JP3134667U - 本立て - Google Patents
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Abstract
【課題】棚板上に立て掛けられて収納された書籍類から大きな荷重を受けても転倒したり、破損することがない本立てを提供する。
【解決手段】ほぼ垂直に設けられ、かつ書籍類8の側面に当接して書籍類の転倒を防止する仕切り板3と、仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を支持する背面板4と、仕切り板及び背面板の上端部にほぼ水平に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を背面板とで分散して支持する上面板5とから本立て本体1を構成したもので、上面板が仕切り板と背面板に亘って取り付けられているため、大きな荷重は背面板と上面板に分散して作用するようになり、これによって背面板と上面板が仕切り板の転倒を防止すると同時に、仕切り板と背面板の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板と背面板の取り付け部が変形したり破損することがない。
【選択図】図1
【解決手段】ほぼ垂直に設けられ、かつ書籍類8の側面に当接して書籍類の転倒を防止する仕切り板3と、仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を支持する背面板4と、仕切り板及び背面板の上端部にほぼ水平に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を背面板とで分散して支持する上面板5とから本立て本体1を構成したもので、上面板が仕切り板と背面板に亘って取り付けられているため、大きな荷重は背面板と上面板に分散して作用するようになり、これによって背面板と上面板が仕切り板の転倒を防止すると同時に、仕切り板と背面板の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板と背面板の取り付け部が変形したり破損することがない。
【選択図】図1
Description
本考案は、本箱やロッカー等に書籍や書類ファイル等(以下書籍類という)を収納する際に使用する本立てに関する。
従来本箱やロッカー等に書籍類を収納する場合、棚板上に立て掛けた書籍類が転倒しないようにブックエンドと称する本立てを使用することがよくある。
また従来の本立ての多くは、底板上に仕切り板を立設または折り曲げ形成したほぼ逆T状に形成されていて、本箱やロッカー内に水平方向に設けられた棚板上に底板を載置し、棚板上に立て掛けられて収納された書籍類の側面に仕切り板を当接することにより、棚板上の書籍類が転倒するのを防止している。
しかし前記従来の本立てでは、棚板上に載置した本立ての底板の厚さ分だけ棚板上面の高さが高くなるため、書籍類を出し入れする際に書籍類の角部が底板の端面に突き当たって、書籍類の出し入れがスムーズにできなかったり、書籍類の角部が損傷する等の問題があった。
また従来の本立ての多くは、底板上に仕切り板を立設または折り曲げ形成したほぼ逆T状に形成されていて、本箱やロッカー内に水平方向に設けられた棚板上に底板を載置し、棚板上に立て掛けられて収納された書籍類の側面に仕切り板を当接することにより、棚板上の書籍類が転倒するのを防止している。
しかし前記従来の本立てでは、棚板上に載置した本立ての底板の厚さ分だけ棚板上面の高さが高くなるため、書籍類を出し入れする際に書籍類の角部が底板の端面に突き当たって、書籍類の出し入れがスムーズにできなかったり、書籍類の角部が損傷する等の問題があった。
かかる問題を改善するため、底板を省略した本立てが例えば特許文献1で提案されている。
前記特許文献1に記載の本立ては、仕切り板の後端に背面板や倒れ防止金具を設けた構造となっていて、本箱やロッカー等の棚板上に載置して使用するようになっており、底板がないため、書籍類の出し入れがスムーズに行える上、書籍類の角部が損傷されることがない等の効果を有している。
特開平8−242946号公報
