JP3135832B2 - 移動通信用複合端末機 - Google Patents

移動通信用複合端末機

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JP3135832B2 JP07315465A JP31546595A JP3135832B2 JP 3135832 B2 JP3135832 B2 JP 3135832B2 JP 07315465 A JP07315465 A JP 07315465A JP 31546595 A JP31546595 A JP 31546595A JP 3135832 B2 JP3135832 B2 JP 3135832B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信用複合端
末機に係わり、特にコードレス型無線電話機もしくはセ
ルラー型無線電話機のいずれとしても使用可能な移動通
信用複合端末機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信用電話装置としては、携
帯電話機あるいは自動車電話等の双方向通信可能なセル
ラー方式の移動通信システムがある。また、最近、コー
ドレス方式(PHS)のサービスが開始された。前者の
セルラー方式のシステムは、利用可能なサービスエリア
がほぼ全国的に広がっており、また高速の移動体でも通
信が可能である。また、コードレス方式のシステムは、
通話料金が安く、またコードレス型無線電話機の消費電
力が小さく、長時間の無充電使用が可能という特徴を持
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したセルラー方式
あるいはコードレス方式の各移動通信システムでは、そ
れぞれの長所と欠点がある。即ち、セルラー方式のシス
テムでは、サービスエリアが広く且つ高速移動体でも利
用できる反面、通常の加入電話と比べて通話料が高く、
またセルラー型無線電話機の消費電力が大きく、長時間
の携帯には不向きという問題がある。一方、コードレス
方式のシステムでは、通話料が安くコードレス型無線電
話機の消費電力も小さいという利点がある反面、サービ
スエリアが狭く、乗り物等の高速移動体では使用できな
いという欠点がある。
【0004】そこで、前記2つのシステムに加入し、両
システムの利点を生かした、即ち、なるべく通話料が安
く且つ携帯無線電話装置の消費電力が少なく、且つ広い
エリア及び高速移動体上でもサービスが受けられるよう
にすることが考えられるが、このためには、現状ではコ
ードレス型無線電話機とセルラー型無線電話機の双方を
携帯し、それらを使い分けねばならない。同時に、今い
る場所でどちらのサービスが受けられるかは、コードレ
ス型無線電話機とセルラー型無線電話機を作動させてお
いて、その端末をそれぞれのシステムの基地局に登録し
ておく必要があるが、これでは消費電力の節減にもなら
ない。
【0005】本発明の目的は、1つの端末機によってセ
ルラー型無線電話機及びコードレス型無線電話機のいず
れとしても使用可能で、コードレス型無線電話機として
の利用が可能なときにはそれを優先的に用いることで、
低消費電力及び低通話料金での使用をできるだけ可能と
し、且つ広いサービスエリア及び高速移動体上でも利用
可能な移動通信用複合端末機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、2つの相異な
る移動通信システムの送受信機能を有した移動通信用複
合端末機であって、受信待ち受けをどちらのシステムと
するかを自動切替又は手動切替により行う手段を具備し
たことを特徴とする移動通信用複合端末機を開示する。
【0007】さらに本発明は、移動通信用複合端末機に
於て、前記移動通信システムの内の予め定めた第1シス
テムを受信待ち受け状態として当該移動通信システムの
基地局へ登録可能かをチェックし、登録可能であればそ
の登録を行って前記第1システムにて受信待ち受けと
し、もし前記チェックで前記第1システムへの登録不可
の時は前記第1システムとは異なる方の第2システムへ
の登録を行うように制御する自動切替制御手段を具備し
たことを特徴とする移動通信用複合端末機を開示する。
【0008】さらに本発明は、移動通信用複合端末機に
於て、前記2つの移動通信システムに共用して使用する
共用回路と、前記2つの移動通信システムのいずれかの
みで使用する第1専用回路及び第2専用回路とから回路
を構成するとともに、前記2つの移動通信システムのど
ちらのシステムで使用中かに応じて前記第1又は第2専
用回路の必要な方にのみ電力を供給し、不必要な方には
電力を供給しないように制御する電源制御手段を具備し
たことを特徴とする移動通信用複合端末機を開示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明になるディジタル型の移動
通信用複合端末機の構成例を示すブロック図で、ディジ
タルセルラー方式(PDC:Personal Digital Cellular)
及びPHS(Personal Handy Phone System)のいずれ
でも使用可能な端末装置である。本装置は、無線受信部
1、無線送信部2、制御部3、レシーバ4、マイク5、
電源オンオフやモード切り換え等の操作を行うためのキ
