JP3135942U - 磁性付き仕切具 - Google Patents

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陳彦羽
林忠學
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Abstract

【課題】仕切具が地球引力または遠心力によって倒れることがないこと。
【解決手段】リニア伝動部材の内部の各ボールの間に設置される磁性付き仕切具において、前記仕切具の内部には磁性付き収容物が設けてあり、ボールは磁気伝導性を有し、前記磁性付き収容物とボールは互いに吸引する。
【選択図】図7

Description

本考案は、リニア伝動部材の内部に使用される磁性付き仕切具に関するものである。
目下、市販しているボールねじのシステムは、図1に示すように、衝撃、摩擦および騒音を低減するために、各ボール10の間に仕切具11が設けられている。仕切具11の小型化、単一材質および一体化がユーザから要求されている。
しかし、ボールねじ内に大量のボール10を設置した後、ボール10の間に隙間を残すことが必要である。そうしないと、ボールねじ内の各ボール10は順調に転がらないが、ボール10の間に残る隙間が集中になれば、仕切具11が容易に倒れるスペースが形成される。ねじ軸16の表面に倒れた仕切具11はボール10の転がりに悪影響を与える。例えばねじ軸16の回転に従って図5に示す仕切具11の重心が倒れた位置の中心に保持し、仕切具11が自動的に立ち上がる可能性は全くなく、更に、ボールねじ全体の運行が不能になることもあった。
従来のものを実際に使用するときに、ボール10の転がり速度の不均一はボール10の間の距離が過大になって仕切具11を挟むことができない原因になる。仕切具11の倒れ又は仕切具11がねじ軸およびナットと摩擦して発熱することもよくある。これにより、ボールねじ又はリニアガイドウェーの使用寿命と工作効率が低下する。
図2に示す従来のものは、仕切具11のボール10と接触する内壁が平面と曲面の組合せのものである。射出成形およびインジェックション作業の便利性のために溝12,13が左右に設けてある。しかし、ボール10の間に残る隙間が集中になれば、仕切具11が容易に倒れるスペースが形成され、且つ仕切具11が自動的に立ち上がる可能性が全くなく、ひいてはボールねじ全体が運行不能になることもあった。
図3に示す米国特許US6513978号は、仕切具11の外リングに環状溝14が設けてあるが、ボール10の間に残る隙間が集中になれば、仕切具11が容易に倒れるスペースが形成され、図5に示すように、仕切具11が自動的に立ち上がる可能性は全くなく、ひいてはボールねじ全体が運行不能になることもあった。
図4に示す米国特許US6347558号は、仕切具11の内外面が全てゴシック形状である。そうすると、内外面は円弧面を呈する。このような仕切具11は倒れても転がることができるが、ねじ軸16の上で仕切具11が完全に倒れると、図5に示すように、仕切具11は依然として自動的に立ち上がる可能性は全くなく、ひいてはボールねじ全体が運行不能になることもあった。
本考案の主な目的は、仕切具が地球引力または遠心力によって倒れることがなくなる磁性付き仕切具を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願の考案は、リニア伝動部材の内部の各ボールの間に設置される磁性付き仕切具において、前記仕切具の内部には磁性付き収容物が設けてあり、ボールは磁気伝導性を有し、前記磁性付き収容物とボールは互いに吸引(磁力による吸着)することを特徴とする磁性付き仕切具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪みが形成してあり、その内部には収容空間が少なくとも一つ開設してあり、前記磁性付き収容物が仕切具の収容空間内に収容されることを特徴とする請求項1に記載の磁性付き仕切具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪みが形成してあり、その内部には前記窪みに応じて環状収容空間が一つ開設してあり、前記磁性付き収容物が仕切具の環状収容空間内に収容されることを特徴とする請求項1に記載の磁性付き仕切具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記仕切具の内部の収容空間は前記仕切具の中心に対して対称しなく(非対称、又は対称空間ではなく)、且つ前記磁性付き収容物の比重は前記仕切具よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の磁性付き仕切具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪み及び貫通孔が形成してあり、前記貫通孔の近傍には収容空間が少なくとも二つ開設してあり、前記磁性付き収容物が前記収容空間内に収容されることを特徴とする請求項2に記載の磁性付き仕切具であることを要旨としている。
本考案に係る磁性付き仕切具によれば、仕切具は地球引力または遠心力によって倒れることがなくなる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図6乃至図8に示すのは本考案の実施例1である。本考案に係る仕切具30は、ボールねじ又はリニアガイドウェー内の各ボール20の間に設置され、ねじ軸50の螺旋面で移動する。
前記仕切具30は、両側にあるボール20に応じてゴシック式の窪み31が設けてあり、且つその内部には収容空間32が少なくとも一つ開設してある。
磁性付き収容物40は、仕切具30の収容空間32内に収容され、磁力によりボール20と互いに吸引する。
前記窪み31は、ゴシック式でもいいし、円弧式でもよく、且つ摩擦を低減するために、その表面に凹凸処理が施され、また、前記ボールの材質は、特別に限定されなく、その材質が磁気伝導性を有するもの(例えばFe、Co、Niなど)であればよく、すなわち、磁気伝導性を持つ材質の種類を変化して使用しても、全て本考案の特許請求範囲に属する。
また、図8を参照する。本考案の磁性付き収容物40が仕切具30の収容空間32内に収容され、ボール20の材質が磁気伝導性を有するので、磁性付き収容物40とボール20は互いに磁力によって互いに吸引し、磁力のもっとも強い箇所はボール20の球心から引くラインにあり、しかし、前記両者の接触箇所は窪み31の両側にあり(一般の窪みはゴシック式であり)、だから、ボール20は磁性付き収容物40の周囲の被覆層と直接に摩擦しなく、ボール20と磁性付き収容物40を仕切るための部分の磨耗を回避することができる。
一列のボール20の全部の残った隙間がねじ軸50の螺旋の一箇所に集中する場合には、仕切具3内にある磁性付き収容物40とその一側のボール20の互いの磁力により、仕切具3が前記ボール20に吸着される。そのため、本考案によれば、仕切具が地球引力または遠心力によって倒れることがなくなり、ボールねじの運行不能を防止することができ、部材を分解して修理することも必要なくなる。
また、図9に示すのは本考案の実施例2であって、本例の仕切具30は、その両面には両側にあるボール20の形状に対応する窪み31が形成してあり、その内部には前記窪み31に応じて環状収容空間60が一つ開設してあり、前記磁性付き収容物40が仕切具30の環状収容空間60内に収容され(ドーナツ形状に似ている)、前記環状収容空間60により、仕切具30の磁性付き収容物40の充填量が増加して、離間距離が減少する。そうすると、本考案に係る仕切具30がもっと安定で有効にボール20を吸着することができる。
また、図10に示すのは本考案の実施例3であって、本例の前記仕切具30は、その両面には両側にあるボール20の形状に対応する窪み31及び貫通孔61が形成してある。前記貫通孔61の近傍には円形の収容空間63が二つ開設してある。前記磁性付き収容物40が前記二つの収容空間63内に収容され、前記窪み31により、仕切具30の磁性付き収容物40がもっと安定で有効にボール20を吸着することができ、且つ前記貫通孔61により、両側にあるボール20と仕切具30の摩擦が低減になる。
最後に、図11乃至図13に示すのは本考案の実施例4であって、仕切具30は、その両面には両側にあるボール20の形状に対応する半円形状収容空間62が形成してある。前記半円形状収容空間62が仕切具30の中心から若干にずれてあり、且つ比重が前記仕切具30と異なる材料で作製された磁性付き収容物40が仕切具30の半円形状収容空間62内に収容される。
前記半円形状収容空間62の比重が磁性付き収容物40と異なることにより、仕切具30が重心が中心から若干にずれ、且つ運行している際に、地球引力または遠心力により磁性付き収容物が仕切具30の外側に位置するので、仕切具30の倒れを防止することができる。ボール20の衝撃力が磁性吸着力よりも大きくて仕切具30がボール20から離脱した場合には、重心ずれ(偏心)効果により、仕切具30がねじ軸50の周面に沿って自転し、遠心力により重心がずれた仕切具30は快速に自転して本来の状態に回復してボール20に吸着する。
もちろん、本考案は、リニアガイドウェーとボールねじに適用でき、更に、仕切具とボールを使用する何れかのリニア伝動部材にも適用でき、それらは全て本考案の特許請求範囲に属する。
従来のものの構成を示す概略図である。 従来の別のものの構成を示す概略図である。 米国特許US6513978号で提案した従来のものの構成を示す概略図である。 米国特許US6347558号で提案した従来のものの構成を示す概略図である。 従来のボールねじのシステムの原理を示す概略図である。 本考案に係る仕切具を示す概略図である。 本考案に係る実施例1の側面図である。 本考案に係る実施例1のボールねじのシステムを示す概略図である。 本考案に係る実施例2の側面図である。 本考案に係る実施例3の側面図である。 本考案に係る実施例4の仕切具を示す概略図である。 本考案に係る実施例4の側面図である。 本考案に係る実施例4のボールねじのシステムを示す概略図である。
符号の説明
10 ボール 11 仕切具
12,13 溝
14 環状溝 15 円弧面
16 ねじ軸 20 ボール
30 仕切具 31 窪み
32 収容空間 40 磁性付き収容物
50 ねじ軸 60 環状収容空間
61 貫通孔 62 半円形状収容空間
63 円形収容空間

