JP3136114U - 脱着車輌 - Google Patents

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Abstract

【課題】目的地において、車体に搭載された荷箱あるいは車体から離脱された荷箱に簡単に貨物を積卸しすることができるようにして車輌などの効率的な運用を図る。
【解決手段】昇降自在なアウトリガ装置5を設けた車体2に、クレーン装置4を搭載するとともに、荷箱支持位置と格納位置とに変姿可能な支持脚6を設けた荷箱3を着脱自在に搭載して構成される。これにより、車体2に設けたアウトリガ装置5および荷箱3に設けた支持脚6を介して荷箱3を車体2に対して上下方向に昇降させることにより、車体2に対して荷箱3を着脱させ、あるいは、車体2に荷箱3を搭載することができる。そして、車体2に搭載されたクレーン装置4を利用して、車体2から離脱された荷箱3に貨物を積卸ししたり、車体2に搭載された荷箱3に貨物を積卸しすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、脱着車輌に関するものである。
従来より、車体に荷箱を着脱自在に搭載して目的地まで輸送した後、荷箱を車体から離脱させて地上に荷卸しし、あるいは、地上に荷卸しされた荷箱を車体に積み込んで別の場所へ輸送する脱着車輌が提案されている。
このような脱着車輌においては、車輌1台について複数の荷箱が対応しており、目的地に長時間にわたって停車しなければならない場合に、車輌の稼働率を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
一方、カーゴトラックにクレーン装置を設けたクレーン付きトラックも汎用されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−217384号公報 実用新案登録第3063796号公報
ところで、前述した脱着車輌においては、例えば、建築現場に建築資材を輸送するとともに、荷箱を建築現場に荷卸しして配置し、工事の完了後、建築現場で荷箱を車体に積み込んで荷箱とともに建築資材を回収する場合、建築現場において、荷箱から建築資材を荷卸ししたり、建築資材を荷箱に積み込む際、積卸し手段が存在しないため、作業者が手作業で積卸しする必要があり、大きな労力を強いるものとなっていた。このため、荷箱に積み込んだ貨物を脱着車輌によって輸送するとともに、目的地で貨物を積卸しするために積卸し手段としてクレーン付きトラックを同行させる必要があり、作業者の適正な配置および車輌の効率的な運用を図ることができないという問題があった。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、目的地において、車体に搭載された荷箱あるいは車体から離脱された荷箱に簡単に貨物を積卸しすることができるようにして車輌などの効率的な運用を図ることのできる脱着車輌を提供するものである。
本考案は、昇降自在なアウトリガ装置を設けた車体に、クレーン装置を搭載するとともに、荷箱支持位置と格納位置とに変姿可能な支持脚を設けた荷箱を着脱自在に搭載してなり、車体に対してアウトリガ装置および支持脚を介して荷箱を上下方向に昇降させて着脱させる一方、クレーン装置を介して車体から離脱された荷箱あるいは車体に搭載された荷箱に貨物を積卸しすることを特徴とするものである。
本考案によれば、車体に設けたアウトリガ装置および荷箱に設けた支持脚を介して荷箱を車体に対して上下方向に昇降させることにより、車体に対して荷箱を離脱させ、あるいは、車体に荷箱を搭載することができる。そして、車体に搭載されたクレーン装置を利用して、車体から離脱された荷箱に貨物を積卸ししたり、車体に搭載された荷箱に貨物を積卸しすることができる。
この結果、脱着車輌にクレーン付きトラックを同行させる必要がなくなり、作業者を適正に配置することができるとともに、車輌を効率的に運用することができる。
本考案によれば、目的地において、車体に搭載された荷箱あるいは車体から離脱された荷箱に簡単に貨物を積卸しすることができるようにして車輌などの効率的な運用を図ることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本考案の脱着車輌1の一実施形態が示されている。
この脱着車輌1は、車体2上に着脱自在に搭載された荷箱3と、車体2上に搭載されたクレーン装置4とから構成されている。
車体2は、前後方向に延びる左右一対のメインフレーム21を有し、該メインフレーム21の前部には運転室22が設けられる一方、その運転室22の後方には、左右一対のサブフレーム23が固定されている。そして、サブフレーム23には、その左右前後に位置して、それぞれアウトリガ装置5が設けられている。これら4基のアウトリガ装置5は、荷箱3を支持するものであって、それぞれサブフレーム23の車幅方向外方に固設された外筒51と、この外筒51内に伸縮自在に嵌挿された内筒52と、外筒51と内筒52とに配設された油圧シリンダ(図示せず)とからなり、油圧シリンダを伸長作動させることにより、内筒52の上端が外筒51に対し上方に伸長して荷箱3の底面に当接し、荷箱3を上方に持ち上げるようになっている。
荷箱3には、前述のサブフレーム23に対応して、その底面に前後方向に延びる左右一対の主桁31が設けられている。このため、荷箱3を車体2に搭載する際には、各サブフレーム23上に各主桁31が載置されるようになっている。また、荷箱3の底面には、前述したアウトリガ装置5の内筒52に対応してスチフナ(図示せず)が設けられており、内筒52の上端と当接するようになっている。
さらに、荷箱3の前後左右の各隅角部にはそれぞれ支持脚6が設けられている。各支持脚6は、アウターポスト61と、アウターポスト61に対してねじなどを介して伸縮自在に嵌挿されたインナーポスト62とからなり、車幅方向外方に張り出した作業位置と、荷箱3の各角隅部に収容された格納位置との間に進退自在に設けられている。そして、各支持脚6は、不使用時に荷箱3の各隅角部に収容された格納位置(図1参照)に保持されており、格納位置から車幅方向外方に引き出した後、アウターポスト61に対してインナーポスト62を下方に向けて伸長させることにより、荷箱3を支持する荷箱支持位置(図2および図3参照)に変姿することができる。
なお、荷箱3は、車体2に対して図示しない固縛装置を介して着脱自在に搭載されている。
ここで、固縛装置としては、車体2のサブフレーム23側および荷箱3側に、それぞれ設けられたJIS Z 1616に規定される「コンテナのすみ金具」および該すみ金具に対して着脱自在なコンテナ連結金具からなるツイストロック機構や、被係合部材および該被係合部材に係脱自在な係合フックからなるフック機構などを挙げることができる。
クレーン装置4は、運転室22と荷箱3の間に位置して車体2に搭載されており、左右一対のアウトリガジャッキ42および伸縮、起伏、旋回可能なブーム43を備えており、ブーム43の先端からはフック44が昇降自在に吊り下げられている。
すなわち、クレーン装置4は、架台41が車体2のサブフレーム23に固定される一方、架台41に対してアウトリガジャッキ42が張出位置と格納位置との間に摺動自在に嵌挿されるとともに、旋回ポスト45が図示しない旋回モータを介して旋回自在に搭載され、旋回ポスト45にブーム43が起伏シリンダ46を介して起伏自在に設けられている。そして、旋回ポスト45には、図示しないウインチモータを介して回転自在なウインチが配設されており、該ウインチに一端が止着されたワイヤー47(図6参照)の他端が、図示しない伸縮シリンダを介して複数段に伸縮自在なブーム43を巻回して先端ブーム431まで導かれた後、フック44のシーブ(図示せず)を巻回して先端ブーム431に止着されている。
これにより、作業現場において、アウトリガジャッキ42を作業位置に引き出すとともに、ジャッキを伸長させて車体2を支持した後、旋回モータによる旋回と、起伏シリンダ46による起伏と、伸縮シリンダによる伸縮とを併用してブーム43を移動させるとともに、ウインチモータを介してウインチを回転させてワイヤ47を巻き取り、あるいは、繰り出すことにより、フック44に貨物を吊り下げて積卸しすることができる。
次に、荷箱3を脱着車輌1の車体2に対して積み卸しする手順について説明する。
まず、荷箱3を脱着車輌1の車体2上から卸す場合には、図示しない固縛装置による車体2に対する荷箱3の固定を解除した後、図2に示すように、各アウトリガ装置5の図示しない油圧シリンダを伸長作動させ、それぞれ外筒51に対して内筒52を上方に伸長させ、荷箱3を支持して車体2の上方に持ち上げる。
次いで、それぞれ格納位置に収容されている各支持脚6をそれぞれ車幅方向外方に引き出した後、アウターポスト61に対してインナーポスト62を下方に伸長させてその下端を接地させ、荷箱3を支持する荷箱支持位置に保持する。その後、各アウトリガ装置5の油圧シリンダを縮小作動させることにより、外筒51に対してそれぞれ内筒52を縮小させ、荷箱3を支持しつつ下降させる。これにより、各支持脚6が地面に接地し、荷箱3が各支持脚6により地上に支持される。
この状態から、各アウトリガ装置5の油圧シリンダをさらに縮小させることにより、内筒52をさらに外筒51内に縮小させ、走行位置に復帰させた後(図3参照)、脱着車輌1を前進させることにより、荷箱3をその場に残すことができる(図4参照)。
一方、荷箱3を車体2上に搭載する場合には、左右の支持脚6間に車体2を挿通させるように脱着車輌1を後退させ、固縛装置が対向する位置において停車させる。
そして、各アウトリガ装置5の油圧シリンダを伸長作動させ、外筒51に対してそれぞれ内筒52を伸長させることにより、その上端を荷箱3の底面に当接させて荷箱3を支持する。
この状態から、各アウトリガ装置5の油圧シリンダをさらに伸長作動させることによって荷箱3を上方に持ち上げ、支持脚6を地面から離脱させた後、アウターポスト61に対してインナーポスト62を縮小させる一方、各支持脚6をそれぞれ車幅方向内方に押し込んで荷箱3の各隅角部に収容して格納位置に保持する。
次いで、各アウトリガ装置5の油圧シリンダを縮小作動させて外筒51内に内筒52を縮小すれば、荷箱3を支持しつつ車体2に搭載することができる。荷箱3が車体2に搭載されたならば、車体2と荷箱3とを固縛装置によって固定すれば、目的地に向けて走行することができる。
一方、車体2に搭載された荷箱3に対して、あるいは、車体2から離脱されて支持脚6を介して地上に支持された荷箱3に対して貨物を積卸しする場合は、アウトリガジャッキ42を車幅方向外方に引出した後、ジャッキを伸長作動させて接地させ、車体2を支持した後、ブーム43を適宜伸長、起伏、旋回させるとともに、フック44を介して貨物を吊り下げて積卸し位置と荷箱3とにわたって移動させればよい。
このように、荷箱3を着脱する位置において貨物の積卸し設備などがない場合であっても、車体2に搭載されたクレーン装置4を利用して貨物を荷箱3に積み込み、あるいは、荷箱3から荷卸しすることができ、作業者の労力を軽減するとともに、作業効率を向上させることができ、合わせて、車輌の効率的な運用および作業者の適正な配置を図ることが可能となる。
本考案の脱着車輌の一実施形態を示す側面図である。 図1の脱着車輌の荷箱の離脱工程を説明する側面図である。 図1の脱着車輌の荷箱の離脱工程を説明する側面図である。 図1の脱着車輌の荷箱の離脱工程を説明する側面図である。 図1の脱着車輌のクレーン作業を説明する側面図である。
符号の説明
1 脱着車輌
2 車体
3 荷箱
4 クレーン装置
5 アウトリガ装置
51 外筒
52 内筒
6 支持脚
61 アウターポスト
62 インナーポスト

Claims (1)

  1. 昇降自在なアウトリガ装置を設けた車体に、クレーン装置を搭載するとともに、荷箱支持位置と格納位置とに変姿可能な支持脚を設けた荷箱を着脱自在に搭載してなり、車体に対してアウトリガ装置および支持脚を介して荷箱を上下方向に昇降させて着脱させる一方、クレーン装置を介して車体から離脱された荷箱あるいは車体に搭載された荷箱に貨物を積卸しすることを特徴とする脱着車輌。
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