JP3136515U - カードケース - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の非接触式ICカードを収容したまま、各非接触式ICカードを選択して使用できるとともに、携帯時には非接触式スキミング犯罪から電子データを守るカードケースを提供する。
【解決手段】複数の非接触式ICカードを収容するカード収容部と電磁波シールド材を収容するシールド材収容部を、見開きの本綴じにするか、あるいは、ヒンジ部を介して連結することによって、使用したい非接触式ICカードを選択的に単独で使用できるようにするとともに、使用しない場合には非接触式スキミングからの被害を防止できるようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の非接触式ICカードを収容し、また簡単に選択し使用でき、かつ非接触スキミングという違法行為から電子データを保護できるカードケースに関する。
近年、ICを搭載したICカードが登場してきている。ICカードには接触式ICカードと非接触式ICカードがあるが、身近な生活シーンの中で非接触式ICカードが急速に普及しており技術体制も整備がすすんでいる。
非接触式ICカードはICチップと、電磁波(電波)を受け入れるアンテナコイルを搭載した構造になっていおり、カードリーダとの間で電波により非接触でデータ通信を行うシステムになっている。
このカードリーダはコンパクトに設置できるとともに、通信できる電子データ量が多くデータベースとの接続により様々のデータ処理が行える。このことより、交通系カード、現金決済系カード、個人認証系カード、行政系カード等その利用範囲は非常に増えており個人が複数の非接触式ICカードを持ち歩く時代が到来している。
このように、非接触式ICカードは使用する側、提供する側双方にとって非常に便利なシステムであるが、違法カードリーダによる違法データ取得いわゆる非接触式スキミングという犯罪に対処する必要がある。
また、電波によりデータのやり取りを行うためカードケースの中に非接触式ICカードを入れたまま使用する場面が増えている。しかし、カードケースの中に複数枚の非接触式ICカードが収容されている場合、通信障害が発生し、カードケース内の非接触式ICカードをカードケースに収容したまま選択的に使用することができないことが多い。
本考案の目的は、複数の非接触式ICカードを収容したまま、各非接触式ICカードを選択して使用できるともに、携帯時には非接触式スキミング犯罪から電子データを守るカードケースを提供することにある。
そこで、本考案は上記目的を達成するために第1の課題解決手段として、複数の非接触式ICカードをそれぞれ1枚収容し、かつ非導電性素材からなる複数のカード収容部と、電磁波(電波)シールド材を収容し、かつ非導電性素材からなるシールド材収容部の1辺を見開きの本綴じにした。
また、第2の解決手段として、上記カード収容部と、上記シールド材収容部をヒンジ部を介し連結した。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。
すなわち、非接触式のICカードがそれぞれ収容された複数のカード収容部を本綴じし、各カード収容部を見開き可能な状態にしてあるため、使用したい非接触式ICカードが収容されているカード収容部を簡単に面出しでき、他のカード収容部に邪魔されず、カードリーダにかざすことができる。ここで上記カード収容部は非導電性の素材で成形されているので、カード収容部に入れたままの非触式ICカードとカードリーダとのデータ通信を邪魔しない。
また、上記複数のカード収容部と上記シールド材収容部を綴じた状態では、シールド材が上記各非接触式ICカードと重なった状態となりシールド効果を発揮する。
また、第2の課題解決手段による作用は次の通りである。
すなわち、上記カード収容部と上記シールド材収容部が、ヒンジ部を介し連結されているため、使用したい非接触ICカードが収容されている上記カード収容部を簡単に開いて面面出しでき、他のカード収容部に邪魔されず、カードリーダにかざすことができる。ここで上記カード収容部は非導電性の素材で成形されているので、カード収容部に入れたままの非接触式ICカードとカードリーダとのデータ通信を邪魔しない。
また、上記複数のカード収容部と上記シールド材収容部を畳んで綴じた状態では、シールド材が上記非接触式ICカードと重なった状態となりシールド効果を発揮する。
