JP3135362U - 空冷式スタッドガン - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接熱と引き作業による2次的歪みの発生を防ぎ正確な板金作業に役立つスタッドガンの提供。
【解決手段】中空のシャフトの中にスライドシャフト13を設け、前部にエアー圧でスライドするカバーを、中央部にガイドアーム8を、後部にスライドシャフトをスライドさせるスライド調整ナット16を設けたスタッドガン。スタッドガンの前部にクッションラバー5付きのスライドカバー7を設けエアーで溶接部をリング状に冷却する。後部のスライドシャフトを引き出すスライド調整ナットを締めこむことによって、微調整を行いながら引き出すことが出来る。中央部にガイドアームを設けることによって必要以上の引き出しを防ぐ。
【選択図】図1
【解決手段】中空のシャフトの中にスライドシャフト13を設け、前部にエアー圧でスライドするカバーを、中央部にガイドアーム8を、後部にスライドシャフトをスライドさせるスライド調整ナット16を設けたスタッドガン。スタッドガンの前部にクッションラバー5付きのスライドカバー7を設けエアーで溶接部をリング状に冷却する。後部のスライドシャフトを引き出すスライド調整ナットを締めこむことによって、微調整を行いながら引き出すことが出来る。中央部にガイドアームを設けることによって必要以上の引き出しを防ぐ。
【選択図】図1
Description
本考案は、溶接部を、エアーで集中的に冷やすために、エアー圧でスライドするクッションラバー付のカバーを設け、中央部にガイドアーム、後部には、スライドシャフトを、スライドさせるための、スライド調整ナットを設けたスタッドガンに関するものである。
溶接したヒラワッシャーを、そのままスライドハンマーで引き出す、スライドハンマーに溶接ピンを設け溶接して、後部からエアーを吹きつけて冷却して引き出す。ピンをハンダー溶接やボンドで貼り付けるなどして、ハンドリベッターにガイドの付いた工具で引き出すなどの方法で凹部を引き出していた。
2005年以降、自動車のボディに採用されるようになった、高張力鋼板は、ワッシャーや、ピン溶接等で溶接部の裏まで焼ける強い熱を加えると鋼板が延びて、歪みが広がる。又、スライドハンマー等で瞬間的に引き出す力を加えても延びる性質がある。
又、ピンをハンダー溶接する方法や、ボンド貼り付ける方法は、作業時間が長くなってしまう。この様な欠点を解決しょうとするものである。
又、ピンをハンダー溶接する方法や、ボンド貼り付ける方法は、作業時間が長くなってしまう。この様な欠点を解決しょうとするものである。
本考案は、溶接ピンを包み込むようにエアー圧で自動的にスライドするクッションラバーを取り付けたスライドカバーを設け、溶接部にクッションラバーが密着することによってエアーで効率良く冷却することができるため溶接による溶接熱の広がりを防ぐことができる。引き作業は、後部の調整ナットを締めこむことによって、微調整をしながら引き出すことにより問題点を解決している。
上述の様に本考案の空冷式スタッドガンは、溶接部をリング状に集中的に冷却することが出来る為、熱伝導による鋼板の二次的歪みを防ぐことが出来き、引き作業は、スライドシャフトを調整ナットで少しずつ引き出すため二次的歪みも防ぎ板金の範囲が狭くて済むことは勿論、鋼板の絞り作業と引き作業が同時に連続して行えるため作業時間短縮に役立つ。
鋼板の歪みの状態に合わせてガイドアーム固定ブロックを、スライドさせてガイドアームの幅を調整、スライドアームで引き出す距離を調整してロックナットでロックする。引き出したい部分に溶接ピンを合わせ溶接して、エアーを吹きつけて冷却する、この時、クションラバー付きのスライドカバーは、エアー圧により自動的に溶接部に密着する。引き作業は、後部の調整ナットを締め込み鋼板の高い部分をハンマリングしながら引き出し作業を行う。
以下、添付図面に従って実地例を説明する。図1の、10のエアーホースガン取付けブラケットにエアーガンをセット、15の溶接機スイッチ取付けブラケットに溶接機スイッチをセットする。鋼板のダメージに合わせて、12のスライドブロックで、スライドさして、8,8aのガイドアームで幅を調整して、4cのロックナットを固定して、1、1aのガイドをダメージ部に当てて引き出す距離を、3、3aで調整して、4、4bのロックナットで固定する。これによって引き出し作業時に必要以上に引き出すことを防ぐことができる
。11,11aのリンクは、8のガイドアームを支えるためのリンクで2、2a、2b、2c、2e、2d、2fは連結ピンである。
。11,11aのリンクは、8のガイドアームを支えるためのリンクで2、2a、2b、2c、2e、2d、2fは連結ピンである。
6の溶接ピンを引き出したい部分に合わせて、15の溶接機スイッチ取付けブラケットに取り付けたスイッチで通電さして溶接ピンをダメージ部に溶接して、10からエアーを吹きつける、この時、7のスライドカバーは、エアー圧で自動的にスライドして、5のクションラバーが、6の溶接ピンを包み込むようにダメージ部に密着する。通電は、9の中空シャフトと、14のリヤーシャフト中に組み込まれた、13のスライドシャフトから通電する。16のスライド調整ナットを締め込み、13のスライドシャフトをスライドさして引き作業を行う。17のストッパーナットは、16のスライド調整ナットのストッパーである。
6の溶接ピンの取り替えは、4aのロックナットをはずして、7のスライドカバーを取り外しで、図の、18の溶接ピン固定ナットを取り外して行う。
1 ガイド
2 連結ピン
3 スライドアーム
4 ロックナット
5 クッションラバー
6 溶接ピン
7 スライドカバー
8 ガイドアーム
9 中空シャフト
10 エアーガン取付けブラケット
11 リンク
12 スライドブロック
13 スライドシャフト
14 リヤーシャフト
15 溶接機スイッチ取付けブラケット
16 スライド調整ナット
17 スットパー
18 溶接ピン固定ナット
2 連結ピン
3 スライドアーム
4 ロックナット
5 クッションラバー
6 溶接ピン
7 スライドカバー
8 ガイドアーム
9 中空シャフト
10 エアーガン取付けブラケット
11 リンク
12 スライドブロック
13 スライドシャフト
14 リヤーシャフト
15 溶接機スイッチ取付けブラケット
16 スライド調整ナット
17 スットパー
18 溶接ピン固定ナット
Claims (1)
- 中空シャフトの内部にスライドする溶接ピン付きのシャフトを設け、中空シャフト前部の上にエアーの圧力で自動的にスライドするクッションラバー付きのカバーを設け、エアーガンの取り付け場所はクッションラバーカバーの後部の中空シャフトに設ける、中空シャフトの中央部に、引き出す距離を調整するガイドアーム、後部には、締めこむことによって、スライドシャフトをスライドさせるための、スライド調整ナットを設け、溶接機のスイッチはスライドシャフト後部のスライド調整ナットの前部に設け、以上のごとく構成された自動車板金用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005036U JP3135362U (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | 空冷式スタッドガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005036U JP3135362U (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | 空冷式スタッドガン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3135362U true JP3135362U (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=43285876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007005036U Expired - Fee Related JP3135362U (ja) | 2007-07-02 | 2007-07-02 | 空冷式スタッドガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135362U (ja) |
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2007
- 2007-07-02 JP JP2007005036U patent/JP3135362U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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