JP3136524U - フラッパ弁の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付作業が簡単で、しかも構造の簡単な節水装置を提供することを目的とする。
【解決手段】トイレットの水槽に取り付けられ、排水口を塞いだり開いたりするフラッパ弁の開閉装置において、前記水槽内で水位の変化に応じて昇降する浮き子21,21Aと、初期および中期に前記浮き子ともに前記水槽内を昇降する錘22,22Aと、前記錘をフラッパ弁の上方に当接し得るように配置するガイド23と、をそなえたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
【選択図】図2A

Description

本考案は、トイレットの便器用水槽におけるフラッパ弁を開閉する装置に係わり、とくにフラッパ弁の閉止動作を促進して水槽からの排水量を節減する開閉装置に関する。
水洗トイレットでは、使用毎に水槽に貯めた水を排出して便器を洗浄する。この水の排出を行うのがフラッパ弁であり、水槽内の排水口を塞ぐように設けられており、引き上げ鎖が引かれるとフラッパ弁が排水口を開け、便器に向けて排水する。そして、排水が進んで水位が下がると、浮き子と組み合わされた錘の作用でフラッパ弁を押し下げ、排水口を塞ぐことにより排水を停止する。
ここにおいて、節水の観点から排水量を削減する要望があり、便器および排水管等に不具合を生じない範囲で、排出する水の量を節減する種々の工夫がなされた節水装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。
特許第2825348号公報
これらは、それぞれ節水効果という点では、それなりの効果を挙げている。
しかしながら、取り付け作業の面からは必ずしも満足できるものではない。それは、節水装置の取付対象が重量のある蓋付きの陶器製水槽であり、この蓋を持ち上げて内壁が水に濡れた槽内での作業を行うため、作業が煩雑になる点にある。
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、取付作業が簡単で、しかも構造の簡単な節水装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本考案では、
トイレットの便器用水槽に取り付けられ、排水口を塞いだり開いたりするフラッパ弁の開閉装置において、
前記水槽内で水位の変化に応じて昇降する浮き子と、
前記浮き子ともに前記水槽内を昇降する錘と、
前記錘を前記フラッパ弁の上部に当接し得るように配置するガイドと、
をそなえたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置、
を提供するものである。
本考案は上述のように、フラッパ弁の上方に、浮き子付きの錘をガイドとともに取り付けるだけで作業が済むため、簡易、迅速に節水装置を装備することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図1は、フラッパ弁を開いたときの水槽内における水圧変化の様子を3つの期間に分けて示したものである。水圧は、時間の経過に伴い直線的に低下していく。
一方、フラッパ弁を通して流れる水の作用を見ると、水槽内水位による水圧と密接な関係を持っている。すなわち、水槽から便器に排出される水は、位置水頭により定まる水圧の作用によって便器内を洗浄するものであるから、水頭が高いほど洗浄機能が高く、ある程度下がってくると水量があっても洗浄機能が低くなる。
したがって、流水期間を図1に示すように3つに分けて見ると、水槽内水位が高い初期高水圧期間及び中期中水圧期間は十分な洗浄作用があるが、後期低水圧期間は水を止めても影響が少ない。水量でいうと、一般的な便器で初期および中期に約6〜8リットルを流せば、十分な洗浄作用が得られ、かつ水量の少なさに起因して下水までの排水管を詰まらせることも防止できる。
図2Aないし図2Cは、本考案の一実施例の節水作用を示す説明図である。
この節水作用は、引き上げ鎖10を引き上げることにより回動支点を中心にして回動し開いたフラッパ弁101の閉止動作を促進するもので、浮き子21と組み合わされた錘22の重みで押し下げることにより早めに弁を閉じる。
言い換えれば、フラッパ弁101の浮力を浮き子21および錘22の重量で打ち消すことにより、フラッパ弁101を排水口の上端に設けられた排水口に押し付けて閉止動作を早める。
浮き子21と錘22とは、円筒状のガイド23によって一体的に連結されており、引き上げ鎖10に案内されつつ上下移動可能に支持されている。ただし、浮き子21と錘22との相対位置関係は、例えば図示するように錘22の内周およびガイド23の外周に設けられたネジ機構又は段階的な係止機構等を用いて調節可能となっており、両者間の距離を広げたり縮めたりすることができる。
この結果、水槽(図示せず)内の水位が高くてもガイド23の下端がフラッパ弁101の上部に接するようにも、あるいは水位がさらに低くなってからガイド23の下端がフラッパ弁101の上部に接するようにも調節することができる。
図2Aでは、フラッパ弁101が排水管102の開口部をほぼ塞いでいる状態であり、水槽からの排出水が排水管102を経て便器(図示せず)内に排出され始めた状態を示している。
まず排水管102には、オーバーフロー管103が連結されており、フラッパ弁101が通常の動作をせず水槽内の水が溢れそうなとき、オーバーフロー管103の上端から流入した水を排水管102に逃がすようにしている。
次に図2Bは、フラッパ弁101が開き切った状態を示している。このとき、水槽内の水位はまだ高い。そして、水槽内の水位が下がってくると、図2Cに示すように、浮き子21付きの錘22と組み合わされたガイド23の下端が、それ自体が浮きを内蔵するフラッパ弁101の上部に当接して、フラッパ弁101を押し下げることにより閉止動作を促進する。
この閉止動作を促進し始める水位を決めるのが、ガイド23に対する錘22の位置であり、錘22はロックナット付きの対型ナットとして構成しておくと、ガイド23に対する位置を強固に固定することができる。
なお、引き上げ鎖10に図示しないシースを被せて鎖が無用に折れ曲がらないようにしておくと、ガイド23をより円滑に案内することができる。
図3Aないし図3Cは、本考案の他の実施例の節水作用を示したものである。この実施例は、浮き子21Aおよび錘22Aをオーバーフロー管103に装着するように構成されている。したがって、引き上げ鎖10には、ガイド23を含めて浮き子21A,錘22Aに関するものは何も設けられていない。浮き子21Aと錘22Aとの相対位置を調節できる点は、実施例1と同様である。
そして、浮き子21Aおよび錘22Aには、中心部に比較的大きな径の貫通孔が設けられており、この貫通孔にオーバーフロー管103を通す。そして、水槽内の水位変化により、浮き子21Aおよび錘22Aが、オーバーフロー管103に沿って昇降する。そして、錘22Aの下端が、フラッパ弁101の上部であって回動支点近くの箇所に当接して錘22Aの重量をフラッパ弁101に作用させる。
図4Aおよび図4Bは、浮き子21(21A)および錘22(22A)の構成例を示した外観図である。浮き子21および錘22の取付対象は、引き上げ鎖10またはオーバーフロー管103であるから、基本的に円筒状とする。なお、浮き子21Aと錘22との相対位置を調節するためのネジ構造は図示省略している。
そこで、図4Aに示す例では、全体形状がほぼ円筒状であって長手方向にほぼ2つ割りとして装着し、固定部24a,24bを係合することにより固定する。
また、図4Bに示す例では、横断面形状がC字状となるように、周方向の一部を開放しておき、この開放部を利用して引き上げ鎖10またはオーバーフロー管103に装着する。この開放部は、とくにオーバーフロー管103の周方向の一部に設けられた突起に対する逃げ部としても機能する。
本考案の基本的考え方を示す説明図。 本考案の第1の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第1の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第1の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第2の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第2の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第2の実施例の構成および作用を示す説明図。 本考案の第2の実施例におけるガイドの一構成例を示す説明図。 本考案の第2の実施例におけるガイドの他の構成例を示す説明図。
符号の説明
10 引き上げ鎖、21,21A 浮き子、22,22A 錘、23 ガイド、
101 フラッパ弁、102 排水管、103 オーバーフロー管。

