JP3134223B2 - 電動ボール弁 - Google Patents
電動ボール弁Info
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Description
駆動操作される電動ボール弁に関するもので、そのうち
特に、業務用風呂の濾過ユニットの内部に配置される電
動5方口ボール弁に関する。この電動ボール弁は、風呂
のお湯を濾過するフィルターの濾過、逆洗、洗浄の各工
程を自動切換えする用途に使用される。
テー1に対してボール3の上端ステム4が下から上方へ
挿入組み込まれる。ステム4にはステムOリング5が配
置されている。配管接続部2を有するボトムカバー20
が下方向からボデー1に対してボルト21によって固着
される。ボール3に当接するシート8の端面にはエンド
キャップ10が部分的に接触し、シート8とエンドキャ
ップ10との中間にはシートOリング9が挟持されてい
る。シートOリング9の溝部分には、部分的な開放スキ
間Pがあり、シートOリング9がハミ出すスキ間として
設けてある。前記エンドキャップ10は外側方に向かっ
て4個設けられ、それぞれ配管接続部2がねじ形状で形
成されている。
びエンドキャップ10の配管施工後において、最も注意
されるべき内容としてはステムOリング5と上端ステム
4部分からの流体の外部洩れ発生である。従来の図1の
場合、ボルト21を外すだけではステムOリング5を外
すことが出来ない。ステムOリング5を外すためには、
ボール3を下方向へ引き抜く必要があるが、ボール3の
球面はエンドキャップ10で押圧されたシート8の凹面
に入っている。従って、エンドキャップ10を分解する
必要がある。この場合、配管されたエンドキャップ10
は、四方向にあり、4ケのエンドキャップを分解する必
要が生ずる。更に、ボトムカバー20を外すためには、
ボトムカバー20の配管を外す必要性がある。従って、
配管接続部分は合計5ケ所の分解が必要となり、エンド
キャップ10は合計4ケを分解する必要がある。そし
て、ステムOリング5を交換した後は、復帰の為、4ケ
のエンドキャップ10の再組立、配管5ケ所の接続、そ
して、配管及びエンドキャップ10の外部洩れの完成検
査が必要となる。従って、従来技術におけるステムOリ
ング5のメンテナンス工数、時間は膨大となる欠点があ
った。又、シート用Oリング9の開放溝スキ間Pによっ
てシートOリング9のハミ出しが発生し、シート8のボ
ール3への押し付け力が不安定であった。この為、ボー
ル3の操作トルクが不安定で円滑な動作を得られない場
合があった。又、弁座洩れ性能も不安定でメンテナンス
も頻発に実施しなければならない欠点があった。
提案された。サービスメンテナンスとして最も重大とな
るステムOリング部分の外部洩れのメンテ工数、時間の
少ない電動ボール弁を提供する。又、内部洩れ特性が優
れ、操作トルクが安定して動作不良の発生しない電動ボ
ール弁を提供する。同時にアクチェーターのみの交換も
容易に実施出来る電動弁を提供する。
は、前記課題を達成する為に、配管接続部を有するボデ
ーと、該ボデーに収容される球状のボールと、該ボール
のステムに配置されるステムOリングと、該ステムOリ
ングのシール部を有するボンネットとを備え、該ボンネ
ットとボデーとをボンネットボルトで固着するととも
に、前記ボールに当接するシートと、配管接続部を備え
たエンドキャップとの中間にシートOリングを挟持して
ボール弁を構成し、前記ボンネットにアクチェーターセ
ットボルトを固着して電動アクチェーターをボール弁に
固定し、ボンネットと電動アクチェーターとの間にボン
ネットボルトの分解スペースAを設けたことを第1の特
徴とする。
シートOリングは、エンドキャップのボールに臨んで開
口する円周溝内に挿入配置され、さらにシートを前記円
周溝内に挿入配置したことを第2の特徴とする。
トと電動アクチェーターとの間のスキ間より短いので4
本のボンネットボルトは横方向へ取り外すことができ、
これによってステムOリングの交換を極めて容易に行な
える。
わみの逃げスキ間が全く無く、円周溝の溝寸法が一定な
ので、シートへの押し付け力を一定に保持することがで
き、これによってボール弁の操作トルクの安定化を達成
できる。
る。配管接続部2は、テーパーメネジであり、ボデー1
の下部に形成されている。ボデー1の内部下端には合成
樹脂のボトムベアリング30が配置される。ボール3
は、球体であり、上端と下端にそれぞれ軸部を備えてい
る。球体の周囲にはポート穴が6ケ所、下端にポート穴
が1ケ所穿設される。ボール3の下端軸部はボトムベア
リング30に回転自在に挿入される。ボール3の上端軸
部には合成樹脂のアッパーベアリング31が配置され
る。更に、ボールのステム4にはステムOリング5が2
本配置される。ボンネット6の中心の穴の内径は、ステ
ムOリング5のシール部分となる。ボンネット6とボデ
ー1との中間には、Oリング32が挟持され、ボンネッ
トボルト7によって、ボンネット6がボデー1に対して
固着される。ボール球面に当接するシート8と、ボデー
1にねじ込み固着されるエンドキャップ10との中間に
はシートOリング9が挟持される。エンドキャップ10
の円周溝13は、シートOリング9の外周を全周にわた
って密着する密着溝である。円周溝13の外径と内径
は、それぞれシート8の外径と内径と摺動自在に嵌合す
る密封構造である。シート8は、摩擦抵抗の少ない合成
樹脂製である。33は、ボデーとエンドキャップとの間
に挟持されたOリングである。12は、電動アクチェー
ターであり、電動機、減速機、マイクロスイッチ等を含
み、出力軸34が回動して、一定の位置で停止する様、
電気操作される。出力軸34の凹溝はステム4の凸部に
嵌合されて、回転力を伝達する。35は、電動アクチェ
ーターの2本の脚部で、ボルト穴36がそれぞれ穿設さ
れている。ボンネット6には2ケ所のねじ37が切られ
ている。11は、アクチェーターセットボルトで市販の
