JP3136552B2 - 容器側面に突起を設けてブロッキングを防止する方法及びその容器 - Google Patents

容器側面に突起を設けてブロッキングを防止する方法及びその容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体形状面の周囲の
下部に曲面状模様が周設された脚付容器の側面に突起を
設けて容器同志のブロッキングを防止する方法及びその
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】プディングの型取りをするための曲面状
模様だけからなる型容器は知られている。しかし、回転
体形状面の周囲の下部に曲面状模様が周設された脚付容
器は容器同志を重ねるとブロッキングを起こして実用的
でなかった。つまりこのような容器は、容器の側面に曲
面状の模様が縦方向に施されていて異なる模様の境界に
境界線を有する容器であって、容器の底部へいくにした
がって回転体形状面との段差が大きくなっているので、
容器を積み重ねたとき回転し、回転体形状面と曲面状模
様が重なったり、また正常に重なっても積み重ねられた
容器の重量や、圧力、衝撃、外力によって容器が回転し
てかみ込みを起こし一個一個に分離しなくなり(このよ
うに容器同志が、かみ込んで離れなくなる現象をブロッ
キングという)生産に支障を来すという問題があった。
そしてこれを防止するため、スタックリブを設けると容
器を積み重ねたとき、内側の容器と外側の容器のフラン
ジ間の距離(積み重ね高さ)が相当大きくなるため、容
器外面の中間部に近い位置に、スタックリブが位置する
ようになり包装効率や輸送効率が低下し、また外観上非
常に見苦しく、また扱いにくいという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、回転体形状
面(曲面状模様を形成しない面)の周囲の下部に曲面状
模様が周設された脚付容器において、上記のような問題
点を解決するためになされたものであって、容器を積み
重ねても容器同志がブロッキングすることなく、さらに
積み重なった後も容器が横方向に回転してブロッキング
することがない、しかも外観上も特に見苦しくなく、扱
いやすい容器を製造する方法並びにその容器を提供する
ことを課題とする。本発明で、回転体形状とは、容器を
正立させたときの容器の垂直方向の中心線を軸にして回
転させてできる形状をいう。本発明では、円錐台形状を
倒立させた逆テーパー状の形状を例示した。本発明で、
曲面状模様とは、回転体形状と同一でない模様であっ
て、花弁状模様、球体模様、楕円体模様等、模様の表面
に曲面を有する模様をいい、角錐体の稜線をR状にした
りして曲面を部分的に有するものも含む。本発明では、
回転体形状に花弁状模様がいくつか周設された容器を例
示して説明した。本発明で、境界線とは、回転体形状面
と曲面状模様の境界をいい、本発明の花弁状模様の例で
は、その線はスプーンの外縁状を呈している。本発明
で、異なる模様とは、例えば回転体形状面と曲面状模様
のように互いに異なる模様のことをいう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転体形状面
の周囲の下部に曲面状模様が周設された脚付容器におい
て、容器を積み重ねても容器同志がブロッキングするこ
となく、さらに積み重ねられた後も容器同志が回転して
ブロッキングすることがない方法及びその容器を提供す
るものである。
【0005】すなわち、本発明の容器のブロッキングを
防止する方法は、回転体形状面の周囲の下部に曲面状模
様が周設された脚付容器において内重ね容器と外重ね容
器の互いに異なる模様が最初に接する位置に縦突起を設
け、容器が重なるときその縦突起で容器が左右いずれか
に回動し振り分けられ同一形状部が重なるようにするこ
とにより容器のブロッキングを防止するとともに、境界
線上か境界線付近もしくは曲面状模様面に横突起を設け
て容器が回転するとき該横突起に接触することにより容
器の回転を防止しすることを特徴とするものである。ま
たその容器は、回転体形状面の周囲の下部に曲面状模様
が周設された脚付容器において、内重ね容器と外重ね容
器の異なる模様が最初に接する位置に縦突起が設けら
