JP3135963U - エンジン発電機における出力端子の防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性に優れたエンジン発電機における出力端子の防水構造を提供する。
【解決手段】エンジンと、このエンジンにより駆動される発電機とが防音ケース2に収装され、防音ケース2の側面2aに、開閉ドア10を備えた制御盤3と、この制御盤3の下方に位置する出力端子4とが配設され、出力端子4の手前には、出力端子4よりも上方に位置する水平軸回りに回動開閉する出力端子カバー6が設けられたエンジン発電機1において、雨水が出力端子カバー6に付着しないように、開閉ドア10を下方まで延設させた形状としてこの開閉ドア10により出力端子カバー6を覆う構成とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、エンジン、発電機、その他の補機類等を内蔵する防音ケースの側面に出力端子を備えたエンジン発電機に関する。
前記エンジン発電機には、操作性や視認性の観点から、各操作スイッチや計器類を備える制御盤を防音ケースの一側面において目線レベルに近い上部側にレイアウトし、発電機の出力端子をその下方にレイアウトした機種が存在し、その一例が特許文献1に記載されている。
図4は出力端子周りの従来構造の一例を示す側断面図である。出力端子31は、防音ケース32の側面に形成された凹部33内に位置しており、出力端子31の手前には開閉式の出力端子カバー34が取り付けられる。出力端子カバー34の開閉構造については、横開き式にすると開いた際に凹部33の横に位置して出力ケーブル35の結線時に作業者の腕と干渉しやすくなり、また、閉じた際に出力端子カバー34の下方の間隙から出力ケーブル35を引き出す構造上、下縁部34b周りを支点とする下開き式にすることも困難となる。そのため、出力端子カバー34の開閉構造は、出力端子31よりも上方に位置する水平な支軸36回りに回動開閉する上開き式となっている。
図4(a)は、出力端子カバー34を閉じた状態を示しており、雨水の浸入を防ぐため出力端子カバー34の上縁部34aは防音ケース32の側面の内側に重なって位置する仕様となっている。そのため、前記支軸36は、防音ケース32の側面と上縁部34aの重なり代部よりも下方に位置している。図4(b)は、出力端子カバー34を全開にした状態を示しており、下縁部34bを上縁部34aよりも上方に位置させることで、出力端子31の手前空間を大きく開放させ、出力ケーブル35の結線作業をしやすくしている。
実用新案登録第3117792号公報
出力端子カバー34の上方には制御盤(図示せず)の保護として開閉ドア37が取り付けられており、エンジン発電機を屋外に設置した場合には、開閉ドア37の下縁部と防音ケース32との隙間38に雨水等が溜まりやすい。従来では、まとまった量の雨水が隙間38に溜まった状態で、例えば先に出力端子カバー34を図4(b)のように全開状態にしておき、次いで開閉ドア37を開けると、溜まった雨水が開閉ドア37の動きに伴ってひとまとめに落下し、傾斜した出力端子カバー34を伝って出力端子31まで流れ落ちるというおそれがあった。
前記特許文献1には、出力端子カバー34の両側縁部に亘って凹状の溝或いは凸状の段部を形成することにより、カバー表面における水の流れを遮断する技術が記載されているが、まとまった量の水が一度に出力端子カバー34上に流れてきた場合には全ての水を受けきれず、一部の水が溝や段部を乗り越えて出力端子31側まで流れるおそれがある。
本考案は以上のような課題を解決するために創作されたものであり、防水性に優れたエンジン発電機における出力端子の防水構造を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本考案は、エンジンと、このエンジンにより駆動される発電機とが防音ケースに収装され、この防音ケースの側面に、開閉ドアを備えた制御盤と、この制御盤の下方に位置する出力端子とが配設され、前記出力端子の手前には、この出力端子よりも上方に位置する水平軸回りに回動開閉する出力端子カバーが設けられた構成からなるエンジン発電機において、雨水が前記出力端子カバーに付着しないように、前記開閉ドアを下方まで延設させた形状としてこの開閉ドアにより前記出力端子カバーを覆う構成としたことを特徴とするエンジン発電機における出力端子の防水構造とした。
本考案によれば、開閉ドアの介在により、出力端子カバーの表面に雨水が直接付着しないことはもちろん、出力端子カバーの上部の水溜り箇所が存在しなくなるため、出力端子カバーを開けたときに水滴が出力端子カバーを伝って出力端子まで流れ落ちるという従来の事象が生じない。
また、本考案は、閉じた状態の前記開閉ドアの下縁と前記防音ケースとの間に、出力ケーブル挿通用の間隙部が形成されていることを特徴とするエンジン発電機における出力端子の防水構造とした。
本考案によれば、開閉ドアを完全に閉めた状態で出力ケーブルを外部に引き出すことができる。
本考案によれば、出力端子に対する防水効果が向上する。
図1、図2は、それぞれ本考案を適用したエンジン発電機の出力端子周りの外観斜視図、側断面図、図3は出力端子カバーを外した状態の出力端子周りの外観斜視図である。エンジン発電機1は、エンジン、発電機、その他の補機類(いずれも図示せず)等を内蔵する直方体形状の防音ケース2を備える。
防音ケース2の一の側面2aにおいて、上部には各操作スイッチや計器類等を備える制御盤3が取り付けられており、制御盤3の下方に発電機の出力端子4が位置している。具体的には、出力端子4は側面2aに形成された凹部5に取り付けられており、図1に示すように横方向に複数備えられている。
