JP3135538B2 - 通気構造 - Google Patents

通気構造

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JP3135538B2
JP3135538B2 JP11070389A JP7038999A JP3135538B2 JP 3135538 B2 JP3135538 B2 JP 3135538B2 JP 11070389 A JP11070389 A JP 11070389A JP 7038999 A JP7038999 A JP 7038999A JP 3135538 B2 JP3135538 B2 JP 3135538B2
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渡嘉敷 哲
朝子 渡嘉敷
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    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/02Special arrangements or measures in connection with doors or windows for providing ventilation, e.g. through double windows; Arrangement of ventilation roses
    • E06B7/08Louvre doors, windows or grilles
    • E06B7/084Louvre doors, windows or grilles with rotatable lamellae
    • E06B7/086Louvre doors, windows or grilles with rotatable lamellae interconnected for concurrent movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気性を確保しつ
つ外部からの視線を完全に遮断できる通気構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の住宅地は都市化が進み住宅が密集
してきたため、隣接住宅間でのプライバシーの確保が重
要になってきている。一方、冷暖房の消費電力を抑え省
エネルギー化を図るため、住宅構造は高断熱材の使用や
高気密化が進んでいる。住宅を気密にすると空気の換気
が必要になってくるが、窓を開けて外気を取り入れると
他人の視線に触れプライバシーが確保できなくなる。ま
た、雨水の侵入や防犯の点からも問題がある。
【0003】窓を開けずに換気するために換気装置をつ
ける方法もあるが、そうすると多額の費用がかかること
もあって、より簡易な通気性建材が望まれており、従来
より、通気性を確保しつつ目隠しをする建材(例えばル
ーバー窓等)がいくつか市場に出回っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通気性建材の場
合、離れた位置から見たときは、他人の視線を遮断する
ことができるが、近くへ寄って目を近づけて見ると、斜
め方向には室内を覗くことが可能であり、室内の上部
(天井や壁の上部)や下部(床や壁の下部)が見えるこ
とがある。また雨水の侵入を完全に防止することはでき
なかった。そのため、従来の通気性建材は、高窓など使
用場所が限られていた。
【0005】本発明は上記の点にかんがみて成されたも
ので、通気性を確保しつつも他からの視線を確実に遮断
できる通気構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、室外側板材および室内側板材
を、対向させて各々上下方向に通気用間隙を隔てて複数
配置するとともに、室内側板材と室外側板材との間に中
間板材を配置し、一方の通気用間隙から入射した光線
は、室内外板材または中間板材に遮られて他方の通気用
間隙へ通り抜けることができないように構成した。
【0007】上記中間板材は外側板材または内側板材の
いずれに取り付けてもよいし、あるいは両者に連結せ
ず、その中間に位置させるようにしてもよい。
【0008】上記通気構造は、建物の窓、ドア、塀、シ
ャッタ、車両の窓、ブロック等の建材、その他通気と目
隠しを要求される場所に使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜3は本発明
