JP3136952U - 鳩目ミシンの上糸保持装置 - Google Patents

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小関勝美
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啓翔股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】正確に縫製時の必要性を満たすことができる、上糸保持装置の提供。
【解決手段】本考案の鳩目ミシンの上糸保持装置は、ミシンの針棒運動機構と針板上面近傍の布メスの間に配置され、上方に回転中心を設けた部材に滑動可能にした部材を配置し、糸を迅速に所定の位置に到達させることができ、主に、斜め直線運動から迅速かつ連続的に水平運動に転換し、糸を所定の位置に到達させる。
【選択図】図1

Description

鳩目ミシンの上糸保持装置であって、ミシンの糸を迅速に所定の位置に到達させることができ、本考案は特に、斜め方向から水平方向への連続した移動を行ない、糸を所定の位置に到達させる、上糸保持装置に関する。
ミシンは主に加工布を縫製するために用いられ、衣料品の縫製を行うための小型ミシンから、大型の工業用ミシンまで、それらを構成する構造および原理はすべて主要な2つの装置、すなわち上糸保持装置および糸切り装置と切り離すことができない。この2つの装置はミシン上でそれぞれ異なる作用を備えており、そのうち、上糸保持装置は主に縫い針に縫製を行わせる過程において、縫い糸が持続的かつ円滑に保持され、所定針数の針落ちを経た後、挟持した糸を開放するものであるが、一般に上糸保持装置が配置される位置の近傍には、その他多くの部材が配置されているため、上糸保持装置をいかに正確に動作させるかということは、ミシンの動作機構において、非常に重要な一部分となっている。
上述の必要性と考慮点に鑑みて、本考案の考案者はその長年にわたる関連産業での経験に基づき、ミシンのうちの上糸保持装置に対して研究を重ね、かつ上糸保持装置の作動時の経路について分析を行い、最良の解決方法と作動装置を求めて研究開発を進めた。本考案の主な目的は、正確に動作し、ミシンに配置した後、正確に縫製時の必要性を満たすことができる、上糸保持装置を提供することにある。
上述の目的を達するため、本考案は主に、機構において段階式スライド溝を設計し、上糸保持装置が作動するとき、この段階式スライド溝が形成する軌跡に沿って往復動作させ、これにより、上糸保持装置の作動方向を斜め方向から水平方向へ移動するよう転換することができ、糸を迅速且つ正確に所定の位置に到達させることができるよう構成した。
本考案の構成、作動方式及び効果についてよりはっきりと示すため、以下、図面に基づき説明する。
図1に本考案の立体外観図を示す。この図に示すように、鳩目ミシンの上糸保持装置10は、ミシン(図示しない)内に組み込まれるものであり、主に、伝動ユニット101、連動ユニット102、ガイドユニット103及び糸掴みユニット104から構成され、前記伝動ユニット101は動力源105に連結され、また、各ユニット間は数個のピン(P1〜P3)により相互に枢設されて、連動作用が達成される。図2に本考案のユニットの側面図を示す。この図に示すように、連動ユニット102には段階式スライド溝1021が形成され、且つ、ガイドユニット103の第一連動軸1031がこの段階式スライド溝1021に穿設されて両者間に連動が形成され、即ち、上糸保持装置10全体が作動するとき、ガイドユニット103にこの段階式スライド溝1021に沿って一定の軌跡を有する往復運動を発生させることができる。
図3に本考案の実施時の作動図(一)を示す。図2とその説明を合わせて参照する。図に示すように、上糸保持装置全体が作動を開始すると、ガイドユニット103が連動ユニット102(図1及び図2を参照)に連動され、ガイドユニット103の第一連動軸1031が連動ユニット102の段階式スライド溝1021に規制されるため、作動後はこの段階式スライド溝1021が形成する特定且つ往復の作動軌跡に沿って動作する。図3に示すように、ガイドユニット103は主にまず斜め下方向のA行程を移動して、その後連続して水平のB行程を移動し、これにより斜め方向に前進した後水平に移動して所定の位置に到達するという効果を達成する。その作動過程は次の通りである:
