JP3135565U - 封筒開封具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、封止部分に間隙がなくても封筒を開封できると共に、携帯性に優れる封筒開封具を提供する。
【解決手段】封筒開封具1は、軸体5と、軸体5の軸方向に略直交する方向に開口すると共に両端部10eが開端とされた溝部10と、溝部10の相対面する一対の内側面11の一方から他方に向けて突設された刃部6とをを具備する。また、軸体5は、筆記具の軸部と一体とすることができる。あるいは、軸体5は、着脱自在に筆記具の軸部を内嵌可能なキャップと一体とすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、封筒開封具に関するものである。
封筒を開封する道具として、旧来より、封筒の封止部分に先端を挿入して押し開くレターオープナー(ペーパーナイフ)が用いられている。また、電動刃が設けられた溝に封筒の縁部を挿入し、封筒をスライドさせるように操作することによって、封筒の縁部を切除して開封する電動開封装置も実施されている。
しかしながら、レターオープナーの場合は、封筒の封止部分にレターオープナーの先端を挿入できるだけの間隙がない場合は、使用することができなかった。更に、レターオープナーの場合は、押すように操作する力によって封止部分を裂断させて開封するため、封筒の厚さや紙質によっては開封し難く、また、ギザギザになった開封口に内容物が引掛かかり取り出し難いこともあった。一方、電動開封装置の場合は、封筒が縁辺に沿って平行に切断されるため、封止部分に間隙がなくても使用することができ、封筒の厚さや紙質による制限が少ない利点はあるが、構成が複雑なために高価となる問題があった。加えて、モータ等を要するため小型化が難しく、机上などに載置して使用されるものであり、携帯には不便であるという問題があった。
そこで、本考案は、上記の実情に鑑み、簡易な構成で、封止部分に間隙がなくても封筒を開封できると共に、携帯性に優れる封筒開封具の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本考案に係る封筒開封具は、「軸体と、該軸体の軸方向に略直交する方向に開口すると共に両端部が開端とされた溝部と、該溝部の相対面する一対の内側面の一方から他方に向けて突設された刃部とを」具備している。
「軸体」は、横断面が円形・楕円形の丸棒状や、横断面が矩形・多角形の角棒状の構成とすることができる。また、軸体の寸法は特に限定されず、軸方向の長さと軸方向に直交する方向の長さの長短も問わない。更に、軸体を構成する材料も特に限定されず、樹脂、金属、木材等を例示することができる。
「刃部」は、鋼や鉄等の金属やセラミックスを用いて構成させることができる。なお、刃部は両刃とすれば、何れの方向からでも封筒を切断することができ、好適である。
上記の構成により、溝部は、軸体と略直交する方向に開口すると共に両端部が開端とされているため、封筒の縁部を溝部に挿入し、相対的にスライドさせるように操作することにより、溝部を通過させることができる。その際、溝部の内側面の一方からは刃部が突設されているため、この刃部によって封筒が縁辺に沿って切断される。従って、本考案によれば、極めて簡易な構成により、簡易な操作で封筒を開封することがきる。また、封筒の封止部分に間隙があるか否かに関係なく、封筒を開封することができる。
加えて、封筒の縁部が相対的に溝部を通過すれば足りるため、溝部を長く形成する必要がなく、溝部の幅(間隙の軸方向の長さ)も封筒の縁部が挿入できる大きさで足りるため、封筒開封具を小型化することができる。これにより、携帯性に優れる封筒開封具とすることができる。
本考案に係る封筒開封具は、「前記溝部の間隙の軸方向の長さは2mm〜4mmである」ものとすることができる。
上記の構成により、本考案によれば、溝部の間隙の軸方向の長さが、封筒は挿入できても、人の指は挿入できない大きさに設定されているため、溝部の内側面から突設されている刃部によって、誤って指を傷つけるおそれのないものとなる。
本考案に係る封筒開封具は、「前記軸体は、筆記具の軸部と一体である」ものとすることができる。
「筆記具」は特に限定されず、ボールペン、万年筆、シャープペン、鉛筆、マーキング用ペン、油性ペン等を例示することができる。また、筆記具の軸部を構成する材料も特に限定されず、樹脂、金属、木材等を例示することができる。
軸体が「筆記具の軸部と一体」である構成としては、軸体が筆記具の軸部と一体的に形成される場合、筆記具の軸部とは別体に形成された軸体が、接着や溶着等によって筆記具の軸部と一体化される場合を挙げることができる。
上記の構成により、本考案によれば、封筒を開封する機能に加えて、筆記具としての機能を兼ね備えるものとなり、より使い勝手の良い封筒開封具となる。また、筆記具を常時携帯する習慣の人も多いため、かかる筆記具と封筒開封具とを一体とすることにより、携帯性により優れたものとなる。
