JP3135292U - スキミング防止機能付き情報カード - Google Patents

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Abstract

【課題】配布される印刷情報を有効に利用しやすくするために、その情報媒体に有効な形状と非接触式のスキミング防止の付加機能を与ることにより、印刷情報の入った印刷物を携帯しやすくするとともに、非接触式ICカードのID情報を非接触式スキミングから守る。
【解決手段】印刷情報が施される紙あるいは樹脂などのシート材の大きさを非接触式ICカードあるいは非接触式パスポートの大きさに合わせることにより、日常携帯する財布又はカードケースあるいはパスポートケースに入れることができる。また、そのシート材の一部にアルミ蒸着層あるいはアルミ箔層を設けることにより、電磁波(電波)シールド特性をもたせることができる。これにより、非接触式ICガードと合わせることで非接触式スキミングの防止機能を付加価値として提供できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、財布の中に携帯するスキミング防止機能付き情報カードに関する。
近年、我々の身の回りには様々の情報が氾濫している。
パソコン、携帯電話などのIT情報、磁気カードの磁気情報、ICチップを埋込んだICカードの電磁波情報、印刷物の印刷情報等多岐にわたるが、それらの情報をいかに効率良く受け入れてもらうかが重要である。
特に印刷物による印刷情報は身近に溢れており、そのほとんどが有効に使用されず無駄になっていることが実情である。例えば金融機関等に置かれているパンフレット、各種チケット、チラシなど使用後は棄てられるだけである。
また、電磁波情報として我々は財布の中に、非接触式のICカード例えば、現金決済系のICカード、またパスポート、免許証などの個人認証系のICカードを持ち歩く時代となった。これらは個人情報としてセキュリティが重要となっている。特に通称スキミングと呼ばれるデータの違法取得の犯罪に対して自己責任によるセキュリティが重要である。
以上に述べたように印刷物による情報は無駄が多く、また非接触式のICカードにはセキュリティが重要になっている。
本考案は、配布される印刷情報を有効に利用しやすくするために、その情報媒体に有効な形状と非接触式のスキミング防止の付加機能を与ることにより、印刷情報の入った印刷物を携帯しやすくするとともに、非接触式ICカードのID情報を非接触式スキミングから守ることを目的とするものである。
そこで、本考案は上記目的を達成するために、紙シート材あるいは例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂シート材をベースとして、それらにアルミ蒸着、あるいはアルミ泊を張り合わせた両面印刷可能な複合シート材を、非接触式のICカードと略同形に成形した。
また、第2の解決手段は、上記複合シート材を非接触式のICカードの約2倍の大きさに成形した。
また、第3の解決手段は、上記複合シート材を非接触式のICパスポートと略同形に成形した。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。
すなわち、上記複合シート材の両面に情報を印刷することにより配布可能な情報カードとなる。
さらに上記複合シート材を、非接触式のICカードと略同形に成形することにより、財布あるいはカード入れの中に、ICカードと重ね合わせて入れることができる。
また、上記複合シート材の一部にアルミ蒸着部を設けるか、アルミ箔部を設けることにより電磁波(電波)シールド効果を得ることができる。
また、第2の課題解決手段による作用は次の通りである。
すなわち、上記複合シート材の両面に情報を印刷することにより配布可能な情報カードとなる。
さらに上記複合シート材を、非接触式のICカードの約2倍の大きさと略同形に成形することにより、財布あるいはカード入れの中に、ICカードを挟み込んで入れることができる。
また、上記複合シート材の一部にアルミ蒸着部を設けるか、アルミ箔部を設けることにより電磁波(電波)シールド効果を得ることができる。
また、第3の課題解決手段による作用は次の通りである。
すなわち、上記複合シート材の両面に情報を印刷することにより配布可能な情報カードとなる。
さらに上記複合シート材を、非接触式のICパスポートと略同形にすることにより、パスポートケースの中に、ICパスポートと重ね合わせて入れることができる。