Claims (9)

  1. トイレットの便器用水槽に取り付けられ、排水口を塞いだり開いたりするフラッパ弁の開閉装置において、
    前記水槽内で水位の変化に応じて昇降する浮き子と、
    前記浮き子ともに前記水槽内を昇降する錘と、
    前記錘を前記フラッパ弁の上部に当接し得るように配置するガイドと、
    をそなえたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  2. 請求項1記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、前記フラッパ弁を開放する引き上げ鎖に取り付けられたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  3. 請求項2記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、前記浮き子および前記錘とともに前記引き上げ鎖に取り付けられたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  4. 請求項3記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記引き上げ鎖には、前記ガイドを案内するためのシースが嵌装されていることを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  5. 請求項1記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、前記水槽内のオーバーフロー水を排出するオーバーフロー管に取り付けられたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  6. 前記ガイドは、前記オーバーフロー管に嵌装されたことを特徴するフラッパ弁の開閉装置。
  7. 請求項1記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、前記錘および前記浮き子とともにオーバーフロー管に嵌装されたことを特徴とするフラッパ弁の開閉装置。
  8. 請求項1記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、全体的に円筒状をなし、長手方向の2つ割り構造であるフラッパ弁の開閉装置。
  9. 請求項1記載のフラッパ弁の開閉装置において、
    前記ガイドは、横断面形状がC字状をしたフラッパ弁の開閉装置。
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