JP3136766U - 左右異形手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】脳梗塞や交通事故などにより、脳に障害を受けて麻痺や萎縮あるいは硬直した手に装着しやすく、非装着時には保管性が良い手袋を提供する。
【解決手段】左手用あるいは右手用のいずれか一方の手袋1において、親指を除く4本の指を個別に収納し、それぞれが相互に分離独立した4本の指部2と、親指を含んだ手の甲と掌を収納する部分が親指を除く4本の指の付け根近傍の本体側で切断された形状であり、かつ、本体の親指を除く4本の指が通る開口部の位置が4本の指の付け根位置より指の先端方向に超えて位置する形状であって、独立した4本の指部と本体が、長手方向に伸縮自在な帯状の弾性体3によって各々個別に、相互に接続されており、かつ、帯状の弾性体の独立した4本の指部及び本体への接続箇所が独立した4本の指部及び本体各々の掌側の内側にあること。
【選択図】図1

Description

本考案は、頭部障害などに起因して発生する手先の麻痺や萎縮あるいは硬直をもつ障害者向けの手袋に関する。
通常の手袋即ち健常者向けの手袋は形状が左手用と右手用が相互に鏡像関係にあり、各々が5本指形あるいはミトン形など、左右一対として利用されている。
また、作業用などの手袋として、指部に切込みがあり、作業時には指先を露出させて作業性の向上を図ることができる手袋がある。(例えば、特許文献1参照)
あるいは、作業用などの手袋として、指部が分離されおり、作業時には指先部をはずして作業性の向上を図ることができる手袋がある。(例えば、特許文献2参照)
実用新案登録3102927号公報 特開平9−132803号公報
しかしながら、脳梗塞や交通事故などにより、脳に障害が発生して身体障害の一部として手先が麻痺や萎縮あるいは硬直した人にとっては、通常の手袋の装着がしにくいという問題があったが、前記のような人々にとって有効な手袋がなかった。
また、実用新案登録3102927号公報のように、指部に切込みがあることにより、指先までの装着を本体部と別工程にすることができるが、本体部に指の付け根部分が一体化されているため、指穴に麻痺や萎縮あるいは硬直した指をあらかじめ通す作業に困難が生じる問題がある。
また、特開平9−132803号公報のように、指部が分離されていることにより、手袋本体ならびに指部の装着作業は大幅に改善されるが、本体側にも指孔が備えられているため、本体装着時に指孔に指を通す困難な作業が残り、また、非装着時に手袋のパーツが本体、指部とばらばらになり、保管に問題が生じるという問題があるとともに、装着状態での指部の安定性にも問題がある。
上記のような状況に鑑みて、本考案の課題は、脳梗塞や交通事故などにより、脳に障害を受けることによる身体障害の一部として手先が麻痺や萎縮あるいは硬直した手に装着しやすく、非装着時には保管性が良い手袋を提供することである。
ただし、通常においては、手袋を必要とする脳に障害が発生して身体麻痺の一部として手先が麻痺や萎縮あるいは硬直した手となるケースは、ほとんどの場合が片方の手だけなので、課題に対する対応は片方の手袋だけでよい。
上記課題を解決するために、本考案においては、請求項1に述べたごとく、左手用と右手用の一対の手袋の形状が通常品のように相互に鏡像関係にあるのではなく相互に異形であり、左手用あるいは右手用のいずれか一方の手袋において、親指を除く4本の指を個別に収納し、それぞれが相互に分離独立した4本の指部と、親指を含んだ手の甲と掌を収納する部分(以降においては本体と呼ぶ)が親指を除く4本の指の付け根近傍の本体側で切断された形状であり、かつ、前記本体の親指を除く4本の指が通る開口部の位置が4本の指の付け根位置より指の先端方向に超えて位置する形状であって、前記独立した4本の指部と前記本体が、長手方向に伸縮自在な帯状の弾性体によって各々個別に、相互に接続されており、かつ、前記帯状の弾性体の前記独立した4本の指部及び前記本体への接続箇所が前記独立した4本の指部及び前記本体各々の掌側の内側にあることである。
本考案の手袋により、脳梗塞や交通事故などにより、脳に障害を受けることによる身体障害の一部として手先が麻痺や萎縮あるいは硬直し、通常の手袋の装着がしにくいという問題が軽減され、かつ非装着時の保管性も向上する。
このことにより、障害の発生した手にも手袋の装着が容易に可能となり、ひいては生活の質の向上にも寄与できることになる。
考案を実施するための最良の形態を次の実施例で説明する。
