JP3136998B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

Info

Publication number
JP3136998B2
JP3136998B2 JP08195085A JP19508596A JP3136998B2 JP 3136998 B2 JP3136998 B2 JP 3136998B2 JP 08195085 A JP08195085 A JP 08195085A JP 19508596 A JP19508596 A JP 19508596A JP 3136998 B2 JP3136998 B2 JP 3136998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
brush roll
paper
seal
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08195085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1039708A (ja
Inventor
信康 平山
保巳 杉田
つね也 梶浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP08195085A priority Critical patent/JP3136998B2/ja
Publication of JPH1039708A publication Critical patent/JPH1039708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136998B2 publication Critical patent/JP3136998B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機の感光体ド
ラムに付着したトナーや紙粉を除去するクリーニング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機は、給紙装置の用紙さばき部材で
一枚づつ送り出された用紙を転写部へ搬送し、転写部の
感光体ドラム表面に形成されたトナー像を用紙に転写す
るようになっているが、転写後、感光体ドラムにトナー
が残留することがあるため、ブレードやブラシ等のクリ
ーニング部材で、感光体ドラムに付着した転写残りのト
ナーを除去するようになっている。
【0003】ところで、図11に示すように、さばきロ
ーラー58が用紙Pをさばくときに、擦り摩擦力によっ
て紙の繊維が擦り剥がされ、紙粉Mが発生する。この紙
粉Mが用紙Pと共に転写部まで搬送されると、転写時
に、静電的吸着力及び機械的圧力で感光体ドラムの表面
に付着する。
【0004】そして、感光体ドラムに付着した紙粉M
は、クリーニング装置に達して、ブレードと感光体ドラ
ムとの間に噛み込んだり、ブラシの毛の目を詰まらせた
りして、クリーニング不良の原因を作る。
【0005】このような不都合を解消するため、さばき
ローラー58と対応する位置に、先行してトナー像を形
成し、紙粉と一緒にトナーをブレード等で除去する方法
が提案されている(特公平7−66228号参照)。
【0006】しかし、この方法では、不必要にトナーを
消費するので経済的でなく、また、トナーが剥離爪等の
用紙転写剥離部材を汚してしまう。さらに、この紙粉除
去方法は、トナーの研磨作用を利用したものであり、ブ
ラシロール等などで感光体ドラムの表面を積極的に擦る
方法と比較すると、紙粉回収能力が低く、クリーニング
不良の原因を解消する手段としては、不十分である。
【0007】一方、感光体ドラム表面のトナーを除去す
る主クリーニング部材としてブレードの他に、補助クリ
ーング部材として、感光体ドラムと同じ長さのブラシロ
ールを配設して、感光体ドラム表面に付着した紙粉を除
去しようとする考えもある。
【0008】しかしながら、ブラシロールが長いと、毛
自体の真直性、偏心、長さの不均一が原因で、すべての
接触領域で、均一な機械的適正(毛の食い込み量、毛の
押し付け力)を得ることができない。
【0009】このため、感光体ドラムに付着した紙粉を
上手く除去することができず、また、部分的に圧力が掛
かって感光体ドラムが摩耗し、帯電性能の低下や、傷の
発生等によって、コピー画像の欠陥という問題を起こし
てしまう。さらに、紙粉回収能力を上げるため、断面径
の大きいブラシロールを使用すると、感光体ドラムと接
する幅が大きくなるので負荷が大きくなり、ブラシロー
ルを駆動させる駆動機構が大掛かりになってしまう。
【0010】一方、ブラシロールに付着した紙粉をフリ
ッカーで擦って清掃する方法もある(実開昭63−14
6874号公報参照)。しかし、フリッカーは固定され
