JP3136341B2 - 高性能障害シールド用emiキャビネット及びその製造方法 - Google Patents
高性能障害シールド用emiキャビネット及びその製造方法Info
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- JP3136341B2 JP3136341B2 JP02256788A JP25678890A JP3136341B2 JP 3136341 B2 JP3136341 B2 JP 3136341B2 JP 02256788 A JP02256788 A JP 02256788A JP 25678890 A JP25678890 A JP 25678890A JP 3136341 B2 JP3136341 B2 JP 3136341B2
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
であり、更に詳しくは、電磁波障害並びに無線周波数障
害を軽減させるために、電気装置を収容・ハウジングす
る方法、並びに、その装置に関する。
を物理的に支持・保護するためのキャビネットに、収容
される。これらの電気機器が作り出す、経時変化する電
磁場は、伝導性の媒体あるいは空間を通って容易に伝播
する。この問題は、長い間、製造業者を困らせてきた。
EMI(電磁波障害)及びRFI(無線周波数障害)と呼ばれ
るこれらの電磁場は、近傍にある他の電気設備の作動を
妨害する。この妨害を遮蔽するために、通常、「EMIキ
ャビネット」と呼ばれるキャビネットが使用されてい
る。
構造が考えられてきた。例えば、チャックは、アメリカ
合衆国特許No.4,780,570で、EMIキャビネットの壁に、
伝導性の指様のバネを帯状に並べて設けたものを提案し
ている。この装置では、電気装置がキャビネット内に入
れられると、バネが擦るように装置に噛み合う。
で、キャビネットフレーム等の溝付き支持部材と、その
溝内に滑り込む、サイドパネル等の締め部材との間の、
障害を遮蔽する電気的な接触を保持できるように、同様
な機能を、提案している。即ち、片面に沿って複数の片
持バネが設けられ、もう一方の面に複数のタングが設け
られた、遮蔽帯を提案している。遮蔽帯は溝内に配置さ
れているので、締め部材が溝内に滑り込むと、締め部材
が遮蔽帯を擦るように係合し、タングが溝と接触するこ
とになる。
応して作られているので、各々の接触面と垂直な方向に
据え付けられるような装置間の障害を軽減する役には、
ほとんど立たない。例えば、コンピューター本体やミニ
コンピューターは、通常、EMIラックにボルト締めされ
るが、従来技術では、ラックにあらかじめ取り付けられ
た接地ブレードケーブルあるいはワイヤメッシュを用い
て、ラックの遮蔽を行ってきた。
ラッカーやその他の表面保護剤の取り残し、粘着力の低
下等の理由でケーブルやメッシュのシールがはがれる
と、遮蔽が行われなくなり、EMIやRFIを防ぐことが出来
なくなる。この障害は、クロック速度等の回路構成要素
の作動速度が速くなると、ますます、大きな問題とな
る。
品を取り付けなければならないという問題もあった。即
ち、付属部品を取り付ける際には、他の伝導部品と正し
く電気的に接続されるように、組立を行う必要があっ
た。それ故、これらの従来装置は、高価で、故障を起こ
しやすいという欠点があった。
であり、電気機器を効果的に収容・ハウジングするため
の方法及び装置を提供することを目的とする。更に詳し
くいえば、本発明は、EMI(電磁波障害)及びRFI(無線
周波数障害)からラックに据え付けられた電気装置を保
護するための効果的な機構を提供することを目的とす
る。
するように据え付けられる装置間に生じる、EMI及びRFI
を効果的に軽減するような、安価でしかも信頼性の高い
機構を提供することを目的とする。
トは、キャビネット内に電気装置を据え付けるためのレ
ールを備えることを特徴とする。レールには、装置の据
え付け面から伸張している、一体成型された、一連のバ
ネ様の伝導性突起あるいはタブが備えられている。突起