ー入力部6、表示部7及び電源部8等から成っている。
またアンテナとしては、内部アンテナ9及び外部アンテ
ナ10を備えている。無線受信部1はデュアルモード対
応フロントエンド部120、デュアルモード対応局発内
蔵型バックエンド部130を有しており、また無線送信
部2は、周波数可変型の外部アンテナ10と接続された
デュアルモード対応アンテナ切替・マッチング部20
1、局発及びミクサー内蔵型ダイレクト直交変調部22
0を有している。また、制御部3は、アナログASIC
(Application Specified Integrated Circuit)30
1、ディジタルASIC303、DSP(Digital Sign
al Processor)302、CPU304、メモリ305、
電源制御回路306等を有している。
【0010】これら無線受信部1、無線送信部2、及び
制御部3は、前記したコードレス型無線電話機及びセル
ラー型無線電話機の双方の機能を実現できる構成となっ
ており、また制御部3は、コードレス型無線電話機とし
て動作するかセルラー型無線電話機として動作するかを
示す動作モードに応じて、上記各回路内への電力の供
給、及び信号経路の制御を行う。ここで上記動作モード
の決定は、後述するように、制御部3で自動決定する
か、ユーザの判断で手動選択するかのいずれかにより行
われる。
【0011】以上の構成を有する移動通信用複合端末機
の動作を、前記動作モード対応の信号の流れと、各動作
モード時に於る電源の供給制御と、動作モードの自動又
は手動設定方法の順で以下に説明する。まず、コードレ
ス型無線電話機としての動作時の信号の流れは次のよう
である。この時、必要な回路には電源制御部306から
予め電源が供給されているものとする。また制御部3か
らの制御信号CONTにより、無線受信部1及び無線送
信部2の切替スイッチ(SW)115及び208は、と
もにその端子aと端子cとが接続された状態になってお
り、且つ送・受信ともに外部アンテナ10を使用するよ
うにアンテナ切替・マッチング回路(SW/MN)10
1及び201が設定されている。このアンテナ切替・マ
ッチング回路201の状態は、端子bからの入力が端子
aから出力されて外部アンテナ10から送信され、また
外部アンテナ10で受信された信号が端子aから入力さ
れ端子dへ出力されるものである。一方、アンテナ切替
・マッチング回路101の状態は、その端子bからの入
力が端子cへ出力される。こうして、コードレス方式の
場合は外部アンテナ10が送・受信用に常時使用され
る。
【0012】この状態でマイク5へ音声が入力される
と、その音声信号はアナログASIC301及びDSP
302内のADPCM(Adaptive Differential Pulse
Code Modulation)回路によってディジタル信号に変換
される。さらにDSP302内のMODEM機能によっ
て4相位相変調(QPSK)を行うための2つのパルス
列への変換と、ルートナイキストフィルタによる各パル
スの波形整形が施されて、変調後のスペクトルがなるべ
く広がらないようなパルス波形とされ、ディジタルAS
IC303内のTDMA制御回路(時分割制御回路)に
より定められた送信タイミングでベースバンド信号bs
として無線送信部2へ入力される。
【0013】無線送信部2では、入力されたベースバン
ド信号bsにより、局部発振器209から出力される局
発信号LScellを直交変調器(QPSK)210に於て
4相位相変調する。但しこのとき局発信号LScellの周
波数は固定である。また、この変調は(π/4)QPS
K方式である。さらにこの4相位相変調波は、切替スイ
ッチ208を介してミクサー211へ印加され、ここで
局部発振器212からの局発信号LScodeによりアップ
コンバートされてコードレス方式の無線周波数を有する
信号(1.9GHz帯)に変換される。その後フィルタ
207、電力増幅器206、フィルタ205とアンテナ
切替・マッチング回路201を介して外部アンテナ10
から送信される。
【0014】無線受信部1では外部アンテナ10からの
受信入力波は、アンテナ切替・マッチング回路201及
び101、フィルタ108、及び増幅器109を経由し
てミクサー110へ入力され、ここで局部発振器117
からの局発信号LRcodeにより中間周波数帯の信号に変
換される。この中間周波数帯の信号は、増幅・フィルタ
回路111を経由してミクサー112で局部発振器11
4からの局発信号LIFcodeによりベースバンド信号に変
換される。このベースバンド信号は切替スイッチ11
5、増幅器116を介して制御部3へ送られ、ここでT
DMAの分離、ADPCMの復号、及びアナログ信号へ
の変換等の処理を施され、スピーカ4あるいは表示部7
へ出力される。
【0015】次に、セルラー型無線電話機としての動作
を説明する。このときも必要な回路には電源制御部30
6から予め電源が供給されているものとする。また、制
御部3からの制御信号CONTにより、無線受信部1及
び無線送信部2の切替スイッチ115及び208は、と
もにその端子aと端子bとが接続される。さらに、アン
テナ切替・マッチング回路201では、このセルラー型
の場合は常に端子cからの入力信号が端子aへ出力され
て、外部アンテナから送信するようにするとともに、受
信は外部アンテナ使用時には端子aからの入力(アンテ