また、上記複合シート材の一部にアルミ蒸着部を設けるか、アルミ箔部を設けることにより電磁波(電波)シールド効果を得ることができる。
これらの複合シート材を製作するにあたって、特別な素材を開発する必要はなく、市場に流通している複合シート材をそのまま利用すればよい。特に素材の一部にアルミ蒸着部を設けたものあるいはアルミ箔部を設けた複合シート材は種々量販されており、印刷から成形に至る加工ラインは確立されている。
また、アルミ素材による電磁波シールド効果については、後述のデータを示すまでもなく、実用域の周波数帯で優秀な電磁波(電波)シールド効果をもつことは周知の通りであり、一般的にあらゆる場面で電磁波シールド材として利用されている。
上述したように、本考案のスキミング防止機能付き情報カードは、形状を非接触式ICカードと略同形、また非接触式ICカードの約2倍の大きさと略同形、また非接触式ICパスポートと略同形にすることにより、財布またはカードケースあるいはパスポートケースの中に、非接触式ICカードあるいは非接触式ICパスポートと一緒に常時入れることができる。このことにより発信したい印刷情報を個人に携帯させることができる。
また、アルミ素材を一部に使用することにより、電磁波(電波)シールド効果を得ることができ、財布あるいはカードケースの中の非接触式ICカード、又はパスポートケースの中の非接触式パスポートのID情報を、不正な非接触スキミングの被害から守ることができる。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1において、1はスキミング防止機能付き情報カード(以下情報カードとする)で、その形状は、非接触式ICカード7と略同形に形成されている。またその表面は印刷可能な表側の印刷面3となっており、裏面は印刷可能な裏側の印刷面4となっている。そして上記表側及び裏側の印刷面3、4には、表側の印刷5及び裏側の印刷6が情報として印刷されている。
図2aは、上記情報カード1の図1におけるA−A線拡大断面図で、アルミ蒸着層あるいはアルミ箔層2aと、樹脂シート2bを貼り合わせた複合シート材2から構成されている。
図2bは、上記情報カード1の図1におけるA−A線拡大断面図で、アルミ蒸着層あるいはアルミ箔層2aと、紙シート材2cを貼り合わせた複合シート材2から構成されている。
図3aは上記情報カード1の財布8での使用状態を示す斜視図である。情報カード1は非接触式ICカード7と重ね合わせて、財布8のカード収納部8aの中に収納する。
図3bは上記情報カード1のカードケース9での使用状態を示す斜視図である。情報カード1は非接触式ICカード7と重ね合わせて、カードケース9の中に収納する。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図4において、1’は情報カードでその形状は非接触式ICカード7の約2倍の大きさと略同形に成形されている。またその構造は上記第1の実施の形態と同様である。
図5(a)は、上記情報カード1’の財布8での使用状態を示す斜視図である。情報カード1’は2つに折り込み、非接触式ICカード7を挟み込み、その状態で財布8のカード収納部8aの中に収納する。
図5(b)は、上記情報カード1’のカードケース9での使用状態を示す斜視図である。情報カード1’は2つに折り込み、非接触式ICカード7を挟み込み、その状態でカードケース9の中に収納する。
次に、第3の実施の形態について説明する。
図6において、1”は情報カードでその形状は非接触式ICパスポート11と略同形に成形されている。またその構造は上記第1の実施の形態と同様である。
図7は、上記情報カード1”のパスポートケース10での使用状態を示す斜視図である。情報カード1”は非接触式ICパスポート11の片面あるいは両面と重ね合わせて、パスポートケース10の中に収納する。
図8は、上記各実施の形態で共通する電磁波(電波)シールドの作用の説明図である。
図8(a)は、各情報カード1、1’、1”を非接触式ICカード7(非接触式ICパスポート11も同様)と重ね合わせた状態での、電磁波(電波)シールドの1つの作用を示す。非接触式ICカードに向けられた不正電磁波(電波)12は、情報カード1、1’、1”でその電界成分がシールドされ、電磁波(電波)シールドされる。この場合非接触式ICカード7に対して情報カード1、1’、1”を不正電磁波(電波)側に配置する。