れ、容器の境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様
面に横突起が設けられてなる容器である。
【0006】本発明の容器のブロッキングを防止する方
法及びそれを構成する容器は、上記のような容器におい
て、第一に、互いに異なる部分の模様が積み重ねられた
とき、内重ね容器と外重ね容器が最初に接する部分に積
み重ね時のブロッキング防止用突起(縦突起)を設ける
ことにより容器が重なるとき、その突起で内側の容器が
左右に振り分けられ積み重ね時の縦方向のブロッキング
を防止し、正常に積み重ねようとするものである。第二
に、そのように正常に積み重ねられた容器が、さらに横
方向に回転して嵌み込まないように回転ブロッキング防
止用突起(横突起)を設けることにより横方向の嵌み込
を防止しようとするものである。先ず、容器を積み重ね
るときのブロッキングを防止するには、積み重ね時のブ
ロッキング防止用突起(これを「縦突起」という)を設
ける。また容器が積み重ねられた後のブロッキングを防
止するには、回転ブロッキング防止用突起(これを「横
突起」という)を設ける。その大きさ、すなわち突起の
高さは、いずれも容器が積み重ねられたときのクリアラ
ンス以下であり、縦突起、横突起それぞれの数は、少な
くとも一個あれば目的を達成できるが、曲面状模様の数
だけあると好ましい。特に横突起の数は、各境界線の相
対する位置に二個あると極めて好ましい。また縦突起と
横突起の上下位置の関係は、内重ね容器と外重ね容器が
最初に接触する位置であればよい。本発明で適用できる
容器は、射出成形容器、真空圧空成形容器、圧縮成形容
器等である。また使用できる材質としては、容器に成形
できる材質、例えば木、紙、ガラス、金属があるが、合
成樹脂が一般的であり、熱可塑性、熱硬化性のプラスチ
ックが用いられる。これらの材質としては、ポリ塩化ビ
ニール、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、アクリルニトリル、ポリエチレン、ポ
リカーボネート、ナイロン等があげられる。成形方法
は、圧縮成形、射出成形、真空・圧空成形、ブロー成
形、組立成形等の方法を用い、容器を製造する。以下具
体的に説明する。
【0007】一.上記のような容器において、先ず第一
に、縦突起に係わる容器を積み重ねるときの容器のブロ
ッキング防止方法及びその容器の構成について説明す
る。容器が互いにブロッキングするときは、模様が互い
に異なる部分がきたとき、すなわち、回転体形状面と曲
面状模様が重なったときである。このように異なる模様
が積み重ねの状態におかれているとき、容器に圧力や加
重が加わっているとそのまま内側の容器が押し込まれ、
嵌み込んで外れなくなってしまう。このようなことは、
輸送中や荷扱い時の衝撃や加圧、外力等によっても起こ
る。このとき積み重ね方向のブロッキングを防ぐには、
前記の縦突起を設ける。すなわち、 1.曲面状模様が容器の外側に向かって凸状に形成され
ている容器の内面に縦突起を設けるには、その位置は容
器の回転体形状面に設ける。そして突起の大きさ、すな
わち突起の高さの程度は、容器と容器を正常に積み重ね
たときのクリアランス以下であればよい。こうした縦突
起を設けると、容器が積み重ねられたとき容器の側面が
縦突起に最初に接触するので、その突起により、容器が
左右(右か左)に振り分けれる。こうすると重なろうと
していた異なった部分の模様がずれて、同じ部分の模様
が重なることになり、正常な積み重ねが得られる。 2.次に、曲面状模様が容器の外側に向かって凸状に形
成されている容器の外面に縦突起を設けるには、その位
置は境界線の頂点から容器積み重ね高さを減じた距離よ
り下方の曲面状模様外面に設ける。最も効果を奏するの
は、曲面状模様外面の下方コーナー部がよい。そして突
起の大きさ、すなわち突起の高さの程度は、上記1.と
同様にクリアランス以下であればよい。こうした縦突起
を設けると上記1.と同じ原理によって曲面状模様の凸
状部に設けられた縦突起が最初に外重ね容器の回転体形
状面に接するので容器が左右どちらかにずれて同じ模様
同志が重なることになり正常な積み重ねができる。 3.更に、曲面状模様が容器の内側に向かって凸状に形