は、電気装置のパネルがレールに固定される際に、突起
がパネルと複数の接点で接触し、パネルとレールとの間
に電気的な接触が生じるように、配設される。また、レ
ールと装置との間の、放射を抑制する低インピーダンス
な接点間の距離が、装置から発生する障害の波長に比べ
て小さくなるように、突起の配設間隔が選択される。
の、据え付けラック等、上述されたような特徴を持つ電
気伝導性の基礎部材を製造するための方法は、伝導性の
突起あるいはタブを基礎部材内に一体型に低温成型す
る、ことを特徴とする。例えば、レールの端にタブを切
り込むような形で成型してもよい。あるいは、交差した
X型、または、単一あるいは二重のU型の突起あるいは
タブを、レール本体内に形成してもよい。
れた、複数のバネ様の伝導性突起あるいはタブが備えら
れている。これらの突起は、電気装置のパネルがレール
に固定される際に、突起がパネルと複数の接点で接触
し、パネルとレールとの間に電気的な接触が生じるよう
に、また、レールと装置との間の、放射を抑制する低イ
ンピーダンスな接点間の距離が、装置から発生する障害
の波長に比べて小さくなるように、突起の配設間隔が選
択される。従って、電気装置から発生した障害の、キャ
ビネットからの放射を抑制できる。
製造する方法においては、EMIを抑制する突起あるいは
タブを、レールと一体成型するために、製造コストを低
く抑えることができる。すなわち、ブレードケーブル
等、付属のシールド装置を取り付ける必要がないので、
手間やコストを削減することが出来る。
である。キャビネット10は、溝付フレーム本体12、すじ
かい13、図示されないブラケット及びその他の連結並び
に構造部材からなるフレームを備える。フレームの外側
は、サイドパネル14a、トップパネル14b、及び、底パネ
ル14cで覆われている。通常の作動時にはEMI(電磁波障
害)及びRFI(無線周波数障害)放射を抑制し、また、
必要に応じて、キャビネット内に収容されている装置を
操作・点検できるように、ドア16が、蝶番式にフレーム
に取り付けられている。下記の詳述される据え付けレー
ルを除いて、部材12、13、14a、14b、14c及び16を備え
るキャビネット10は、通常よく知られているような方法
で、また、ラック、パネル及び関連設備に関するEIA規
格RS−310等に従うように組み立てられる。
材を備え、これらはそれぞれ、キャビネットの正面左
右、及び背面左右の角に配置されている。ドア16の両側
に配置されている正面柱18は、各々、コンピューターの
中央処理装置、記憶装置、周辺制御装置及び電源等、電
気伝導性のパネルを有する、電気装置をキャビネット10
に据え付けるための、一体型レールを備える。
配置し、また、レールとパネルの一列に並んだ据え付け
穴を通してボルトを固定することにより、上記のような
装置を、各々、キャビネット10内に据え付ける。このよ
うに据え付けることにより、装置のパネルとレールは、
各々の接触面に対して垂直な方向で隣接することにな
る。
た図である。柱18は、箱型の溝付構造部材20、すじかい
ウェブ22及び据え付けレール24の、三つの一体成型され
た部分からなる。柱18は、通常、所定の長さの一枚の金
属板から一体成型される。溝付構造部材20及びすじかい
ウェブ22は、普通に使われているものであり、キャビネ
ット10の構造支持材として、また、すじかい13及びパネ
ル14a、14b及び14cの据え付け支持材として、用いられ
る。柱18は、通常スチール板から作られる。
ための据え付けレール24は、溝付構造部材20から伸張し
ている。そして、電気装置のパネル部26は、第3図に示
されているような方法で、据え付けレール24に固定され
る。レール24は、好ましくは、溝付構造部材20と共に同
じ金属板から一体成型されている、伝導性鍔様の基板、
並びに、通常は所定の間隔で開けられている据え付け穴
27を備える。装置のパネル26は、レールの伝導面25と接
するように据え付けられる。ボルト28のような取り付け
具を用いて、各々の接触面と垂直な方向で隣接するよう