図8(b)は、各情報カード1、1’、1”を非接触式ICカード7と重ね合わせた状態での、電磁波(電波)シールドの他の作用を示す。非接触式ICカード7に向けられた不正電磁波(電波)12の磁界成分が情報カード1、1’、1”のアルミ箔部分を通過するとレンツの法則により逆向きの磁界が発生し磁界が相殺され、電磁波(電波)シールドされる。この場合非接触式ICカード7と情報カード1、1’、1”との不正電磁波12に対する位置関係はどちらでもよい。これらの作用は、第2の実施形態及び第3の実施形態においても同様である。
ここで、中周波の電磁波(電波)の場合、アルミ等の一般的に知られている金属材料が、電磁波(電波)シールド材として非常に有効であることは周知されている。そして流通しているほとんどの非接触式ICカードが、MHz帯で運用されているので、上記情報カードによる不正電磁波(電波)に対するシールド効果は大きい。
図9はスキミング防止機能付き情報カードに使用される複合シートの、電界シールド特性及び磁界シールド特性をKEC法で測定したデータである。
図6のとおり、量販されている複数の複合シート材について電磁波(電波)シールド性能の測定を行ったが、上記MHz帯で平均99.9%以上の電界減衰率を得た。技術的周知として、90%以上の電界減衰率があれば電磁波(電波)シールド材として非常に有効である。
しかし、静磁界に対するシールド効果はほとんど無く、いわゆる磁気カードについては静磁界のシールド効果は期待できない。
上述したように、本校案のスキミング防止機能付き情報カードは、提供したい印刷情報を、受け入れ側に携帯しやすくさせるような形状になっているため無駄に棄てられることを減らすことができる。
さらに、このスキミング防止機能付き情報カードにスキミング防止機能という付加価値を付けることにより、より受け入れやすくさせることができる。
しかも、このスキミング防止機能付き情報カードを製作するにあたっては特別な材料、工程など必要無く、市場に流通している量販品を使用できるとともに、その生産加工ラインで安価に製作できる。したがって、企業などが自己PRのために無償で情報を配布する場合などに最適である。
本考案の第1の実施形態を示すスキミング防止機能付き情報カード (a)同スキミング防止機能付き情報カードの図1におけるA−A線拡大断面図(b)同スキミング防止機能付き情報カードの図1における他の素材を使用したもののA−A線断面図 (a)同スキミング防止機能付き情報カードの財布での使用状態を示した斜視図(b)同スキミング防止機能付き情報カードのカードケースでの使用状態を示した斜視図 本考案の第2の実施形態を示すスキミング防止機能付き情報カード (a)同スキミング防止機能付き情報カードの財布での使用状態を示した斜視図(b)同スキミング防止機能付き情報カードのカードケースでの使用状態を示した斜視図 本考案の第3の実施形態を示すスキミング防止機能付き情報カード 同スキミング防止機能付き情報カードのパスポートケースでの使用状態を示した斜視図 (a)各実施形態のスキミング防止機能付き情報カードの1つの作用を示す説明図(b)各実施形態のスキミング防止機能付き情報カードの他の作用を示す説明図 各実施形態のスキミング防止機能付き情報カードに使用される複合シートの、電界シールド特性及び磁界シールド特性
符号の説明
1,1’,1”…スキミング防止機能付き情報カード
2…複合シート材
2a…アルミ蒸着層あるいはアルミ箔層
2b…樹脂シート
2c…紙シート
3…表側の印刷面
4…表側の印刷面
5…表側の印刷
6…裏側の印刷
7…非接触式ICカード
8…財布
8a…カード収納部
9…カードケース
10…パスポートケース
11…非接触式ICパスポート
12…不正電磁波(電波)

Claims (3)

  1. 紙シート材あるいは例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂シート材をベースとして、それらにアルミ蒸着あるいはアルミ箔を張り合わせた両面印刷可能な複合シート材を非接触式のICカードと略同形に成形したことを特徴とするスキミング防止機能付き情報カーード。
  2. 上記複合シート材を非接触式ICカードの約2倍の大きさと略同形に成形したことを特徴とするスキミング防止機能付き情報カード。
  3. 上記複合シート材を非接触式ICパスポートと略同形に成形したことを特徴とするスキミング防止機能付き情報カード。
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