JP3136520U - 猪防護ネット用ペグ - Google Patents

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Abstract

【課題】防護ネットとこのネットを張設する際に用いるペグに工夫をこらし、被害が発生する前に猪を耕作地から撃退し猪被害から農作物を守る。
【解決手段】猪の被害から農作物を守る防護ネットを設置する際に用いられるペグにおいて、頂部に着脱自在なキヤップを備え、キヤップ下方に引っ掛け部を有し、下方端部は槍先状を呈する胴体を空洞とし、胴体の外周面には抜け防止手段を設け、この胴体並びに引っ掛け部を一体的に合成樹脂のブロー成型又は射出成型で作り、胴体の空洞部に猪が嫌う臭いの忌避剤を充填する。
【選択図】図2

Description

本考案は、猪から農作物を守る防護ネットに用いられるペグに関するものである。
猪の被害から農作物を守るために耕作地の周辺に防護ネットを設置する方法は全国各地で採用されていることは広く知られている。しかしながら、十分な効果を得られずにその被害は年々増加の一途を辿っている。
そこで、音や光による撃退法或いは臭気による忌避法なとが採用されるに至っている。
つまり、猪の被害から農作物を守ることは農作物の収穫に至る過程で、育てることよりも気も金も使う事になっているほど深刻な問題である。
そこで本考案は、係る事実に鑑み従来の単一の撃退方法に頼るのではなく、防護ネットと、このネットを設置する際に本考案ペグを用いる複合の方法の採用効果で、被害が発生する前に撃退し猪被害から農作物を守ろうとするものである。
上記目的を達成するため本考案は、猪の被害から農作物を守る防護ネットを設置する際に用いられるペグにおいて、
頂部に着脱自在なキヤップを備え、該キヤップ下方に引っ掛け部を有し、下方端部は槍先状を呈する胴体を空洞とし、胴体外周面には抜け防止手段を設け、この胴体並び引っ掛け部を一体的に合成樹脂のブロー成型又は射出成型で作り、前記胴体の空洞部には猪が嫌う臭いの忌避剤を充填して前記課題の解決を図るものである。
本考案は、以上のような構成で課題を解決するための手段とするものであるから、以下の効果を奏する。
(1)頂部に備えられたキヤップは着脱自在なので、胴体の空洞部に充填される猪の忌避剤の補充を容易に行うことができ、且つキヤップを外せばこの忌避剤の臭いを地上に放出して猪を撃退する。
(2)頂部のキヤップ下方にはネットやロープを係止する引っ掛け部が設けられているので、ネットの網目を引っ掛けたり、或いは支柱を植設するロープを括り付けて設置することができるので作業を短縮できるばかりで無く、一度引っ掛け係止されたネットやロープは不用意に外れることが無い。
また、該引っ掛け部はペグ全長の上方に位置していることから、ペグの埋め込みも最大長行うことができるので、露出部位が少ないので耐候性が向上するとともに耐久性に富むものとなっている。
(3)ペグの下方端部は槍先状を呈していているので、該ペグの埋め込みが容易に行え、また胴体はほぼ全長にわたり空洞に作られているので、猪忌避剤は十分な量が充填されるばかりでなく、地面下の安定した温度によって嫌な臭いを地上に放出して猪を撃退する忌避剤の効果を長時間保持する効果を奏する。
(4)胴体の外周面には抜け防止手段を設けられているので、一旦埋め込まれたペグは不用意に抜けることが無い。また、胴体と引っ掛け部は合成樹脂のブロー成型又は射出成型で一体的に作られているので加工ミスやむらが無く均一でその上安価で安定した製品を提供できる。
本考案の猪防護ネット用ペグは、ほぼ全長を空洞に形成した胴体の下方は槍先状を呈し、その胴体の外周面には、例えば数段の段差部や或いは突起部を複数個設けるなどの埋め込め抜け防止手段を設け、頂部にはキヤップを着脱自在に備え、該キヤップの下方にはネットやロープの引っ掛け部を有し、前記胴体と引っ掛け部が合成樹脂のブロー成型又は射出成型で一体的に作られ、胴体の空洞部には猪が嫌う臭いの忌避剤を充填したことを特徴とするものである。
