JP3134533B2 - ロッドレスシリンダ - Google Patents

ロッドレスシリンダ

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JP3134533B2 JP04237654A JP23765492A JP3134533B2 JP 3134533 B2 JP3134533 B2 JP 3134533B2 JP 04237654 A JP04237654 A JP 04237654A JP 23765492 A JP23765492 A JP 23765492A JP 3134533 B2 JP3134533 B2 JP 3134533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ピストンの移動に伴
ってシリンダ本体の外側で移動するスライダを所定位置
に停止するための停止機構を備えたロッドレスシリンダ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロッドレスシリンダの停止機構
は、スライダに設けた制動要素がシリンダ本体に直接制
動力を付与するものと、シリンダ本体と平行なブレーキ
ロッドに制動力を付与するものとに大別される。
【0003】前者の停止機構としては下記の技術が知ら
れている。 (1) スライダに設けたブレーキシューをブレーキピ
ストンによりシリンダ本体の外面に圧接するもの(特開
昭61−241506号公報)。 (2) スライダにブレーキシューとブレーキピストン
とを設け、ブレーキピストンをシリンダ本体と協働して
作動させて、ブレーキシューをシリンダ本体の溝に圧入
するもの(特開昭61−252908号公報)。 (3) シリンダ本体を包囲するブレーキライニングを
スライダに取り付け、ブレーキライニングでシリンダ本
体を締め付けるもの(特開昭56−134605号公
報)。
【0004】後者の停止機構としては下記の技術が知ら
れている。 (4) スライダに穿設したブレーキホールにブレーキ
ロッドを挿入し、ブレーキロッドをその軸線周りで回動
して、ブレーキロッドの外周をブレーキホールの内周に
圧接するもの(特開昭62−180104号公報)。 (5) スライダに支持した一対のブレーキローラの間
にブレーキロッドを挿通し、ブレーキロッドをその軸線
周りで回動して、ブレーキロッドの外周をブレーキロー
ラに圧接するもの(特開平1−299304号公報)。 (6) スライダにブレーキハウジングを移動不能に固
定し、ブレーキハウジングの内部に平行な2本のブレー
キロッドを挿通するとともに、ブレーキロッドに内側か
ら圧接するブレーキシューを配設し、ブレーキシューを
ブレーキシリンダによりカム機構を介して駆動するもの
(特開平1−295009号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記(1)
〜(3)の従来技術によると、制動要素がシリンダ本体
に常に摺接しているので、通常はアルミダイキャスト製
のシリンダ本体が早期に摩耗する。特に、(1)の停止
機構によると、ブレーキシューの圧接に伴う反作用力で
ピストンがシリンダ本体内で押し上げられるため、ピス
トンパッキン等が偏摩耗しやすい。(2)の停止機構の
場合は、ブレーキピストンがシリンダ本体と協働して作
動するので、シリンダ本体のエア圧を左右共に排気側に
切り換えたときに直ちに制動力が作用するなど、制動タ
イミングの調整が困難である。(3)の停止機構による
と、ブレーキライニングがシリンダ本体を締め付けるた
め、機構が大型化するばかりでなく、スリットを備えた
シリンダ本体が締付力で変形して、制動力が有効に作用
しなくなることがある。
【0006】上記(4)〜(6)の従来技術によると、
制動要素がブレーキロッドに制動力を付与するので、シ
リンダ本体の摩耗を回避することはできる。しかしなが
ら、(4)及び(5)の停止機構の場合は、ブレーキロ
ッドの回動により制動力を付与するため、ブレーキロッ
ドが長くて細い場合に捩れるおそれがあり、これを回避
するためにはシリンダストロークを制限せざるを得な