上述のように、本考案のカードケースは、それぞれに複数の非接触式ICカードを収容した複数のカード収容部と、電磁波シールド材を収容したシールド材収容部が見開きの本綴じにされ、あるいは別の形態ではヒンジ部を介し連結した状態に構成されているため、使用したい非接触式ICカードを収容したカード収容部を選択して簡単に面出しでき、上記カード収容部をカードリーダにかざして使用することができる。
また、上記複数のカード収容部と上記シールド材収容部を綴じた場合、あるいは別の形態では折り畳んだ場合、各カード収容部に収容された非接触式ICカードがシールド材収容部に収容されたシールド材と重なり合った状態となり、各非接触式ICカードに対してシールド効果を発揮する、このことにより、カードケース携帯時に、外部からの不正電磁波による非接触スキミングから被害を防御できる。
以下本考案の実施の形態を図1〜図11に基ずいて説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1において、1はカードケースで、非接触式ICカード4をそれぞれ1枚収容するための複数(本説明図では2つ)のカード収容部2と、シールド材5を収容するためのシールド材収容部3とから構成されており、上記複数のカード収容部2と、上記シールド材収容部3の1辺が綴じ部6にて見開きの本綴じにされている。また上記カード収容部2は、電波が透過する非導電性の紙、樹脂等の素材により袋状に成形されており、非接触式ICカード4を挿入するためのカード挿入口2aが形成されている。さらにシールド材収容部3は上記カード収容部2と同様に成形されており、シールド材挿入口3aが形成されている。
図2は、カードケース1におけるカード挿入口2aおよびシールド材挿入口3aに、非接触式ICカード4およびシールド材5をそれぞれ挿入し収容する状態を示している。
図3は、カードケース1のA−A線断面図で、非接触式ICカード4およびシールド材5が、カード収容部2およびシールド材収容部5にそれぞれ収容されている状態を示している。
図4は、同カードケース1の使用状態を示す図であり、1つの非接触式ICカード4を使用する状態を説明している。使用したい非接触ICカード4が収容されているカード収容部2を見開いて面出しし、その面をカードリーダ7にかざす。このことにより上記カード収容部2内に収容されている非接触式ICカード4が上記カードリーダ7にかざされる状態となりカードリ−ダ7の質問電波8を受信し、上記非接触式ICカード4から応答電波9が発せられ通信状態となる。ここで、カード収納部2を面出しする面は表裏どちらでもよい。また、他の非接触式ICカードを使用する場合も同様の動作を行えばよい。
図5は、同カードケース1の他の使用状態を示す図であり、全てのカード収納部2およびシールド材収容部3を綴じた場合を示している。この場合、全てのカード収容部2とシールド材収容部3が重なり合うことにより、カード収容部2に収容されている非接触式ICカード3とシールド収容部3に収容されているシールド材5が重なり合う状態になる。このことにより、シールド材5の電波シールド効果が全ての非接触式ICカード4に対し機能する。つまり、非接触式ICカード4を使用しない状態例えば携帯時など、カードケース1を綴じていれば、違法な質問電波8による非接触スキミングを防止できる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図6において、1はカードケースで非接触式ICカード4をそれぞれ1枚収容するための複数(本説明図では2つ)のカード収容部2と、シールド材5を収容するためのシールド材収容部3とから構成されており、上記複数のカード収容部2と上記シールド材収容部3がヒンジ部10を介して連結されている。また上記カード収容部2は、電波が透過する非導電性の紙、樹脂等の素材により袋状に成形されており、非接触式ICカード4を挿入するためのカード挿入口2aが形成されている。さらに、シールド材収容部3は上記カーード収容部2と同様に成形されており、シールド材挿入口3aが形成されている。
図7は、カードケース1におけるカード挿入口2aおよびシールド材挿入口3aに、非接触式ICカード4およびシールド材5をそれぞれ挿入し収容する状態を示している。
図8は、カードケース1のB−B線断面図で、非接触式ICカード4およびシールド材5が、カード収容部2およびシールド材収容部5にそれぞれ収容されている状態を示している。