に、パネル26をレール24に固定する。ボルト28は、レー
ルとパネルの据え付け穴27を通って、ナット29で固定さ
れる。
のある伝導性の突起30を備える。これらの突起は、パネ
ル26がボルト28等の装置取り付け具を介してレール24と
接触するように、すなわち、レール24の伝導面25がパネ
ル26と電気的に接触するように、配設される。
温成型される。例えば、好適な例としては、金属板から
作られているレール24を、一対のはめあい型の間に入れ
て、各々の突起の側面をレールの残りの部分から打ち抜
き、それが所望の高さhになるように曲げて、接触突起
30を形成する。このように形成された突起30は、バネの
ように弾性を持ち、伝導性パネル26の据え付け裏面上の
絶縁フィルム及び酸化物等を貫通して、パネル26と電気
的に接触することが可能である。更に、このように形成
された突起30には、耐久性があり、パネル26を何度も取
り付け・取り外ししても、変形しない、という利点があ
る。
さ(h)で立ち上がるように、突起30は、切り込まれ、
曲げられ、あるいは、その他の方法で形成される。この
高さ(h)は、レールの厚さに比べて小さな値であるこ
とが、望ましい。例えば、0.075インチの厚さのゲージ
金属板からなるレール24の端に、高さ(h)0.035イン
チ、平行な側面間の幅(w)0.090インチの突起30を形
成する。この場合、突起の高さ(h)は、レールの厚さ
のほぼ半分になっている。突起の高さ(h)がレールに
使われている材料板、及び、突起の形に適したものとな
るように、各突起の長さ(l)を決める。各突起30の高
さ、幅及び長さには、材料、製造方法、あるいはその他
の条件に従い、適当な値を選択すればよい。
片持構造である。すなわち、突起30の基部がレール24の
基板と一体に成形されている。本実施例で、平行な側面
を持つ突起30の幅(w)として示されている、突起30の
レール基板24との連結部の長さ、並びに、長さ(l)と
して示されている、各タブあるいは突起30の長さによ
り、各接触点の弾性の剛さが決まる。
7を設ける。また、レール24と装置のパネル26の電気接
点間の間隔が、抑制すべきEMI及びRFIの波長に比べて十
分小さな値になるように、間隔を決め、レール24の長手
方向に沿って突起30を設ける。突起30は、例えば、二つ
のボルト28の間の部分で、装置のパネル26とレール24と
の間に存在する隙間の長さを縮める。このような隙間が
存在すると、それが、スロットアンテナのような役割を
果たし、EMI及びRFIの放射の原因となる。突起30がパネ
ル26との間に電気的な接触を形成し、この隙間の長さを
短くすることにより、望ましくない放射を抑制すること
ができる。例えば、隙間が放射信号の波長の半分の長さ
の時には、電気的な接点間の隙間は、キャビネットのシ
ールド効果を最小値まで減少させる。デシベル単位で測
定した、隙間のある場合のキャビネットのシールド効果
SEは、次の式で近似することが出来る。
的な最大シールド効果あるいは減衰を示す。
ールド効果あるいは減衰を示し、次の式で表される。
る突起間の隙間の長さ、である。
ち、放射の抑制効果は、突起がある場合のSEと突起がな
い場合のSEとの値を比べることにより、明示される。
に設けられたりすることにより、レールの強度を弱める
ことがないように、据え付け穴に対して適当な位置に、
設けられる。
の波長の200分の1以下の間隔(g)で、突起30を配置
することにより、キャビネット内の隙間の最大放射に対
して、EMI及びRFI放射を40デジベル減少させることが出
来る。また、例えば、48MHzまでのクロック速度で作動
するディジタルデータ処理装置の放射を抑制するために
レール24を用いる際には、1.2インチを超えない間隔
(g)で、突起30を配置することが望ましい。
ール24上に設けられているが、代わりに電気装置の伝導
性パネル26内に組み込まれていてもよいし、両方あって
も互いに邪魔にならない限りは、その両方に備えられて
いてもよい。つまり、第2図及び第3図では、伝導性突