前記特許文献1に記載の本立ては、仕切り板の後端に背面板や倒れ防止金具を設けた構造となっていて、本箱やロッカー等の棚板上に載置して使用するようになっており、底板がないため、書籍類の出し入れがスムーズに行える上、書籍類の角部が損傷されることがない等の効果を有している。
しかし前記特許文献1に記載の本立てでは、次のような問題がある。
すなわち本箱やロッカー等に収納する書籍類には、大きさや厚さ、重量等が異なるものがあり、これらを棚板上に立て掛けて収納した場合、棚板上に設置した本立ての仕切り板には大きな荷重が作用する。
このため本立てには、仕切り板に大きな荷重が作用しても簡単に転倒しないことがないことが要求されるが、前記特許文献1に記載の本立てのように、仕切り板の後端に背面板や倒れ防止金具を設けたものでは、大きな荷重が仕切り板に作用すると簡単に仕切り板が転倒してしまい、本立てとしての機能が得られない問題がある。
すなわち本箱やロッカー等に収納する書籍類には、大きさや厚さ、重量等が異なるものがあり、これらを棚板上に立て掛けて収納した場合、棚板上に設置した本立ての仕切り板には大きな荷重が作用する。
このため本立てには、仕切り板に大きな荷重が作用しても簡単に転倒しないことがないことが要求されるが、前記特許文献1に記載の本立てのように、仕切り板の後端に背面板や倒れ防止金具を設けたものでは、大きな荷重が仕切り板に作用すると簡単に仕切り板が転倒してしまい、本立てとしての機能が得られない問題がある。
また仕切り板に作用する書籍類の荷重を、仕切り板の転倒を防止する背面板や倒れ防止金具のみにより支持する構造のため、仕切り板と背面板や倒れ防止金具との連結部が荷重に耐え切れず、その結果連結部が早期に損傷したり、仕切り板の取り付け角度が変化して、本立てとしての機能が損なわれる等の問題もある。
本考案はかかる問題を改善するためになされたもので、棚板上に立て掛けられて収納された書籍類から大きな荷重を受けても転倒したり、損傷することがない本立てを、簡単な構成で安価に提供することを目的とするものである。
本考案はかかる問題を改善するためになされたもので、棚板上に立て掛けられて収納された書籍類から大きな荷重を受けても転倒したり、損傷することがない本立てを、簡単な構成で安価に提供することを目的とするものである。
本考案の本立ては、本箱等の棚板上に収納した書籍類の転倒を防止するため、棚板上に載置して使用する本立てであって、ほぼ垂直に設けられ、かつ書籍類の側面に当接して書籍類の転倒を防止する仕切り板と、仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を支持する背面板と、仕切り板及び背面板の上端部にほぼ水平に取り付けられ、かつ仕切り板に作用する書籍類からの荷重を背面板とで分散して支持する上面板とから本立て本体を構成したものである。
前記構成により、本箱等の棚板上に立て掛けた書籍類の側面に本立て本体の仕切り板を当接して使用することにより、棚板上の書籍類が転倒するのを防止することができると共に、本立て本体には底板がないので、書籍類の出し入れがスムーズに行える上、書籍類の角部が損傷することもない。
また棚板上に収納した書籍類が多数で重量が重いため書籍類の転倒を防止す仕切り板に大きな荷重が作用した場合でも、上面板が仕切り板と背面板に亘って取り付けられているため、大きな荷重は背面板と上面板に分散して作用するようになり、これによって背面板と上面板が仕切り板の転倒を防止すると同時に、仕切り板と背面板の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板と背面板の取り付け部が変形したり破損するのを未然に防止できるようになる。
さらに木材や合成樹脂等の板体のみにより形成した簡単な構造のため、安価に提供することができる。
また棚板上に収納した書籍類が多数で重量が重いため書籍類の転倒を防止す仕切り板に大きな荷重が作用した場合でも、上面板が仕切り板と背面板に亘って取り付けられているため、大きな荷重は背面板と上面板に分散して作用するようになり、これによって背面板と上面板が仕切り板の転倒を防止すると同時に、仕切り板と背面板の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板と背面板の取り付け部が変形したり破損するのを未然に防止できるようになる。