ペグは、使用される場所に適合するため全長20cmを中心にして、その前後3〜5cm程度を目安に少なくとも3機種程度のものが用意されることが望ましい。しかしながら、その構造や形状は変更を要さない。いずれにしても、ほぼ全長を空洞に形成した胴体は、充填される猪忌避剤のサイズに適合する径を有するものであることは申すまでも無い。
図面に示す実施例に基づき本考案を説明すると、図1は猪防護用ネットAを耕作地の周辺に設置した状態を説明するもので、該ネットAは通常5〜6m間隔で植立される支柱11で少なくとも1m程度の高さの垂面13と、耕作地側に適宜な斜度を有して斜面14と、耕作地とは反対方向の猪が浸入する側には、少なくとも50cm程度の幅で地表に這わせる形で平面12が形作るように設置される。
設置されたネットの前記斜面14と平面12の適宜所に本考案のペグが埋め込まれ、これにネット網目が引っ掛けられたり、支柱11を植立支持するロープ15が係止固定されたりして猪防護用ネットの設置完了となる。図中符号1で示されるのはペグ頂部のキヤップである。
図2は本考案の猪防護ネット用ペグBを一部切欠で説明するもので、このペグは、ほぼ全長を空洞5に形成した胴体の下方先端4は槍先状を呈し、その胴体の外周面には、埋め込め抜け防止手段の役目を果たす数段の段差部3を複数個設けている。また、図示以外の抜け防止手段としては突起物を設けることも本考案の実施例とする。
頂部にはキヤップ1を着脱自在に備え、該キヤップの下方には引っ掛け部2を有している。これら胴体と引っ掛け部とは合成樹脂のブロー成型又は射出成型で一体的に作られていて、胴体の空洞部に猪が嫌う臭いの忌避剤が充填される。
図3は図1で説明の猪防護ネットの他の設置方法を説明するもので、図1との相違点は、耕作地側に斜面14を設けず、垂面13を、傾斜を呈して張設して支柱11から平面12との間を概ね50cmと、前記の平面の長さと同等程度の間隔を有して設置されていることである。
しかしながら、防護ネットの設置方法が違っても本考案ペグの使用例は変更無く、またその作用効果も何等変わらない。
本考案の猪防護ネット用ペグは、頂部に着脱自在なキヤップを備え、該キヤップ下方にネットやロープを係止する引っ掛け部を有し、下方端部は槍先状を呈する胴体のほぼ全長を空洞とし、胴体の外周面には抜け防止手段を設け、この胴体と引っ掛け部とは一体的に合成樹脂のブロー成型又は射出成型で作られ、胴体の空洞部には猪が嫌う臭いの忌避剤を充填したものであるから、猪防護ネットを設置するときに、従来品のペグを使用するのと何ら変わりなく同じように使用するだけで猪の撃退が可能となる。つまり、頂部のキャップを外して忌避剤の臭気を周辺に匂わせるだけでネットの効果と相まって複合的防護策となり試用結果は高い評価が寄せられている。
以って、猪被害から農作物を守る効果は大いに期待される。
猪防護用ネットの設置状態を説明する図である。 本考案の猪防護ネット用ペグを一部切欠で説明する図である。 猪防護ネットの他の設置方法を説明する図である。
符号の説明
A猪防護ネット Bペグ 1キャップ 2引っ掛け部 3胴体 4下方先端 5空洞 15ロープ

Claims (3)

  1. 頂部に着脱自在なキヤップを備え、該キヤップ下方に引っ掛け部を有し、下方端部は槍先状を呈する胴体のほぼ全長を空洞としたことを特徴とする猪防護ネット用ペグ。
  2. 胴体の外周面には抜け防止手段を設け、この胴体並びに引っ掛け部が一体的に合成樹脂のブロー成型又は射出成型で作られていることを特徴とする請求項1記載の猪防護ネット用ペグ。
  3. 胴体の空洞部に猪が嫌う臭いの忌避剤を充填したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の猪防護ネット用ペグ。
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