本考案に係る封筒開封具は、「前記軸体は、着脱自在に筆記具の軸部を内嵌可能なキャップと一体である」ものとすることができる。
軸体が「キャップと一体」である構成としては、軸体の軸方向の端部の少なくとも何れか一方を有底筒状に形成することにより、軸体をキャップ状に形成する場合、換言すれば、軸体とキャップとを一体的に形成する場合や、キャップとは別体に形成された軸体が、接着等によってキャップと一体化される場合を挙げることができる。
上記の構成により、本考案によれば、筆記具に対して着脱自在なキャップと一体となっている封筒開封具を、筆記具の軸部に取り付けることにより、筆記具自体は封筒開封具を具備する特別な筆記具ではなくても、封筒を開封する機能を付加することができる。また、一つの封筒開封具を、複数の筆記具に取り付けて使用することができる。
以上のように、本考案によれば、簡易な構成で、封止部分に間隙がなくても封筒を開封できると共に、携帯性に優れる封筒開封具を提供することができる。
以下、本考案の最良の一実施形態である封筒開封具について、図1乃至図4に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の封筒開封具の(a)側面図、(b)正面図、及び(c)斜視図であり、図2は図1の封筒開封具の軸体と筆記具の軸部との関係を説明する縦断面図であり、図3は図1の封筒開封具を適用した筆記具を例示する説明図であり、図4は図1の封筒開封具の使用方法を説明する説明図である。
本実施形態の封筒開封具1は、図1に示すように、軸体5と、軸体5の軸方向に略直交する方向に開口すると共に両端部10eが開端とされた溝部10と、溝部10の相対面する一対の内側面11の一方から他方に向けて突設された刃部6とを具備している。
より詳細に説明すると、軸体5は横断面が円形の丸棒状に形成され、軸方向に沿って部分的に略半分が切り欠かれて溝部10が形成されている。従って、溝部10は、それぞれ略半円形の一対の内側面11と、略矩形の内奥面12によって構成されている。また、本実施形態では、溝部10の間隙の軸方向の長さ(溝部10の幅)は、2mm〜4mmの範囲に設定されている。更に、本実施形態の刃部6は、三角形状の両刃に形成されている。
次に、本実施形態の封筒開封具1を筆記具に適用する場合について、図2及び図3を用いて例示する。例えば、図2(a)に示すように、封筒開封具の軸体5と筆記具の軸部51とを一体的に形成する、換言すれば、筆記具の軸部51によって軸体5を構成させることができる。これにより、図3(a)に示すように、筆記具50aと一体的に形成された封筒開封具1aとなる。なお、図3(a)では、筆記具50aとしてマーキング用ペンを例示しているが、筆記具の種類や形状はこれに限定されるものではない。
あるいは、図2(b)に示すように、軸部51とは別体に形成された軸体5を、軸部51の端部に接着等することにより、軸体5と軸部51とを一体化させることができる。これにより、図3(b)に示すように、筆記具50bと一体化された封筒開封具1bとなる。なお、図3(b)では、サイドノック式のボールペンと一体化された場合を例示しているが、筆記具の種類や形状はこれに限定されるものではない。
あるいは、図2(c)に示すように、軸体5の軸方向の端部の少なくとも何れか一方に、有底筒状部21を形成することにより、キャップ状の構成を有する軸体5とすることができる。これにより、図3(c)に示すように、筆記具50cの軸部51に着脱自在に取り付け可能なキャップ20と一体的に形成された封筒開封具1cとなる。なお、図3(c)では、筆記具として鉛筆を例示しているが、筆記具の種類や形状はこれに限定されるものではない。また、図3(c)では、キャップ状の封筒開封具1cが、クリップ30を具備する場合を例示している。このような構成とすることにより、例えば、鉛筆のように筆記具50c自体にはクリップ等の係止部材が設けられていない場合であっても、封筒開封具1cを取り付けることにより、封筒開封具1cを介して筆記具50cをポケットの縁等に係止させることができ、携帯が容易となる。
あるいは、図2(d)に例示するように、キャップ20とは別体に形成された軸体5を、筆記具のキャップ20の端部に接着等することにより、軸体5とキャップ20とを一体化させることができる。これにより、図3(d)に示すように、キャップ20を介して筆記具50dの軸部51に対して着脱自在な封筒開封具1dとなる。
次に、本実施形態の封筒開封具1の使用方法について、図4を用いて説明する。まず、図4(a)に示すように、封筒開封具1の溝部10の一方の端部10eから、封筒100の縁部を挿入する。続いて、封筒100を封筒開封具1に対して相対的にスライドさせる。このとき、封筒100の縁辺101を溝部10の内奥面12に当接させた状態でスライドさせると操作がし易い。