ナ受信波)が端子dへと出力されるように、制御信号C
ONTによって制御される。またアンテナ切替・マッチ
ング回路101では、受信で外部アンテナ使用時にはそ
の端子bへの入力が端子dへ出力され、内部アンテナ使
用時にはその端子aへの入力が端子dから出力されるよ
うに、制御信号CONTによって制御される。ここで外
部アンテナ10と内部アンテナ9のいずれを使うかは、
受信電界を見ながら制御部3が決定する。
【0016】上記の状態でマイク5へ音声が入力される
と、その音声信号はアナログASIC301及びDSP
302内のVSELP(Vector Sum Excited Linear Pr
ediction)回路によりディジタル化され、以下このディ
ジタル信号がコードレス方式の場合と同様に2つのパル
ス列にされ、波形整形されてTDMA制御回路のタイミ
ングで無線送信部2の直交変調器210へ送られ、ここ
で局部発振器209からの局発信号LScellを4相位相
変調する。
【0017】ここで、切替スイッチ208ではその端子
aとbとが接続されているから、直交変調器210の出
力はそのまま端子bへ出力され、フィルタ204、増幅
器203、フィルタ202を経てアンテナ切替・マッチ
ング回路201の端子cへ入力される。そして前述した
ようにアンテナ切替・マッチング回路201の接続状態
に従って、外部アンテナ10から送信される。
【0018】一方、外部アンテナ10又は内部アンテナ
9に於る受信波は、アンテナ切替・マッチング回路20
1、101経由でフィルタ102へ入力され、増幅器1
03で増幅されたのちミクサー104で局部発振器11
7からの局発信号LRcellと混合され、中間周波数帯の
信号に変換される。この中間周波数帯の信号は、増幅・
フィルタ回路105を経由してミクサー106で局部発
振器114からの局発信号LIFcodeによりベースバンド
信号に変換される。このベースバンド信号は切替スイッ
チ115、増幅器116を介して制御部3へ送られ、こ
こでTDMAの分離、VSELPの復号、及びアナログ
信号への変換等の処理を施され、スピーカ4あるいは表
示部7へ出力される。
【0019】以上の各方式に於る送受信動作の周波数
を、日本に於るPDC方式及びPHS方式で具体的に示
すと表1となる。この表で「下り」「上り」は、本端末
機から
【表1】 見れば受信、送信にそれぞれ対応する。PDC方式では
このように上り、下り回線で周波数帯を別け、さらに各
周波数チャネルごとに時分割で複数回線の利用を行って
いる。そして800MHz帯と1.5GHz帯の2つの
システムがある。一方PHS方式では1.9GHz帯の
1つの帯域内に設定した各周波数チャネルを時分割で利
用し、且つ送・受回線をこの時分割により分離して使用
する構成である。この表から明らかなように、PDC方
式では800MHz帯、及び1.5GHz帯ともに、送
・受信(上り、下り)の帯域が130MHz及び48M
Hz離れていて、それが丁度各システムの中間周波数と
一致している。このため、局部発振器209からの局発
信号LScellと局部発振器117からの局発信号LRcell
は同一周波数となり、これらの局部発振器は1つの発振
器にまとめることができる。なお、コードレス方式の時
の局部発振器209からの局発信号LScellの出力周波
数は、PDC(800MHz)対応の時は940MH
z、PDC(1.5GHz)の時は1429MHzに固
定される。
【0020】さて、以上の動作説明で明らかなように、
無線受信部1、無線送信部2、及び制御部3内の各回路
は、セルラー方式とコードレス方式の双方のモードで動
作するものと、片方のモードのみで動作するものがあ
る。この内、片方の動作モードのみで動作して電力供給
を必要とする回路は、その動作時のみ電力供給をし、非
動作時には電力を供給しないようにすることで、端末機
としての消費電力を節減することができる。制御部3に
設けた電源制御部306はこの制御を行う回路で、電源
部8からの電流をオンオフすることにより、出力S0、
S1、S2をオンオフする。ここで出力S0はセルラ
ー、コードレス方式の両モードで出力し、両モードで動
作する回路、例えば局部発振器209、直交変調器21
0、増幅器116、CPU304等々へ電力を供給す
る。また出力S1は、コードレス方式の時にのみ動作す
る回路、例えば局部発振器212、増幅器206、10
9、DSP302内のADPCM回路等々へ電力を供給
する。そして出力S2は、セルラー方式のときにのみ動
作する回路、例えば増幅器203、103、DSP30
2内のVSELP回路等々へ電力を供給する。但しこれ
ら回路への電力供給の区分方法としては、小さい電力し
か消費しないものについては、片モードのみしか動作し
ないものでも常時電力を供給するようにし、ADPCM
回路やVSELP回路のような大きな消費電力を要する
回路だけを出力S1、S2の供給先としてもよい。この
ような構成により、両モードの機能を有していても、そ
の消費電力を極力節約した端末機を実現できる。
【0021】次に、本端末機の動作モード切替えについ
て説明する。セルラー方式、コードレス方式のいずれの
場合でも、その端末機は電源をONにしておき、基地局
との信号の授受を行うことで、端末機が、それが存在し
ているエリアの基地局への登録を行い、こうしていつで
も呼の発着ができる受信待ち受け状態としている。しか