成されている容器の内面に縦突起を設けるには、容器内
面の境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様面に設
ける。そして最も効果を奏するのは、曲面状模様面の下
方コーナー部である。そして突起の大きさ、すなわち突
起の高さの程度は、上記1.と同様にクリアランス以下
であればよい。このように縦突起を設けると上記1.と
同じ原理によって、曲面状模様は、凸状であるから、例
えばこの部分に設けられた突起が最初に内重ね容器の回
転体形状面に接し、容器の動きはこの縦突起によって、
左右どちらかにずれるので同じ模様が重なることになり
正常な積み重ねができる。 4.最後に、曲面状模様が容器の内側に向かって凸状に
形成されている容器の外側に縦突起を設けるには、その
位置は異なる模様が最初に接する容器の外面、すなわ
ち、容器フランジ面から容器積み重ね高さを減じた高さ
より下方の容器外面の回転体形状面に設ける。最も効果
を奏するのは、回転体形状面の下方コーナー部のR形状
部である。そして突起の大きさ、すなわち突起の高さの
程度は、上記1.と同様にクリアランス以下であればよ
い。こうした縦突起によって上記と同様な原理によっ
て、容器は左右どちらかの方向に動くことになる。こう
すると重なろうとしていた異なった部分の模様がずれ
て、同じ部分の模様が重なることになり、正常な積み重
ねが得られる。 以上が容器を積み重ねる方向のブロッキングを防止する
方法及び容器の構成である。
【0008】二.上記のような容器において、第二に、
横突起に係わる容器が正常に積み重ねられた後、容器が
回転してブロッキングする場合のブロッキング防止方法
及びそのときの容器の構成について説明する。容器が互
いにブロッキングするときは、模様が互いに異なる部分
に向かって回転するときである。この様な現象は輸送中
や荷扱い時の外力や衝撃、加圧によって起こる。したが
って容器の回転を防止すればブロッキングは起こらな
い。そこで容器の回転を防ぐには、次のようにする。互
いに異なる模様の境界線付近か境界線上、もしくは曲面
状模様面に前記の横突起を設ける。横突起の数は少なく
とも一個あればよい。しかしより望ましい態様としては
互いに相対する境界線付近か境界線上、もしくは曲面状
模様面上にそれぞれ一個あればよい。そして横突起の高
さは、容器を積み重ねたときの容器間のクリアランス以
下であればよい。なるべくクリアランス以下でこれに近
い高さであればなおよい。こうすると、容器が回転しよ
うとするとき、横突起に接触すして、回転がとめられ
る。また容器と容器の間に隙間ができて万一回転して
も、縦突起が上記一.で説明したように、作用するので
容器同志がブロッキングすることはない。 1.曲面状模様が容器の外側に向かって凸状に形成され
ている容器の内面に横突起を設けるには、その位置は境
界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様面の容器の内
面に設ける。そして突起の大きさ、すなわち突起の高さ
の程度は、容器と容器を正常に積み重ねたときのクリア
ランス以下であればよい。こうした横突起を設けること
によって、重ねられた容器が回転しようとするとこの横
突起に接触するので、回転が制止される。また容器同志
の間隔が開くようなことがあって、万一回転しても、こ
のときは縦突起が作用するので、容器同志がブロッキン
グすることはない。 2.次に、曲面状模様が容器の外側に向かって凸状に形
成されている容器の外面に横突起を設けるには、その位
置は境界線の頂点から容器の積み重ね高さを減じた高さ
より下方の境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様
面に設ける。そして突起の大きさ、すなわち突起の高さ
の程度は、容器と容器を正常に積み重ねたときのクリア
ランス以下であればよい。こうして横突起を設けること
によって、重ねられた容器が回転しようとするとこの横
突起に接触して、回転が制止される。また容器同志の間
隔が開くようなことがあって万一容器間に間隙ができ容
器が回転しても、この時は縦突起が作用するので、容器
同志がブロッキングすることはない。 3.更に、曲面状模様が容器の内側に向かって凸状に形