い。また、(6)の停止機構によると、ブレーキロッド
が2本必要であり、それに応じた数の制動要素をスライ
ダに設ける必要もあり、部品点数が増え機構が複雑化す
る。しかも、各ブレーキロッドとシリンダ本体との平行
度が正確でない場合に、ブレーキロッドとブレーキハウ
ジングとの干渉によってこじれが発生する。さらに、ブ
レーキシューがブレーキロッドに内側のみから圧接する
ので、ブレーキロッドが湾曲しやすく、制動期間中にブ
レーキロッドとブレーキハウジングとの摺動部分に無理
な力が作用する。
【0007】そこで、この発明の課題は、簡単な構成で
スライダをスムーズに移動でき、かつ、定位置に確実に
停止できるロッドレスシリンダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、シリンダ本体内のピストンの移動に
伴い、スライダがシリンダ本体の外側でその軸線に沿っ
て移動するように構成したロッドレスシリンダにおい
て、シリンダ本体の外側にスライダの移動方向と平行に
設けられた単一のブレーキロッドと、ブレーキロッドが
相対移動可能に挿通されるブレーキハウジングと、ブレ
ーキハウジングをスライダに対しシリンダ本体の軸線と
直交する方向へ微動可能に結合するユニバーサルジョイ
ントとを設け、ブレーキハウジングの内部に、ブレーキ
ロッドを抱持するブレーキシューと、ブレーキシューを
ブレーキロッド側へ付勢するスプリングと、スプリング
の付勢力に抗してブレーキシューをブレーキロッドから
解放するブレーキピストンとを配設し、ブレーキピスト
ンを駆動する圧縮空気をチューブを通してブレーキハウ
ジングの内部に供給し、チューブをブレーキロッド上に
巻回したことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明のロッドレスシリンダにおいては、ブ
レーキピストンによりブレーキシューがブレーキロッド
から解放された状態で、シリンダ体内のピストンと一体
にスライダがシリンダ本体の外側でその軸線に沿って移
動される。この状態で、ブレーキピストンが消勢される
と、スプリングによってブレーキシューがブレーキロッ
ドに圧接されてスライダに制動力を付与する。したがっ
て、一組のブレーキロツドとブレーキシューとからなる
簡単な構成の制動機構によってスライダを定位置に確実
に停止することができる。
【0010】また、コレット状のブレーキシューは制動
力をブレーキロッドの全周にわたり均一に作用させるの
で、制動時にブレーキロッドが捩れたり湾曲したりする
おそれがない。しかも、スライダに対しブレーキハウジ
ングはユニバーサルジョイントを介してシリンダ本体の
軸線と直交する方向へ微動可能に結合されているので、
ブレーキロッドが自重で湾曲したり、シリンダ本体とブ
レーキロッドとの平行に多少の狂いがあったりした場合
でも、これらはユニバーサルジョイントの微動範囲で吸
収される。それ故、ブレーキシューとブレーキロッドと
の干渉を防止して、スライダを常にスムーズに移動する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、シリンダ
本体1はアルミダイキャスト製のバレル2を備え、バレ
ル2のピストン室3にはピストン4が摺動自在に嵌挿さ
れている。ピストン4にはピストンヨーク5が連設され
て、バレル2のスリット6を介してシリンダ本体1の外
側に突出されている。ピストンヨーク5にはスライダ7
が結合され、側部ガイド8及び上部ガイド9を介してバ
レル2に摺動自在に組み付けられている。そして、ピス
トン室3におけるピストン4の移動に伴いピストンヨー
ク5を介してスライダ7がシリンダ本体1の外側でその
軸線に沿って移動するようになっている。なお、バレル
2のスリット6は内外2枚のスチールバンド(図示略)
によって密閉されている。
【0012】シリンダ本体1の両端には保持金具11,
12が設けられ、各保持金具11,12間には単一のブ
レーキロッド13がシリンダ本体1の外側においてスラ
イダ7の移動方向と平行に架設されている。各保持金具
11,12の一端部にはロッド挿通孔14、把持片1