起30がレール24上に形成されているが、レール24と並列
に並ぶ、即ちレール24と隣接するパネル26の表面に、こ
のような突起を組み込んで、放射の抑制を行ってもよ
い。また、このような突起をレール24とパネル26の両方
に備える場合には、互いに重なることなく、装置がレー
ル24に据え付けられる際に、互いに邪魔をすることがな
いように、配置されていなければならない。
る、本発明の別の実施例の据え付けレール24′を示す。
更に詳しくは、第4図(A)は、レールの端24A′と交
差するような形ではなく、表面25′のスパン内に、十字
型30A′に切り込んで、あるいは十字型30A′を低温成形
して、形成した伝導性突起30′を備える、レール24′の
一部を示す。第4図(B)及び第4図(C)は、各々、
突起30′の側面図及び正面図である。十字型あるいはX
型に形成されている突起30′は、各々、向かい合った四
つの爪を有する。
及び30を備える、本発明の更に別の実施例の据え付け
レール24″を示す。更に詳しくは、第5図(A)は、表
面25″のスパン内にU型に切り込んで、あるいは、打ち
込んで形成した。突起30″を備えるレール24″の一部を
示す。第5図(B)及び第5図(C)は、各々、突起3
0″の側面図及び正面図である。第5図(A)に示され
ているように、単一の爪を有するU型の突起30″の代わ
りに、二つの爪を有するH型の突起30をもちいてもよ
い。これは、U型の突起を二つ、底の部分で向い合わせ
にすることにより、形成される。
はなく、本発明の要旨の範囲内で様々な態様で実施でき
ることはもちろんである。
キャビネット内に電気装置を据え付けるためのレールを
備えており、レールには、装置の据え付け面から伸張し
ている、一体成型された、一連のバネ様の伝導性突起あ
るいはタブが備えられている。突起は、電気装置のパネ
ルがレールに固定される際に、突起がパネルと複数の接
点で接触し、パネルとレールとの間に電気的な接触が生
じるように、また、レールと装置との間の、放射を抑制
する低インピーダンスな接点間の距離が、装置から発生
する障害の波長に比べて小さくなるように、突起の配設
間隔が選択される。従って、電気装置から発生したEMI
あるいはRFI障害が、EMIキャビネット内で放射すること
を、抑制できる。
図、第2図は一体成型されたタブ様の伝導性突起を有す
る据え付けレールを示す斜視図、第3図は第2図の据え
付けレール及びパネルの3−3断面図、第4図(A)か
ら(C)は本発明の他の実施例で一体成型された十字型
の伝導性突起を組み込んだ据え付けレールを示す図、第
5図(A)から(C)は本発明のさらに他の実施例で一
体成型されたU字型の伝導性突起を組み込んだ据え付け
レールを示す図である。 10……キャビネット、16……ドア、18……正面柱、20…
…溝付構造部材、22……すじかいウェブ、24……レー
ル、26……パネル、30……伝導性突起。
Claims (11)
- 【請求項1】電気装置を収容するEMIキャビネットに用
いられる電気伝導性基礎部材の製造方法において、 前記電気伝導性基礎部材が第一の面を有し、前記第一の
面とほとんど垂直な方向から、前記第一の面に向かって
装置の伝導面が当接されるように前記第一の面が備えら
れ、 放射される電気障害を効果的に抑制するために、 (1)上記基礎部材と一体で、かつ、上記第一の面から
弾性的に伸張する、複数の伝導性突起を成形し、 (2)上記基礎部材に据え付けられた装置の伝導面と電
気的に接触するように、上記伝導性突起を配設し、 (3)上記伝導性突起を上記伝導面に対して固定し、 (4)上記基礎部材と装置との間の、放射を抑制する低
インピーダンスな接点間の距離が、抑制すべき障害の波
長と比べて非常に小さくなるように、上記伝導性突起の
配設間隔を選択する、 過程を含むことを特徴とする、電気伝導性基礎部材の製
造方法。 - 【請求項2】上記距離が、装置により発生した電磁波障
害及び無線周波数障害の波長と比べて非常に小さくなる
ように、上記間隔を選択することを特徴とする、請求項