成されている容器の内面に横突起を設けるには、その位
置は境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様面に設
ける。そして突起の大きさ、すなわち突起の高さの程度
は、容器と容器を正常に積み重ねたときのクリアランス
以下であればよい。こうして横突起を設けることによ
り、容器が回転しようとすると、その横突起に接触し
て、回転が制止される。万一容器間に間隙ができて容器
が回転しても、この時は縦突起が作用するので、容器同
志がブロッキングすることはない。 4.最後に、曲面状模様が容器の内側に向かって凸状に
形成されている容器の外面に横突起を設けるには、その
位置は境界線の頂点から容器の積み重ね高さを減じた高
さより下方の境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模
様面に設ける。そして突起の大きさ、すなわち突起の高
さの程度は、容器と容器を正常に積み重ねたときのクリ
アランス以下であればよい。こうして横突起を容器の外
面に設けることにより、積み重ねられた容器が回転しよ
うとすると横突起に接触して、容器の回転が制止され
る。万一容器間に間隙ができ容器が回転しても、この時
は縦突起が作用するので、容器同志がブロッキングする
ことはない。 以上が横突起によりブロッキングを防止する方法及びそ
の容器である。
【0009】
【作用】本発明は、回転体形状面の周囲の下部に曲面状
模様が周設された脚付容器において、容器を積み重ねた
ときに、重なる部分の容器の側面の内面又は外面に突起
を形成する。突起の大きさ、すなわち突起の高さの程度
は、正常に容器と容器を積み重ねたときのクリアランス
以下に形成する。容器を積み重ねるときのブロッキング
を防止するには、内重ね容器と外重ね容器を積み重ねる
とき容器と容器が最初に接触する容器の側面に縦突起を
形成する。そうするとこの縦突起に容器が接触すると、
容器は右か左にずれて振り分けられるので、重なろうと
していた異なった部分の模様がずれるから、同じ部分の
模様が重なることになり、容器が正常に積み重ねられる
ことになる。また、容器が正常に積み重ねられた後の容
器の回転によるブロッキングを防止するには、互いに異
なる模様の境界線付近か境界線上もしくは曲面状模様面
に横突起を設ける。そうすると容器が回転しようとする
と、この横突起に接触するから回転が制止されることに
なる。また容器間の間隙ができて容器が回転しても、こ
のときは積み重ねる時と同じ現象の縦突起が作用し正常
に積み重ねられるので容器同志がブロッキングすること
はない。以下実施例を示して詳しく説明する。
【0010】
【実施例】本発明は、回転体形状面の周囲の下部に曲面
状模様が周設された脚付容器において、図8、図9に示
すように容器胴部外周に縦方向の曲面状模様を形成して
その境界線を境にして凸状もしくは凹状を形成する容器
がある。図8において(1)は容器であって、フランジ
(2)と脚部(10)との間の胴部(4)に回転体形状
面(5)と凸状の曲面状模様(6)がある。(7)は回
転体形状面(5)と曲面状模様(6)の境界線である。
図9おける(6’)は凹状の曲面状模様であり、
(5’)は突出することになる回転体形状面である。以
上のような容器を積み重ねる(スタッキングする)場
合、(6)同志、(6’)同志(したがって(5)同
志、(5’)同志)が重なった場合は正常で、積み重ね
るときのブロッキングは発生しない。しかしながら、図
13、図14に示すように外重ね容器(B)の回転体形
状面(5)に内重ね容器(A)の曲面状模様(6)が重
なるとブロッキングを起こす。
【0011】また、図15、図16に示すようにスタッ
ク(積み重ね)時、曲面状模様(6)同志、したがって
回転体形状面(5)同志が重なると正常な積み重ねがで
き、容器同志のブロッキングは起こらない。しかしなが
ら図17に示すように内重ね容器(A)が外重ね容器
(B)に対して回転回動して、(6)と(5)(したが
って(5)と(6))が重なりあうと容器のブロッキン
グが発生する。本発明はこのような問題点を解決するも
のである。
【0012】図1、図2及び図3のものは、図8を改良
したもので図示のものは境界線(7)、(7)間の回転