さらに木材や合成樹脂等の板体のみにより形成した簡単な構造のため、安価に提供することができる。
本考案の本立ては、仕切り板と背面板及び上面板を組み立て自在としたものである。
前記構成により、本立て本体及び補助本立てをそれぞれ分解した状態でダンボール等の包装容器に箱詰することにより、保管コストや輸送コストの削減が図れる上、家具店やホームセンタ等で購入した消費者がドライバ等の工具を使用することにより簡単に組み立てることができるため、組み立てコストの削減も図れる。
本考案の本立ては、本立て本体に、ほぼ垂直に設けられた補助仕切り板と、補助仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられた補助背面板とからなる補助本立てを組み合わせたものである。
前記構成により、空いた棚板上に補助本立てを載置して、本立て本体の仕切り板と補助本立ての補助仕切り板との間に書籍類を収納し、仕切り板と補助仕切り板の間で書籍類を保持することにより、棚板上の空きスペースに書籍類を追加収納することができると共に、補助本立ての背面板を本立て本体の背面板と本箱の後面板との間に挟着した状態で書籍類を収納することにより、補助本立ての仕切り板に書籍類の荷重が作用しても、補助本立てが転倒することがない。
また補助本立ては本立て本体に比べて小型かつ軽量なことから棚板上での移動が容易となり、これによって棚板の空いたスペースに収納した書籍類の量に応じて補助本立ての位置調整が簡単にできるため、後から収納した書籍類の転倒も確実に防止することができる。
また補助本立ては本立て本体に比べて小型かつ軽量なことから棚板上での移動が容易となり、これによって棚板の空いたスペースに収納した書籍類の量に応じて補助本立ての位置調整が簡単にできるため、後から収納した書籍類の転倒も確実に防止することができる。
本考案の本立てによれば、上面板が仕切り板と背面板に亘って取り付けられているため、大きな荷重は背面板と上面板に分散して作用するようになり、これによって背面板と上面板が仕切り板の転倒を防止すると同時に、仕切り板と背面板の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板と背面板の取り付け部が変形したり破損するのを未然に防止できるようになる。
本考案の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は本立ての斜視図、図2は同分解斜視図、図3は使用状態の斜視図、図4は同拡大正面図である。
図1に示す本考案の本立ては、本立て本体1と、補助本立て2とから構成されている。
本立て本体1は、仕切り板3と、仕切り板3の後端に取り付けられた背面板4及び仕切り板3と背面板4の上端部に取り付けられた上面版5とからなり、何れもベニヤ板等の木材や、合成樹脂よりなる板体より形成されている。
仕切り板3は後述する本箱6内に設けられた棚板7の前後方向の幅とほぼ等しいか、これよりやや短くなるよう前後の幅W1が設定され、高さH1は、書類等を綴った例えばA4ファイルの高さより高くなるように設定されている。
背面板4は、棚板7上に立て掛けた書籍類8の荷重が仕切り板3に作用しても、仕切り板3が転倒しないように支持するもので、仕切り板3の前後の幅W1とほぼ等しいか、これより長くなるように左右の長さL1が設定されており、高さは仕切り板3の高さH1と等しくなっている。
図1は本立ての斜視図、図2は同分解斜視図、図3は使用状態の斜視図、図4は同拡大正面図である。
図1に示す本考案の本立ては、本立て本体1と、補助本立て2とから構成されている。
本立て本体1は、仕切り板3と、仕切り板3の後端に取り付けられた背面板4及び仕切り板3と背面板4の上端部に取り付けられた上面版5とからなり、何れもベニヤ板等の木材や、合成樹脂よりなる板体より形成されている。
仕切り板3は後述する本箱6内に設けられた棚板7の前後方向の幅とほぼ等しいか、これよりやや短くなるよう前後の幅W1が設定され、高さH1は、書類等を綴った例えばA4ファイルの高さより高くなるように設定されている。