し本発明の端末機のように双方の機能を内蔵している場
合は消費電力の無駄が生じる。
【0022】これを解決するための1つの方法は、ユー
ザが、自分が今いる場所がどの方式のサービスエリアか
を判断し、キー入力部6からの入力により動作モードを
設定する方法である。そしてこの設定を制御部3が読み
込んで、前述したような電源制御部306や切替スイッ
チ115、208等の制御を行うようにすることであ
る。この場合、ユーザがどのサービスエリアにいるかを
知らないとすると、まず低消費電力のコードレス方式と
して通話を試み、成功すればそのまま通話を開始する。
又コードレス方式がだめならセルラー方式に設定する。
但しこの場合、例えばコードレス方式に設定したままで
いると、相手からの呼を受けられない場合が生じる。
【0023】モード設定法のもう1つの方法は、常時コ
ードレス方式としておいて基地局への登録を試みる。そ
れが成功すれば本端末機はコードレス端末機として動作
するように、電源及び各種スイッチ類を制御部3により
自動設定して受信待ち受け状態とする。またコードレス
方式として基地局への登録が出来なかったときはセルラ
ー方式の端末機として動作するように、電源及び各種ス
イッチ類を制御部3により自動設定し、該当する基地局
へ登録して受信待ち受け状態とする。この方法によれ
ば、コードレス方式として通話可能なときはその端末機
として動作し、コードレス方式が使えないときだけセル
ラー方式に自動設定されるから、消費電力が可能な限り
節約でき、しかもセルラー方式の通話可能エリアに入っ
ていれば、どこでも、又高速移動体上でも通話でき、受
信も常に可能になる。
【0024】なお、以上の説明では、2つの方式で共通
使用される回路と一方のみで使用される回路を別けて扱
ったが、各方式用の回路を完全に別構成とし、その電源
切替えを本発明のモード切替え法で行うようにしてもよ
い。また、図1の実施の形態では、日本に於るPDC方
式とPHS方式をカバーする端末機として本発明を説明
したが、これらの使用周波数やチャネル構成、さらには
時分割利用の有無や時分割方法が異なっているシステム
の場合でも、本発明が適用できることは明らかである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、受信待ち受け時に自動
あるいは手動により利用システムを切り換えることによ
り、サービスエリアの確認なしに低消費電力且つ安価な
システムの利用が可能になり、またそのようなシステム
が利用できないエリアや高速移動体に於ても通話が可能
になる。また、端末機としても2つのシステムで共用可
能な部分を共用することで、経済的な構成とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる移動通信用複合端末機の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 無線受信部 2 無線送信部 3 制御部 101、201 アンテナ切替・マッチング回路 114、117、209、212 局部発振器 115、208 局発信号 104、106、110、112、211 ミクサー 210 直交変調器 301 アナログASIC 302 DSP 303 ディジタルASIC 304 CPU 306 電源制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1システムと第2システムの2つの相
    異なる移動通信システムの送受信機能を有した移動通信
    用複合端末機であって、 外部アンテナと、 内部アンテナと、 前記第1システムでの使用時には前記外部アンテナで送
    受信を行い、前記第2システムでの使用時には受信状態
    に応じて前記外部アンテナと内部アンテナとを切替えて
    送受信を行うようにアンテナを切替えるアンテナ切替え
    手段と、を有することを特徴とする移動通信用複合端末
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信用複合端末機
    において、 前記第1システムをコードレス型移動通信システム、前
    記第2のシステムをディジタルセルラーシステムとした
    ことを特徴とする移動通信用複合端末機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動通信用複合端末機に
    おいて、 前記セルラー型移動通信システムの搬送波を出力する第
    1局部発振器と、 送信信号パルスで前記第1搬送波を直交変換する直交変
    換器と、 ミクサーと、 前記直交変換器出力の変調波を前記セルラー型移動通信
    システムで使用中には前記アンテナ切替手段へ送り、前
    記コードレス型移動通信システムで使用中には前記ミク
    サーへ送るように切替える切替スイッチと、 前記コードレス型移動通信システムで使用中に前記切替
    スイッチ経由で前記ミクサーへ送られた変調波を前記コ
    ードレス型移動通信システムの周波数帯へ変換するため
    の局部発信信号を出力する第2局部発振器と、を有する
    ことを特徴とする移動通信用複合端末機。
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