JP3137040U - 円筒形貯水槽 - Google Patents
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- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract
【課題】安価な間伐材を用いて大量生産が可能で防水性及び断熱性に優れかつ設置現場で組立て施工が可能な貯水槽を提供する。
【解決手段】間伐材による周側板及び底板を成型し、周側板を竹釘で5〜6枚を一まとめにし積み上げた状態にする。底板も予め3分割に組んでおきトラックに積み、現地へ運び込む。積み上げた周側板を組立て、円筒状に仕立てて締め具としてタガを用いて仮締めする。3分割の底板も一つの円形に組み仮締めをしたタガを一度緩め円筒形の下から底板を入れて嵌め込む。緩めたタガを本締めした後、貯水袋を上から納める。周側板に添わせて取水口、出水口、ドレン、オーバーフローのバルブを取付け配管して行く。最後に蓋を取付ける。
【選択図】図1
Description
この考案は例えば、中水又は上水を貯留する円筒形貯水槽に関する。
従来、大型の一体型貯水槽はコンクリート製やホーロー製が主流でホーロー製に関しては現場に設置する際はトラック及びクレーン車での搬入が不可欠であり搬入路の確保が困難な農地では望まれるタンクの設置ができなかった。
また、家庭においては簡便な貯水槽がないので中水を直接河川に流すのみで生活用水として活用できなかった。
桶や樽の技術を使えば現場組立てが可能であるが、通常、無節材等の高品質の木材を使用するので材料コストが嵩み貯水槽として用いるには実用的ではなかった。しかし、安価な間伐材を用いればコストの問題は解消されるが防水面や耐久性に問題があった。
この問題を解決する方法として、板材にゴムや合成樹脂のライニング層を施す方法が提案されている。(特許文献1)しかし、ライニング層を施すにはコストが嵩み、更に使用時に板材の収縮率とライニング層の収縮率の違いにより板材からライニング層が剥離して防水性が損なわれてしまう欠点を有していた。
また、木材の代わりにアルミニウム押出形材、合成樹脂、またはFRP板を板材として用い内部に貯水袋を備える方法が提案されている。(特許文献2)
更に、コンクリートセグメントを組立てた後内壁を防水施工する方法が提案されている。(特許文献3)
実開昭49-14513号公報
特開平9-110087号公報
実開昭49−25233号公報
また、木材の代わりにアルミニウム押出形材、合成樹脂、またはFRP板を板材として用い内部に貯水袋を備える方法が提案されている。(特許文献2)
更に、コンクリートセグメントを組立てた後内壁を防水施工する方法が提案されている。(特許文献3)
本考案が解決しようとする課題は安価な間伐材を用いて現場で施工でき、断熱性や長期の防水性に優れた貯水槽を提供する事にある。
近年、森林保全をしている山間部の森林の手入れが行き届かなくなり木材質の低下や森林管理の崩壊が懸念される。森林管理により発生する間伐材も有効には活用されていなかった。
水利調整機能が働かず、集中豪雨による中水が直接河川に流出し水資源を無駄にしている。河川への直接流入で都市洪水が起こる可能性もあり災害や突発的に起こり得る乾期の水不足の不安が拭えない。
そこで、大雨が降ったときに中水を貯め河川や下水に流れる中水を調整し水害を未然に防止する水利調整機能を備えた貯水槽の開発が望まれていた。
間伐材からなる周側板を間伐材からなる底板の外周に組立て締め具にて締結してなる円筒形貯水槽で内部に貯水袋を備えている円筒形貯水槽を提供する。
農地や家庭で中水を管理する事で浄化水道水の節約ができ降雨による河川への直接流入も緩和する事が可能になり、災害時の防災水源としても使える様になる。近年の気候変動から突発的に起こり得る集中降雨と乾期の水不足対策にも貢献できる。
現場で組立てるので搬入が簡単で設置場所の狭い所でも大きな貯水槽を設置する事が出来る。また、間伐材を用いて一定の規格に基づき大量生産が出来るので価格が安くなる。
また、内部に例えばポリエチレン等のプラスチック製の貯水袋を備える事で防水性を高める事が出来る。
以上のように、本考案の円筒形貯水槽を利用することで農地の効率化が図れ山間部の活性化が可能になり都市部での中水管理によって浄化水道水の節約にも繋がる。
中水の河川への直接流入も緩和でき災害時の防火用水や水不足対策にもなる。
中水の河川への直接流入も緩和でき災害時の防火用水や水不足対策にもなる。
木材はすべて加圧注入防腐木材とする。
処理方法は、JIS A 9002による。
使用薬剤は、JIS K 1570を使用する。
処理方法は、JIS A 9002による。
使用薬剤は、JIS K 1570を使用する。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
間伐材による周側板及び底板を成型し、周側板を竹釘で5〜6枚を一まとめにし積み上げた状態にする。底板も予め3分割に組んでおきトラックに積み、現地へ運び込む。積み上げた周側板を組立て、円筒状に仕立てて締め具としてタガを用いて仮締めする。3分割の底板も一つの円形に組み仮締めをしたタガを一度緩め円筒形の下から底板を入れて嵌め込む。緩めたタガを本締めした後、貯水袋を上から納める。周側板に添わせて取水口、出水口、ドレン、オーバーフローのバルブを取付け配管して行く。最後に蓋を取付ける。
間伐材による周側板及び底板を成型し、周側板を竹釘で5〜6枚を一まとめにし積み上げた状態にする。底板も予め3分割に組んでおきトラックに積み、現地へ運び込む。積み上げた周側板を組立て、円筒状に仕立てて締め具としてタガを用いて仮締めする。3分割の底板も一つの円形に組み仮締めをしたタガを一度緩め円筒形の下から底板を入れて嵌め込む。緩めたタガを本締めした後、貯水袋を上から納める。周側板に添わせて取水口、出水口、ドレン、オーバーフローのバルブを取付け配管して行く。最後に蓋を取付ける。
1 周側板
2 底板
3 タガ
4 止め具
5 貯水袋
6 蓋
7 桟
8 取水口
9 オーバーフロー
10 出水口
11 ドレン
12 防水シート
13 オーバーフロー
14 取水口
15 出水口
16 ドレン
17 ハトメ
2 底板
3 タガ
4 止め具
5 貯水袋
6 蓋
7 桟
8 取水口
9 オーバーフロー
10 出水口
11 ドレン
12 防水シート
13 オーバーフロー
14 取水口
15 出水口
16 ドレン
17 ハトメ
Claims (2)
- 間伐材からなる周側板を間伐材からなる底板の外周に組立て締め具にて締結してなる円筒形貯水槽。
- 内部に貯水袋を備えた事を特徴とする請求1記載の円筒形貯水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006759U JP3137040U (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 円筒形貯水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006759U JP3137040U (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 円筒形貯水槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3137040U true JP3137040U (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=43287427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007006759U Expired - Fee Related JP3137040U (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 円筒形貯水槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137040U (ja) |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007006759U patent/JP3137040U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070831 |
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