JP3133383U - 工具類の交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業テーブル上のツールの交換作業に使用できるテーブル領域を広くし、またツールパレットとホルダのストッカとの連携を効果的に行なうことができる工具類の交換装置を提供する。
【解決手段】作業テーブルと、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段と、作業テーブルの所定位置に設けた開口の近傍において、作業テーブル下面に垂直方向に取り付けたツールパレットを収納するツールマガジンと、ツールマガジンからツールパレットを取り出し、上下左右に移動可能な取り出し昇降手段とを備え、取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを前記開口を通って作業テーブル上に移動させた上、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段により焼きばめユニットの所定位置にツールを取り付け、用済み後は取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを作業テーブル下に収納するようにした工具類の交換装置。
【選択図】図1

Description

本考案は工具類の交換を可能とした工具ホルダへ工具類(以下ツールと称する)を供給するための工具類の交換装置の改良に関する。
工作機械へツールを取り付ける場合には、予めツールをホルダに取り付け、このツールを保持したホルダを工作機械の所定位置に取り付けることによって行なっていた。
このツールの交換作業は一般には図6に示すように、作業テーブル101上にホルダのストッカ102とツールマガジン103を並列に設置し、また作業テーブル101上にはツールマガジン102の長さ方向に沿って配設したリニアガイド105を持つ3軸ロボット104が設置されている。3軸ロボット104の可動部先端にはホルダヘッド106およびツールヘッド107が取り付けられていて、ホルダストッカ102からホルダを取り出して作業テーブル1上の片側端部に設置した焼きばめ部108にはめ込むようになっている。そして前記ホルダに、ツールマガジン102から取り出したツールを装着し、高周波誘導加熱装置発信部109を稼動してワークコイル110を加熱させ、焼きばねによってホルダにツールを固着するのである。
その後、3軸ロボット104を用いてツールを取り付けたホルダを工作機械との受け渡し位置111に移動して、ツールの受け渡しを行なうのである。
図6において112は洗浄部(オプション)である。
また特開昭53−132875号公報(特許文献1参照)のように、ツールのホルダへのツールの受け渡しを、回転式の工具マガジンの回転によって行なうようにしたものも知られている。
特開昭53−132875号公報
しかるに、このようなツールの交換のための装置においては、作業テーブル上にホルダストッカやツールマガジンを設けているため、ツールの交換作業に使用できるテーブル領域が狭められるという不具合がある。
そして、作業テーブル上のツールマガジンの枚数が多くなると、非常に長いストロークのX−Y軸もしくは3軸ロボットが必要となり、またその精度の確保が難しく、かつ装置全体が非常に大きくなってしまうという問題点があった。
また作業テーブルの側面にツールマガジンを設けることも考えられる。その場合には、作業テーブル上のツールの交換作業に使用できるテーブル領域を広くすることができるものの、ツールマガジン部分が作業テーブルから張り出し、全体の機器類のスペースが大きくなってしまうほか、ツールマガジンとホルダのストッカとの連携が作業テーブルの周辺に限定されてしまうという問題があった。
本考案は作業テーブルの内部にツールマガジンを収納し、ツールパレットを作業テーブル上に昇降可能として、作業テーブル上のツールの交換作業に使用できるテーブル領域を広くし、またツールパレットとホルダのストッカとの連携を効果的に行なうことができる工具類の交換装置を提供しようとするものである。
すなわち、上記問題点を解消するため本考案の工具類の交換装置は、作業テーブルと、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段と、作業テーブルの所定位置に設けた開口の近傍において、作業テーブル下面に垂直方向に取り付けたツールパレットを収納するツールマガジンと、ツールマガジンからツールパレットを取り出し、上下左右に移動可能な取り出し昇降手段とを備え、取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを前記開口を通って作業テーブル上に移動させた上、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段により焼きばめユニットの所定位置にツールを取り付け、用済み後は取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを作業テーブル下に収納するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の工具類の交換装置は、前記ツールマガジンが、多段かつ複数列のツールパレット収納スペースを備えていることをも特徴とするものである。