体形状面(5)に容器内方に向かって突出する積み重ね
時のブロッキング防止用突起として縦突起(8)があ
る。その下方に回転ブロッキング防止用突起として横突
起(9)(図示のものは境界線上に相対して二個ある)
があり、これも容器の内方に向かって突出している。縦
突起(8)の位置は内重ね容器(A)が外重ね容器
(B)と異なる模様(本発明のこの例では、回転体形状
面(5)と曲面状模様(6))が最初に接する位置に設
けてある。縦突起(8)の数は図示のものは図のような
位置に一個づつ設けられている。また横突起(9)の位
置は、図1の場合は、図のように縦突起よりも下方境界
線上にある。そして曲面状模様の上端部(境界線の頂
点)よりも低い位置に設けられている。この横突起は境
界線上か境界線付近もしくは曲面状模様面であればよ
く、回転回動を止める働きがあればよい。またその数
は、図示のように二個に限定されず一個でもよいし、容
器全体に一個であってもよい。縦突起(8)及び横突起
(9)の大きさは、容器を積み重ねたときのクリアラン
ス以下であればよい。
【0013】以上のような容器を積み重ねるとき、曲面
状模様(6)、(6)同志、回転体形状面(5)、
(5)同志が重なるときは正常であって、ブロッキング
を起こさないことは、図11、図12に示される。しか
しながら、図13、図14に示すように曲面状模様
(6)と回転体形状面(5)が重なりあうとブロッキン
グを起こす。このとき異なる模様、すなわち曲面状模様
(6)と回転体形状面(5)が最初に接触する位置(回
転体形状面(5)上)に縦突起(8)を設けておくと、
内重ね容器(A)の曲面状模様(6)の凸弧状面が外重
ね容器(B)の回転体形状面(5)に設けられた縦突起
(8)に触れると、これを支点として内重ね容器(A)
は左右どちらか一方にずれ回動する。こうすると異なる
模様がずれることになるので、同じ模様同志が重なりあ
うことになる。このようにして正常な積み重ねが得られ
る作用が働きブロッキング防止が達成される。
【0014】また、積み重ねられた後、荷扱い時の衝撃
や、外力等によって、容器が回転しても、容器同志のブ
ロッキングが起こる。このとき曲面状模様の上端部(境
界線の頂点)以下で、かつ境界線上か、境界線付近もし
くは曲面状模様面に横突起(9)を設けておく。図7に
示す如く内重ね容器(A)、外重ね容器(B)のいずれ
かが左右に回動しようとすると横突起(9)に接触し
て、その回動が制止される。したがって容器の回転がな
いので正常な積み重ね後の容器の回転によるブロッキン
グは起こらない。万一、内重ね容器(A)と外重ね容器
(B)の間隔が必要以上に開くようなことがあって回動
しても、このときは縦突起(8)の作用が働くので正常
な積み重ねができることに変わりはない。
【0015】従来の図9の容器に縦突起(8’)を図4
の如く設けても同様の機能を奏する。もちろん縦突起
(8’)の数は、一個あれば、本発明の機能を奏する。
この場合も縦突起(8’)は内重ね容器(A)が外重ね
容器(B)の異なる模様が最初に接する位置に設けてあ
ることが必要条件である。この図の場合は、曲面状模様
(6’)が内方に凸状になっているから、回転体形状面
(5’)が外重ね容器(B)の曲面状模様(6’)と接
することになる。したがってこの容器の場合の縦突起
(8’)を設ける位置は、図示のものは容器内面の境界
線の頂点付近に設けてある。しかしこれに限定されるこ
となく境界線上もしくは曲面状模様面の内面に設けても
よい。なぜなら、曲面状模様(6’)が内方に凸状にな
っているからこの面が内重ね容器(A)に最初に接する
ことになるからである。以上のようにして、縦突起を容
器の外面に設けても内面に設けても、内重ね容器(A)
が外重ね容器(B)と最初に接触する位置に縦突起が設
けられているから、この縦突起により容器が左か右に振
り分けられ同一模様同志が重なることになり、容器のブ
ロッキングを起こすことはない。一方、横突起は、従来
の図9の容器に、横突起(9’)、(9’)とを図4の
如く設ける。この場合、横突起(9’)、(9’)を容
器の内側(内面)に設けるときは、曲面状模様(6’)
の境界線付近か境界線上もしくは曲面状模様面に設け
る。図4のものは曲面状模様(6’)のほぼ境界線上に
設けてある。縦突起よりも下方である。こうすれば容器