の実施の形態の一例を示す図であり、本発明による通気
構造1において、室外側板材3(以下、「外側材」とい
う)および室内側板材5(以下、「内側材」という)が
対向して各々上下方向に複数配置され、外側材3と内側
材5との間には中間板材7(以下「中間材」という)が
配置されている。各板材3,5,7は半透明または不透
明のガラス材であり、その端部は保持金具9,11,1
3によりそれぞれ保持されている。すなわち、保持金具
9,11,13は、図2に示すように、例えば断面がコ
の字形状であり、このコ字形状部分に、外側材3,内側
材5,中間材7の両端部がそれぞれ嵌着される。保持金
具は、次に説明するようにリンク機構を構成し、このリ
ンク機構が外側材3,内側材5,中間材7をほぼ水平ま
で展開する展開機構として機能する。
【0010】外側保持金具9と内側保持金具11は同じ
長さであり、図3に示すように、外側保持金具9の上端
と内側保持金具11の下端は連結金具14で連結されて
いる。外側保持金具9のほぼ中点には取付部9aが形成
され、外側保持金具9は取付部9aにおいて、本体フレ
ーム15に回動自在に取り付けられている。これにより
外側保持金具9および内側保持金具11は一体になっ
て、取付部9aを中心に回転運動する。連結金具14に
は連結穴14aが形成され、この連結穴14aは駆動バ
ー17に連結され、駆動バー17を駆動ハンドル19に
より下降すると、外側保持金具9および内側保持金具1
1が一体に回転してほぼ水平状態になる。
【0011】内側保持金具11には、その中点の少し上
方に取付部11aが形成され、中間保持金具13には端
部に取付穴13aが形成され、それより少し離れて取付
穴13bが形成されている。中間保持金具13の取付穴
13bと内側保持金具11の取付部11aと回転可能に
連結し、取付穴13aを連結金具21によって駆動バー
17に連結する。駆動バー17が下降すると、連結金具
21を介して中間保持金具13の端部13aが引っ張ら
れ、中間保持金具13は取付穴13bを中心に回転し、
図3の一点鎖線から二点鎖線のように変化し、ほぼ水平
になるまで展開する。
【0012】次に通気構造1の動作を説明する。図4
(A)は閉鎖状態、(B)は開放状態、(C),(D)
は展開途中の状態、(E)は完全に展開されて水平にな
った状態を示す。説明の都合上、図4においては保持金
具、連結金具は省略してある。
【0013】駆動ハンドル19を閉方向に回転させて駆
動バー17を上昇させると、外側保持金具9および内側
保持金具11が閉方向(図3で反時計回り)に回転し
て、外側材3および内側材5は、上下方向の隣接端部が
密着する。この内側材および外側材により二重に密閉す
るから気密性を高めることができる。また、外側材3と
内側材5との間に空気の層ができるので断熱効果が増大
する。さらに、室外からの太陽光線は外側材3,中間材
7,内側材5の3枚のガラス板を通ることになり、これ
により太陽の輻射熱を大幅にカットすることができる。
以上のことから、冷暖房等の消費電力は大幅に低減され
省エネ化を図ることができる。
【0014】次に、駆動ハンドル19を開方向に回して
駆動バー17を下方に移動させると、図4(B)に示す
ように、外側保持金具9および内側保持金具11が回転
して外側材3および内側材5が開き、通気用の間隙Sが
できる。外側材3および内側材5は、共に通気用間隙S
を隔てて配置されるとともに、水平方向に見たとき、上
下方向の隣接端部が重なるように配置される。室内外の
空気は間隙Sを通って流通するので通気性は良好とな
る。
【0015】また、外側材3と内側材5との間には中間
材7が配置され、外部からの視線(光線)は間隙Sを通
って進入しても、中間材7や内側材5に遮られて他方の
間隙Sへ通過することはできず完全に目隠しされる。す
なわち水平方向の視線を遮断することは勿論のこと、斜
め下や斜め上からの視線もシャットアウトすることがで
きる。外側材3に目を近づけても室内が全く見えない。
図4(B)の状態にして外出しても他人から室内を覗か
れる心配はない。
【0016】雨に対しては、図4(B)に示すように、
雨水が間隙Sから浸入してきても中間材7および内側材
5に衝突して雨滴は勢いを失い、重力によって下へ落ち
ていく。したがって雨滴が反対側の間隙Sから室内へ入
ることはない。これにより大雨のときであっても自然な
換気が可能となる。なお、中間材7は水平でもよいが、
水平より少し下向きに(外側に)傾斜させれば雨水が落
