JP3134479U - 緩衝材付ハンマー - Google Patents

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清之 田中
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Abstract

【課題】特に、両手で持って使用する大型のハンマーの目標物への殴打が失敗し、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄を目標物に打ち付けるようなことがあったとしても、手に対する衝撃が少なく、また、当該箇所に損傷を受け難い、緩衝材付ハンマーを提供する。
【解決手段】頭部及び当該頭部を支持する柄から成り、物を殴打するハンマーにおいて、当該ハンマーAの頭部3の根元付近の柄4の外周に、少なくとも頭部3の殴打方向に突出させ、かつ、当該頭部3の殴打方向に、頭部3の殴打方向の長さより短い長さで突出させた緩衝材1を取り付けた。
【選択図】 図1

Description

この考案は、物を打ったり、叩いたりする際に使用するハンマーに関する物である。
物を打ち付けたり、叩いたりするのに、一般的にハンマーが使用されている。このハンマー(Hammer、日本語では「槌《つち》」としては、金槌、木槌、プラスチックハンマー等がある。
また、このハンマーは、何れも手で持つ柄とそれより重い金属製等の頭部からなり、柄を持って振り、重い頭部を目標物に叩きつけて力を加える物である。
この様なハンマーは、前述の通り、手で持って振るので、物を殴打した際、その反作用として、柄を持つ手には衝撃が伝わる。この様な衝撃を長期間にわたって受けていると、腱鞘炎になったり、人体に不都合が生じる場合がある。
この様な事態の招来を防ぐ物として、ハンマーの柄の外側に樹脂を被覆したり、また、柄の内側の空洞部に樹脂を充填したりしている。
特開2002−346952号公報 実用新案登録第3040406号公報
しかしながら、この様に、通常の殴打の際に伝わる衝撃を防ぐ物はあるが、この様な衝撃のほかに、特に、両手で持って使用する大型のハンマーの場合、目標物に対する殴打に失敗し、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄を目標物に打ち付けることがある。この様な場合、両手には大きな衝撃が伝わり、また、ハンマー自体にも当該打ち付け箇所が損傷したり、折れたりすることがあるが、この様な事態を防ぐ物、また、この様な衝撃を緩和する構成を有するものはない。
この考案は、この様な状況に鑑みてなされたもので、特に、両手で持って使用する大型のハンマーの目標物への殴打が失敗し、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄を目標物に打ち付けるようなことがあったとしても、手に対する衝撃が少なく、また、当該箇所に損傷を受け難い、緩衝材付ハンマーを提供して前記課題を解決するものである。
請求項1の考案は、頭部及び当該頭部を支持する柄から成り、物を殴打するハンマーにおいて、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に突出させた緩衝材を取り付けた緩衝材付ハンマーとした。
請求項2の考案は、前記ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に、当該頭部の殴打方向の長さより短い長さで突出させた緩衝材を取り付けた前記請求項1に記載の緩衝材付ハンマーとした。
請求項3の考案は、前記緩衝材は環状とした前記請求項1又は2に記載の緩衝材付ハンマーとした。
請求項4の考案は、前記緩衝材は環状とし、当該緩衝材の貫通孔の内径を前記柄の外径より小さくし、当該緩衝材の貫通孔を柄に圧入して取り付けた前記請求項3に記載の緩衝材付ハンマーとした。
請求項5の考案は、前記緩衝材は水平断面を紡錘形状とし、当該ハンマーの頭部の殴打方向に前記紡錘形状の尖端部が位置するようにした前記請求項3又は4に記載の緩衝材付ハンマーとした。
請求項1、2、3、4又は5の各考案によれば、ハンマー、特に、両手で持って使用する大型のハンマーの目標物への殴打が失敗し、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄を目標物に打ち付けるようなことがあったとしても、当該箇所には緩衝材を取り付けているので、作業者の手に受ける衝撃は少なく、また、ハンマーの打ちつけた箇所にも損傷を受け難い。
これにより、作業者に安全で、ハンマーにとっても長期間にわたって使用することが出来、重宝である。
請求項2の考案によれば、前記ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に、当該頭部の殴打方向の長さより短い長さで突出させた緩衝材を取り付けたので、前述の通り、受ける衝撃を緩和出来、さらに、ハンマー殴打の際、邪魔になることもない。
請求項3の考案によれば、前記緩衝材を環状としたので、当該緩衝材をハンマーの柄に取り付ける際、方向を選ばず、取付けることが出来便利である。また、請求項4の考案によれば、前記緩衝材は環状とし、当該緩衝材の貫通孔の内径を前記柄の外径より小さくし、当該緩衝材の貫通孔を柄に圧入して取り付けたので、柄の一端から緩衝材を被せて、頭部の近くに位置させることが出来、取り付けが容易である。
また、請求項5の考案によれば、前記緩衝材は水平断面を紡錘形状とし、当該ハンマーの頭部の殴打方向に前記紡錘形状の尖端部が位置するようにしたので、ハンマーの目標物への殴打が失敗し、当該ハンマーの根元付近の柄を目標物に打ち付けるようなことがあったとしても、手に対する衝撃を、より少なく出来、また、ハンマーの打ち付けた箇所にも損傷を受け難い。
頭部及び当該頭部を支持する柄から成り、物を殴打するハンマーにおいて、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に突出させた緩衝材を取り付けた。
これにより、ハンマーの目標物への殴打が失敗し、当該ハンマーの頭部の根元付近の柄を目標物に打ち付けるようなことがあったとしても、当該箇所には緩衝材を取り付けているので、作業者の手に受ける衝撃は少なく、また、ハンマーの打ちつけた箇所にも損傷を受け難い。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、この考案の実施例の緩衝材付ハンマーの一部省略平面図である。図2は、同緩衝材付ハンマーの緩衝材の斜視図である。
この実施例の緩衝材付ハンマーAを説明する。まず、緩衝材1を説明すると、この緩衝材1は、材質はラバー製(天然ゴム又は合成ゴム)であって、図2に示すように、水平断面が紡錘形状であり、その上面の中央部から下面にかけて楕円形状の貫通孔2を穿っている。
この緩衝材1を、図1に示すように、特に、両手で持って使用する大型のハンマーの金属性の重い頭部3を支持する、当該頭部3の根元付近の柄4の外周に取り付ける。このハンマーは、頭部3の前後両方に打撃部を設けた、いわゆる両口ハンマーと呼ばれる物で、その柄4は、水平断面が楕円形状でグラスファイバー製となっている。当該ハンマーの頭部3の殴打方向に前記紡錘形状の尖端部1aが来るようにして、緩衝材1の貫通孔2にハンマーの柄4を通して取り付ける。その際、貫通孔2の内径を柄4の外径よりやや小さくすると、柄4の外周に被冠し、ずらしただけで柄4に固定される。
次に、この緩衝材付ハンマーAを使用した場合を説明する。
ここで、図3は、この考案の実施例の緩衝材付ハンマーAを使用して殴打を失敗し、頭部3の根元付近の柄4に設けた緩衝材1を目標物に打ち付けた状態を示す説明図である。
この図3に示すように、途中まで打ち込まれた目標物である、杭Bを前記両口ハンマーで打ち込んでいたが、当該打ち込みに失敗し、緩衝材1が杭Bの上面に振り下ろされた状態である(作業者の記載を省略)。
この様に緩衝材付ハンマーAが振り下ろされ、ハンマーの緩衝材1が杭Bの上面に激突しても、当該緩衝材付ハンマーAが振り下ろされた方向に前記紡錘形状の尖端部1aが位置しているので、この緩衝材1が有している弾性により、緩衝材1が杭Bの上面に打ち付けられると共に前記激突のエネルギーが緩衝材1に吸収されて、作業者の手には、激突の反作用のエネルギーは軽減され、大きな衝撃は伝わらない。また、この時、緩衝材付ハンマーAの柄4に伝わる衝撃も大きく軽減され、また、緩衝材付ハンマーAの柄4がグラスファイバー製であることも手伝って、この緩衝材付ハンマーAの柄4が損傷することはない。
前記実施例では、この緩衝材1を両手で持って振り回す大型の両口ハンマーに取り付けて使用しているが、この緩衝材1を取り付けるのは、この様な大型のハンマーに限定するものでは無く、ハンマーの殴打に失敗し、緩衝材1箇所を目標物に打ち込んだ際、その衝撃を軽減出来るものであるならば、他のハンマーに取り付けても、もちろん良い。
また、緩衝材1の形状として、水平断面を紡錘形状とし、緩衝材付ハンマーAの頭部3の殴打方向に当該紡錘形状の尖端部1aが来るようにして取り付けているが、緩衝材1の形状や取り付け方は、これらに限定するものでは無く、ハンマーの柄4において、頭部の殴打する方向、例えば、前記両口ハンマーならば、柄4の前後に独立した緩衝材を取り付けても良く、また、打撃部が一方のみの場合は、その打撃部側の柄4の側面にのみ取り付けても良い。また、単に、環状のものでも良い。この様に、ハンマーの打ち込みに失敗し、緩衝材1を目標物に打ち込んだ際、その衝撃を軽減出来るものであるならば、他の形状や取り付け方でも良い。
さらに、緩衝材1の材質をラバー製としているが、これに限らず、当該緩衝材1を目標物に打ちつけた際、作業者の手に伝わる衝撃を軽減し、ハンマーの柄4に対する衝撃を軽減できる弾性を有するものであれば良い。
この考案の実施例の緩衝材付ハンマーの一部省略平面図である。 この考案の実施例の緩衝材付ハンマーの水平断面が紡錘形状の緩衝材の斜視図である。 この考案の実施例の緩衝材付ハンマーを使用して殴打を失敗し、緩衝材を目標物に打ち付けた状態を示す説明図である。
符号の説明
A 緩衝材付ハンマー B 杭
1 緩衝材 1a 尖端部
2 貫通孔 3 頭部
4 柄

Claims (5)

  1. 頭部及び当該頭部を支持する柄から成り、物を殴打するハンマーにおいて、
    当該ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に突出させた緩衝材を取り付けたことを特徴とする、緩衝材付ハンマー。
  2. 前記ハンマーの頭部の根元付近の柄の外周に、少なくとも頭部の殴打方向に、当該頭部の殴打方向の長さより短い長さで突出させた緩衝材を取り付けたことを特徴とする、前記請求項1に記載の緩衝材付ハンマー。
  3. 前記緩衝材は環状としたことを特徴とする、前記請求項1又は2に記載の緩衝材付ハンマー。
  4. 前記緩衝材は環状とし、当該緩衝材の貫通孔の内径を前記柄の外径より小さくし、当該緩衝材の貫通孔を柄に圧入して取り付けたことを特徴とする、前記請求項3に記載の緩衝材付ハンマー。
  5. 前記緩衝材は水平断面を紡錘形状とし、当該ハンマーの頭部の殴打方向に前記紡錘形状の尖端部が位置するようにしたことを特徴とする、前記請求項3又は4に記載の緩衝材付ハンマー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101490037B1 (ko) * 2013-08-08 2015-02-04 권재열 목 보호기능을 가진 해머
JP2015074044A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 オーエッチ工業株式会社 ハンマー

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