が回転するとき横突起に接触するから回転が制止され容
器は回動しない。横突起(9’)を容器の外側(外面)
に設けるときも、境界線の頂点から積み重ね高さを減じ
た下方の同様な位置に設ければ、同一の効果を奏し、容
器は回動しない。かくして縦突起及び横突起を容器に設
けることにより、容器の積み重ね時のブロッキング及び
積み重ねられた後の容器の回転によるブロッキングは、
完全に防止される。
【0016】
【発明の効果】本発明のものによれば、回転体形状面の
周囲の下部に曲面状模様が周設された脚付容器におい
て、縦突起を設けることにより、容器を積み重ねると
き、その縦突起により容器が左右に振り分けられ容器の
ブロッキングが防止される。また容器に横突起を設ける
ことにより、容器が横突起に接触して容器の回動を制止
し、容器の回動(回転)によるブロッキングが完全に防
止される。そして、容器の外観を損なうこともなく、扱
いやすい容器を得、生産能率もきわめて高いという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の正面からみた斜面図である。
【図2】同上の一部切断側面図である。
【図3】同上のa−b線切断面図である。
【図4】図1とは異なる実施例にかかる正面からみた斜
面図である。
【図5】ブロッキング発生個所に縦突起を設けた状態を
示す切断面図である。
【図6】同上の積み重ね方向のブロッキング防止作用を
示す切断面図である。
【図7】横回転方向のブロッキング防止作用を示す説明
図である。
【図8】正面からみた容器の斜面図である。
【図9】図8とは異なる実施例にかかる正面からみた容
器の斜面図である。
【図10】図8の切断面図である。
【図11】正常なスタッキングを示す説明図である。
【図12】図11と異なる部分の正常なスタッキングを
示す説明図である。
【図13】積み重ね方向のブロッキングを示す切断した
説明図である。
【図14】同上の切断斜面図である。
【図15】横回転方向のブロッキングを起こさない正常
なスタッキングの切断斜面図である。
【図16】同上の斜面図である。
【図17】切断して示す横回転方向のブロッキングの説
明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 フランジ 3 底面 4 胴体 5 回転体形状面 6 曲面状模様 7 境界線 8 縦突起 9 横突起 10 脚部 H 容器の積み重ね高さ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−6176(JP,A) 実開 昭60−120957(JP,U) 実公 昭38−23179(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 1/40 B65D 1/26 B65D 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体形状面の周囲の下部に曲面状模様
    が周設された脚付容器において内重ね容器と外重ね容器
    の互いに異なる模様が最初に接する位置に縦突起を設
    け、容器が重なるときその縦突起で容器が左右いずれか
    に回動し振り分けられ同一形状部が重なるようにするこ
    とにより容器のブロッキングを防止するとともに、境界
    線上か境界線付近もしくは曲面状模様面に横突起を設け
    て容器が回転するとき該横突起に接触することにより容
    器の回転を防止することを特徴とする容器のブロッキン
    グ防止方法。
  2. 【請求項2】 回転体形状面の周囲の下部に曲面状模様
    が周設された脚付容器において、内重ね容器と外重ね容
    器の異なる模様が最初に接する位置に縦突起が設けら
    れ、容器の境界線付近か境界線上、もしくは曲面状模様
    面に横突起が設けられてなる容器。
JP25587492A 1992-08-31 1992-08-31 容器側面に突起を設けてブロッキングを防止する方法及びその容器 Expired - Fee Related JP3136552B2 (ja)

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