背面板4は、棚板7上に立て掛けた書籍類8の荷重が仕切り板3に作用しても、仕切り板3が転倒しないように支持するもので、仕切り板3の前後の幅W1とほぼ等しいか、これより長くなるように左右の長さL1が設定されており、高さは仕切り板3の高さH1と等しくなっている。
背面板4の中央には、上下方向に離間して複数の取り付け孔4aが穿設されていて、これら取り付け孔4aに挿入したタッピングビス等の固着具9を仕切り板3の後端面に螺挿することにより、仕切り板3に対して背面板4が直角に取り付けられている。
上面板5は、仕切り板3に作用する荷重を背面板4との間で分散支持することにより、仕切り板3と背面板4との連結部に荷重が集中するのを防止するもので、前後の幅W2が仕切り板3の前後の幅W1に背面板4の板厚tを加えた値に設定され、左右の長さL2は、背面板4の左右の長さL1と等しくなっている。
上面板5には、仕切り板3と背面板4の上端部に載置した際、仕切り板3と背面板4の端面と合致する位置に複数の取り付け孔5aが穿設されていて、これら取り付け孔5aに挿入したタッピングビス等の固着具9を仕切り板3及び背面板4の上端面に螺挿することにより、仕切り板3及び背面板4の上端部に上面板5が取り付けられていると共に、上面板5の前側の角部は、小円弧状にコーナーカットされている。
上面板5は、仕切り板3に作用する荷重を背面板4との間で分散支持することにより、仕切り板3と背面板4との連結部に荷重が集中するのを防止するもので、前後の幅W2が仕切り板3の前後の幅W1に背面板4の板厚tを加えた値に設定され、左右の長さL2は、背面板4の左右の長さL1と等しくなっている。
上面板5には、仕切り板3と背面板4の上端部に載置した際、仕切り板3と背面板4の端面と合致する位置に複数の取り付け孔5aが穿設されていて、これら取り付け孔5aに挿入したタッピングビス等の固着具9を仕切り板3及び背面板4の上端面に螺挿することにより、仕切り板3及び背面板4の上端部に上面板5が取り付けられていると共に、上面板5の前側の角部は、小円弧状にコーナーカットされている。
一方補助本立て2は、本立て本体1の仕切り板3との間で書籍類8を狭着することにより、本箱6の棚板7上で書籍類8が倒れるのを防止するもので、本立て本体1の仕切り板3とほぼ同大の補助仕切り板10と、本立て本体1の背面板4のほぼ半分の大きさの補助背面板11とからなる。
補助背面板11の一端側には、上下方向に複数の取り付け孔11aが穿設されていて、これら取り付け孔11aより挿入したタッピングビス等の固着具12を補助仕切り板10の後端面に螺挿することにより、補助仕切り板10の後端に補助背面板11の一端側が取り付けられている。
補助背面板11の一端側には、上下方向に複数の取り付け孔11aが穿設されていて、これら取り付け孔11aより挿入したタッピングビス等の固着具12を補助仕切り板10の後端面に螺挿することにより、補助仕切り板10の後端に補助背面板11の一端側が取り付けられている。
次に前記構成された本立ての作用を図3及び図4も交えて説明する。
本立て本体1及び補助本立て2は、それぞれ分解された状態でダンボール等の包装容器(図示せず)に箱詰めされ、家具店やホームセンタ等で販売し、購入者はドライバ等の工具を使用することにより簡単に組み立てることができるが、勿論組み立てた状態で販売するようにしてもよい。
組み立てた状態の本立てを使用するに当っては、まず図3に示すように本箱6内に設けられた棚板7上に書籍類8を立て掛けた状態で収納するが、図3に示す上段の棚板7のように、収納した書籍類8が棚板一杯になっていないときには、書籍類8が倒れてしまうことがある。
これを防止するため、棚板7上に本立て本体1を載置し、この状態で棚板7上に立て掛けた書籍類8方向へ本立て本体1を移動するが、本立て本体1には底板がないので、底板が書籍類8と干渉することなく本立て本体1の仕切り板3を立て掛けた書籍類8の側面に密着させることができる。
これによって本箱6の一方の側板6aと仕切り板3の間で書籍類8を挟着することができるため、棚板7上に立て掛けた書籍類8が転倒するのを防止することができるようになる。
また本立て本体1には底板がないので、本箱6より書籍類8の出し入れがスムーズに行える上、書籍類8の角部が損傷することもない。