上記のような相対的なスライドにより、封筒100の縁部に沿って刃部6が相対的に移動し、図4(b)に示すように、封筒100の縁辺101から所定距離の位置で封筒100が切断され、開封される。
なお、封筒100の縁辺101を内奥面12に当接させた状態でスライドさせた場合は、刃部6と内奥面12間の距離に等しい長さ分だけ縁辺101から内側で、縁辺101と平行に封筒100が切断される。ここで、刃部6と内奥面12間の距離が小さすぎれば、封筒の紙の厚さによっては開封が不充分となるおそれがあり、距離が大きすぎれば内容物まで切断されるおそれがある。そのため、刃部6と内奥面12間の距離は、2mm〜5mmの設定とすると好適である。
また、本実施形態の刃部6は両刃であるため、図4に図示した方向とは、反対側の端部から封筒を溝部に挿入し、反対の方向にスライドさせても封筒を開封することができる。
以上のように、本実施形態の封筒開封具1によれば、極めて簡易な構成により、簡易な操作で封筒を開封することがきる。また、封筒の封止部分に間隙があるか否かに関係なく、封筒を開封することができる。
また、本実施形態では、溝部10の間隙の軸方向の長さが2mm〜4mmの範囲に設定されおり、封筒を挿入することはできても、人の指を挿入することはできないため、溝部10の内側面11から突設されている刃部6によって、誤って指を傷つけるおそれのないものとなっている。
更に、軸体5が筆記具の軸部51と一体である封筒開封具1a,1bの場合は、封筒を開封する機能に加えて、筆記具50としての機能を兼ね備えるものとなり、より使い勝手の良い封筒開封具1となる。
一方、軸体5が筆記具のキャップ20と一体である封筒開封具1c,1dの場合は、筆記具50c,50d自体は特別な構成を備えない場合であっても、キャップ20を取り付けることにより、封筒を開封する機能を付加することができる。加えて、キャップ20と一体的に形成された封筒開封具1c、あるいは、キャップ20と一体化された封筒開封具1dが一つであっても、複数の筆記具に対して適用することができる。
以上、本考案について好適な実施形態を挙げて説明したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、刃部を三角形状の構成とした場合を例示したが、これに限定されず、例えば、半円形、球形、円錐形の構成とすることができる。
また、軸体において、筆記具の軸部または筆記具のキャップと一体とされる端部とは反対側の端部(以下、単に「軸体上端部」という)は、図示した構成に限定されない。例えば、軸体上端部を拡径して断面積を大きくすることにより、封筒と封筒開封具とを相対的にスライドさせる操作をする際に、人差し指や中指を添える指支持部を形成することができる。あるいは、軸体上端部に種々の装飾を施すことにより、封筒開封具のデザイン性を高めることができる。
更に、封筒開封具の軸体が筆記具の軸部と一体的に形成される場合ではキャップに(図3(a)参照)、封筒開封具の軸体が筆記具の軸部と一体化される場合では軸部に(図3(b)参照)、封筒開封具の軸体が筆記具のキャップと一体化される場合ではキャップに(図3(d)参照)、それぞれクリップが設けられている例を図示したが、これに限定されず、各場合について封筒開封具の軸体にクリップ等の係止部材が設けられる構成とすることができる。
本実施形態の封筒開封具の(a)側面図、(b)正面図、及び(c)斜視図である。 図1の封筒開封具の軸体と筆記具の軸部との関係を説明する縦断面図である。 図1の封筒開封具を適用した筆記具を例示する説明図である。 図1の封筒開封具の使用方法を説明する説明図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d 封筒開封具
5 軸体
6 刃部
10 溝部
11 内側面
12 内奥面
10e 溝部の端部
20 キャップ
51a,51b,51c,51d 筆記具
51 軸部

Claims (4)

  1. 軸体と、
    該軸体の軸方向に略直交する方向に開口すると共に両端部が開端とされた溝部と、
    該溝部の相対面する一対の内側面の一方から他方に向けて突設された刃部と
    を具備することを特徴とする封筒開封具。
  2. 前記溝部の間隙の軸方向の長さは2mm〜4mmであることを特徴とする請求項1に記載の封筒開封具。
  3. 前記軸体は、筆記具の軸部と一体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の封筒開封具。
  4. 前記軸体は、着脱自在に筆記具の軸部を内嵌可能なキャップと一体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の封筒開封具。
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