出力端子4の手前には開閉式の出力端子カバー6が取り付けられる。出力端子カバー6は横長矩形状を呈した平板状部材であり、図3に示すように、上縁近傍の両側縁には曲げ加工等により屈曲された支軸受部6aが形成されている。支軸受部6aには軸孔6bが穿設されている。防音ケース2側においては、凹部5の両側に螺子孔5aが形成されており、螺子からなる支軸7を軸孔6bに挿通させて螺子孔5aに螺合させることで、出力端子カバー6が支軸7回りに回動開閉する。支軸7は、出力端子4よりも上方に位置した水平軸を構成する。支軸7としてはこのような螺子に限られず、ピンなどでもよい。
図2(a)は、出力端子カバー6が鉛直状に位置して閉じ、出力端子4を外部から掩蔽した状態を示している。凹部5の底面は出力ケーブル8を案内するための傾斜面5cとして形成されており、出力端子カバー6を閉じた際には、傾斜面5cと出力端子カバー6の下縁との間には、出力ケーブル8を挿通させるための間隙部9が形成される。また、閉じた状態の出力端子カバー6は、防音ケース2の側面2aよりも内側、つまり凹部5に位置する。図2(b)は、出力端子カバー6を全開にした状態を示しており、カバーの下縁を上縁よりも上方に位置させることで、出力端子4の手前空間を大きく開放させ、出力ケーブル8の結線作業をしやすくしている。
なお、出力端子カバー6の下縁近傍の両側縁には、孔6cが穿設されたカバー固定部6dが突設されている。防音ケース2側においては、孔6cに対応した位置に螺子孔5bが形成されており、出力端子カバー6を閉じた際には図示しない固定螺子を孔6cを介して螺子孔5bに螺合することにより出力端子カバー6を防音ケース2に固定できるようになっている。
本考案は、雨水等が出力端子カバー6に付着しないように、本来であれば制御盤3のみの開け閉めとして機能する開閉ドア10を下方まで延設させた形状とし、この開閉ドア10により出力端子カバー6を覆う構成としたことを主な特徴とする。
開閉ドア10は図示しないヒンジに支持されて横方向に回動開閉する横開き式となっており、閉じた際には防音ケース2の側面2aと略面一に連なり、閉状態の出力端子カバー6を覆う。開閉ドア10の上部、つまり制御盤3と対向する部位には、開閉ドア10を閉めたまま制御盤3を視認できるように透明パネル11(ガラスや合成樹脂等)が取り付けられている。
また、図2(a)に示すように、閉じた状態の開閉ドア10の下縁と防音ケース2(具体的には傾斜面5c)との間には、出力ケーブル8を挿通させるための間隙部12が形成される。
以上のように、制御盤3用の開閉ドア10により出力端子カバー6を覆う構成とすれば、開閉ドア10の介在により、出力端子カバー6の表面に雨水が直接付着しないことはもちろん、出力端子カバー6の上部の水溜り箇所が存在しなくなるため、図2(b)に示すように、出力端子カバー6を開けたときに水滴が出力端子カバー6を伝って出力端子4まで流れ落ちるという従来の事象が生じない。したがって、出力端子4に対する防水効果が向上する。出力端子カバー6においては、特許文献1に記載の技術のように凹状の溝や凸状の段部を設ける必要がなくなり、簡易な加工工程のみのカバー形状で済む。
さらに、開閉ドア10と出力端子カバー6とで二重の遮蔽構造となるので、防音ケース2内の各機器の騒音も低減できる。
また、出力ケーブル挿通用の間隙部12を形成することにより、開閉ドア10を完全に閉めた状態で出力ケーブル8を外部に引き出すことができる。
以上、本考案について好適な実施形態を説明した。本考案では、開閉ドア10、出力端子カバー6の形状等については図面に記載したものに限られず、様々な設計変更が可能である。
本考案を適用したエンジン発電機の出力端子周りの外観斜視図である。 本考案を適用したエンジン発電機の出力端子周りの側断面図である。 出力端子カバーを外した状態の出力端子周りの外観斜視図である。 出力端子周りの従来構造の一例を示す側断面図である。
符号の説明
1 エンジン発電機
2 防音ケース
2a 側面
3 制御盤
4 出力端子
5 凹部
6 出力端子カバー
7 支軸(水平軸)
8 出力ケーブル
10 開閉ドア
12 間隙部

Claims (2)

  1. エンジンと、このエンジンにより駆動される発電機とが防音ケースに収装され、
    この防音ケースの側面に、開閉ドアを備えた制御盤と、この制御盤の下方に位置する出力端子とが配設され、
    前記出力端子の手前には、この出力端子よりも上方に位置する水平軸回りに回動開閉する出力端子カバーが設けられた構成からなるエンジン発電機において、
    雨水が前記出力端子カバーに付着しないように、前記開閉ドアを下方まで延設させた形状としてこの開閉ドアにより前記出力端子カバーを覆う構成としたことを特徴とするエンジン発電機における出力端子の防水構造。
  2. 閉じた状態の前記開閉ドアの下縁と前記防音ケースとの間に、出力ケーブル挿通用の間隙部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジン発電機における出力端子の防水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010068693A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Kanamoto Co Ltd エンジン駆動型発電機
JP2014177930A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd エンジン発電機
JP2016096649A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 本田技研工業株式会社 電力取出装置

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