JP3133767U - カーペット用糊塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カーペット用糊を非熟練者であっても均一に塗布できるようにし、腰をかがめずに塗布作業ができるようにして重労働から解放する。
【解決手段】カーペット用糊塗布装置1は、端部に塗布用のローラ2が支持枠に回転可能に取り付けてある。このローラ2が糊収容函3の曲面に形成した角部31が自重で自動的にローラ2に押圧されるように基体10にヒンジを介して取り付けてある。カーペット用糊はローラ2の回転に伴って糊収容函3から床面に供給され、均一な厚さにとふされる。作業者は、熟練を要せず、腰をかがめたりすることなく楽な姿勢でカーペット用糊の塗布作業をおこなうことことができる。
【選択図】図1
【解決手段】カーペット用糊塗布装置1は、端部に塗布用のローラ2が支持枠に回転可能に取り付けてある。このローラ2が糊収容函3の曲面に形成した角部31が自重で自動的にローラ2に押圧されるように基体10にヒンジを介して取り付けてある。カーペット用糊はローラ2の回転に伴って糊収容函3から床面に供給され、均一な厚さにとふされる。作業者は、熟練を要せず、腰をかがめたりすることなく楽な姿勢でカーペット用糊の塗布作業をおこなうことことができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、タイルカーペットの床面への貼り付け施工に使用される接着剤であるカーペット用糊(接着剤)を床面に塗布するための装置に関する。
タイルカーペットの接着には、比較的剥がすことが容易なアクリル系またはゴム系等のカーペット用糊が使用されており、床面にカーペット用糊を適当な厚さに刷毛やローラで塗布していた。
実開平6−34904号公報
カーペット用糊は、塗布後も粘着性を失うことがないので塗布済みの床面を歩くことができず、また、作業者がブラシやローラで塗るためカーペット用糊を過剰に使用することが多く不経済であった。また、粘性が高いため、均一に塗布するためには熟練を要すると共に、腰をかがめて塗布しなければならず、重労働であった。
本考案は、カーペット用糊を非熟練者であっても均一に塗布できるようにし、また、腰をかがめずに立った状態で床面への塗布作業ができるようにして作業者を重労働から解放するカーペット用糊塗布機を提供するものである。
塗布用ローラとローラに角部が押圧接触している糊収容函からなり、糊収容函の角部に設けた穴がローラに押しつけられて穴を閉塞するようにしてあり、カーペット用糊がローラの回転に伴って一定量がローラに供給され、更に、床面に塗布されるようにした。
作業者は立った状態でカーペット用糊塗布装置を前方に押し、床面に沿ってローラを回転させて移動させるものであるので、技術を要さずに一定厚のカーペット用糊の膜を床面に形成することができる。
作業者は立った状態でカーペット用糊塗布装置を前方に押し、床面に沿ってローラを回転させて移動させるものであるので、技術を要さずに一定厚のカーペット用糊の膜を床面に形成することができる。
糊収容函から穴を通じて均一な量のカーペット用糊がローラに供給されるので、床面への塗布厚が一定となる。作業者は糊塗布装置を押すだけでよく、技術を要さずに一定厚のカーペット用糊の膜を床面に形成することができ、従来のように腰をかがめて塗布することがないので、重労働から解放される。
カーペット用糊は、糊収容函から重力によって排出口から流下するものであり、構造が単純であるので故障が少なく、取り扱いが容易である。
カーペット用糊は、糊収容函から重力によって排出口から流下するものであり、構造が単純であるので故障が少なく、取り扱いが容易である。
実施例1
図面に基づいて本考案を説明する。
図1〜図3に示すように、カーペット用糊塗布装置1は、下端部に塗布用のローラ2が支持枠21に回転可能に取り付けてある。このローラ2が糊収容函3の曲面に形成した角部31がローラ2に自重で自動的に押圧されるように基体10にヒンジ11を介して回転可能に取り付けてある。
図面に基づいて本考案を説明する。
図1〜図3に示すように、カーペット用糊塗布装置1は、下端部に塗布用のローラ2が支持枠21に回転可能に取り付けてある。このローラ2が糊収容函3の曲面に形成した角部31がローラ2に自重で自動的に押圧されるように基体10にヒンジ11を介して回転可能に取り付けてある。
糊収容函3の角部31にはRが形成してあり、直径5〜10mmの穴32が曲面に形成した稜線に沿って一定間隔で複数個設けてある。穴32の大きさはカーペット用糊の粘度によって変更し、均一に流れ出すようにする。粘度が大きい場合は穴32の大きさを大きくしても糊が過剰にローラに供給されることがない大きな直径とする。粘度が小さい場合は、穴32からの糊の流出量が多くなるので、小さめとする。
ローラ2は、ペイント塗装に使用されるローラ刷毛と同様のものが使用でき、直径4cmの合成樹脂製の芯に毛足が1cm程度のフェルトが固定してあるものである。
支持枠21は、L字型金属製部材であり、板状の基体10にネジで固定してあり、ローラ2の取り付け・交換時には、ネジを緩めて支持枠21の間隔を拡げてローラ2をセットする。
支持枠21は、L字型金属製部材であり、板状の基体10にネジで固定してあり、ローラ2の取り付け・交換時には、ネジを緩めて支持枠21の間隔を拡げてローラ2をセットする。
糊収容函3は金属または合成樹脂製で、塗布装置1の基体10に函の上端部がヒンジ11で回転可能に取り付けてあり、糊収容函3の重量及び収容した糊の重量によって角部31がローラ2に常に押しつけられるようにしてある。
角部31がローラに押しつけられることにより、角部の排出口の穴32はローラ2で閉塞された状態となり、カーペット用糊の粘度と相俟ってローラ2が回転せずに停止している状態にあるときは糊収容函3内のカーペット用糊は穴32から流出しない。
角部31がローラに押しつけられることにより、角部の排出口の穴32はローラ2で閉塞された状態となり、カーペット用糊の粘度と相俟ってローラ2が回転せずに停止している状態にあるときは糊収容函3内のカーペット用糊は穴32から流出しない。