以上のように本考案によれば、ツールパレットを作業テーブル上に昇降可能として、作業テーブル上のツールの交換作業に使用できるテーブル領域を広くし、またツールマガジンとホルダのストッカとの連携を効果的に行なうことができるようにしたので、次のような作用効果を奏することが可能となった。
1)工具類(ツール)を作業テーブルの下側に設けたツールマガジンに多数収納することができるようになった。
2)同時に、工具類の交換装置を全体として小型化することが可能となった。
3)ツールマガジンその他の工具類の収納部のユニットが図れるようになり、設計の自由度が増し、また機能を大幅に向上させることができるようになった。
以下、図面に基いて本考案の工具類の交換装置の実施の形態を詳細に説明する。
図面は本考案に係る工具類の交換装置の1実施例を示すものであって、図1はその立面図であり、図2はその右側面図を示し、また図3はその左側面図を示し、図4はその平面図を示す。図5はツールパレットの拡大図であり、(a)は平面図、(b)はツールマガジンにセットした状態の部分説明図、(c)は概略断面図である。
図1ないし図4に示すように、本考案の工具類の交換装置は、側板によって周囲を囲まれた作業テーブル11と、作業テーブル11上に搭載されたツールの交換手段12と、ツールのホルダをセットするホルダ搭載台13と、作業テーブル11の下部に昇降ガイド16に沿って収納したツールマガジン15と、昇降ガイド16に昇降自在に取り付けた取り出し昇降手段17とを備えている。
前記作業テーブル11上にはツールの交換手段12が配置されている。このツールの交換手段12は、ツールマガジン15に近接して配置されたツールの待機ストッカ21と、このツールの待機ストッカ21を保持しつつ振動を付与する起振装置23を備えている。
ツールの交換手段12はまた、ツールホルダの送り機構24と、該ツールホルダの送り機構24からツールのホルダ25を取り出し、ツール20をツールのホルダ25に取り付けるためのツール装着機構26と、ツール20を取り付けたツールのホルダ25を反転させて次の工程に送る反転受渡し機構27とを備えている。
前記作業テーブル11の適所には、後述するツールパレット31の昇降を許容する開口18が形成されている。そして、前記作業テーブル11の下面には、該開口18の近傍に、リニアガイド(直動軸受)のレール等からなる昇降ガイド16(Y軸)がツールマガジン15に沿って垂直方向に取り付けてある。
前記ツールマガジン15は、図示した実施例では5段でかつ3列のツールパレット用収納スペースを備えているが、5段でかつ3列の収納スペースに限定されることはなく、多段かつ複数列の収納スペースとすることができる。たとえば、各列や各段の位置を調節可能としておけば、簡単に段数や列の数を増減させることが可能である。
31はツールマガジン15に内蔵したツールパレットであり、各ツールパレット31上にはツールホルダ25を介してツール20が搭載されている。
前記昇降ガイド16には、モータを付設したリニアガイド(直動軸受)等からなる取り出し昇降手段17が付設してあり、該取り出し昇降手段17の作動に応じてツールパレット31を昇降させることができる。
また昇降ガイド16(Y軸)には、直交するように水平移動用ガイド19(X軸)が取り付けてあり、前記取り出し昇降手段17は、該水平移動用ガイド19(X軸)によって水平方向に移動することができるようになっている。
すなわち、前記昇降ガイド16(Y軸)にはパレット取出し用アーム32が昇降自在に取り付けられており、パレット取出し用アーム32の端部は昇降あるいは伸縮してツールマガジン15の所定の位置まで移動し、その先端に設けたフォーク状支持片(図示せず)が前記ツールパレット31をすくい上げて、所定の取出し操作あるいは収納操作を行なうようになっている。
前記ツールパレット31は、図5(a)〜(c)に示すようにツールマガジン15に取り付けられている。すなわち、所定数のツール20の収納孔33を形成したツールホルダ25を一体的もしくは取付け取外し可能に搭載したツールパレット31の両側側辺には、凹状の切欠き34が形成されている。
そして、ツールマガジン15を5段でかつ3列の収納スペースに分画する枠体35に位置決め突起36を突設し、この位置決め突起36に凹状の切欠き34を係合させることにより、ツールパレット31は所定の収納スペースに収納保持されるのである。