下しやすい。同様に外側材3、内側材5も、少し外側へ
傾斜させるとよい。
【0017】以上のように、通気性を確保しつつ他から
の視線や雨水を確実に遮断できる通気構造を実現でき
る。
【0018】図4(C)および(D)に示すように、駆
動ハンドル19をさらに回転させると内外側材5,3お
よび中間材7は室内側へさらに倒れ、最後は(E)に示
すようにほぼ水平状態になる。この状態で内外側材間の
間隔が最大に広がり、最大の通気量および採光が得られ
る。内外側材の間隔が広くなっているので清掃等が楽に
できるようになる。以上のように、駆動ハンドル19を
操作することにより通気度、目隠し度を好みに応じて選
択することができる。すなわち、(E)に近づけるほど
通気度が増し、(A)に近づけるほど目隠し度が増す。
もちろん、内外側材5,3および中間材7を図4(B)
の状態に固定して、(A)および(C)〜(E)のよう
に変化しない通気構造にしてもよい。
【0019】今までの浴室やトイレの窓ではプライバシ
ー確保のため高窓や小さな窓が使用され採光が不十分で
あったが、本発明による通気構造によれば外からの視線
を遮断できるので、窓を床面の高さから設けてもよく、
それにより大きな採光が得られると同時に十分な換気効
果で湿気やカビを除去することができる。すなわち、プ
ライバシーを保護し、十分な採光確保、雨水の室内への
進入阻止をしつつ、自然換気と、それと相反する断熱化
および気密化の両効果を同時に得ることができる。既存
の窓枠材にも取り付けが可能なので、費用のかかる強制
的な換気装置を新たに設けることなく、自然の外気を利
用する構造を利用することにより快適な住宅環境を安価
で提供することができる。
【0020】(実施形態2)図5〜8は第2の実施形態
を示す図であり、この例では、内側材23を上記例より
少し短くし、全閉状態にしたとき内側材23同士は重な
り合わないようにした。その他の部分は上記例と同様で
あり、同様の部分には同じ参照番号を付してある。
【0021】中間保持金具13は、内側材23の上端に
展開自在に取り付けられ、内側材23の下端には取付部
23aが形成され、取付部23aは駆動バー17に回転
可能に支持される。駆動バー17を下降させると、外側
材9および内側材23は取付部9aを中心にして回転し
てほぼ水平になるまで展開可能である。
【0022】中間保持金具13の端部の取付穴13aは
連結材25の一端に連結され、連結材25の他端は、連
結材27の一端に連結され、連結材27の他端は駆動バ
ー17に固定されている。そこで駆動バー17を下降さ
せると、連結材27,25を介して中間保持金具13の
一端13aが引っ張られ、中間保持金具13は取付穴1
3bを中心に展開され、図7の一点鎖線から二点鎖線の
ように変化し、ほぼ水平になるまで展開する。
【0023】図8は第2の通気構造の展開する様子を示
す図であり、図4とほぼ同様であるが、全閉状態にした
とき内側材23同士は重なり合わない点において図4の
例と異なる。この通気構造においても上記例と同様の効
果が得られる。
【0024】(実施形態3)図9〜11は第3の実施形
態を示す図であり、この例は、中間保持金具29を展開
しないように内側材23に固定した点で上記第2の例と
異なり、その他は第2の例と同様である。
【0025】中間保持金具29は、その端部を内側保持
金具23の一端に金具31で固定されている。駆動バー
17を下降させると、外側材9および内側材23は取付
部9aを中心に回転し、図9の一点鎖線から二点鎖線の
ように変化し、ほぼ水平になるまで展開する。
【0026】図11は第3の通気構造の展開する様子を
示す図であり、図4とほぼ同様であるが、全開状態にし
たとき中間材29は展開しない点において図8の例と異
なる。この通気構造においても上記例と同様の効果が得
られる。
【0027】(実施形態4)次に第4の実施形態とし
て、外側材、内側材、中間材のすべて固定した例を示
す。図12に示すように、外側保持金具33,35をフ
レーム37にネジ等で固定し、内側保持金具39をフレ
ーム41にネジ等で固定する。外側保持金具33と外側
保持金具35とは交互に配置され、外側保持金具33は
ほぼ垂直に取り付けられているが、外側保持金具35は
上端が室内側へ傾斜して取り付けられ、外側保持金具3
3の下端と外側保持金具35の上端との間に間隙Sが形
成されている。外側保持金具33,35は、水平方向に
見たとき、上下方向の隣接端部が重なるように配置され
ている。
【0028】内側保持金具39は外側保持金具33と同
