JP3135009U - めがねホルダー - Google Patents

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久保田隆男
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株式会社ビイウイズ
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Abstract

【課題】ファッション性と機能性を備えためがねホルダーを提供する。
【解決手段】中心の基盤1と、基盤1の周囲に、揺動自在に取り付けた揺動枠2と、基盤1の上端に形成した吊り下げ部3とで構成する。揺動枠2にめがねのヒンジ部を係合して、基盤1を下げ紐4で吊り下げたときに、めがねのつる部に、基盤1の面が当接する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、めがねホルダーに関するものである。
従来からめがねの「つる」部分に釣り紐を取り付け、そのつり紐によってめがねを首からぶら下げるタイプのめがねホルダーが知られている。
特公平9−211396
従来のめがねホルダーは、首からぶら下げる実用性はあるが、ファッションとしての魅力に欠ける点があった。
また簡単にめがねを取り付けられるめがねホルダーでは、めがねがホルダーから外れて落下する危険性があった。
上記のような課題を解決するために、本考案のめがねホルダーは、中心の基盤と、基盤の周囲に、揺動自在に取り付けた揺動枠と、基盤の上端に形成した吊り下げ部と、吊り下げ部に取り付けた下げ紐とより構成し、揺動枠にめがねのヒンジ部を係合して、基盤を下げ紐で吊り下げたときに、めがねのつる部に、基盤の面が当接するように構成しためがねホルダーを特徴としたものである。
本考案のめがねホルダーは以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<1> 通常は、めがねホルダーはめがねホルダーとして、ペンダントはペンダントとして別に購入しなければならないが、本考案のめがねホルダーはひとつを購入することで両方の機能を楽しむことができる。
<2> 揺動枠にめがねを係合した場合に、重力で揺動枠が鉛直姿勢に戻るために、揺動枠と中央の基盤との隙間が狭くなる。そこ結果、めがねのつるが、基盤と揺動枠の間に挟まる状態となり、めがねの滑り落ちが阻止される。
<3> 揺動枠にめがねを係合しない場合には、中央の基盤と周囲の揺動枠が調和して、周囲の枠体が中央の基盤とは異なった揺れを生じて表情を変化させる特殊なペンダントとして使用することができる。
<4> 中央の基盤も鉛直軸を中心に回転可能であるから、基盤を回転させることによって、ペンダントとしてデザインを大きく変更することができ、使用者はあたかも二種類のペンダントを所有しているようにそのデザインの変更を楽しむことができる。
以下図面を参照にしながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
<1>全体の構成。
本発明のめがねホルダーは、中心の基盤1と、基盤1の周囲の揺動枠2と、基盤1の上端の吊り下げ部3とより構成する。
<2>基盤1。
基盤1は、本考案のめがねホルダーの中心部に位置する金属製、合成樹脂製、木製の板体である。
基盤1はめがねホルダーの中心部に位置して、全体のデザインの中心を構成する。
したがって単なる円盤状だけではなく、動物やキャラクターの顔、ハートなどの幾何学模様、富士山などの風景、花や草木の図形、乗り物の外観などあらゆるものを取り入れてデザインとして採用することができる。
<2>揺動枠2。
基盤1の周囲には、揺動自在に揺動枠2を取り付ける。
この揺動枠2は、基盤1に設けた回転軸を介して基盤1に取り付け、回転軸を中心に回転、揺動自在に構成する。
図1の実施例のように、基盤1が正面から見た場合に左右対称の図形である場合には、揺動枠2はその基盤1の周囲を取り囲む環状に形成するとバランスのよいめがねホルダーを構成することができる。
なお、図の実施例では揺動枠2と基盤1との間に二本の回転軸を設けているが、1本の回転軸だけで基盤1の周囲に揺動枠2を取り付けることも可能である。
<3>吊り下げ部3。
ペンダントとして基盤1を首からぶら下げるために、基盤1の上端には吊り下げ部3を形成する。
この吊り下げ部3にリングなどを取り付け、リングにチェーンなどの吊り紐を通して首からぶら下げうるように構成する。
<4>基盤回転軸5。
図1の実施例のように、吊り下げ部3を、基盤1の一部として形成することもできるが、図6の実施例のように吊り下げ部3と基盤1とを別部材で構成することも可能である。
その場合には基盤1は、基盤回転軸5を介して吊り下げ部3に取り付ける。
すると本考案のめがねホルダーは、首にかけたまま吊り下げ部3を回転させることなく、基盤1とその周囲の揺動枠2を一度に回転させて裏返すことができる。
基盤1の表裏の模様、デザインを異なったものにしておけば、基盤1を裏返すことによって、ひとつのめがねホルダーを使用して、あたかも別のペンダントを着用しているような印象を与えることができる。
<5>めがねを係合した場合。
次に使用方法について説明する。
本考案のめがねホルダーを首から吊り下げた状態で、揺動枠2にめがねGのつるG2を通す。(図3)
すると、めがねGのヒンジ部G1が揺動枠2に係合することになる。(図4、5)
基盤1にも揺動枠2にも重力が作用しているから、両者はともに鉛直姿勢を維持する方向に戻る。
その結果、揺動枠2に係合しためがねGのヒンジ部G1が、揺動枠2と基盤1の面とに挟まれる状態となる。
その結果、多少の揺れがあっても、めがねのつるG2が揺動枠2から滑り出すことがなく、安定した状態でメガネGを吊り下げることができる。
本考案のめがねホルダーの実施例の説明図 揺動枠2を揺動させた状態の説明図。 揺動枠2のめがねのつるを挿入した状態の説明図。 めがねのヒンジ部を係合した状態の正面図。 めがねのヒンジ部を係合した状態の側面図。 他の実施例の説明図。 他の実施例の説明図。
符号の説明
1:基盤1
2:揺動枠2
3:吊り下げ部3
4:下げ紐4
5:基盤回転軸5

Claims (3)

  1. 中心の基盤と、
    基盤の周囲に、揺動自在に取り付けた揺動枠と、
    基盤の上端に形成した吊り下げ部と、
    吊り下げ部に取り付けた下げ紐とより構成し、
    揺動枠にめがねのヒンジ部を係合して、
    基盤を下げ紐で吊り下げたときに、
    めがねのつる部に、基盤の面が当接するように構成した、
    めがねホルダー。
  2. 基盤が円盤であり、
    揺動枠が、基盤を取り囲む環状である、
    請求項1記載のめがねホルダー。
  3. 基盤と吊り下げ部との間に基盤回転軸を介在させ、
    この基盤回転軸を介して、
    基盤が揺動枠の内部で回転することができる、
    請求項1記載のめがねホルダー。
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