JP3135753U - 消しゴム - Google Patents

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幸治 藤原
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株式会社日本パ−ル加工
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Abstract

【課題】より多くの角部分を設けることで、消しゴムを少しでも長く快適に使用できるようにする。
【解決手段】同一の外形形状を有する9本の消しゴム片1〜9と、これら9本の消しゴム片1〜9を収納するためのケース20とからなる消しゴムを対象とする。各消しゴム片1〜9は、フラットな上下面を有する上下縦長の四角柱状に形成されており、9本の消しゴム片1〜9を前後左右方向に3×3のマトリクス状に組み合わせてなる四角柱状の集合体10の形態で、ケース20に内嵌状に収納される。そして、集合体10をケース20に収納した状態において、各消しゴム片1〜9を、他のゴム片およびケース20に対して上下方向に引き出し可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は消しゴムに関する。
従来の消しゴムは、多くの場合、長方四角柱状に形成されている。このように消しゴムを長方四角柱状にしていると、その角部分を利用することで、小さい力で効果的に字を消すことができるとともに、細かい場所で消したい部分のみを的確に消すことができる。
しかし、このような角部分は、使用しているうちに直ぐ磨耗し、最終的には角が取れた滑らかな曲面となってしまう。このように全ての角が取れてしまうと、消したい部分のみを的確に消すことが困難となる。つまり、消したい部分だけでなく、その周囲も誤って消してしまうことが多い。
この問題を解決するものとしては、例えば特許文献1に記載の消しゴムを挙げることができる。そこでは、2つの長方四角柱状の消しゴム片を1つのケースに収納している。これによれば、消しゴム全体として、角部分を実質的に2倍にすることができるので、角部分を利用して快適に使用できる期間が長くなる利点がある。
実願昭47−66671号(実開昭49−25544号)のマイクロフィルム
しかし、ゴム全体の寿命に対する角部分の寿命(角が取れるまでの時間)はあまりに短く、したがって、特許文献1のように、角部分の数を2倍にした程度では、ゴムを多く残したまま角部分だけが先になくなってしまう状況に大きな変化はなく、依然として、角部分を利用して快適に使用できる期間はあまりに短い。角が取れた消しゴムは、人に使う気を無くさせ、場合によっては廃棄されて資源の無駄遣いに繋がる。
本考案は、以上の課題を解決するものであり、より多くの角部分を設けることで、消しゴムを少しでも長く快適に使用できるようにすることを目的とする。
本考案に係る消しゴムは、同一の外形形状を有する9本の消しゴム片1〜9と、これら9本の消しゴム片1〜9を収納するためのケース20とからなる。各消しゴム片1〜9は、フラットな上下面を有する上下縦長の四角柱状に形成されており、9本の消しゴム片1〜9を前後左右方向に3×3のマトリクス状に組み合わせてなる四角柱状の集合体10の形態で、ケース20に内嵌状に収納される。そして、集合体10をケース20に収納した状態において、各消しゴム片1〜9が、他のゴム片およびケース20に対して上下方向に引き出し可能に構成される。
集合体10は、異なる着色処理が施された二種の消しゴム片1〜9を、前後左右方向に交互に配置して構成することが好ましい。
本考案においては、四角柱状の9本の消しゴム片1〜9を構成要素として消しゴムを構成したので、従来の一個の長方四角柱状の消しゴムに比べて9倍の角部分を備えるものとなる(角部分の個数は、計72個)。このことは、消しゴムの使用期間の長きにわたって角部分が有ることを意味し、したがって、角部分を利用した快適な使用期間が長くなる。繰り返すが、角部分を利用すれば、小さい力で効果的に字を消すことができるとともに、細かい場所で消したい部分のみを的確に消すことができる。
本考案のように、上下縦長の9本の消しゴム片1〜9で消しゴムを構成した場合には、個々の消しゴム片1〜9の前後および左右寸法が小さくなることが避けられず、各消しゴム片1〜9が折れて切断されやすい。つまり、この種の消しゴムの外形寸法の大型化には限界があるため、本考案のように、上下縦長の9本の消しゴム片1〜9で消しゴムを構成した場合には、個々の消しゴム片1〜9の外形寸法が小さくなることが避けられない。