じ高さに取り付けられ、外側保持金具35に対応する位
置には内側保持金具は取り付けられておらず、その部分
は間隙Tとなっている。内側保持金具39の上端には外
側保持金具33の方向へ伸びる中間保持金具43がやや
下向きに傾斜して取り付けられている。外部からの光線
(視線)は間隙Sから入射しても、内側材や中間材に遮
られて他方の間隙Tへ通り抜けることができない。
【0029】上記構造は、図4,8,11(B)と同等
であり、したがって同様の効果が得られる。
【0030】(実施形態5)図13は第5の実施形態を
示し、この例では、図12の外側保持金具35に相当す
る外側保持金具45を開閉可能にした。すなわち、外側
保持金具45の一端を回転自在にフレーム37に支持
し、外側保持金具45に設けた連結部45aを駆動バー
47に連結し、駆動バー47を駆動ハンドル19によっ
て上下動させる。他の構成は図12と同様である。駆動
ハンドル19を回転させることにより、外側保持金具4
5を回転させ、図4,8,11(A)(B)と同等の状
態にすることができ、したがって同様の効果が得られ
る。
【0031】(実施形態6)図14は第6の実施形態を
示し、この例では、図13において固定されていた外側
保持金具33および内側保持金具39を回転可能にして
展開できるようにした。すなわち、外側保持金具51の
ほぼ中点51aをフレーム37に回転可能に支持し、内
側保持金具53の中点ほぼ53aをフレーム41に回転
自在に支持し、外側保持金具51の下端部と内側保持金
具53の下端部を連結材59で連結する。そして内側保
持金具53と駆動バー55とを連結材57で連結する。
駆動ハンドル49により駆動バー55を下降させると、
内側保持金具53が回転すると共に、内側保持金具53
と連結材59で連結されている外側保持金具51も回転
する。外側保持金具51および内側保持金具53はほぼ
水平になるまで展開可能である。
【0032】外側保持金具45と外側保持金具51は別
々に駆動可能である。すなわち、図15(A)に示すよ
うに、外側保持金具45だけを開閉してもよいし、外側
保持金具51およびと内側保持金具53を水平にしても
よい。図15(B)は外側保持金具45,51および内
側保持金具53を両方とも水平にした状態を示す。駆動
ハンドル19,49を回転させることにより、外側材と
内側材の姿勢を変化させることができ保持金具45を開
閉させ、図4,8,11(A)(B)と同等の状態にす
ることができ、したがって同様の効果が得られる。
【0033】(実施形態7)図16〜18は第7の実施
形態を示す。上述した上記例においては中間保持金具は
内側保持金具に取り付けられていたが、ここでは中間保
持金具を外側保持金具に取り付けるようにした。外側
材、内側材、中間材は、それぞれ保持金具9,11,1
3に取り付けられる。それぞれ固定されている。保持金
具は、図17に示すように、例えば断面がコの字形状で
あり、保持金具9,11,13のコの字部分に、外側
材、内側材、中間材の両端部がそれぞれ嵌着される。
【0034】外側保持金具9と内側保持金具11は同じ
長さであり、図16,18に示すように、外側保持金具
9の上端と内側保持金具11の下端は連結金具14で連
結されている。外側保持金具9のほぼ中点には取付部9
aが形成され、外側保持金具9は取付部9aにおいて本
体フレーム15に回動自在に取り付けられている。これ
により外側保持金具9および内側保持金具11は一体に
なって、取付部9aを中心に回転運動する。連結金具1
4には連結穴14aが形成され、この連結穴14aに駆
動バー17が連結され、駆動バー17を駆動ハンドル1
9により下降すると、図18(B)に示すように、外側
保持金具9および内側保持金具11が一体に回転してほ
ぼ水平になる。
【0035】外側保持金具9には、取付部9aの少し上
方に取付部9bが形成され、この取付部9bに中間保持
金具13の一端が取り付けられている。中間保持金具1
3の他端は連結金具61によってフレーム15に連結さ
れている。駆動バー17が下降すると、連結金具61を
介して中間保持金具13の端部が引っ張られ、中間保持
金具13は図18(A)に示すように上方(図の反時計
回り)に回転し、最終的には図18(B)に示すように
水平になる。図16の板63は雨水が室内に進入するこ
とを防止する防止板である。
【0036】以上の構造によれば、駆動ハンドル19を
回転させることにより、図4,8,11のように展開す
ることができ(ただし中間材は外側材に付く)、したが