5、締付けボルト16、及び止めネジ17が設けられ、
これらによりブレーキロッド13が保持金具11,12
に対し長手方向に位置調整自在に組み付けられている。
また、一方(図1の右方)の保持金具12にはバレル2
の側面に設けたV形溝18に係止される一対の係止体1
9がボルト20により取り付けられ、各係止体19を介
して保持金具12がバレル2に対しその軸方向に位置調
整可能に取り付けられている。
【0013】スライダ7の一側面には一対のユニバーサ
ルジョイント22を介してブレーキハウジング23が取
り付けられ、このブレーキハウジング23の内部に前記
ブレーキロッド13が相対移動可能に挿通されている。
各ユニバーサルジョイント22はボルト24によりスラ
イダ7に固定される基部25と、ブレーキハウジング2
3の両端面に接合する接合部26とからL字形に形成さ
れている。接合部26には支持孔27が透設され、この
支持孔27にブレーキハウジング23の両端面に突設し
た取付部28が所定の微小間隙g(図3参照)を介して
挿通されている。そして、スライダ7に対しブレーキハ
ウジング23が、接合部26によりシリンダ本体1の軸
線方向に移動不能で、かつ、支持孔27によりシリンダ
本体1の軸線と直交する方向へは微動可能に結合されて
いる。
【0014】図4に示すように、ブレーキハウジング2
3の内部にはピストン室29が設けられ、このピストン
室29にはブレーキピストン30が摺動自在に嵌挿され
ている。ブレーキピストン30の内側にはテーパ孔31
が形成されるとともに、外側にはブレーキピストン30
を右方向(図4において右を指し、以下同様の意に用い
る)へ付勢するスプリング32が設けられている。ま
た、ブレーキハウジング23の内部にはブレーキロッド
13を抱持するコレット状のブレーキシュー33が設け
られている。ブレーキシュー33は、図5示のように、
左右両端からそれぞれ交互に8本の摺割り溝33aが刻
切され、その摺割り溝33a間に凸部35がそれぞれ形
成されている。また、図6示のように、左端部外周に4
分割された溝34aが刻設され、かつ長手方向に4本の
摺割り溝34bが刻切されその摺割り溝34bの右端部
にウレタン製のスペーサ34cを嵌入したコレット34
がブレーキシュー33の外側に配設され、その摺割り溝
34bの右端部はブレーキハウジング23の嵌合凹部3
6に嵌合しかつブレーキシュー33の凸部35に支持さ
れるとともに、左端部の溝34aにはテーパ孔31に係
合する鋼球37がそれぞれ4個ずつ装着されている。そ
して、スプリング32によりブレーキピストン30及び
コレット34を介してブレーキシュー33をブレーキロ
ッド13側へ付勢するようになっている。
【0015】ブレーキハウジング23の外面にはピスト
ン室29に連通するエアの給排ポート39が設けられ、
この給排ポート39は、図1に示すように、継手40を
介してナイロンチューブ41の一端に接続されている。
ナイロンチューブ41はブレーキロッド13に螺旋状に
巻回され、その他端は継手42を介して保持金具12の
給排ポート45(図2参照)に接続されている。給排ポ
ート45は後記するロッドレスシリンダのエア回路に接
続されていて、そのエア回路からナイロンチューブ41
を介してピストン室29に圧縮空気が供給されたときに
は、ブレーキピストン30がスプリング32をその付勢
力に抗して圧縮し、ブレーキシュー33をブレーキロッ
ド13から解放するようになっている。
【0016】ロッドレスシリンダのエア回路は図7に示
すように構成されている。図において、Pはエア供給
源、SOL1は前進用のソレノイドバルブ、SOL2は
後退用のソレノイドバルブ、SOL3は高速用のソレノ
イドバルブ、SOL4はブレーキ開放用のソレノイドバ
ルブ、43は低速度調整用の絞り弁、44は高速調整用
の絞り弁である。LS1は減速指令を発生するリミット
スイッチ、LS2は停止指令を発生するリミットスイッ
チであり、これらはロッドレスシリンダのスライダ7に
関連して設けられている。
【0017】次に、上記のように構成されたロッドレス
シリンダの作用について説明する。スタートスイッチ
(図示略)が操作されると、ソレノイドバルブSOL