ているため、擦り落とした紙粉が堆積固着し、逆にブラ
シロールに紙粉を付着させることがある。
【0011】このため、コイルばねで振動するフリッカ
ーでトナーがフリッカーに堆積することを防止したもの
もある(特開平2−309384号公報参照)。しか
し、フリッカーの動きが微小であり、堆積した紙粉を振
り落とすには十分でなく、少なくとも、清掃後の紙粉は
フリッカーの近傍に堆積してしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、感光体ドラムに付着した紙粉の回収能力に優
れ、コンパクトで大掛かりな駆動機構を必要としないク
リーニング装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、給紙装置の用紙さばき部材が用紙を一枚づつ送り出
し、転写部へ搬送された用紙に、転写部の感光体ドラム
上に形成されたトナー像が転写される。
【0014】そして、用紙さばき部材が用紙をさばくと
きに、擦り摩擦力によって紙の繊維が擦り剥がされ紙粉
が発生する。この紙粉が用紙と共に転写部まで搬送さ
れ、転写時に、静電的吸着力及び機械的圧力で感光体ド
ラムの表面に付着する。
【0015】しかし、主クリーニング部材より感光体ド
ラムの回転方向上流側には、感光体ドラムの表面と接触
する補助クリーニング部材が配置されている。この補助
クリーニング部材は、用紙さばき部材で擦られる用紙の
さばき領域より長く、紙粉が付着していない感光体ドラ
ムの領域に接することなく、かつ、用紙のさばき領域と
対応する長さとされている。これにより、補助クリーニ
ング部材が、用紙のさばき領域と対応する感光体ドラム
の表面に付着した紙粉を効率良く除去することができ
る。
【0016】すなわち、転写残りのトナーを除去する主
クリーニング部材とは別に、補助クリーニング部材が用
紙さばき領域と対応する感光体ドラムの軸方向領域に配
設され、この領域に付着した紙粉を除去するようになっ
ている。
【0017】このように、補助クリーニング部材の長さ
を用紙さばき領域と対応する長さに特定することで、紙
粉が付着してない領域に補助クリーニング部材が接触す
ることがなく、接触範囲が狭いので、摩耗によって感光
体ドラムを傷つけることがない。また、紙粉が付着した
転写領域を均一に押圧できるので、紙粉の除去能力を向
上させることができる。
【0018】請求項2に記載の発明では、補助クリーニ
ング部材が回転するブラシロールで構成されている。こ
のため、ブレードと比較して、紙粉の除去能力が高く、
また、紙粉が堆積する恐れがない。
【0019】さらに、ブラシロールの長さを短くするこ
とができるので、すべての接触領域で、均一な機械的適
正(毛の食い込み量、毛の押し付け力)を得ることがで
きる。また、ブラシロールの駆動抵抗も小さいので、駆
動部の負荷を小さくできる。このため、ブラシロールを
感光体ドラムの回転方向と同一方向へ回転させることも
可能となり(接触面では、ブラシロールと感光体ドラム
との移動方向は反対になる)、紙粉の回収率を上げるこ
とができる。
【0020】請求項3に記載の発明では、ブラシロール
がハウジング内に軸支されており、フレキシブルシャフ
トを介して駆動力が伝達されるようになっている。
【0021】このため、駆動部の位置に影響されず、ブ
ラシロールを適正な位置に配設でき、組立性及び部品交
換性に優れたものとなる。また、フレキシブルシャフト
を感光体ドラムから離れるように配置することで、感光
体ドラムがフレキシブルシャフトに干渉されることな
く、さらに、フレキシブルシャフトは回転しながら振動
するので、感光体ドラムとフレキシブルシャフトとの間
に余剰のトナーが堆積することがない。
【0022】請求項4に記載の発明では、ハウジング内
にオーガーが備えられており、このオーガーが、回転し
ながらブラシロールと接触してブラシロールに付着した
紙粉を叩き落としハウジングの外へ搬送するようになっ
ている。
【0023】このため、毛の目詰まりが原因で、クリー
ニング不良を起こすこともなく、叩き落とされた紙粉
は、オーガーの回転によって、ハウジングに溜まること
なく外へ搬送排出される。また、オーガーがハウジング
内のトナーの搬送、排出動作も兼ねているので、安価で
コンパクトな構造となる。
【0024】請求項5に記載の発明では、少なくともブ
ラシロールと対応する位置において、ハウジングから第
1シールが張り出しており、先端が感光体ドラムと接触
して、感光体ドラムとハウジングとの隙間を埋めてい
る。これによって、トナーがハウジングから漏れ落ちな
いようになっている。
【0025】また、ブラシロールの長手方向の両端に
は、第2シールが配設されており、先端が感光体ドラム
と接触して、感光体ドラムとハウジングとの隙間を埋め
ている。
【0026】すなわち、本発明では、ブラシロールの長
さが感光体ドラムの長さより短いため、ブラシロールの