基体10と糊収容函3の背面の間には基体10からの突出量をネジで調整することができるストッパー5が設けてある。このストッパー5を基体10から突出させて糊収容函3の角部31がローラ2にぴったり密着せずにローラ2との間に僅かな間隙が形成されるようにし、カーペット用糊が穴32に詰まらずに流出するようにする。特にカーペット用糊が高粘度の場合にストッパーを使用して間隙を形成するとカーペット用糊の均一な排出に有効である。
基体10にはバー6が着脱可能に取り付けることが可能であり、バー固定部60が基板10に設けてある。作業者は、作業者の体格にあった長さのバー6を持ってカーペット用糊塗布装置1を前方に押して塗布作業をおこなう。バー6の長さは作業者の背の高さに合わせて選択することができるので、作業者は腰をかがめたりすることなく、無理な姿勢を取ることなく楽な状態でカーペット用糊の塗布作業をおこなうことことができる。
カーペット用糊の床面への塗布作業時には、糊塗布装置1の糊収容函3にカーペット用糊を投入し、床面にローラ2を接触させて前方に押すと、ローラ2が回転して糊収容函3内のカーペット用糊をローラ表面に供給し、更にローラ2を回転させるとローラの表面のカーペット用糊は床面に均一に塗布される。
塗布作業を中断した場合、塗布方向の転換、作業の休息時にはローラが回転しないようにストッパー(図示しない)で止め、壁面に立てかけておくことができる。
基体10に適宜の形状のスタンド(図示しない)を設けることによって、作業休止の場合でも、糊を糊収容函に入れたままでカーペット用糊塗布装置を立てておくことができる。
塗布作業を中断した場合、塗布方向の転換、作業の休息時にはローラが回転しないようにストッパー(図示しない)で止め、壁面に立てかけておくことができる。
基体10に適宜の形状のスタンド(図示しない)を設けることによって、作業休止の場合でも、糊を糊収容函に入れたままでカーペット用糊塗布装置を立てておくことができる。
作業を再開する場合には、塗布箇所までローラ2を浮かして回転しないようにして糊塗布装置1を運び、ローラ2を床面に接触させて糊塗布装置1を前方に押してローラ2を回転させて糊収容函3内のカーペット用糊を床面に塗布する。
実施例2
図4〜図6に示すように、基体10の両側にL字型の取付金具となる支持枠21が設けてあり、少なくとも一方の取付金具は基体10に対して回転軸12を中心にして回転可能に取り付けてある。支持枠21が必要時以外、例えば糊の塗布作業中に回転しないように適宜のロック手段を設ける。
糊収容函3の基本形状は実施例1と同じであるが、両側面に回転軸35が設けてあり、取付金具21に設けた穴22に回転軸を差込んで基体10に対して回転可能に取り付けられる。
図4〜図6に示すように、基体10の両側にL字型の取付金具となる支持枠21が設けてあり、少なくとも一方の取付金具は基体10に対して回転軸12を中心にして回転可能に取り付けてある。支持枠21が必要時以外、例えば糊の塗布作業中に回転しないように適宜のロック手段を設ける。
糊収容函3の基本形状は実施例1と同じであるが、両側面に回転軸35が設けてあり、取付金具21に設けた穴22に回転軸を差込んで基体10に対して回転可能に取り付けられる。
取付金具21の下側には塗布用のローラ2の端部を差込んで固定する円盤状の受け具23が回転可能に設けてあり、取り付けられたローラ2は回転可能となる。
基体10と糊収容函3の背面の間には基体10からの突出量をネジで調整することができるストッパー5が2個設けてある。
基体10と糊収容函3の背面の間には基体10からの突出量をネジで調整することができるストッパー5が2個設けてある。
ローラ2及び糊収容函3の脱着時には、図5(2)に示すように、取付金具21のロック手段を解除し、回転軸12を中心にして基体10の側方に回転させ、ローラ2及び糊収容函3を取り外す。
1 カーペット用糊塗布装置
10 基体
11 ヒンジ
2 ローラ
21 支持枠
3 糊収容函
10 基体
11 ヒンジ
2 ローラ
21 支持枠
3 糊収容函
Claims (3)
- 塗布用ローラと塗布用ローラに角部が押圧接触している糊収容函からなり、糊収容函の角部には穴が形成してあってローラに押しつけられて閉塞されており、ローラの回転に伴って一定量のピールアップ糊が糊収容函からローラに供給されるピールアップ糊塗布装置。
- 請求項1において、糊収容函が基板に回転自在に取り付けてあるピールアップ糊塗布装置。
- 請求項1または2において、糊収容函とローラの間の間隔を調整する調整手段を有するピールアップ糊塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002121U JP3133767U (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | カーペット用糊塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002121U JP3133767U (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | カーペット用糊塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3133767U true JP3133767U (ja) | 2007-07-26 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007002121U Expired - Fee Related JP3133767U (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | カーペット用糊塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3133767U (ja) |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007002121U patent/JP3133767U/ja not_active Expired - Fee Related
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