1,SOL3,SOL4が励磁される。ソレノイドバル
ブSOL4の励磁により、エア供給源Pからの圧縮空気
がナイロンチューブ41を介してブレーキハウジング2
3のピストン室29に供給され、ブレーキピストン30
がスプリング32の付勢力に抗して移動され、ブレーキ
シュー33がブレーキロッド13から解放される。ま
た、ソレノイドバルブSOL1,SOL3の励磁によ
り、圧縮空気がシリンダ本体1の一方のピストン室3a
(図7参照)に供給され、かつ、他方のピストン室3b
が絞り弁44に連通され、ピストン4が絞り弁44に設
定された高速度で前進される。これにより、ピストン4
と一体にスライダ7がシリンダ本体1の外側でその軸線
に沿って高速移動される。
【0018】スライダ7が所定の減速位置に達すると、
リミットスイッチLS1がONされ、その減速指令に応
答してソレノイドバルブSOL3が消磁されるととも
に、タイマーが作動され、そのタイマーに設定された所
定の減速時間、例えば、0.1〜1.0秒の瞬時間、ソ
レノイドバルブSOL1が消磁される。ソレノイドバル
ブSOL1の消磁により、圧縮空気がシリンダ本体1の
両方のピストン室3a,3bに供給され、ピストン4が
減速される。そして、滅速時間が終了すると、ソレノイ
ドバルブSOL1が再度励磁され、圧縮空気が一方のピ
ストン室3aに供給される。このとき、ソレノイドバル
ブSOL3が消磁されているので、他方のピストン室3
bが絞り弁43に連通され、ピストン4は絞り弁43に
設定された低速度で前進される。
【0019】スライダ7が所定の停止位置に達すると、
リミットスイッチLS2がONされ、その停止指令に応
答してソレノイドバルブSOL1,SOL4が消磁され
る。ソレノイドバルブSOL1の消磁により、圧縮空気
が両方のピストン室3a,3bに供給され、ピストン4
に圧縮空気による制動力が付与される。また、ソレノイ
ドバルブSOL4の消磁により、ブレーキハウジング2
3のブレーキピストン30が消勢され、スプリング32
の付勢力によってブレーキシュー33がブレーキロッド
13に圧接され、スライダ7に摩擦による制動力が付与
される。したがって、本実施例のロッドレスシリンダに
よれば、圧縮空気制動力と摩擦制動力とによりスライダ
7を安定位置に精度よく停止することができる。
【0020】また、コレット状のブレーキシュー33は
制動力をブレーキロッド13の全周にわたり均一に作用
させるので、制動時にブレーキロッド13が捩れたり湾
曲したりするおそれがない。しかも、本実施例では、ブ
レーキハウジング23の嵌合凹部36に嵌合したコレッ
ト34が、ブレーキシュー33とブレーキピストン30
との間に介装されているため、ブレーキシュー33の内
周面全体がブレーキロッド13に対し均一に圧接され
て、ブレーキシュー33の偏摩耗が防止される。ただ
し、コレット34は本発明の必須要件ではなく、ブレー
キピストン30のテーパ孔31及びブレーキシュー33
の形状を適宜に変更することによって、コレット34を
省略して実施することも可能である。
【0021】さらに、本実施例のブレーキハウジング2
3はスライダ7に対しユニバーサルジョイント22を介
してシリンダ本体1の軸線と直交する方向へ微動可能に
結合されているので、ブレーキロッド13が自重で湾曲
したり、シリンダ本体1とブレーキロッド13との平行
度に多少の狂いがあったりした場合でも、これらはユニ
バーサルジョイント22における支持孔27の微小間隙
gによって吸収される。それ故、ブレーキシュー33と
ブレーキロッド13との干渉を防止して、スライダ7を
常にスムーズに移動することができる。
【0022】特に、本実施例のロッドレスシリンダにお
いては、ブレーキピストン30を駆動する圧縮空気がブ
レーキロッド13に巻回したナイロンチューブ41を通
して供給されるので、ナイロンチューブ41が周辺機器
に干渉するおそれがなく、しかも、配管スペースを大幅
に縮小できる利点がある。また、ブレーキロッド13の
一端を保持する保持金具12が係止体19を介してバレ
ル2のV形溝18に位置調整自在に取り付けられている
から、ブレーキロッド13の有効長さをスライダ7のス
トロークに応じて簡単な操作で正確に加減することがで
きる。
【0023】図8〜図10はこの発明の別の実施例を示
すもので、シリンダ本体1の構成が前記実施例と相違し
ている。シリンダ本体1は断面横コ字形のガイドフレー
ム51を備え、その内側にバレル2が収容されている。
ガイドフレーム51の上面にはT形溝52が全長にわた
って刻設され、このT形溝52にスライダ7の下面に設
けた摺動子53が嵌合されている。また、ブレーキロッ
ド13の一端部を保持する保持金具12は、T形溝52
に嵌合する係止体19と、これを締付けるボルト20と
を備え、係止体19を介してバレル2に対しその軸方向
に位置調整可能に取り付けられている。その他の構成及
び作用効果は前記実施例と略同様であり、同一または相
当する部材については図面に同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0024】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部
の形状並びに構成を適宜に変更して具体化することも可
能である。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、単一のブレーキロッドを使用し、そのブレーキロッ
ドが挿通されるブレーキハウジングをスライダに対しユ
ニバーサルジョイントを介して微動可能に結合するとと
もに、ブレーキハウジングの内部にコレット状のブレー
キシューと、ブレーキシューをブレーキロッド側へ付勢
するスプリングと、ブレーキシューをブレーキロッドか
ら解放するブレーキピストンとを配設したので、簡単な
構成でスライダをスムーズに移動でき、かつ、定位置に
確実に停止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すロッドレスシリンダの
平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】ブレーキシューの斜視図である。
【図6】コレットの斜視図である。
【図7】図1のロッドレスシリンダのエア回路図であ
る。
【図8】本発明の別の実施例を示すロッドレスシリンダ
の平面図である。
【図9】図8のD−D線に沿う断面図である。
【図10】図8のE−E線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1・・シリンダ本体、2・・バレル、4・・ピストン、
7・・スライダ、12・・保持金具、13・・ブレーキ
ロッド、18・・V形溝、19・・係止体、22・・ユ
ニバーサルジョイント、23・・ブレーキハウジング、
30・・ブレーキピストン、31・・テーパ孔、32・
・スプリング、33・・ブレーキシュー、34・・コレ
ット、41・・ナイロンチューブ、51・・ガイドフレ
ーム、52・・T形溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体内のピストンの移動に伴
    い、スライダがシリンダ本体の外側でその軸線に沿って
    移動するように構成したロッドレスシリンダにおいて、
    シリンダ本体の外側にスライダの移動方向と平行に設け
    られた単一のブレーキロッドと、ブレーキロッドが相対
    移動可能に挿通されるブレーキハウジングと、ブレーキ
    ハウジングをスライダに対しシリンダ本体の軸線と直交
    する方向へ微動可能に結合するユニバーサルジョイント
    とを備え、ブレーキハウジングの内部に、ブレーキロッ
    ドを抱持するブレーキシューと、ブレーキシューをブレ
    ーキロッド側へ付勢するスプリングと、スプリングの付
    勢力に抗してブレーキシューをブレーキロッドから解放
    するブレーキピストンとを設け、ブレーキピストンを駆
    動する圧縮空気をチューブを通してブレーキハウジング
    の内部に供給し、チューブをブレーキロッド上に巻回し
    なることを特徴とするロッドレスシリンダ。
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