図9は、同カードケース1の使用状態を示す図であり、1つの非接触式ICカード4を使用する状態を説明している。使用したい非接触ICカード4が収容されているカード収容部2を開いて面出しし、その面をカードリーダ7にかざす。このことにより上記カード収容部2内に収容されている非接触式ICカード4が上記カードリーダ7にかざされる状態となりカードリーダ7の質問電波8を受信し、上記非接触式ICカード4から応答電波9が発せられ通信状態となる。ここで、カード収納部2を面出しする面は表裏どちらでもよい。また、他の非接触式ICカードを使用する場合も同様の動作を行えばよい。
図10は、カードケース1の他の使用状態を示す図であり、全てのカード収納部2およびシールド材収容部3を畳んだ場合を示している。この場合、全てのカード収容部2とシールド材収容部3が重なり合うことにより、カード収容部2に収容されている非接触式ICカード3とシールド収容部3に収容されているシールド材5が重なり合う状態になる。このことにより、シールド材5の電波シールド効果が全ての非接触式ICカード4に対し機能する。つまり、非接触式ICカード4を使用しない状態例えば携帯時など、カードケース1を畳んでいれば、違法な質問電波8による非接触スキミングを防止できる。
次に、上記シールド材5の電波シールド作用について説明する。
図11は、上記第1の実施の形態および第2の実施の形態で共通する、電磁波(電波)に対するシールド材5のシールド作用の説明図である。
シールド材5は、アルミ箔等の導電体からなる電磁シールド体で成形されており、このシールド材5は2つのシールド作用を持つ。
第1のシールド作用を図11(a)に示す。
非接触式ICカード4とシールド材5を重ね合わせた状態で、シールド材5側から違法な質問電波8を発すると、シールド材5で上記質問電波8の電界成分がシールドされ電磁波シールドされる。この場合、非接触式ICカード4に対してシールド材5を質問電波88側に配置する。
第2のシールド作用を図11(b)に示す。
非接触式ICカード4とシールド材5を重ね合わせた状態で、シールド材5側あるいは非接触式ICカード4側から電磁波8を発すると、違法な質問電波8の磁界成分がシールド材5を通過してレンツの法則により逆向きの磁界10が発生し磁界が相殺され、電磁シールドされる。このシールド効果を得るには、アルミ箔等のシールド材にある程度の厚みが必要である。ここで、本考案のカードケースにおいては上記シールド作用が有効である。
中周波数の電磁波(電波)の場合、アルミ等の一般的に知られている導電性材料が、電磁波シールド材として非常に有効であることは周知されている。そして流通しているほとんど非接触式ICカードがMHz帯で運用されているので、これらのシールド材の効果は大きい。
産業上の利用分野
上述したように、本考案のカードケースは、複数枚の非接触式ICカードを同時に携帯しながら、使用時には簡単に選択して使用できる。また、携帯時には非接触スキミング等の違法電波からカードケース内の非接触式ICカードを守ることができる。
本考案のカードケースの第1の実施形態を示す図 同カードケースの第1の実施形態を示す説明図 同カードケースの図2におけるA−A線断面図 同カードケースの使用状態示す図 同カードケースの他の使用状態示す図 同カードケースの第2の実施形態を示す図 同カードケースの第2の実施形態を示す説明図 同カードケースの図7におけるB−B線断面図 同カードケースの第2の実施形態の使用状態を示す図 同カードケースの第2の実施形態の他の使用状態を示す図 同カードケースのシールド作用を示す図 同カードケースの他のシールド作用を示す図
符号の説明
1…カードケース
2…カード収容部
2a…カード挿入口
3…シールド材収容部
3a…シールド材挿入口
4…非接触式ICカード
5…シールド材
6…綴じ部
7…カードリーダ
8…質問電波
9…応答電波
10…ヒンジ部

Claims (2)

  1. 非接触式ICカードをそれぞれ1枚収容し、かつ非導電性の素材からなる複数のカード収容部と、電磁波シールド材を収容したシールド材収容部とから構成され、上記複数のカード収容部と上記シールド材収容部の1辺を見開きの本綴じにしたことを特徴とするカードケース。
  2. 非接触式ICカードをそれぞれ1枚収容し、かつ非導電性の素材からなる複数のカード収容部と、電磁波シールド材を収容したシールド材収容部とから構成され、上記複数のカード収容部と上記シールド材収容部をヒンジ部を介し連結したこと特徴とするカードケース。
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