両端にトナーが堆積し易くなる。従って、メンテナンス
時に、感光体ドラムを取り外したとき、ブラシロールの
ある部分では、ハウジングからトナーが溢れる恐れはな
いが、ブラシロールの両端からトナーが溢れる恐れがあ
る。
【0027】そこで、第1シールと第2シールの二重シ
ール構造として、メンテナンス時におけるトナーの溢れ
を防止している。
【0028】
【発明の実施の形態】図1には、本形態に係るクリーニ
ング装置10が設けられた複写機36が示されている。
【0029】この複写機36には、給紙トレイ12が設
けられており、搬送路14を通じて用紙Pが感光体ドラ
ム16へ送られるようになっている。
【0030】この感光体ドラム16は、除電器15で除
電された後、帯電器20によって所定の電位に帯電さ
れ、図示しない露光器によって画像データに基づいた静
電潜像が形成される。この静電潜像は、現像機24、2
6から供給されるトナーによってトナー像となり、転写
器28により用紙Pに転写される。
【0031】トナー像が転写された用紙Pは、定着装置
30へ送られ熱定着される。これによって、用紙上に原
稿画像に対応したコピー画像が形成される。コピー画像
が形成された用紙Pは、搬送路32を通じて排紙トレイ
34へ送られる。また、転写残りのトナーは、クリーニ
ング装置10によって除去され、除電器15で除電され
た後、帯電器20によって再び帯電される。
【0032】また、図2に示すように、クリーニング装
置10の下方には、剥離爪40が設けられており、用紙
Pの転写領域通過タイミングに合わせて感光体ドラム1
6に接触して、用紙Pを剥ぎ取るようになっている。
【0033】一方、図3及び図4に示すように、クリー
ニング装置10のハウジング46には、ブラシロール4
8が感光体ドラム16へ食い込むように配設されてい
る。このブラシロール48のシャフト50は、ハウジン
グ46の溝壁52に固定されたブラケット54にベアリ
ング(図示省略)を介して回転可能に軸支されている。
【0034】このブラシロール48の長さは、図1及び
図11に示す用紙さばき部56のさばきローラー58よ
り長く(本実施例では、さばきローラー58の長さが3
0mmに対して、ブラシロール48の長さが60mmと
されている)、また、ブラシロール48の軸方向の中心
とさばきローラー58との軸方向の中心とが一致するよ
うに配置されている。
【0035】すなわち、ブラシロール48は、用紙Pの
さばき領域(さばきローラー58で擦られ、紙粉Mが発
生可能な領域)と対応する長さと位置で感光体ドラム1
6の表面に接触している。
【0036】また、ブラシロール48の毛は、ナイロン
にカーボンを混紡した導電性を持った繊維で、ブラシロ
ール48が電気的にアースされている。従って、マイナ
ス極性とプラス極性の何れの紙粉Mも回収できる。な
お、紙粉Mの帯電極性がマイナスに偏っている場合、ナ
イロン単体繊維を用いれば効果的であり、また、プラス
に偏っている場合は、ポリプロピレン単体繊維を用いれ
ば効果的である。さらに、他の材質としては、レーヨ
ン、ポリエステル等が考えられる。
【0037】一方、図5に示すように、ブラシロール4
8のシャフト50には継手孔60が形成されている。こ
の継手孔60には、フレキシブルシャフト62の端部に
形成されたフック部62Aが引っ掛けられている。この
フレキシブルシャフト62は、感光体ドラム16から離
れる方向へ延びており、他方のフック部62Aがドライ
ブシャフト64へ連結されている。
【0038】このように、フレキシブルシャフト62が
感光体ドラム16から離れているので、感光体ドラム1
6とフレキシブルシャフト62との間に余剰のトナーが
堆積することがない。
【0039】また、ドライブシャフト64は、図4及び
図6に示すサイドフレーム66の開口68を貫通し、ギ
アボックス70内に収納されたギア72の軸部と連結さ
れている。このギア72は中間ギア74を介して駆動ギ
ア76から回転力が伝達される。駆動ギア76の同軸上
には、オーガー78のシャフト80に連結されたプーリ
82が固定されている。
【0040】このプーリ82には、図2に示すように、
張りを持たせる中間プーリ84、86を介して、駆動プ
ーリ90へ巻き掛けられたベルト88が巻き掛けられて
いる。駆動プーリ90は、モータ92によって回転され
るようになっている。なお、モータ92は、ブラシロー
ル48を感光体ドラム16と同一方向へ回転させるよう
に回転する。
【0041】このような駆動機構によって、オーガー7
8とブラシロール48が同一方向へ回転し、また、駆動
力伝達手段としてフレキシブルシャフト62を利用する
ことで、駆動機構及びブラシロール48の配置の自由度
が大きくなり、組立性が向上する。また、フレキシブル
シャフト62のフック部62Aは、ブラシロール48の
シャフト50に引っ掛けられており簡単に取り外せるよ