(1)
糸切終了後、糸掴みユニット104は開いた状態を呈し、滑動部材が土台の溝部に沿って下降する。滑動部材が斜め(A行程)運動の下部位置から、針と縫目に形成される所定の上糸位置まで案内台の回動と共に水平移動をする。
(2)
糸掴みユニット104が閉じて、糸を挟持する;
(3)
糸が糸掴みユニット104に挟持された後、ガイドユニット103が水平のB行程からA行程に向かい、待機位置に戻る。
図4及び図5の2つの図に本考案の実施時の作動図(二)、(三)をそれぞれ示す。これらの図に示すように、糸切終了後、ミシンの制御装置が信号を出力し、動力源105が作動され、伝動ユニット101に作動を開始させ(図1参照)、連動ユニット102が連動された後、ガイドユニット103が斜め方向の下降を開始し、このとき、糸掴みユニット104は開いた状態を呈し、また、下降時に斜め方向の移動を発生するため、糸掴みユニット104は糸保持経路の針の方向に向かって移動し、ガイドユニット103の作動により、糸掴みユニット104に連続して水平の移動を発生させ、所定の上糸経路位置へと到達させる。続いて、制御装置が信号を出力し、動力源105により動力が提供され、伝動ユニット101が作動を開始し、連動ユニット102が連動された後、ガイドユニット103及び糸掴みユニット104が相対する動作を発生し、糸掴みユニット104が元の行程に従い待機位置まで戻される。
以上で述べたように、本考案はミシンの針棒運動機構と布メス機構間に設置する上糸保持装置を提供し、アーム側面の突出部材をなくし、作業の正確性を向上するほか、糸掴みユニットの作動が斜め移動から水平移動に転換される過程で糸を挟持し、効果的に安定した糸保持の効果を得ることができる。以上をまとめると、本考案はその実施後、確実に正確に動作する上糸保持装置を提供することができ、ミシンに設置した後、縫製時のニーズを正確に提供するという目的を達することができる。
以上の説明は、本考案の最良の実施例に基づくものであり、本考案の実施の範囲を制限するものではなく、関連技術を熟知した人物であれば、本考案の要旨と範囲を逸脱せずに均等な変化と修飾が可能であり、それらはすべて本考案の特許範囲内に含まれるものと見なす。
上述をまとめると、本考案の効果は実用性と進歩性を備えており、出願人は特許法の規定に従い、ここに実用新案登録の出願を行うものである。
本考案の立体外観図である。 本考案の構成ユニットを組み立てた状態の側面図である。 本考案の使用時の動作を示す側面図(一)である。 本考案の使用時の動作を示す側面図(二)である。 本考案の使用時の動作を示す側面図(三)である。
符号の説明
10 鳩目ミシンの上糸保持装置
101 伝動ユニット
102 連動ユニット
1021 段階式スライド溝
103 ガイドユニット
1031 第一連動軸
104 糸掴みユニット
105 動力源
A 行程
B 行程
P1〜P3 ピン

Claims (2)

  1. 鳩目ミシンの上糸保持装置であって、ミシンの針棒運動機構と布メス機構の間に設置され、主に動力源と、連動ユニットと、糸掴みユニットを含み、そのうち、前記動力源が、伝動ユニットと相互に接続され、前記伝動ユニットに動力を供給するために用いられ、前記連動ユニットは一端がピンにより前記伝動ユニットと相互に枢設され、前記連動ユニットの他端は別のピンでガイドユニットと相互に枢設されて連動を発生し、前記連動ユニットにはさらに段階式スライド溝が形成され、前記ガイドユニットの第一連動軸が前記段階式スライド溝に穿設され、作動時に前記ガイドユニットが前記段階式スライド溝に沿って往復する行程を発生し、前記糸掴みユニットは、前記連動ユニットの末端に連結され、前記ガイドユニットにより連動されて斜め方向及び水平方向の移動行程を発生することができ、且つ、斜め方向の行程が発生するときに糸を挟持することができることを特徴とする、鳩目ミシンの上糸保持装置。
  2. 前記動力源が空気圧動力であることを特徴とする、請求項1に記載の鳩目ミシンの上糸保持装置。

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