六角穴付止めねじであり、ボンネット6にねじ込まれて
から電動アクチェーター12のボルト穴36に挿入され
て、電動アクチェーター12が固定される。38は、ア
クチェーターセットボルト11のゆるみ止め用の六角ナ
ットである。実施例において、ボンネットボルト7の全
長Bは、ボンネット6と電動アクチェーター12との間
のスキ間寸法Aより短いものが設定されている。
り、ステムOリング5の交換作業である。本発明は、従
来技術と比較にならない程、大幅にステムOリング5の
交換作業と復帰を可能にした。交換に当っては、第3図
に示す様にボンネットボルト7を4本はずすだけで良
い。この場合、ボルト7の全長Bは、ボンネット6と電
動アクチェーター12との間のスキ間Aより短いので容
易にボルト7を横方向へとり出すことが出来る。
ト6とは一体の状態で上方へ持ち上げることが出来る。
この状態を示すのが図5である。この時、ボデー1の配
管及びエンドキャップ10の配管は全て全く、外す必要
が無い。ステム4は、図5に示す様に上方から容易に見
えるので、ステムOリング5を容易に交換出来る。交換
後の復帰に当っては、電動アクチェーター12とボンネ
ット6とを一体のまま、ボデー1にセットし、ボンネッ
トボルト7を固着すれば良い。従って、最も重大な外部
洩れサービスメンテナンス工数、時間を大幅に短縮でき
たものである。尚、ボール3のサービスメンテナンスで
はなく、電動アクチェーター12のみの交換作業も容易
に出来る。電動アクチェーター12を交換する為には、
アクチェーターセットボルト11を横方向に抜くだけで
良い。従って、電動アクチェーター12の交換も容易で
ある。外部洩れの次に重要なサービスメンテナンスとし
ては、内部の弁座洩れと、作動不良である。従来の技術
は図1で説明した様にシートOリングの開放スキ間Pが
あり、問題の発生率が高かった。
みの逃げスキ間が全く無く、Oリング溝寸法が一定なの
で、シートへの押し付け力が安定する。その結果、操作
トルクが安定するので、動作不良が発生しない。又、弁
座洩れ性能が安定する。以上詳述した様に、本発明の構
成が相重なり、長期間にわたって安心して使用出来る信
頼性の高い電動弁を提供出来たものであり、産業上の利
用価値は大である。
Claims (2)
- 【請求項1】 配管接続部2を有するボデー1と、該ボ
デーに収容される球状のボール3と、該ボールのステム
4に配置されるステムOリング5と、該ステムOリング
のシール部を有するボンネット6とを備え、該ボンネッ
トとボデー1とをボンネットボルト7で固着するととも
に、前記ボールに当接するシート8と、配管接続部2を
備えたエンドキャップ10との中間にシートOリング9
を挟持してボール弁を構成し、前記ボンネットにアクチ
ェーターセットボルト11を固着して電動アクチェータ
ー12をボール弁に固定し、ボンネット6と電動アクチ
ェーター12との間にボンネットボルト7の分解スペー
スAを設けたことを特徴とする電動ボール弁。 - 【請求項2】 前記シートOリング9は、エンドキャッ
プ10のボール3に臨んで開口する円周溝13内に挿入
配置され、さらにシート8を前記円周溝13内に挿入配
置したことを特徴とする請求項1記載の電動ボール弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09362848A JP3134223B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電動ボール弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09362848A JP3134223B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電動ボール弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11173437A JPH11173437A (ja) | 1999-06-29 |
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Family
ID=18477887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09362848A Expired - Fee Related JP3134223B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 電動ボール弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3134223B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102954266A (zh) * | 2011-08-12 | 2013-03-06 | 株式会社开滋 | 带促动器的旋转阀和该旋转阀的促动器 |
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-
1997
- 1997-12-12 JP JP09362848A patent/JP3134223B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102954266A (zh) * | 2011-08-12 | 2013-03-06 | 株式会社开滋 | 带促动器的旋转阀和该旋转阀的促动器 |
CN102954266B (zh) * | 2011-08-12 | 2016-09-21 | 株式会社开滋 | 带促动器的旋转阀和该旋转阀的促动器 |
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JPH11173437A (ja) | 1999-06-29 |
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