本立て本体1及び補助本立て2は、それぞれ分解された状態でダンボール等の包装容器(図示せず)に箱詰めされ、家具店やホームセンタ等で販売し、購入者はドライバ等の工具を使用することにより簡単に組み立てることができるが、勿論組み立てた状態で販売するようにしてもよい。
組み立てた状態の本立てを使用するに当っては、まず図3に示すように本箱6内に設けられた棚板7上に書籍類8を立て掛けた状態で収納するが、図3に示す上段の棚板7のように、収納した書籍類8が棚板一杯になっていないときには、書籍類8が倒れてしまうことがある。
これを防止するため、棚板7上に本立て本体1を載置し、この状態で棚板7上に立て掛けた書籍類8方向へ本立て本体1を移動するが、本立て本体1には底板がないので、底板が書籍類8と干渉することなく本立て本体1の仕切り板3を立て掛けた書籍類8の側面に密着させることができる。
これによって本箱6の一方の側板6aと仕切り板3の間で書籍類8を挟着することができるため、棚板7上に立て掛けた書籍類8が転倒するのを防止することができるようになる。
また本立て本体1には底板がないので、本箱6より書籍類8の出し入れがスムーズに行える上、書籍類8の角部が損傷することもない。
一方棚板7上に収納した書籍類8が多数で重量が重いと、書籍類8の転倒を防止す仕切り板3に大きな荷重が作用するが、上面板5が仕切り板3と背面板4に亘って取り付けられているため、仕切り板3に作用する大きな荷重は、背面板4と上面板5が分散して支持するようになる。
これによって背面板4と上面板5が仕切り板3の転倒を防止すると同時に、仕切り板3と背面板4の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板3と背面板4の取り付け部が変形したり破損するのを未然に防止できるようになる。
また本箱6の棚板7上に本立て本体1を載置した状態では、本箱6の天板6bと上面板5、もしくは上側の棚板7と上面板5は互に近接した状態にあるため、さらに大きな荷重が仕切り板3に作用しても、本箱6の天板6bまたは上側の棚板7が上面板5の浮き上りを阻止するため、仕切り板3にさらに大きな荷重が作用しても、荷重によって仕切り板3が転倒するのを確実に防止することができる。
これによって背面板4と上面板5が仕切り板3の転倒を防止すると同時に、仕切り板3と背面板4の連結部に大きな荷重が集中的に加わることがないため、大きな荷重により仕切り板3と背面板4の取り付け部が変形したり破損するのを未然に防止できるようになる。
また本箱6の棚板7上に本立て本体1を載置した状態では、本箱6の天板6bと上面板5、もしくは上側の棚板7と上面板5は互に近接した状態にあるため、さらに大きな荷重が仕切り板3に作用しても、本箱6の天板6bまたは上側の棚板7が上面板5の浮き上りを阻止するため、仕切り板3にさらに大きな荷重が作用しても、荷重によって仕切り板3が転倒するのを確実に防止することができる。
以上は本立て本体1の使用方法であるが、本立て本体1に補助本立て2を組み合せて使用する際の作用を次に説明する。
図3に示すように本箱6の上段の棚板7上に収納された書籍類8の転倒を本立て本体1で防止している状態で、さらに空いたスペースに書籍類8を収納する場合、収納する書籍類8が少ないと、後から収納した書籍類8が転倒することがある。
これを防止するため空いた棚板7上に図4に示すように補助本立て2を載置したら、補助本立て2の背面板11を本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間に挿入して、本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間で補助本立て2の背面板11を挟着する。
そしてこの状態で本立て本体1の仕切り板3と補助本立て2の補助仕切り板10との間に書籍類8を収納し、仕切り板3と補助仕切り板10の間で書籍類8が倒れないように保持するもので、図4に示すように、棚板7上の空きスペースに書籍類8を追加収納することができる。