1記載の電気伝導性基礎部材の製造方法。 - 【請求項3】上記距離が、装置により発生した障害の波
長の200分の1以下になるように、上記間隔を選択する
ことを特徴とする、請求項1記載の電気伝導性基礎部材
の製造方法。 - 【請求項4】上記電気伝導性基礎部材を金属から成形
し、且つ、上記電気伝導性基礎部材を冷間加工し、上記
伝導性突起を設けることを特徴とする、請求項1記載の
電気伝導性基礎部材の製造方法。 - 【請求項5】上記伝導性突起の少なくとも一つがタブ様
の形を有し、上記伝導性基礎部材の端に配設されること
を特徴とする、請求項4記載の電気伝導性基礎部材の製
造方法。 - 【請求項6】上記複数の伝導性突起が上記第一の面上に
ほぼ同じ高さで伸張するように成形されることを特徴と
する、請求項1記載の電気伝導性基礎部材の製造方法。 - 【請求項7】上記複数の伝導性突起が、上記第一の面上
に、上記伝導性基礎部材の厚さと比べて小さな値の高さ
で伸張するように成形されることを特徴とする、請求項
1記載の電気伝導性基礎部材の製造方法。 - 【請求項8】上記伝導性基礎部材を金属から成形し、且
つ、上記伝導性基礎部材に切り込みをいれ、上記伝導性
突起を形成することを特徴とする、請求項1記載の電気
伝導性基礎部材の製造方法。 - 【請求項9】電気装置を収容するEMIキャビネットに用
いられる電気伝導性基礎部材の製造方法において、 前記電気伝導性基礎部材が第一の面を有し、前記第一の
面に垂直な方向から、前記第一の面に向かって装置の伝
導面が当接されるように前記第一の面が備えられ、 前記電気伝導性基礎部材が、前記第一の面にほとんど垂
直な方向に、前記伝導面を当接させる固定手段を有し、 (1)上記基礎部材を金属板から成形し、 (2)上記基礎部材と一体に、かつ、上記基礎部材上に
その一端と交差するように、上記第一の面から弾性的に
伸張する、複数のタブ様伝導性突起を冷間加工し、 (3)上記基礎部材に据え付けられた上記装置の上記伝
導面と電気的に接触する様に、上記伝導性突起を移動さ
せ、 (4)上記基礎部材と装置との間の、放射を抑制する低
インピーダンスな接点間の距離が、上記装置により発生
した電磁波障害及び無線周波数障害の波長の200分の1
以下になるように、上記伝導性突起の配設間隔を選択す
る、 過程を含むことを特徴とする、電気伝導性基礎部材の製
造方法。 - 【請求項10】電気装置を収容するEMIキャビネットに
おいて、 据え付けられる装置の伝導面と接する、伝導面を有する
電気伝導性基礎部材と、 上記伝導面の少なくとも一つと一体に、且つそれから伸
張して成形される、複数の伝導性突起と、 上記基礎部材と装置の伝導面とほぼ垂直な方向に沿っ
て、互いに当接するように上記二つの伝導面を固定し、
かつ、上記複数の一体成形された伝導性突起が上記二つ
の伝導面と電気的に接触するように固定する、固定手段
と、を備え、 上記基礎部材と装置との間の、放射を抑制する低インピ
ーダンスな接点間の距離が、抑制すべき電磁波障害及び
無線周波数障害の波長に比べて、非常に小さくなるよう
に、上記複数の一体成形された突起が配設される、 ことを特徴とする、EMIキャビネット。 - 【請求項11】電気装置を収容するEMIキャビネット
が、 据え付けられる装置の電気伝導面と当接する、電気伝導
面を有する、電気伝導性基礎部材を備え、 上記基礎部材が、上記二つの伝導面とほぼ垂直な方向に
沿って互いに当接するように上記二つの伝導面を固定す
る、固定手段を有し、 上記基礎部材と上記装置の少なくとも一つが、その伝導
面上に一体成形された、伝導性突起を備え、 上記装置と上記基礎部材が当接する際に、上記両方の伝
導面が電気的に接触するように、上記突起を配設し、 さらに、上記両方の伝導面が上記固定手段により当接し
ている際に発生する、抑制すべき電磁波障害及び無線周
波数障害の波長に比べて、非常に小さな距離間隔で、上
記突起が配設される、 ことを特徴とするEMIキャビネット。
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