JP3136248U - 補強支持用傘の握り柄構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】傘の支持力を補強することができ、非力な者でも安定した支持力を発揮し、しかも安全な使用が可能な補強支持用傘の握り柄構造を提供する。
【解決手段】握り柄3の下部に連結され傘使用時に利用者の腕の下面に当接せしめる補強腕部4を設ける。この握り柄3の下部に補強腕部4の基端部が揺動自在に連結され、利用者の腕Aの下面に当接する補強腕部4の先端部に、腕回りに沿って湾曲した当接部6を設ける。握り柄3の上部に傘1使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめる固定盤5を設ける。傘1不使用時にこの固定盤5に補強腕部4を着脱自在に連結するように設ける。握り柄3を持って傘1を支持する際の支持力を補強するように設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、傘をさすときに、傘の柄を強固に支持することができる補強支持用傘の握り柄構造に関するものである。
従来、この種の握り柄を設けた傘として、特許文献1や特許文献2に記載された傘などが提案されている。
特許文献1に記載の傘は、握り柄の上部に略L字状の突起部材を突設した傘で、使用時にはこの突起部材に指を掛けることで、強風時でも傘をさすことができるようにしたというものである。
一方、特許文献2に記載の傘は、握り柄に一対の手掛け用の紐を設けた傘である。そして、これらの紐を手首に掛けることで、傘が手から離れるのを防止しようとするものである。
実用新案登録第3026295号公報 特開平11‐309006号公報
これら各特許文献に記載された傘の握り柄では、強風時には指や手首に大きな負荷がかかるので、却って危険が伴うことになる。すなわち、特許文献1では、略L字状の突起部材に指を掛けているので、突風などによって突然傘があおられると、突起部材に掛けていた指が傷付くおそれがある。しかも、突起部材に指を掛けていても、傘をさしている支持力は、傘の柄を握る利用者の握力に依存するので、この突起部材が傘の支持力を補強する効果はなかった。
また、特許文献2では、二本の紐を利用者の手首に掛けているので更に危険が伴うことになる。例えば、強風時に傘のコントロールが不可能になったときでも、傘が手首に巻き付いているので、コントロール不能で強風にあおられた傘が凶器に変わるおそれがある。しかも、特許文献1と同じように、傘をさしている支持力は、傘の柄を握る利用者の握力に依存するので、手首に紐が掛かっていても傘の支持力を補強することはできないものである。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、傘の支持力を補強することができ、非力な者でも安定した支持力を発揮し、しかも強風時でも安全な使用が可能な補強支持用傘の握り柄構造の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成するため、本考案の第1の手段は、傘1の柄2の下端部に設けられた握り柄3に装着され、該握り柄3を持って傘1を支持する際の支持力を補強する補強支持用傘の握り柄構造であって、握り柄3の下部に連結され傘使用時に利用者の腕の下面に当接せしめる補強腕部4と、握り柄3の上部に設けられ傘1使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめる固定盤5とを備えたことにある。
第2の手段の前記補強腕部4は、前記握り柄3の下部に補強腕部4の基端部が揺動自在に連結され、利用者の腕Aの下面に当接する補強腕部4の先端部に、腕回りに沿って湾曲した当接部6を設けたものである。
第3の手段の前記補強腕部4は、傘1不使用時に前記固定盤5に着脱自在に連結されるように設けている。
第4の手段は、前記固定盤5の側面に前記補強腕部4の当接部6が嵌合するように設けると共に、固定盤5の嵌合部分に係止突起7を設け、該係止突起7が着脱自在に係止する係止溝8を当接部6の嵌合部分に設けてある。
第5の手段の前記補強腕部4は、前記握り柄3の下部に設けられた固定体9を介して連結され、該固定体9は握り柄3を軸として回転自在に設けられたことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1に記載の如く、握り柄3の下部に連結され傘使用時に利用者の腕Aの下面に当接せしめる補強腕部4と、握り柄3の上部に設けられ傘1使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめる固定盤5とを備えたことにより、握り柄3を持って傘1を支持する際の支持力を補強し、非力な者でも傘の支持力を高めることができる。しかも、握り柄3から手を放すと傘1は自然に離れる構造なので、仮にコントロールを失った場合でも傘が手首に巻き付いたりするおそれはなく、安全な使用が可能である。
請求項2により、利用者の腕Aの下面に当接する補強腕部4の先端部に、腕回りに沿って湾曲した当接部6を設けているので、補強腕部4の安定性を高めると共に、支持力を分散することができる。
請求項3、4により、傘1不使用時に補強腕部4を固定盤5に着脱自在に連結することで、不使用時の補強腕部4が嵩張らずに済む。また、係止突起7や係止溝8が使用時の妨げにならずに補強腕部4を連結することができる。
請求項5により、補強腕部4は、前記握り柄3の下部に設けられた固定体9を介して連結され、該固定体9は握り柄3を軸として回転自在に設けられているので、握り柄3から手を放すと傘1は自然に離れる構造に加え補強腕部4も回転する構造により、仮にコントロールを失った場合でも、腕から補強腕部4が離れ易くなり、更に安全な使用が可能になる。
このように本考案によると、傘の支持力を補強することができ、非力な者でも安定した支持力を発揮し、しかも安全な使用が可能になるなどといった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
本考案の最良の形態は、握り柄3の下部に連結され傘使用時に利用者の腕の下面に当接せしめる補強腕部4を設ける。この握り柄3の下部に補強腕部4の基端部が揺動自在に連結され、利用者の腕Aの下面に当接する補強腕部4の先端部に、腕回りに沿って湾曲した当接部6を設ける。握り柄3の上部に傘1使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめる固定盤5を設ける。傘1不使用時にこの固定盤5に補強腕部4を着脱自在に連結するように設けることで、当初の目的を達成するものである。
本考案握り柄構造の基本構成は、握り柄3の下部に設けられた補強腕部4と、握り柄3の上部に設けられた固定盤5とを備え、傘1を支持する際の支持力を補強する構造である(図1参照)。
握り柄3は、傘1の柄2の下端部に設けられた部位であり、利用者は、通常この握り柄3を片手で持って傘1を支持している。図示の握り柄3には、指の形に合わせた凹凸形状10を設けている。この凹凸形状10によって握り柄3が握りやすくなり、傘1をしっかりと支持することができる。
補強腕部4は、握り柄3の下部に連結される部材で、傘使用時に利用者の腕の下面に当接せしめるものである。図示例では、補強腕部4の基端部を握り柄3の下部に揺動自在に連結している(図3参照)。また、図示しないが補強腕部4を握り柄3に固定することも可能である。一方、補強腕部4の先端部には、利用者の腕Aの下面に当接する当接部6を設けている(図2参照)。この当接部6を、腕回りに沿った湾曲形状に形成することで、当接部6が腕にぴったりと合い、支持力を分散すると共に、使用時の違和感を解消することができる。
固定盤5は、握り柄3の上部に設けられる部材で、傘1使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめるものである(図1参照)。この固定盤5は、使用時に補強腕部4と一体となって作用するものである。すなわち、握り柄3をつかんだ手に固定盤5を当接せしめることで、この手から握り柄3、そして補強腕部4を介して当接せしめた腕までを一体化することができる。この結果、握り柄3をつかんだ手の握力は、これら握り柄3から補強腕部4を介して腕に至る構造上の支持力で補強されることになり、特に、強風で傘1が上下にあおられ、あるいは傘1を横倒ししようとする力などに対して極めて大きな支持力を発揮するものである。
この固定盤5に、傘1不使用時の補強腕部4を着脱自在に連結することで、不使用時の補強腕部4をコンパクトにすることができる(図4参照)。図示例では、固定盤5の側面に補強腕部4の当接部6が嵌合するように設けている。そして、固定盤5の嵌合部分に係止突起7を設け、該係止突起7が着脱自在に係止する係止溝8を当接部6の嵌合部分に設けたものである。これら補強腕部4と固定盤5との連結構造は、図示例に限られるものではなく、他の連結手段に変更することも可能である。
また、前記握り柄3の下部に固定盤5の如き固定体9を設け、この固定体9を介して補強腕部4を連結することも可能である(図1参照)。更に、握り柄3を軸としてこの固定体9を回転自在に設けておくと、強風等で仮にコントロールを失った場合でも補強腕部4が回転するので腕から補強腕部4が離れ易くなる。また、固定体9は回転しないものでもよい。
尚、図示例の各構成は、本考案の一実施例に過ぎず、補強腕部4や固定盤5の外観形状や取付け位置、サイズ、材質などの設計変更も可能である。また、補強腕部4や固定盤5は、握り柄3と共に設けて傘1に装着するほか、既存の傘1の握り柄3に後付けで装着可能な補強腕部4や固定盤5を設けることも可能であるなど、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更することができる。
本考案の一実施例の使用状態を示す側面図である。 本考案の一実施例を示す平面図である。 本考案の収納状態の補強腕部の一実施例を示す側面図である。 本考案の収納状態の補強腕部の一実施例を示す平面図である。
符号の説明
A 腕
1 傘
2 柄
3 握り柄
4 補強腕部
5 固定盤
6 当接部
7 係止突起
8 係止溝
9 固定体
10 凹凸形状

Claims (5)

  1. 傘の柄の下端部に設けられた握り柄に装着され、該握り柄を持って傘を支持する際の支持力を補強する補強支持用傘の握り柄構造であって、握り柄の下部に連結され傘使用時に利用者の腕の下面に当接せしめる補強腕部と、握り柄の上部に設けられ傘使用時に利用者の親指及び人差指に当接せしめる固定盤とを備えたことを特徴とする補強支持用傘の握り柄構造。
  2. 前記補強腕部は、前記握り柄の下部に補強腕部の基端部が揺動自在に連結され、利用者の腕の下面に当接する補強腕部の先端部に、腕回りに沿って湾曲した当接部を設けた請求項1記載の補強支持用傘の握り柄構造。
  3. 前記補強腕部は、傘不使用時に前記固定盤に着脱自在に連結されるように設けられた請求項1又は2記載の補強支持用傘の握り柄構造。
  4. 前記固定盤の側面に前記補強腕部の当接部が嵌合するように設けると共に、固定盤の嵌合部分に係止突起を設け、該係止突起が着脱自在に係止する係止溝を当接部の嵌合部分に設けた請求項1乃至3いずれか記載の補強支持用傘の握り柄構造。
  5. 前記補強腕部は、前記握り柄の下部に設けられた固定体を介して連結され、該固定体は握り柄を軸として回転自在に設けられた請求項1乃至4いずれか記載の補強支持用傘の握り柄構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014014522A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Takeshi Sakamoto 腕疲労を軽減し安定支持する傘

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