3を確実に固定し、バネ6の弾発力によって嵌合状態が維持される。手工具主体3を取り外す場合は、バネ6の弾発力に抗してストッパー5を押し下げることによって簡単に取り外すことができる。
請求項2記載の考案によれば、ストッパー5の貫通孔7と、手工具主体3の挿入部4の切欠部8の嵌合状態が、常に一定位置で安定し柄1と手工具主体3を安定的に固定することができる。請求項3記載の考案によれば、係止する手工具主体3に応じて柄1を伸縮自在とすることによって、長い柄を必要とする手工具と短い柄を必要とする手工具のいずれにも使用することができる効果がある。
以下、本考案に係る手工具の柄構造の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は柄と手工具主体を分離した状態を示す正面図、図2は柄と手工具主体の連結部分のみの拡大平面図、図3は図2のIII−III線断面図である。
図1に示す実施形態の手工具は、柄1と手工具主体3とで構成し、柄1の先端に手工具主体を装着して任意の手工具として使用する。手工具主体3は、図1において熊手Aと鋸Bを例示している。手工具主体3としては、ショベルやスコップ、フォークなど柄の先端に装着して使用する、任意の手工具に応用することができる。
柄1は、一体物であってもよいが、図示実施形態では、細径のパイプ1Aを太径のパイプ1Bに挿入して伸縮自在とし、固定具9によって任意位置で固定することができる伸縮パイプで構成している。太径のパイプ1Bの基端部には、把持部10を設けるとともに、細径のパイプ1Aの先端部には手工具主体3の係止部2を配置している。また、手工具主体3の基部には、柄1の係止部2に挿入するための挿入部4を設けているが、この挿入部4の形状、寸法は手工具主体3の種類に拘わらず共通としておく。
柄1の先端に配置する係止部2は、図2、図3から理解されるように、細径のパイプ1Aの先端をインサートした合成樹脂製の筒状であって、細径のパイプ1Aの内径と同じ内径の挿入孔11がパイプ1Aと同軸に連続的に形成してあり、手工具主体3の挿入部4を挿入することができるようにしている。すなわち、手工具主体3の挿入部4の外径は、挿入孔11に遊嵌挿できる外径に形成している。
また、係止部2は、その前半部に膨らみを持たせた大径とし、この大径部分にストッパー5を配置している。ストッパー5は、一定の厚みの板状であって、柄1の軸方向と直交する方向に、図面上係止部2に対して上方から挿入し、上下方向に一定範囲を移動可能とし、バネ6によって上方に付勢している。このストッパー5には、バネ6の弾発力に抗して押圧した状態で、係止部2の挿入孔11と一致する貫通孔7を設けている。したがって、ストッパー5をバネ6の弾発力に抗して押圧した状態で、手工具主体3の挿入部4を自由に抜き差しすることができる。
この状態で、手工具主体3の挿入部4には、柄1の係止部2に対する挿入位置、具体的には最終の挿入位置において、ストッパー5に穿設した貫通孔7の内周縁部分が嵌合する切欠部8を設けている。この切欠部8は、ストッパー5に穿設した貫通孔7の曲率半径と一致する円弧状であって、図9に示すように幅Wはストッパー5の厚みTと一致させている。
手工具主体3の挿入部4は、その先端形状を球面に形成するとともに、挿入部4の断面形状からはみ出さない状態で掛け部12を成型している。また、挿入部4の基端部に、比較的短い係止リブ13、13を左右両側に設けるとともに、図6に示すように係止部2の先端開口部に、係止リブ13、13が係合する係止溝14、14を形成している。
上記構造とすることによって、手工具主体3を柄1に取り付ける場合は、手工具主体3の挿入部4を、柄1の係止部2の開口端から挿入することによって、挿入部4先端の球面形状によってストッパー5が自然に押し下げられて挿入され、最終の装着位置に達すると、ストッパー5がバネ6の力によって押し上げられて切欠部8に嵌合して安定的に係止される。このとき、挿入部4基端の係止リブ13が、係止部2の開口端部分に形成した係止溝14に係合し、手工具主体3の回動を防止し、より安定的に装着状態を維持することになる。
柄1に装着されている手工具主体3を取り外す場合は、ストッパー5を手指で押し下げることによって、手工具主体3の切欠部8とストッパー5の嵌合状態か外れ、手工具本体の挿入部4を柄1の係止部2から抜き出すことができる。抜き出した手工具本体3は、掛け部12を利用して吊り下げて保管することができ、必要に応じて別の手工具本体3と取り替えて装着することができる。
柄1は、一定の長さの一体物であってもよいが、先に述べたように図示実施形態では柄1を伸縮自在としている。柄1を伸縮自在とすることは、各種の手工具主体に対応することができ、その利用範囲を広げる上において有効である。例えば、スコップやショベルはある程度短く、箒や熊手では長くすることによって使い勝手の良いものとなる。また鋸などでは、柄を短くして手持ち状態で板などを切断するため、柄を長くして立ち木の高枝選定用の鋸として利用することができる。
図1は、柄と手工具主体を分離した状態を示す正面図、 図2は、柄と手工具主体の連結部分のみの拡大平面図、 図3は、柄のみを切断した図2のIII−III線断面図、 図4は、図2のIV−IV線断面図、 図5は、柄の係止部分のみの正面図、 図6は、柄の係止部分のみの左側面図、 図7は、手工具主体の挿入部のみの平面図、 図8は、図7のVIII−VIII線断面図、 図9は、図2の状態から手工具主体を抜き出す状態を示す、柄の係止部の縦断面図。
符号の説明
1…柄、 2…係止部、 3…手工具主体、 4…挿入部、 5…ストッパー、 6…バネ、 7…貫通孔、 8…切欠部、 9…固定具、 10…把持部、 11…挿入孔、 12…掛け部、 13…係止リブ、 14…係止溝、 1A、1B…パイプ、 A…熊手、 B…鋸。

Claims (3)

  1. 先端に係止部を形成した柄と、基端に前記柄の係止部に対する挿入部を形成した手工具主体とで構成し、前記柄の係止部は前記手工具主体の挿入部が挿入される筒状とし、該柄の係止部に軸方向と直交する方向に一定範囲を移動し、バネによって一方向に付勢されるストッパーを配置し、該ストッパーに前記バネの弾発力に抗して押圧した状態で手工具主体の挿入部が嵌挿される貫通孔を穿設するとともに、手工具主体の挿入部に、柄の係止部に対する挿入位置において、前記ストッパーに穿設した貫通孔の内周縁部分が嵌合する切欠部を設けたことを特徴とする手工具の柄構造。
  2. 手工具主体の挿入部に形成する切欠部は、ストッパーに穿設した貫通孔の曲率半径と一致する円弧状であることを特徴とする請求項1記載の手工具の柄構造。
  3. 先端に係止部を形成する柄は、係止する手工具主体に応じて伸縮自在に構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の手工具の柄構造。
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