また補助本立て2の背面板11が本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間に挟着されているため、補助本立て2の仕切り板10に後から収納した書籍類8の荷重が作用しても、補助本立て2が転倒することがない上、補助本立て2は本立て本体1に比べて小型かつ軽量なことから棚板7上での移動が容易であり、これによって棚板7の空いたスペースに収納した書籍類8の量に応じて補助本立て2の位置調整が簡単にできるため、後から収納した書籍類8の転倒も確実に防止することができる。
図3に示すように本箱6の上段の棚板7上に収納された書籍類8の転倒を本立て本体1で防止している状態で、さらに空いたスペースに書籍類8を収納する場合、収納する書籍類8が少ないと、後から収納した書籍類8が転倒することがある。
これを防止するため空いた棚板7上に図4に示すように補助本立て2を載置したら、補助本立て2の背面板11を本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間に挿入して、本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間で補助本立て2の背面板11を挟着する。
そしてこの状態で本立て本体1の仕切り板3と補助本立て2の補助仕切り板10との間に書籍類8を収納し、仕切り板3と補助仕切り板10の間で書籍類8が倒れないように保持するもので、図4に示すように、棚板7上の空きスペースに書籍類8を追加収納することができる。
また補助本立て2の背面板11が本立て本体1の背面板4と本箱6の後面板6cとの間に挟着されているため、補助本立て2の仕切り板10に後から収納した書籍類8の荷重が作用しても、補助本立て2が転倒することがない上、補助本立て2は本立て本体1に比べて小型かつ軽量なことから棚板7上での移動が容易であり、これによって棚板7の空いたスペースに収納した書籍類8の量に応じて補助本立て2の位置調整が簡単にできるため、後から収納した書籍類8の転倒も確実に防止することができる。
なお前記実施の形態では、本箱6に収納した書籍類8の転倒防止に使用した例について説明したが、書類等を綴じたファイルを収納したロッカーや、図書館のように多数の書籍類8を収納した書架等に使用しても同様な効果が得られる。
また文庫本等の比較的高さが低い書籍類8のみを収納する本箱等に使用する場合は、本立て本体1及び補助本立ての高さを低くしてもよい。
また文庫本等の比較的高さが低い書籍類8のみを収納する本箱等に使用する場合は、本立て本体1及び補助本立ての高さを低くしてもよい。
1 本立て本体
2 補助本立て
3 仕切り板
4 背面板
5 上面板
6 本箱
7 棚板
8 書籍類
10 補助仕切り板
11 補助背面板
2 補助本立て
3 仕切り板
4 背面板
5 上面板
6 本箱
7 棚板
8 書籍類
10 補助仕切り板
11 補助背面板
Claims (3)
- 本箱等の棚板上に収納した書籍類の転倒を防止するため、前記棚板上に載置して使用する本立てであって、ほぼ垂直に設けられ、かつ前記書籍類の側面に当接して前記書籍類の転倒を防止する仕切り板と、前記仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられ、かつ前記仕切り板に作用する前記書籍類からの荷重を支持する背面板と、前記仕切り板及び前記背面板の上端部にほぼ水平に取り付けられ、かつ前記仕切り板に作用する前記書籍類からの荷重を前記背面板とで分散して支持する上面板とから本立て本体を構成したことを特徴とする本立て。
- 前記仕切り板と前記背面板及び前記上面板を組み立て自在としてなる請求項1に記載の本立て。
- 前記本立て本体に、ほぼ垂直に設けられた補助仕切り板と、前記補助仕切り板の後端部にほぼ直角に取り付けられた補助背面板とからなる補助本立てを組み合わせたことを特徴する本立て。
Priority Applications (1)
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JP2007003744U JP3134667U (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 本立て |
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