前記作業テーブル11上のツールホルダの送り機構24は、前記ツールマガジン15の面に直交する向きに配設したガイドレール28に取り付けられ、ツールのホルダ25は前記ツールホルダの送り機構24とともに、前記ガイドレール28に沿って移動可能とされている。
作業テーブル11上において、ツールの反転受渡し装置27から所定の距離の位置にツールのホルダ25のホルダ搭載台13が設置されており、ツールホルダの送り機構24から取り出されたツールのホルダ25を取り付け、ツール装着機構26によってツール20をこのツールのホルダ25に取り付けるようになっている。
なお前記ホルダ搭載台13には、焼きばめ式にもしくはチャックでツール20を取り付けるための機構が内蔵されている。
41は作業テーブル11に隣接して設けた副テーブル40上に設置した誘導加熱装置用電源、42は冷却装置であって、前記焼きばめ式取付機構を温度制御するために使用されるものである。
さらに、43は作業テーブル11上の所定位置に配置した表示灯、44は装置本体の前面を上下に開閉する開閉とびら、45は非常停止ボタン、46は昇降手段17の制御盤である。
この考案の工具類の交換装置の動作について説明する。
まず、作業テーブル11上に設置されたツールのホルダ25用のホルダ搭載台13に、ツールホルダの送り機構24から取り出されたツールのホルダ25を取り付け、かつ好ましくは焼きばめ式にツール20を取り付ける。
次いで、ツール装着機構26によってツール20をこのツールのホルダ25から取外し、反転受渡し機構27により次の工程に送る。
ツール20の交換に際しては制御盤の操作により、あるいはプログラム制御によって取り出し昇降手段17が作動する。取り出し昇降手段17に取り付けたパレット取出し用アーム32によってすくい上げられたツールパレット31は昇降ガイド16に沿って昇降し、ツールパレット31は開口18を経由して作業テーブル11上に突き出るようになる。
その後、作業テーブル11上に搭載されたツールの交換手段12により、ツールパレット31からツール20を取出して、焼きばめユニットの所定位置にツール20を取り付ける。もちろん、用済み後は取り出し昇降手段17の操作によりツールパレット31を作業テーブル11下のツールマガジン15内に収納する。
なお、前記実施例ではツールマガジン15を作業テーブル11の下側に配置した場合について説明したが、ツールマガジン15自体を前記開口18から昇降することができるようにしてもよい。
この考案の工具類の交換装置は、ツールの交換を可能とした工具ホルダへツールを供給するためのものであれば、例えば焼きばめ式に、もしくはチャックでツールを取り付けるための機構等に限定されるものではなく、より広い応用範囲に適用することができるものである。
本考案に係る工具類の交換装置の1実施例を示す立面図である。 その右側面図である。 その左側面図である。 その平面図である。 ツールパレットの拡大図であり、(a)は平面図、(b)はツールマガジンにセットした状態の部分説明図、(c)は概略断面図である。 従来の工具類の交換装置の1例を示す平面図である。
符号の説明
11 作業テーブル
12 ツールの交換手段
13 ホルダ搭載台
15 ツールマガジン
16 昇降ガイド
17 昇降手段
18 開口
20 ツール
21 ツールの待機ストッカ
23 起振装置
24 ツールホルダの送り機構
25 ツールのホルダ
26 ツール装着機構
27 反転受渡し機構
28 ガイドレール
31 ツールパレット
32 パレット取出し用アーム
33 収納孔
34 切欠き
35 枠体
36 位置決め突起
40 副テーブル
41 誘導加熱装置用電源
42 冷却装置
43 表示灯
44 開閉とびら
45 非常停止ボタン
46 制御盤

Claims (2)

  1. 作業テーブルと、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段と、作業テーブルの所定位置に設けた開口の近傍において、作業テーブル下面に垂直方向に取り付けたツールパレットを収納するツールマガジンと、ツールマガジンからツールパレットを取り出し、上下左右に移動可能な取り出し昇降手段とを備え、取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを前記開口を通って作業テーブル上に移動させた上、作業テーブル上に搭載されたツールの交換手段により焼きばめユニットの所定位置にツールを取り付け、用済み後は取り出し昇降手段の操作によりツールパレットを作業テーブル下に収納するようにしたことを特徴とする工具類の交換装置。
  2. ツールマガジンが、多段かつ複数列のツールパレット用収納スペースを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の工具類の交換装置。
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