って同様の効果が得られる。
【0037】(実施形態8)図19は、本発明を建築用
ブロックに適用した例を示し、建築用ブロック65は、
対向する第1壁67および第2壁69を有し、第1壁6
7および第2壁69はそれぞれ通気用開口67a,69
aを有している。両開口67a,69aの間には遮断壁
71が形成され、第1壁67と第2壁69との間に中間
壁73が設けられている。遮断壁71は約45度の斜面
で形成され、その高さは一方の開口67a,69aから
入射した光線が他方の開口69a,67aへ通り抜ける
ことができない程度に設定されている。
【0038】以上のブロックを積み重ねて壁を作れば、
通気性を確保しつつ、他の視線を確実に遮断する通気構
造を構築することができる。このとき第1壁67を室外
側にする。
【0039】図19(B)に示すブロック75は、遮断
壁71の両端を支持部77aによって第2壁に連結して
補強している。その他の構成は(A)のブロック65と
同様である。
【0040】上記保持金具の展開機構は上記に限定され
ず、他のどのような機構を用いてもよく、要するに外側
材や内側材を開閉できればよく、あるいは外側材、内側
材、中間材をほぼ水平になるまで展開できればよい。外
側材、内側材、中間材としては必ずしもガラス材料に限
らず、横長の板材であればよく、その色や材質も限定さ
れない。また、これらを上記保持金具で保持してもよい
が、保持金具は無くてもよく、その場合は本体フレーム
に外側材、内側材、中間材を直接取り付ければよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通気性
を確保しつつ他からの視線を確実に遮断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の全体図。
【図2】保持金具の分解図。
【図3】実施形態1の展開図。
【図4】(A)〜(E)は展開の様子を示す図。
【図5】実施形態2の構成図。
【図6】保持金具の詳細図。
【図7】保持金具の展開図。
【図8】実施形態2の展開の様子を示す図。
【図9】実施形態3の構成図。
【図10】保持金具の詳細図。
【図11】実施形態3の展開の様子を示す図。
【図12】実施形態4の構成図
【図13】実施形態5の構成図。
【図14】実施形態6の構成図。
【図15】図14の通気構造の動作説明図。
【図16】実施形態7の構成図。
【図17】保持金具の詳細図。
【図18】実施形態7の展開図。
【図19】実施形態8の構成図。
【符号の説明】
1 通気構造 3 外側板材(外側材) 5 内側板材(内側材) 7 中間板材(中間材) 9 外側保持金具 11 内側保持金具 13 中間保持金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/02 - 7/098

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外側板材および室内側板材を、対向さ
    せて各々上下方向に通気用間隙を隔てて複数配置すると
    ともに、室内側板材と室外側板材との間に中間板材を配
    置し、一方の通気用間隙から入射した光線は、室内外板
    材または中間板材に遮られて他方の通気用間隙へ通り抜
    けることができず、前記室外側板材および室内側板材
    は、雨滴が室内側から室外側へ流れるように、傾斜して
    いることを特徴とする通気構造。
  2. 【請求項2】 前記室外側板材または室内側板材が開閉
    可能である請求項1に記載の通気構造。
  3. 【請求項3】 前記室外側板材および室内側板材を、ほ
    ぼ水平になるまで展開する展開機構を設けた請求項1ま
    たは2に記載の通気構造。
  4. 【請求項4】 前記展開機構は、前記室外側板材、室内
    側板材および中間板材に連結されたリンク機構である請
    求項3に記載の通気構造。
  5. 【請求項5】 対向する第1壁および第2壁を有し、第
    1壁および第2壁は通気用開口を有し、両開口の間には
    遮断壁が形成され、第1壁と第2壁との間に中間壁を配
    置し、一方の開口から入射した光線は、第1壁、第2
    壁、遮断壁または中間壁に遮られて他方の開口へ通り抜
    けることができず、前記遮断壁は第1壁および第2壁に
    対して傾斜して設けられることを特徴とする通気構造。
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