Claims (5)

  1. リニア伝動部材の内部の各ボールの間に設置される磁性付き仕切具において、
    前記仕切具の内部には磁性付き収容物が設けてあり、
    ボールは磁気伝導性を有し、
    前記磁性付き収容物とボールは互いに吸引することを特徴とする、
    磁性付き仕切具。
  2. 前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪みが形成してあり、その内部には収容空間が少なくとも一つ開設してあり、前記磁性付き収容物が仕切具の収容空間内に収容されることを特徴とする、請求項1に記載の磁性付き仕切具。
  3. 前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪みが形成してあり、その内部には前記窪みに応じて環状収容空間が一つ開設してあり、前記磁性付き収容物が仕切具の環状収容空間内に収容されることを特徴とする、請求項1に記載の磁性付き仕切具。
  4. 前記仕切具の内部の収容空間は前記仕切具の中心に対して対称しなく、且つ前記磁性付き収容物の比重は前記仕切具よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載の磁性付き仕切具。
  5. 前記仕切具は、その両面には両側にあるボールの形状に対応する窪み及び貫通孔が形成してあり、前記貫通孔の近傍には収容空間が少なくとも二つ開設してあり、なお、前記磁性付き収容物が前記収容空間内に収容されることを特徴とする、請求項2に記載の磁性付き仕切具。
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