本考案の第一の実施例は、第1図に示すごとく左手に障害を持つ人のための左手用の5本指形の手袋において、親指を含んだ手の甲と掌を収納する部分である本体1の親指を除く4本の指が通る開口部4が、該本体1を手に装着した場合に、前記4本の指の付け根位置より指先側に位置するように設定されている。(図1参照)
また、指部2(2a、2b、2c、2d)は前記4本の指を個別に収納するために、通常の手袋と同様に各々が袋状に形成されている。(図1参照)
また、伸縮自在な帯状の弾性体3(3a、3b、3c、3d)は各指部2(2a、2b、2c、2d)が手袋の一部として機能する位置に配置されるように、各々が本体1並びに指部2の掌側の内側において接続手段により相互が分離しないように接続されている。(図1、図2参照)
なお、手袋を形成する素材についは、手袋を形成することができるものであれば特に問わず、また、伸縮自在な帯状の弾性体としてはゴム紐などが一例として考えられるが、その他目的を満たすものであれば何でもよく、接続手段についは、縫着、接着、編込みなど利用できる既存手段いずれであっても良い。
次に、上記において述べた第1の実施例の手袋の左手への装着方法は、まず、本体1を左手へ装着し、開口部4から麻痺や萎縮あるいは硬直した指が出るように、開口部4を手首側に折り返し(折り返し状態は図3参照)、次に、指部2dを引っ張りながら小指を指部2dへ挿入し、同様に順次指部2c、指部2b、指部2aを装着して(図4参照)、全指が装着された後(図5参照)、先に折り返しておいた開口部4を元に戻すことで手袋装着完了となり、この結果、本体と指部のつながり部分が開口部4で覆われるので防寒機能を満足させることができるとともに、装着感も安定して得られる。
また、本体と指部が帯状の弾性体で繋がっているので、手袋装着後に、仮に指先などに物が触れたりしても指部が抜け落ちる心配もなく、さらに、手袋保管時には本体と指部が分離することがないので指部を紛失する心配もない。
尚、各指部は長さが異なるので各指に対応する前記帯状の弾性体を指別に色分けしておくと指部2の各々がどの指に対応するかの判別が容易になり、さらに、指部そのものを色分けや模様などによって識別しやすくすることも考えられる。
さらに他の実施例として、指が完全に硬直した人向けには、親指を含めた手全体を収納するために、袋状にすることも考えられる。
尚、上記実施例においては、左手に障害を持つ人のための左手用の手袋として説明してきたが、右手用あるいは両手用としても同様の対応でよいことは言うまでもない。
さらに、前記においては、帯状の弾性体の接続箇所を指部及び本体各々の掌側の内側として述べてきたが、これに限定されるものではなく、手の甲側でもよく、また、指部及び本体の外側にすることも考えられる。
本考案の第1の実施例の左手用の手袋の掌側から見た正面図である。 図1のA−A’断面図である。 本考案の第1の実施例の左手用の手袋の掌側から見た外観図である。(帯状の弾性体を示すために、本体1の開口部4を折り返してある) 本考案の第1の実施例の左手用の手袋の装着手順を説明する概念図である。 本考案の第1の実施例の左手用の手袋を装着した状態(開口部4の折り返し部を元に戻す前の状態)の外観図である。
符号の説明
1 左手用の手袋本体
2 指部
2a、2b、2c、2d 4本の指
3 伸縮自在な帯状の弾性体
3a、3b、3c、3d 4本の指に対応する伸縮自在な帯状の弾性体
4 開口部

Claims (1)

  1. 左手用と右手用の一対の手袋の形状が通常品のように相互に鏡像関係にあるのではなく相互に異形であり、左手用あるいは右手用のいずれか一方の手袋において、親指を除く4本の指を個別に収納し、それぞれが相互に分離独立した4本の指部と、親指を含んだ手の甲と掌を収納する部分(以降においては本体と呼ぶ)が親指を除く4本の指の付け根近傍の本体側で切断された形状であり、かつ、前記本体の親指を除く4本の指が通る開口部の位置が4本の指の付け根位置より指の先端方向に超えて位置する形状であって、前記独立した4本の指部と前記本体が、長手方向に伸縮自在な帯状の弾性体によって各々個別に、相互に接続されており、かつ、前記帯状の弾性体の前記独立した4本の指部及び前記本体への接続箇所が前記独立した4本の指部及び前記本体各々の掌側の内側にあることを特徴とする左右異形手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059250A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 弘 柳沢 手袋

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