かかる不具合を解決するため、本考案では、9本の消しゴム片1〜9を、前後左右方向に3×3のマトリクス状に組み合わせてなる四角柱状の集合体10の形態で、ケース20に内嵌状に収納して、消しゴムを構成している。これによれば、図1および図4に示すように、中央の消しゴム片5を、その四側面が周囲の消しゴム片2・4・6・8で支持された状態で引き出して使用姿勢とすることができる。中央の消しゴム片5以外の消しゴム片1・2・3・4・6・7・8・9は、その少なくとも一側面がケース20で支持され、残りの側面が周囲の消しゴムで支持された状態で引き出して、使用姿勢とすることができる。したがって、いずれか一つの消しゴム片1〜9を引き出して字を消すときに、前後あるいは左右方向に大きな力が加わった場合にも、周囲の消しゴム片がクッションの役割を果たすことで、引き出された消しゴム片が折れて切断することを効果的に防ぐことができる。このことは、消しゴムの使い勝手が損なわれることを防ぎながら、消しゴム全体の外形寸法のコンパクト化を図ることができることを意味し、したがって、実用利便性、携帯性に優れた消しゴムを提供することができる。
色彩が異なる二種の消しゴム片1〜9を交互に配置して集合体10を構成すると、上下面に市松模様が現出された消しゴムを提供することができる。これにて、デザイン上の興趣がより高く発揮された消しゴムを得ることができるので、購買者に対する訴求効果を高めて、本考案に係る消しゴムに対する購買意欲を引き出すことができる。隣接するゴム片の境界線が明瞭になり、各消しゴム片1〜9の引き出し操作が容易となる利点もある。
図1ないし図5に、本考案に係る消しゴムの実施形態を示す。図1および図2に示すように、本実施形態に係る消しゴムは、同一の外形形状を有する9本の消しゴム片1〜9と、これら9本の消しゴム片1〜9を収納するためのケース20とからなる。各消しゴム片1〜9は、フラットな上下面を有する上下縦長の四角柱状に形成されており、9本の消しゴム片1〜9を前後左右方向に3×3のマトリクス状に組み合わせてなる四角柱状の集合体10の形態で、ケース20に内嵌状に収納される。各消しゴム片1〜9は、前後寸法を8mm、左右寸法を10mm、上下寸法を55mmにそれぞれ設定した。
ケース20は、紙またはプラスチックを素材として、上面および下面が開口する四角筒状に形成され、その上下寸法は、集合体10のそれより小さく設定される。そのため、各消しゴム片1〜9の収納状態においては、図1に示すように、集合体10の上端部がケース20の上端周縁から突出する。また、集合体10における四隅のゴム片1・3・7・9および中央のゴム片5と、その他のゴム片2・4・6・8とでは、異なる着色処理が施されており、集合体10は、これら色彩が異なる二種の消しゴム片1〜9を、前後左右方向に交互に配置して構成される。
以下に、本実施形態に係る消しゴムの使用形態を説明する。広範囲にわたって字を消したい場合は、各消しゴム片1〜9をケース20に収納した状態のまま、集合体10の全体を使用することで、字を素早く消すことができる(図3参照)。
逆に、細かい場所で消したい部分のみを的確に消したい場合は、各消しゴム片1〜9の角部分を利用することができる。具体的には、1つの消しゴム片、例えば中央のゴム片5を他のゴム片およびケース20に対して上下方向に引き出して突出させ、この突出部を使用することができる(図4参照)。尤も、1つの消しゴム片1のみをケース20から取り出して、該消しゴム片1を単独で使用することもできる(図5参照)。
消しゴムの全体斜視図である。 消しゴムの分解斜視図である。 消しゴムの第1の使用形態を示す図である。 消しゴムの第2の使用形態を示す図である。 消しゴムの第3の使用形態を示す図である。
符号の説明
1〜9 消しゴム片
10 集合体
20 ケース

Claims (2)

  1. 同一の外形形状を有する9本の消しゴム片(1〜9)と、これら9本の消しゴム片(1〜9)を収納するためのケース(20)とからなり、
    各消しゴム片(1〜9)は、フラットな上下面を有する上下縦長の四角柱状に形成されており、9本の消しゴム片(1〜9)を前後左右方向に3×3のマトリクス状に組み合わせてなる四角柱状の集合体(10)の形態で、ケース(20)に内嵌状に収納されており、
    集合体(10)をケース(20)に収納した状態において、各消しゴム片(1〜9)が、他のゴム片およびケース(20)に対して上下方向に引き出し可能に構成されている消しゴム。
  2. 集合体(10)は、異なる着色処理が施された二種の消しゴム片(1〜9)からなるものであり、これら二種の消しゴム片(1〜9)を前後左右方向に交互に配置して構成されている請求項1記載の消しゴム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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