うになっているので、部品の交換が容易である。
【0042】さらに、クリーニング装置10のハウジン
グ46内には、スクリュー状のオーガー78が配置され
ている。このオーガー78は、ブラシロール48の毛先
と接触しており(図3及び図7参照)、回転動作するこ
とによって、ブラシロール48に付着した紙粉Mを叩き
出し清掃するようになっている。また、オーガー78
は、ハウジング46内に溜まる紙粉M及びトナーTを矢
印A方向に搬送する機能も持っているので、別途排出機
構を構成する必要がなく、クリーニング装置10の構造
が単純化できる。
【0043】また、図3に示すように、ブラシロール4
8の上方(感光体ドラム16の回転方向下流側)には、
感光体ドラム16と略同一長さのブレード94が配設さ
れている。このブレード94によって、転写後、感光体
ドラム16に付着した残留トナーが除去される。
【0044】一方、ハウジング46の下部には、シール
ホルダー96が取付けられている。このシールホルダー
96には、感光体ドラム16に向かって斜めに立設する
取付面96Aが形成されており、この取付面96Aに第
1シール98の下端部が貼着されている。
【0045】この第1シール98はポリウレタン製のシ
ートで、図8に示すように、クリーニング装置10の長
手方向全域に亘る長さで、その幅は、先端部がブラシロ
ール48と接触しない大きさとされ、感光体ドラム16
に接触している。この第1シールによって、ハウジング
46からのトナー漏れが防止される。
【0046】また、シールホルダー96には、スペーサ
ー100を間に置き第1シール98と所定の間隔をあけ
て第2シール102が貼着されている。この第2シール
102は、図3及び図7に示すように、ブラシロール4
8を挟んで両側に配置されており、先端部がブラシロー
ル48のシャフト50より上方まで達している。
【0047】このように、第1シール98とは別に第2
シール102を設けることで、メンテナンス時に、感光
体ドラム16を取り外したとき、ハウジング46からト
ナーTが溢れることがない。判りやすく説明すると、図
9に示すように、もし、第2シール102がないと、ブ
ラシロール48の両端に堆積したトナーTが、感光体ド
ラム16を取り外したとき、溢れ落ちる恐れがある。こ
の部分からのトナーTの溢れ落ちを防止するために第2
シール102があるのである。
【0048】なお、第1シール98と第2シール102
とは、それぞれ、ハウジング46からのトナーTの漏れ
を防止する機能を有している。従って、第1シール98
でブラシロール48の下領域をシールし、且つ第2シー
ル102とオーバーラップする長さとすれば、クリーニ
ング装置10の長手方向全域に亘る長さである必要はな
い。これは、図8で示すハッチング部分が不要になると
いう意味である。
【0049】次に、本形態に係るクリーニング装置10
の作用を説明する。図11に示すさばきローラー58が
用紙Pをさばくときに、擦り摩擦力によって紙の繊維が
擦り剥がされ紙粉Mが発生する。この紙粉Mが用紙Pと
共に転写部まで搬送され、転写時に、静電的吸着力及び
機械的圧力で感光体ドラム16の表面に付着する。
【0050】しかし、クリーニング装置10には、用紙
Pのさばき領域をカバーする大きさのブラシロール48
が配設されている。このブラシロール48が回転して、
感光体ドラム16に付着した紙粉Mを効率良く除去す
る。
【0051】また、感光体ドラム16に付着した紙粉M
の帯電極性は、マイナス極性とプラス極性が混在してお
り、その極性は、さばきローラー58の材質、転写方法
や剥離方法、又は印加電圧、感光体ドラム16表面の帯
電極性に左右される。しかし、ブラシロール48は電気
的にアースされているので、両方の極性の紙粉Mを除去
できる。
【0052】さらに、ブラシロール48は、感光体ドラ
ム16と同一方向へ回転しているので(接触面では移動
方向が反対になる)、負荷抵抗は大きいが、紙粉Mの除
去能率は向上する。なお、負荷抵抗は、ブラシロール4
8の長さが小さく設定されているので、駆動部に負荷を
掛けない。
【0053】また、ブラシロール48は、ブレード94
と反対側に紙粉Mを掻き落とすので、感光体ドラム16
から除去され浮遊した紙粉Mがブレード94側に回り込
んで、感光体ドラム16との間に噛み込むこともない。
このため、ブラシロール48をブレード94に近づける
ことができ、クリーニング装置10をコンパクトに設計
できる。
【0054】さらに、ブラシロール48の長さを短くす
ることで、小径のブラシロールでも感光体ドラム16へ
の毛先の食い込み量を均一に設定できる(本実施例で
は、0.7〜1.2mmとされている)。
【0055】なお、長さの長いブラシロールの場合、径
を大きくして剛性を持たせないと、感光体ドラムへ均一
に押し付けることができず、毛先の食い込み量が不均一
となる。例えば、A3に対応できるブラシロールでは、
径が20mm必要で、A1に対応できるブラシロールで
は、径が30mm必要となるが、本発明では、径が12
mmのブラシロールで、十分に紙粉を除去することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、感光体ド
ラムに付着した紙粉を効率よく除去でき、画質欠陥のな
いコピー画像を得ることができる。また、コンパクトな
設計が可能となり、駆動機構も大掛かりにならない。さ
らに、メンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係るクリーニング装置が取付けられた
複写機の全体図である。
【図2】本形態に係るクリーニング装置の駆動機構を示
した側面図である。
【図3】本形態に係るクリーニング装置のロールブラ
シ、オーガー、及び感光体ドラムとの関係を示した断面
図である。
【図4】本形態に係るクリーニング装置の駆動機構を示
した斜視図である。
【図5】本形態に係るクリーニング装置のロールブラシ
とオーガーとの関係を示した斜視図である。
【図6】本形態に係るクリーニング装置の駆動機構を示
した斜視図である。
【図7】本形態に係るクリーニング装置の第1シールと
第2シールとを示した斜視図である。
【図8】本形態に係るクリーニング装置の第1シールと
第2シールとを示した概念図である。
【図9】本形態に係るクリーニング装置の第2シールが
ない場合を示した概念図である。
【図10】本形態に係るクリーニング装置の感光体ドラ
ムとブラシロールとを示した斜視図である。
【図11】紙さばき部を示した斜視図である。
【符号の説明】
16 感光体ドラム 46 ハウジング 48 ブラシロール(補助クリーニング部材) 58 さばきローラー(用紙さばき部材) 62 フレキシブルシャフト 78 オーガー 94 ブレード(主クリーニング部材) 98 第1シール 102 第2シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−77912(JP,A) 特開 昭60−22170(JP,A) 特開 昭60−134272(JP,A) 実開 平3−81969(JP,U) 実開 平4−55062(JP,U) 実開 平4−67668(JP,U) 実開 昭63−74667(JP,U) 実開 昭57−112366(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙装置の用紙さばき部材で一枚づつ送
    り出された用紙を転写部へ搬送し、転写部の感光体ドラ
    ム上に形成されたトナー像を前記用紙に転写する複写機
    に用いられ、 前記感光体ドラム表面に付着した転写残りトナーを除去
    する主クリーニング部材と、前記主クリーニング部材よ
    り前記感光体ドラムの回転方向上流側で前記感光体ドラ
    ムの表面と接触する補助クリーニング部材と、を備え、 前記補助クリーニング部材が、前記用紙さばき部材で擦
    られる用紙のさばき領域より長く、紙粉が付着していな
    い前記感光体ドラムの領域に接することなく、かつ、用
    紙のさばき領域と対応する長さとされたことを特徴とす
    るクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記補助クリーニング手段が、回転して
    前記感光体ドラムの表面を擦るブラシロールであること
    を特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシロールがハウジング内に軸支
    され、フレキシブルシャフトを介して駆動力が伝達され
    ることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング内に、前記ブラシロール
    と接触するようにトナーを排出するオーガーを配置した
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のクリー
    ニング装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記ブラシロールと対応する
    位置にあって、前記ハウジングから張り出し前記感光体
    ドラムと接触してハウジングと感光体ドラムとの隙間を
    埋める第1シールと、前記ブラシロールの長手方向の両
    端に配設され前記第1シールとオーバーラップして前記
    感光体ドラムと接触する第2シールと、を有することを
    特徴とする請求項3又は請求項4に記載のクリーニング
    装置。
JP08195085A 1996-07-24 1996-07-24 クリーニング装置 Expired - Fee Related JP3136998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08195085A JP3136998B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 クリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08195085A JP3136998B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 クリーニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1039708A JPH1039708A (ja) 1998-02-13
JP3136998B2 true JP3136998B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=16335302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08195085A Expired - Fee Related JP3136998B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 クリーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3136998B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200456011Y1 (ko) 2009-12-23 2011-10-07 김현주 산업안전용 밴드형 각반

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7711285B2 (en) 2003-10-02 2010-05-04 Sharp Kabushiki Kaisha Cleaning device for an image forming apparatus
JP4680710B2 (ja) * 2005-07-29 2011-05-11 シャープ株式会社 クリーニングユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200456011Y1 (ko) 2009-12-23 2011-10-07 김현주 산업안전용 밴드형 각반

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1039708A (ja) 1998-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3695696B2 (ja) クリーニング装置、ユニット及び画像形成装置
US5481351A (en) Electrophotographic recording apparatus having improved residual toner cleaning function
JP3136998B2 (ja) クリーニング装置
JPH0895350A (ja) 画像形成装置の帯電装置
JPH01195487A (ja) 回転羽根型清掃装置を備えた複写機
JPH0822173A (ja) 画像形成装置
JP4376007B2 (ja) クリーニング装置
JPH07121003A (ja) 画像形成装置
JP2877373B2 (ja) 帯電装置
JPH07261519A (ja) 画像形成装置
JPH0862949A (ja) 接触式帯電装置
JP3888675B2 (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JPH09292809A (ja) 画像形成装置用のクリーニング装置
JP3859530B2 (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP4438453B2 (ja) 転写搬送装置
JPH05341624A (ja) 接触帯電装置を備えた画像形成装置
JP3114029B2 (ja) 搬送ローラのクリーニング装置
JPH05297770A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP3587615B2 (ja) 電子写真装置
JPH1195551A (ja) 画像形成装置
JP2005114755A (ja) 画像形成装置
JP3440084B2 (ja) 画像処理装置
JPH0720692A (ja) 画像形成装置
JP3641471B2 (ja) 電子写真装置
JP2004157176A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees