JP3136069B2 - 表示装置の調整装置 - Google Patents

表示装置の調整装置

Info

Publication number
JP3136069B2
JP3136069B2 JP07051341A JP5134195A JP3136069B2 JP 3136069 B2 JP3136069 B2 JP 3136069B2 JP 07051341 A JP07051341 A JP 07051341A JP 5134195 A JP5134195 A JP 5134195A JP 3136069 B2 JP3136069 B2 JP 3136069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display device
flicker
liquid crystal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07051341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08248369A (ja
Inventor
祐邦 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP07051341A priority Critical patent/JP3136069B2/ja
Publication of JPH08248369A publication Critical patent/JPH08248369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136069B2 publication Critical patent/JP3136069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の表示特
性であるフリッカ量を調整することに好適に実施される
液晶表示装置の調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】任意の文字、図形を表示することができ
るマトリクス形表示を行う表示装置においては、マトリ
クス状に配列された複数の絵素の状態を、表示面から出
射される光の有無に対応した、たとえば白色/黒色表示
のどちらかに、それぞれ切換えることによって、表示画
面上に画像パターン形成する。各絵素は、液晶などの表
示媒体を表示する電極に印加する電圧の大きさなどを変
化させて、表示媒体のたとえば光学的性質を切換えるこ
とによって、表示画面上の白色/黒色表示を切換えてい
る。たとえば液晶であれば、液晶分子の配列状態を変化
させ、旋光性の有無を切換えている。
【0003】前記表示装置は、絵素の表示媒体を、複数
の絵素電極および当該絵素電極に対向する対向電極がそ
れぞれ形成された一対の基板部材間によって挟持する構
成を有する。前記表示装置の駆動方式として、アクティ
ブマトリクス駆動方式が挙げられる。本駆動方式では、
前記絵素電極を各絵素毎に独立した電極で構成し、この
絵素電極毎にスイッチング素子をそれぞれ設ける。スイ
ッチング素子は、絵素電極と各絵素電極に与えられる信
号とを伝送する配線との間に接続され、絵素毎に個別的
に信号を供給/遮断する。アクティブマトリクス駆動方
式を用いた表示装置は、当該駆動方式と異なる駆動方式
を用いた表示装置と比較して、コントラストの高い表示
を行うことができる。スイッチング素子には、たとえば
薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下、「T
FT」と称する。)などの三端子素子や、二端子素子が
用いられる。
【0004】液晶表示装置は、長時間直流駆動を行う
と、液晶が劣化することが一般的に知られている。これ
らの劣化を防止するために、液晶表示装置では、たとえ
ば対向電極に交流信号を印加する交流駆動が行われてい
る。
【0005】アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示
装置では、各絵素に配置されたスイッチング素子の特性
のバラツキによって、交流駆動時に、液晶の光学的性質
が人の目につく程度の速度で変化し、表示画面にチラツ
キ、すなわちフリッカが生じることがある。フリッカ
は、表示装置の表示不良の原因となるので、フリッカを
低減させる必要がある。
【0006】フリッカを低減させるための方法として
は、表示装置が備える基板の駆動回路に信号調整器とし
て可変抵抗などを設け、表示装置完成後に表示装置を駆
動してフリッカの有無を検出し、前記信号調整器によっ
て、対向電極やスイッチング素子などに印加される信号
を調整する方法がある。
【0007】フリッカ特性の調整は、たとえば表示装置
を作業員が目視しながら信号調整器を順次調整して、最
良の調整状態を選び、信号調整器を最良の調整状態に固
定することによって行われる。
【0008】フリッカを低減させる調整工程には、表示
装置に設けられた信号調整器を可動させながら、表示装
置の表示画面のフリッカ量を検出し、最良の調整量を決
定する検査工程がある。検査工程を作業員の目視によっ
て行う場合、作業員個々の熟練度の違いによって、調整
結果にバラツキを生じるという問題がある。また検査工
程などは、フリッカを検出しやすいように、周囲を暗く
した環境で行われる。このため、作業が長時間におよぶ
と、作業者の疲労が増すという問題がある。
【0009】この問題を解決する方法として、検査工程
を光センサなどで自動化することが考えられる。たとえ
ば、信号調整器の調整量を決定する方法を自動化する技
術として、対向電極を印加する信号を調整しながら、光
センサによって表示装置の輝度を検出して表示装置を検
査する技術が特開平5−323379に開示されてい
る。本技術では、フリッカ特性が最良の状態、すなわち
ちらつきが最も少ない状態であるのは、表示装置に信号
を印加した状態の表示画面の輝度が最小または最大であ
る点としてフリッカを検出する。また、本件出願人は、
特開平6−130920において、光センサを用いて、
表示装置のフリッカ特性を自動的に検出し、表示装置の
信号調整器の調整量を決定して、信号調整器を自動調整
する技術を提案している。本技術では、フリッカ特性が
最良の状態であるのは、前記光センサの出力の交流成分
の振幅が最小である点としてフリッカを検出する。
【0010】図13は、従来例である表示装置の調整装
置1の簡略化した電気的構成を示すブロック図である。
図14は、図13の調整装置1を用いたフリッカの調整
方法を説明するための工程図である。
【0011】調整される表示装置2は、フリッカを調整
するための信号調整器2aを備えている。表示装置2上
方には、レンズ3a、光センサ3b、信号処理手段3
c、アナログ/デジタル(以後、A/Dと称する)変換
手段3dなどから成るフリッカ量検出手段3が設けら
れ、フリッカ量、すなわち表示装置の透過光の最大値と
最小値との差が計測される。レンズ3aで集光された光
が、光センサ3bに入射する。光センサ3bの出力は、
信号処理手段3cで増幅・波形整形され、A/D変換手
段3dでデジタル信号に入力されて、演算処理手段5に
入力される。
【0012】調整手段4は、回転手段4aと移動手段4
bとを含んで構成され、表示装置2上方に設けられる。
調整手段4の回転手段4aは、移動手段4bによって、
表示装置の表示画面に平行な方向および垂直方向に自由
に移動することができ、信号調整器2aを調整する。フ
リッカ量検出手段3の出力は、演算処理手段5に与えら
れる。移動駆動手段6は演算処理手段5の出力に応じて
移動手段4bを駆動し、回転手段4aを移動させ、また
回転手段4aの位置を演算処理手段5に与える。回転駆
動手段7は演算処理手段5の出力に応じて回転手段4a
を回転させ、また回転手段4aの回転角度を演算処理手
段5に与える。また、表示駆動手段8は演算処理手段5
の出力に応じて、表示装置2に表示パターンを表示させ
る。
【0013】フリッカの調整方法を、図14を併せて参
照しながら、以下に説明する。ステップm1で、表示装
置2の表示画面に検査用表示パターンを表示する。ステ
ップm2では、待機位置にある回転手段4aを、移動手
段4bによって信号調整器2a直上の調整位置まで移動
させる。ステップm3で、信号調整器2aに回転手段4
aを接触させ、回転させると同時に、フリッカ量検出手
段3で表示装置2のフリッカ量を計測する。このとき、
フリッカ量の計測は、信号調整器2aの調整可能全範囲
にわたって行う。ステップm4では、ステップm3で計
測したフリッカ量からフリッカ量の最小値を決定し、最
小値に対応する信号調整器2aの調整量を求め、前記調
整量に信号調整器2aを合わせられるように、回転手段
4aの回転量を決定する。ステップm5で、ステップm
4で決定した回転量に基づいて、回転手段4aを駆動
し、信号調整器2aを調整する。ステップm6で、回転
手段4aを前述の待機位置に戻してフリッカの調整を終
了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術のよ
うに、フリッカの調整を自動で行う場合、検査工程にお
いては、1台1台の表示装置について信号調整器の調整
可能範囲の全範囲にわたってフリッカ量を検出し、最良
の調整量を決定する。これは、個々の表示装置におい
て、スイッチング素子特性などにバラツキがあり、フリ
ッカの調整量が異なるためである。したがって、検査工
程に時間がかかるという問題がある。
【0015】本発明の目的は、調整時間を短縮すること
ができる表示装置の調整装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶層を介在
して設けられる表示電極を備え、表示電極の重なり合う
部分を絵素とし、表示すべき画像に対応し、予め定める
周期で極性が反転する表示電圧を前記絵素に印加して画
像を表示し、前記表示電極に表示信号を供給する信号線
上に、フリッカの表示特性を決定する抵抗値を可変設定
する可変抵抗素子を備える液晶表示装置の調整装置にお
いて、前記可変抵抗素子は、回転可能に設けられ、抵抗
値を可変設定する端子部材を備え、表示装置に予め定め
る画像を表示させる駆動手段と、表示装置に前記予め定
める画像を表示させた状態で、液晶表示装置からの透過
光の光量の最大値と最小値との差を計測する表示特性計
測手段と、前記端子部材に当接して、回転させる調整部
材を備える調整手段と、前記端子部材に接触可能な検出
電極を備え、この接触によって前記端子部材の電位を検
出する電位検出手段と、予め測定された好適な表示特性
が得られる前記電位の範囲が記憶されている記憶手段と
を備え、前記表示特性計測手段と、前記電位検出手段と
の出力に応答し、記憶手段に設定されている前記電位の
範囲内で、調整手段によって調整部材を回転させ、前記
光量の差が最小値となるように、前記可変抵抗素子の抵
抗値を設定する制御手段とを含むことを特徴とする表示
装置の調整装置である。
【0017】
【作用】本発明に従えば、液晶表示装置のフリッカ量が
最小値となるように自動的な調整が行われる。液晶表示
装置は、液晶層を介在して設けられる表示電極を備え、
表示電極の重なり合う部分を絵素とし、前記絵素には、
表示すべき画像に対応し、予め定める周期で極性が反転
する表示電圧が印加され、当該液晶表示装置は、交流駆
動によって画像を表示画面に表示している。このように
駆動手段によって表示装置に予め定める画像を表示した
状態で、表示特性計測手段によって、液晶表示装置の透
過光の光量の時間変化を計測し、前記光量の最大値と最
小値との差を計測する。すなわち、表示特性計測手段
は、液晶表示装置のフリッカ量を計測する。液晶表示装
置の表示電極に表示信号を供給する信号線上には、可変
抵抗素子が備えられ、この抵抗値を可変して、フリッカ
の表示特性を決定することができる。前記表示特性計測
手段によって計測された光量差が最小値となるように、
すなわち表示装置のフリッカ量が最小値となるように、
前記可変抵抗素子の抵抗値を設定する。したがって、制
御手段は、液晶表示装置のフリッカ量を最小とするよう
に、調整手段によって調整部材を回転させ、この調整部
材に当接している可変抵抗素子の抵抗値を可変設定する
端子部材を回転させ、可変抵抗素子の抵抗値を前述のよ
うに設定する。これによって、個々の表示装置によって
それぞれ微妙に異なる最適な表示特性が得られる電位
を、記憶手段に記憶されている電位の予め定める範囲内
で検出する。したがって、従来技術の調整装置と比較し
て、短時間で調整を行うことができる。
【0018】
【0019】
【0020】前記電位は、可変抵抗素子の端子部材を回
転させて設定される。また前記調整手段は、調整部材を
前記端子部材に当接させ、端子部材を回転させる。ま
た、前記電位検出手段は、検出電極を端子部材に接触さ
せ、端子部材の電位を検出する。これによって、その電
位に対応する可変抵抗素子で実現される抵抗値を設定す
ることができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である表示装置の
調整装置11の簡略化した電気的構成を示すブロック図
である。表示装置は、たとえば液晶表示装置などが挙げ
られる。
【0022】調整対象である表示装置12上方に、表示
特性計測手段であるフリッカ量検出手段13と、調整手
段14とが設けられる。調整手段14は、フリッカ量検
出手段13の視野をふさがない位置に設けられる。表示
装置12は、表示装置駆動手段15によって駆動され、
表示装置の表示画面上に、調整用表示パターンを表示す
る。調整用表示パターンは、静止画像であるパターンで
ある。光源は、表示装置に組込まれた、たとえばバック
ライトを使用する。また、たとえば可変抵抗で実現され
る表示装置12の信号調整器12aと接する調整手段1
4の先端には、抵抗値検出手段16が設けられる。
【0023】フリッカ量検出手段13および抵抗値検出
手段16から出力されたアナログ信号は、それぞれ信号
処理手段17,18で増幅され、波形整形されて、A/
D変換手段19,20でデジタル信号に変換されて、演
算処理手段21に与えられる。演算処理手段21は、移
動駆動手段23を介して、調整手段14の移動手段24
を駆動し、調整手段14の回転手段25の位置を決定す
る。また演算処理手段21は、フリッカ量検出手段13
および抵抗値検出手段16の出力に応答して、回転駆動
手段22を駆動させ、回転手段25の回転量および回転
方向を制御する。
【0024】図2は、図1の表示装置12の一例である
液晶表示装置30の正面図である。図3は、図2の液晶
表示装置30のA−A断面図である。液晶表示装置30
は、たとえばスイッチング素子にTFTを用いたアクテ
ィブマトリクス駆動方式の液晶パネル31に、TFTの
ゲート電極に信号を印加するためのゲート駆動基板3
2、およびTFTのソース電極に信号を印加するための
ソース駆動基板33が接続されている。ゲート駆動基板
32上には、たとえば可変抵抗で実現される信号調整器
12aが取付けられている。信号調整器12aは、対向
電極入力端子と対向電極との間に介在される。信号調整
器12aは、対向電極に印加される信号レベルを調整す
る。また、液晶パネル31の表示画面と反対側には、た
とえば平板状の光源34が設けられている。
【0025】液晶パネル31は、液晶表示素子46を、
一対の偏光板47,48で挟持した構成を有する。液晶
表示素子46は、絵素電極41、TFTおよび配線が設
けられた一方基板部材42と、対向電極43が設けられ
た他方基板部材44との間に液晶層45が挟持された構
成を有する。一対の基板部材42,44の対向する一方
表面には、前述した電極41,43などがそれぞれ設け
られ、図示しない配向膜による配向処理が施されてい
る。対向電極43には、交流電源49から交流信号が与
えられる。絵素電極41は、TFTのドレイン電極と接
続され、TFTおよび配線を介してゲート駆動基板32
およびソース駆動基板33から駆動信号が与えられる。
【0026】再び図1を参照して、フリッカ量検出手段
13は、たとえばシリコンセルやシリコンフォトダイオ
ードなどの受光素子を用いた照度計や輝度計で実現され
る光センサ51と、集光レンズ52とを含んで構成され
る。フリッカ量検出手段13は、表示特性の1つである
フリッカを計測する。光センサ51は、集光レンズ52
によって、表示装置12の表示画面上のほぼ中央に、直
径数cmの視野でピント調整される。集光レンズ52で
光を集約することによって、表示装置12周囲から入射
する光を除去することができ、周囲の光によって光セン
サ51の出力に加わるノイズを除去することができる。
したがって、表示装置12を覆う遮光部材などを設ける
必要がなくなる。
【0027】調整手段14の移動手段24は、ボールネ
ジやスライドテーブルなどを有する3方向の直交度を持
つ機構で構成される。当該移動手段24は回転手段25
を表示画面に水平な面内で任意の位置に移動させる水平
移動手段24aと、回転手段25を垂直方向に昇降させ
る昇降手段24bとを含む。移動駆動手段23は、モー
タやモータドライブ回路などを含んで構成される。移動
駆動手段23のモータドライブ回路は、演算処理手段2
1から出力されるデジタル信号に応答してモータを駆動
し、移動手段24のスライドテーブルやボールネジを動
かして回転手段25を任意の位置に動かす。また、移動
駆動手段23は回転手段25の現在位置を演算処理手段
21に与える。これによって、移動手段24は移動駆動
手段23を介し、演算処理手段21の出力に応答して、
回転手段25を信号調整器12aに確実に接触させるこ
とができる。また移動駆動手段23は、モータコントロ
ール回路を有し、演算処理手段21が行うモータの制御
を一部負担する構成としてもよい。
【0028】これによって、調整手段14の回転手段2
5は、水平移動手段24aによって、表示装置12の表
示画面に平行な平面内で左右方向、前後方向に自由に移
動することができる。かつ、昇降手段24bによって、
回転手段25を自由に昇降させることができる。したが
って、表示手段12のどの位置に信号調整器12aが設
けられていても、回転手段25をその真上に配置し、ま
た回転手段25を降下させて、回転手段25の先端に設
けられるドライバ25aを信号調整器12aに接触させ
ることができる。ゆえに、様々な大きさで、様々な位置
に信号調整器12aを有する表示装置の信号調整器12
aを調整することができる。
【0029】回転手段25は回転駆動手段22の出力に
応答し、信号調整器12aに接触して、信号調整器12
aを回転させることができる構造を有する。回転駆動手
段22は、モータやモータドライブ回路などを含んで構
成される。回転駆動手段22のモータドライブ回路は、
演算処理手段21から出力されるデジタル信号に応答し
て、モータを駆動し、ドライバ25aを任意の回転角だ
け回転させる。また回転駆動手段22は、回転手段25
の現在の回転角度を演算処理手段21に与える。これに
よって、回転手段25は、回転駆動手段22を介し、演
算処理手段21の出力に応答して、信号調整器12aを
任意の回転角に合わせることができる。また、回転駆動
手段22はモータコントロール回路を有し、演算処理手
段21が行うモータの制御を一部負担する構成としても
よい。
【0030】図4は、抵抗値検出手段16の分解斜視図
である。抵抗値検出手段16は、回転手段25の先端部
分に取付けられ、前記先端部分のドライバ25aを貫通
させるように設けられる。外枠57は底のある円管状を
なし、底部57aには側面を成す円管部57bの内径d
4よりも小さい直径d2の挿通孔57cが設けられる。
電極55は、円板状の上部55aと円管状の下部55b
から成り、上部55a中央にはドライバ25aが貫通す
る挿通孔55cが設けられる。下部55bの外径d1
は、外枠57の底部の挿通孔57cの直径d2より小さ
い。上部55aの直径d3は外枠57の内径d4より小
さく、底部57aの挿通孔57cの直径d2よりも大き
い。これによって電極55は外枠57内に収容され、か
つ電極55の下部55bは、外枠57の挿通孔57cか
ら外部に突出すように設置される。また、外枠57の底
部57aに電極55の上部55aが引っ掛かるので、外
枠57から電極55が抜け落ちることを防止する。
【0031】電極55の上部55aには、ばね54の一
端が接続される。ばね14の他端は、ドライバ25aに
固定される上蓋58に接続される。ドライバ25aは、
上蓋58、ばね54、電極55、および外枠57を貫通
している。
【0032】図5(1)は、待機位置で待機する状態の
回転手段25の先端部分のドライバ25a、および抵抗
値検出手段16の部分断面図である。信号調整器12a
は、摺動部56を有する。信号調整器12aが可変抵抗
である場合、摺動部56は可変抵抗の可動片である。た
とえば信号調整器12aは、長い抵抗線の一端に設けら
れる固定端と、抵抗線の途中で摺動する可動片との間の
抵抗線の長さによって抵抗値が決定するような構成を有
する。可動片の位置は、摺動部56の回転角によって決
定される。信号調整器12aは、3つの端子を有し、可
動片である摺動部56は、可変抵抗の抵抗値を決定する
端子部材である。抵抗線の一端に接続される端子は、た
とえば対向電極入力端子に接続され、他端に接続される
端子は接地される。
【0033】摺動部56は、液晶パネル31の対向電極
41に接続される。図5では、液晶パネル31を等価回
路図で示し、液晶層45を挟持する対向電極43と絵素
電極41とをコンデンサ75の両極板で示す。絵素電極
41には、TFT71が接続される。絵素電極43に
は、TFT71を介して、駆動信号が印加される。
【0034】回転手段25が表示装置12上方の待機位
置に位置し、ドライバ25aが信号調整器12aの摺動
部56に接していない状態では、ドライバ25aの先端
よりも、電極55の先端は下方に位置する。ばね54
は、電極55に対して下方向に力をおよぼす。回転手段
25が信号調整器12a上方から下降すると、先ず電極
55の先端が信号調整器12aの摺動部56に接触す
る。電極55の先端が摺動部56に接触した時点では、
ドライバ25aの先端は、まだ摺動部56に接しない。
さらに、ドライバ25aが下降すると、ばね54が収縮
し、電極55は外わく57内に収容され、ドライバ25
aは摺動部56の溝56aに嵌まり込む。この状態を図
5(2)に示す。
【0035】回転手段25は、ドライバ25aの先端が
摺動部56の溝56aに嵌まり込んだ状態で、摺動部5
6を回転させることができる。このとき、電極55は、
ばね54の力によって摺動部56に押付けられており、
ドライバ25aが摺動部56を回転させている間も、摺
動部56に接触し続けることができる。これによって、
摺動部56を回転させながら、信号調整器12aの摺動
部56の電位である端子電圧を測定することができる。
測定された端子電圧は、電極55に接続されている信号
線59を介して、信号処理手段17に与えられる。
【0036】図6は、演算処理手段21の簡略化した電
気的構成を示すブロック図である。演算処理手段21
は、処理回路61、メモリ62、外部記憶手段63、表
示手段64、入出力手段65、通信手段66、システム
バス67を含んで構成される。
【0037】外部記憶手段63は、ハードディスクやフ
ロッピーディスクなどを含んで実現される。表示手段6
4は、ディスプレイやディスプレイコントロール手段な
どを含んで実現される。入出力手段65は、キーボード
やマウスおよびパラレルI/Oインタフェイスなどで実
現される。通信手段66は、RS−232Cなどによっ
て実現される。
【0038】上述した各手段は、システムバス67で相
互に接続されており、処理回路61によって制御されて
いる。たとえば、表示装置駆動手段15への出力や、回
転駆動手段22への出力や、A/D変換手段19,20
からの入力は、入出力手段65を通して行われる。移動
手段24の制御は、移動駆動手段23を通して通信手段
66から行われる。またたとえば、A/D変換されたデ
ジタル信号は、入出力手段65の入力部から出力され、
メモリ62に格納され、必要に応じて処理回路61によ
って読出されて判定処理される。
【0039】メモリ62には、予め測定された好適なフ
リッカ特性が得られると判定された、表示装置12の信
号調整器12aに設定される抵抗値の範囲がストアされ
る。また、抵抗値検出手段16によって直接検出される
のは、信号調整器12aの端子電圧Vである。信号調整
器12aに設定される抵抗値が大きくなれば、測定され
る端子電圧Vは抵抗値に比例して変化する。したがっ
て、メモリ62には、抵抗値に対応した端子電圧Vの範
囲がストアされていてもよい。
【0040】図7は、図3の液晶表示素子46の1絵素
の等価回路である。TFT71のドレイン電極に接続さ
れた絵素電極の電位と、対向電極の電位との差の大きさ
が閾値以上になると、液晶層内の液晶の分子配列が変化
する。これによって、たとえば信号を印加しない状態と
印加した状態とでは、液晶層の旋光性の有無が切換わ
る。たとえば、信号が印加された状態で旋光性が失われ
る液晶層を有する液晶表示素子を、吸収軸が平行な一対
の偏光板で挟持した液晶パネルに信号を印加した状態で
一方面から光を入射させると、光が他方面に透過する。
【0041】液晶パネル31が交流駆動されている場
合、液晶表示素子46の液晶層45を挟持する絵素電極
41と、対向電極43との間に印加される信号は、すな
わち図6のコンデンサ75の一対の極板間に印加される
電圧は、絵素電極41側の電位を0とすると、交流信号
の半周期毎に、図8(1)の参照符76に示す対向電極
43側の電位が低くなる状態と、図8(2)の参照符7
7に示す対向電極43の電位が高くなる状態とを繰返
す。すなわち、半周期毎に液晶表示素子46の液晶層4
5内に生じる電場の向きが図8(3)および図8(4)
の矢符78,79に示すように逆転する。
【0042】対向電極41の電位が、絵素電極43の電
位よりも低い場合には、TFTのソース電極からドレイ
ン電極を介して、絵素電極から信号が液晶層45に加え
られる。このとき、液晶層45内の液晶分子は、ツイス
ト角φ1を有する。液晶分子の長軸と、基板部材に平行
な面との間の角度をツイスト角と呼ぶ。逆に、絵素電極
41の電位が対向電極43の電位よりも高い場合には、
対向電極41から液晶層45へ信号が加えられる。この
とき、液晶層45内の液晶分子は、ツイスト角φ2を有
する。ツイスト角φ1とツイスト角φ2とは、一般的に
異なる値を持つ。
【0043】ツイスト角が変動すると、液晶パネル31
を透過する光の光量もまた変動する。したがって、液晶
パネル31の表示画面の輝度も変動する。たとえば、図
8(5)の参照符81に示す、ツイスト角φ1の液晶パ
ネル31が透過する光を図1の光センサ51で測定した
輝度は、図8(6)の参照符82に示すツイスト角φ2
の液晶パネルが透過する光を図1の光センサ51で測定
した輝度よりも低い。このように、交流駆動を行うと、
印加する交流信号の半周期毎に、パネル表示表面の輝度
が変動する。これによって、フリッカが生じる。
【0044】フリッカが生じる場合、光センサ51から
は、図8(7)の実線83、および図9の実線84に示
すように、表示装置12の表示画面の時間に対して変動
する輝度に対応する信号が出力される。フリッカの調整
は、この信号の最大値と最小値との差、すなわちフリッ
カ量PPが最小となるように、すなわちツイスト角φ1
とツイスト角φ2とが等しくなるようにすればよい。
【0045】図10(1)は、信号調整器12aが可変
抵抗である場合、可変抵抗端子電圧Vと、可変抵抗回転
角度θとの関係を示すグラフである。図10(2)は、
フリッカ量PPと可変抵抗回転角度θとの関係を示すグ
ラフである。
【0046】可変抵抗回転角度θは、すなわち図5に示
す、信号調整器12aの摺動部56の回転角度である。
ゆえに、可変抵抗回転角度θを変化させることによっ
て、信号調整器12aの抵抗値を変化させることができ
る。可変抵抗回転角度θと抵抗値とは比例する。また前
述したように、抵抗値と端子電圧Vとは比例する。した
がって、可変抵抗端子電圧Vと可変抵抗回転角度θとの
間には、実線85で示す線形の関係が存在する。
【0047】また、フリッカ量PPと可変抵抗回転角度
θとの間には、たとえば参照符86に示すV字形特性が
ある。フリッカ量PPが最小である点Aの可変抵抗回転
角度θに信号調整器12aを合わせた場合、最もフリッ
カが少なく、表示装置12の特性が最良になると考えら
れる。
【0048】可変抵抗端子電圧V、フリッカ量PP、お
よび可変抵抗回転角度θの相関は、経験上表示装置の各
機種毎に決定される。同機種では、ほぼ等しい。したが
って、同機種の複数の表示装置においては、個々の装置
間のバラツキを考慮しても、フリッカ量PPの最小値A
に対応する可変抵抗回転角度θおよび最良端子電圧VP
は近い値になると考えられる。したがって、予め測定さ
れた同機種の表示装置の最良端子電圧VPよりも電圧の
低い端子電圧VAから、最良端子電圧VPよりも電圧の
高い端子電圧VBまでの範囲を装置間バラツキを考慮し
て予め求め、この範囲で、可変抵抗回転角度θに対する
フリッカ量PPを計測すれば、個々の表示装置のフリッ
カ量PPが最小となる可変抵抗回転角度θを容易に検出
することができる。
【0049】図11は、図1の調整装置11を用い、フ
リッカの調整を行う方法を説明するための工程図であ
る。ステップn1では、演算処理手段21から表示装置
駆動手段22を介して、調整用表示パターンを液晶表示
装置12に表示させる。調整用表示パターンは、演算処
理手段21に複数ストアされており、最適な表示パター
ンが選択される。また光源には、表示装置12が備える
光源を用いる。ステップn2では、演算処理手段21に
よって移動駆動手段23を介して、水平移動手段24a
を制御し、回転手段25を表示画面に平行な方向に動か
す。これによって、予めストアされている表示装置12
の機種情報に基づいて、回転手段25を所定の待機位置
から信号調整器12aの中心位置に回転手段25の先端
部中心部が一致する調整位置まで移動させる。このと
き、回転手段25の先端は、表示装置12と衝突しない
位置に、昇降手段24bによって設定されている。
【0050】ステップn3では、昇降手段24bによっ
て回転手段25を下降させ、抵抗値検出手段16の電極
55と回転手段25のドライバ25aとを、信号調整器
12aに接触させる。これによって、信号調整器12a
の電位を測定し、この電位に基づいて、ステップn4〜
n5で信号調整器12aの予備調整を行う。
【0051】ステップn4では、電極55から出力され
る信号調整器12aの端子電圧Vは、信号処理手段1
7、A/D変換手段20を介し、演算処理手段21に入
力される。次いで、信号調整器12aの端子電圧Vが、
図10に示すフリッカ量の最小値Aに対応する最良端子
電圧VPの近傍である、端子電圧VAから端子電圧VB
までの範囲に存在するかどうかを判断する。存在しない
場合には、端子電圧Vの値が前記範囲内の値になるよう
に、ステップn5でドライバ25aで信号調整器12a
の摺動部56を回転させる。図10に示すようなフリッ
カ量PPと可変抵抗端子電圧Vとの相関関係は予め測定
され、最良のフリッカ特性を示す前記範囲が決定され
て、表示装置の各機種毎に演算処理手段21にストアさ
れている。これによって、抵抗値検出手段16から得ら
れた可変抵抗端子電圧Vから、最良端子電圧VPの近傍
までの回転量および回転方向を算出することができる。
これによって、フリッカ量検出手段13によって測定を
行わなくても、フリッカ量最小点A近傍まで最短時間で
信号調整器12aを調整することができる。
【0052】ステップn6では、フリッカ量検出手段1
3によって、フリッカ量PPと可変抵抗回転角度θとの
相関が求められる。可変抵抗端子電圧VA〜VBの範囲
内で、光センサ51によって計測を行う。計測は、回転
手段25のドライバ25aを回転させて、信号調整器1
2aの抵抗値を変化させながら、光センサ51によって
表示画面の輝度を測定し、端子電圧がVAからVBまで
の間の複数点のフリッカ量PPを求める。この結果か
ら、ステップn7で、フリッカ量PPが最小となる点を
決定し、最小点Aに対応する可変抵抗回転角度θを求め
る。求めた可変抵抗回転角度θに信号調整器12aの回
転角を合わせるためにドライバ25aの回転量および回
転方向を算出する。ステップn8で、算出した回転量お
よび回転方向に基づいてドライバ25aを駆動し、信号
調整器12aを前記可変抵抗回転角度θに合わせて徴調
整する。ステップn9で、移動手段24によって、回転
手段25を所定の待機位置に退避させた後、調整作業を
全て終了する。
【0053】以上の工程によって、フリッカを調整する
ことができる。本実施例の工程は、従来技術の工程と比
較して、ステップn3〜n5に示す信号調整器12aの
可変抵抗端子電圧を用いた予備調整を行う工程が付加さ
れている。ステップn3〜n5の工程を付加することに
よって、ステップn6で行うフリッカ量PPの測定範囲
を、可変抵抗端子電圧VA〜VBの範囲、すなわち可変
抵抗回転角度θがθA〜θBの範囲とすることができ
る。これによって、フリッカ量PPを測定するために要
する時間を、従来技術のように可変抵抗回転角度全範囲
にわたって測定する場合と比較して、大幅に短縮するこ
とができる。
【0054】図10(2)に示すように、フリッカ量P
Pと可変抵抗回転角度θとの関係が、V字形を示す場合
では、フリッカ量最小値Aを探すことは容易であるけれ
ども、たとえばフリッカ量PPと可変抵抗回転角度θと
の関係が、図12(2)の実線87に示すように、平底
形を示す場合、フリッカ量最小値Aがフリッカ量PPA
〜PPBの間のどの点であるかを決めにくくなる。これ
によって、前述のようなフリッカ量の自動調整を行う場
合、調整が不安定になる。この場合は、フリッカ量検出
手段13によって、初期状態の表示装置のフリッカ量を
求め、図12(1)に示す実線85の特性から、可変抵
抗の回転角度をフリッカ量PPAまたはPPBに対応し
た角度θAまたはθBに調整する回転量および回転方向
を算出し、この後、抵抗値検出手段16を用いて、端子
電圧Vが、最良端子電圧VPに達するように、可変抵抗
を回転させるようにしてもよい。
【0055】また表示装置の駆動基板に、信号調整器1
2a以外にも、複数の可変抵抗が存在し、これらがフリ
ッカ量PPに影響をおよぼす場合には、前記複数の可変
抵抗を調整することによって、可変抵抗端子電圧Vとフ
リッカ量PPとの相関が大きく変化することが考えられ
る。この場合においては、前記複数の可変抵抗を調整し
た後に、フリッカ量の測定を行って信号調整器12aの
可変抵抗を調整すればよい。
【0056】
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整装置
は、フリッカ量である表示特性を決定する電位を設定す
る可変抵抗素子で調整して、液晶表示装置のフリッカ量
である表示特性の調整を行う。この液晶表示装置は、液
晶層を表示電極で挟持し、表示電極の重なり合う部分を
絵素として交流駆動を行う。可変抵抗素子は、表示電極
に表示信号を供給する信号線上に設けられ、端子部材を
回転させて抵抗値を可変設定する。
【0058】最初に前記表示装置に、駆動手段による予
め定める画像を表示させた状態で、前記端子部材の電位
を検出し、可変抵抗素子で設定されている電位が、予め
測定された好適な表示特性が得られる電位の範囲内の値
となるように可変抵抗素子を調整する予備調整を行う。
次いで、その画像を表示した状態で、電位を前記範囲内
で変化させながら表示特性を計測して、フリッカ量が最
小となる最適な表示特性を求め、それに対応する可変抵
抗素子の抵抗値を設定する。
【0059】このように、可変抵抗素子の予備調整を行
うことによって、表示特性の調整にかかる時間を短縮す
ることができる。また、フリッカ量である表示特性は、
液晶表示装置では、表示画面の透過光の光量の最大値と
最小値の光量差である。このような光量差を、表示特性
計測手段によって測定し、また可変抵抗素子の抵抗値に
依存する電位を電位検出手段によって測定し、可変抵抗
素子の抵抗値の調整量を決定することによって、定量的
でかつ信頼性の高い自動調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示装置の調整装置11の
簡略化した電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置12の1例である液晶表示装置
30の正面図である。
【図3】図2の液晶表示装置30のA−A断面図であ
る。
【図4】図1の調整装置11の回転手段25の先端に設
けられるドライバ25aおよび抵抗値検出手段16の分
解斜視図である。
【図5】図1の調整装置11の回転手段25の先端に設
けられるドライバ25aおよび抵抗値検出手段16の部
分断面図である。
【図6】図1の調整装置の演算処理手段21の簡略化し
た電気的構成を示すブロック図である。
【図7】図4の液晶表示素子46の1絵素の等価回路図
である。
【図8】液晶表示装置30においてフリッカが生じる原
因を説明するための図である。
【図9】図1の調整装置のフリッカ量検出手段の光セン
サ51の出力と、時間との関係を示すグラフである。
【図10】可変抵抗で実現された信号調整器12aの可
変抵抗端子電圧Vと、可変抵抗回転角度θとの関係を示
すグラフおよびフリッカ量PPと可変抵抗回転角度θと
の関係を示すグラフである。
【図11】図1の調整装置を用い、フリッカの調整を行
う方法を説明するための工程図である。
【図12】可変抵抗で実現された信号調整器12aの可
変抵抗端子電圧Vと、可変抵抗回転角度θとの関係を示
すグラフおよびフリッカ量PPと可変抵抗回転角度θと
の関係を示すグラフである。
【図13】従来技術の表示装置の調整装置1の簡略化し
た電気的構成を示すブロック図である。
【図14】図13の調整装置1を用いたフリッカの調整
方法を説明するための工程図である。
【符号の説明】
11 調整装置 12 表示装置 12a 信号調整器 13 フリッカ量検出手段 14 調整手段 15 表示装置駆動手段 16 抵抗値検出手段 21 演算処理手段 24 移動手段 25 回転手段 25a ドライバ 51 光センサ 52 集光レンズ 54 ばね 55 電極 56 摺動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−82296(JP,A) 特開 平5−83660(JP,A) 特開 平2−4093(JP,A) 特開 平3−2823(JP,A) 特開 平6−300998(JP,A) 特開 平6−102838(JP,A) 特開 平6−161378(JP,A) 特開 平5−322700(JP,A) 実開 平4−133223(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 505 G02F 1/13 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を介在して設けられる表示電極を
    備え、表示電極の重なり合う部分を絵素とし、表示すべ
    き画像に対応し、予め定める周期で極性が反転する表示
    電圧を前記絵素に印加して画像を表示し、前記表示電極
    に表示信号を供給する信号線上に、フリッカの表示特性
    を決定する抵抗値を可変設定する可変抵抗素子を備える
    液晶表示装置の調整装置において、 前記可変抵抗素子は、回転可能に設けられ、抵抗値を可
    変設定する端子部材を備え、 表示装置に予め定める画像を表示させる駆動手段と、 表示装置に前記予め定める画像を表示させた状態で、液
    晶表示装置からの透過光の光量の最大値と最小値との差
    を計測する表示特性計測手段と、 前記端子部材に当接して、回転させる調整部材を備える
    調整手段と、 前記端子部材に接触可能な検出電極を備え、この接触に
    よって前記端子部材の電位を検出する電位検出手段と、 予め測定された好適な表示特性が得られる前記電位の範
    囲が記憶されている記憶手段とを備え、 前記表示特性計測手段と、前記電位検出手段との出力に
    応答し、記憶手段に設定されている前記電位の範囲内
    で、調整手段によって調整部材を回転させ、前記光量の
    差が最小値となるように、前記可変抵抗素子の抵抗値を
    設定する制御手段とを含むことを特徴とする表示装置の
    調整装置。
JP07051341A 1995-03-10 1995-03-10 表示装置の調整装置 Expired - Fee Related JP3136069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07051341A JP3136069B2 (ja) 1995-03-10 1995-03-10 表示装置の調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07051341A JP3136069B2 (ja) 1995-03-10 1995-03-10 表示装置の調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08248369A JPH08248369A (ja) 1996-09-27
JP3136069B2 true JP3136069B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=12884235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07051341A Expired - Fee Related JP3136069B2 (ja) 1995-03-10 1995-03-10 表示装置の調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3136069B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5184260B2 (ja) * 2008-08-22 2013-04-17 株式会社飛鳥電機製作所 液晶表示装置のフリッカ測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08248369A (ja) 1996-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813857B2 (ja) 共通電極印加電圧調整機能付き表示装置及びその調整方法
JP2559773B2 (ja) 薄膜トランジスタ・アレイ装置
JP4789515B2 (ja) 表示装置及びその駆動方法
TWI414982B (zh) 一液晶顯示器結構及其驅動方法
JP3771157B2 (ja) 表示装置の駆動方法および液晶表示装置の駆動方法
US20130307575A1 (en) Switch control unit, test apparatus and method for liquid crystal cell
KR20020030645A (ko) 액정표시장치의 잔상측정 방법
CN102798634A (zh) 光学检测装置以及具有光学检测装置的阵列测试装置
US20160148552A1 (en) Method and apparatus for calibrating liquid crystal display device
KR20010094923A (ko) 액정디스플레이의 화질조정장치 및 화질조정방법
US5844421A (en) Probe control method for leveling probe pins for a probe test sequence
JPH0829265A (ja) 温度センサおよびそれを用いた液晶表示装置
JP3136069B2 (ja) 表示装置の調整装置
US5444385A (en) Testing apparatus for liquid crystal display substrates
JP2008107590A (ja) 液晶表示装置、及び液晶表示装置の駆動方法
KR20050097986A (ko) 액티브 매트릭스 디스플레이 회로 기판, 그것을 포함하는디스플레이 패널, 그 검사 방법, 및 그를 위한 검사 장치
CN103155021B (zh) 调整显示装置
JP3804820B2 (ja) 液晶表示パネルの評価装置及びその評価方法
JP2011107454A (ja) 表示装置
JP5275652B2 (ja) 光量検出回路及び電気光学装置
JP3373691B2 (ja) 座標入力機能付き表示装置
KR100996536B1 (ko) 액정표시장치의 광센서 회로 및 이를 이용한 백라이트제어장치
JPH0580314A (ja) 液晶表示パネル
KR20060007972A (ko) 표시장치 및 이의 휘도 제어방법
KR100408995B1 (ko) 전계검사장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees