JP3133086U - 簡易冷却装置 - Google Patents

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孝充 浦木
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有限会社浦木工業
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Abstract

【課題】小型でコストの低減化ができる簡易冷却装置を提供する。
【解決手段】上流側から下流側に向けて水平に複数個併設された貯留タンク12と、上流側の貯留タンク12の下部と隣接する下流側の貯留タンク12の上部とを、上流側の貯留タンク内の液体が水頭圧により下流側の貯留タンクに順次流入するよう接続するパイプ16、18、20とを具備し、上流側の貯留タンク12内で冷えて下部側に降下した液体をパイプにより隣接する下流側の貯留タンク12の上部に水頭圧により順次流入させ、最下流の貯留タンク12下部より冷却された液体を取り出すようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は簡易冷却装置に関する。
各種機械装置における冷却装置において昇温された冷却水の冷却はクーリングタワーなどにより行われている。
このクーリングタワー方式は、水を上方から下方に向けて噴水し、この噴水に側方から送風機により送風して水の一部を蒸発させ、この蒸発潜熱によって水を冷却し、下方の受水槽に集水し、循環使用するものである(例えば特開平6−55368号公報)。
特開平6−55368号公報
しかし、上記クーリングタワー方式は大型化するという課題がある。
本考案は上記課題を解決し、小型でコストの低減化ができる簡易冷却装置を提供することを目的とする。
すなわち、上流側から下流側に向けて水平に複数個併設された貯留タンクと、上流側の貯留タンクの下部と隣接する下流側の貯留タンクの上部とを、上流側の貯留タンク内の液体が水頭圧により下流側の貯留タンクに順次流入するよう接続するパイプとを具備し、上流側の貯留タンク内で冷えて下部側に降下した液体を前記パイプにより隣接する下流側の貯留タンクの上部に水頭圧により順次流入させ、最下流の貯留タンク下部より冷却された液体を取り出すようにしたことを特徴とする。
また、前記貯留タンクの外壁に放熱フィンが取付けられていることを特徴とする。
また、前記貯留タンクに向けて送風する送風機を配設したことを特徴とする。
また、最下流の貯留タンクから冷却された液体を外部に送出するためのポンプが設けられていることを特徴とする。
また、各種機械装置に接続され、該機械装置の冷却水を冷却することを特徴とする。
さらには、温泉水の冷却装置に用いて好適である。
本考案に係る簡易冷却装置によれば、冷却水等の液体は、複数の貯留タンクに流入する間に順次冷却され、ポンプによりプラスチック成形型等の機械装置における冷却水通路等に供給、循環使用できる。
液体は室温以下にまで冷却されることはないが、それほど低い温度までの冷却が求められるものでない分野では有効に用いることができる。
また、貯留タンクは水平に配置できるので、大型化せず、簡易、安全な冷却装置とすることができる。また、基本的に自然放熱なので、運転コストは極めて低く抑えることができる。
以下本考案の好適な実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は簡易冷却装置10の説明図である。
12は貯留タンクであり、水平位置に複数個併設されている。貯留タンク12内には冷却すべき液体が流入される。
貯留タンク12の数は特に限定されるものではないが、実施例のものでは上流側から下流側に向けて、12a、12b、12c、12dの4個の貯留タンクが配設されている。
最上流の貯留タンク12aには、流入管14から、例えばプラスチック成形型の冷却水通路に供給されて温度上昇された冷却水が流入される。
貯留タンク12aの下部と隣接する下流側の貯留タンク12bの上部との間がパイプ16によって接続されている。
また貯留タンク12bの下部と隣接する下流側の貯留タンク12cの上部との間がパイプ18によって接続されている。
同様に、貯留タンク12cの下部と隣接する下流側の貯留タンク12dの上部との間がパイプ20によって接続されている。
最下流の貯留タンク12dの下部には送水管22が接続され、送水管22に配設された送水ポンプPにより、冷却水が、例えばプラスチック成形型等の機械装置の冷却装置に供給される。
なお、貯留タンク12bへのパイプ16の接続部位の高さは、上流の貯留タンク12aの水位と同じ高さかもしくはこれよりも低い位置とする。同様に、パイプ18の貯留タンク12cへの接続高さはその上流の貯留タンク12bの水位と同じ高さかもしくはこれよりも低い位置とし、パイプ20の貯留タンク12dへの接続高さはその上流の貯留タンク12cの水位と同じ高さかもしくはこれよりも低い位置とする。
本考案に係る簡易冷却装置10は上記のように構成されている。
プラスチック成形型(図示せず)等の機械装置に供給され、熱交換により温度上昇した冷却水は、流入パイプ14から最上流の貯留タンク12aに流入される。貯留タンク12aに流入した冷却水はタンク内で自然放熱し、温度が次第に降下し、重くなって貯留タンク12a内を下降する。貯留タンク12a内の水位が、パイプ16の貯留タンク12bへの接続部位よりも高いと、水頭圧により、貯留タンク12aの下部の冷却水はパイプ16を通じて貯留タンク12bに流入する。
貯留タンク12b内でも同様の現象が起こり、温度が下降して重くなった冷却水は貯留タンク12bの下部からパイプ18により貯留タンク12cに流入する。同様にして貯留タンク12c内に流入して温度降下した冷却水は貯留タンク12c内を下降し、パイプ20により貯留タンク12d内に流入する。
貯留タンク12d内でも温度降下した冷却水は貯留タンク12d内で下降する。
このようにして冷却水は、貯留タンク12a〜12dに流入する間に順次冷却され、送水ポンプPによりプラスチック成形型等の機械装置における冷却水通路に供給、循環されるのである。
冷却水は室温以下にまで冷却されることはないが、低い温度の冷却水が要求される分野以外の機械装置には有効に用いることができる。
また、貯留タンク12は水平に配置できるので、大型化せず、簡易、安全な冷却装置とすることができる。また、自然放熱なので、運転コストは極めて低く抑えることができる。
図2は、貯留タンク12の外壁に複数の放熱用のフィン24を取付けた実施例を示す。これにより、各貯留タンク12での放熱効果を高めることができる。
また、放熱用のフィン24に送風する送風機26を配設すればさらに放熱効果を高めることができる。
上記では、各種機械装置における冷却水の冷却装置として用いた例を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、温泉水を冷却するには、多量の水を加水するなどしているが、温泉水の成分が薄まるし、また水道代もばかにならない。本考案に係る簡易冷却装置は、この温泉水の冷却などに好適に用いることができる。
また、水以外の他の液体の冷却装置としても有効である。
簡易冷却装置の説明図である。 貯留タンクに放熱用のフィンを取付けた実施例の説明図である。
符号の説明
10 簡易冷却装置
12、12a〜12d 貯留タンク
14 流入管
16、18、20 パイプ
22 送水管
24 フィン
26 送風機

Claims (10)

  1. 上流側から下流側に向けて水平に複数個併設された貯留タンクと、
    上流側の貯留タンクの下部と隣接する下流側の貯留タンクの上部とを、上流側の貯留タンク内の液体が水頭圧により下流側の貯留タンクに順次流入するよう接続するパイプとを具備し、
    上流側の貯留タンク内で冷えて下部側に降下した液体を前記パイプにより隣接する下流側の貯留タンクの上部に水頭圧により順次流入させ、最下流の貯留タンク下部より冷却された液体を取り出すようにしたことを特徴とする簡易冷却装置。
  2. 前記貯留タンクの外壁に放熱フィンが取付けられていることを特徴とする請求項1記載の簡易冷却装置。
  3. 前記貯留タンクに向けて送風する送風機を配設したことを特徴とする請求項2記載の簡易冷却装置。
  4. 最下流の貯留タンクから冷却された液体を外部に送出するためのポンプが設けられていることを特徴とする請求項1記載の簡易冷却装置。
  5. 最下流の貯留タンクから冷却された液体を外部に送出するためのポンプが設けられていることを特徴とする請求項2記載の簡易冷却装置。
  6. 最下流の貯留タンクから冷却された液体を外部に送出するためのポンプが設けられていることを特徴とする請求項3記載の簡易冷却装置。
  7. 機械装置に接続され、該機械装置の冷却水を冷却することを特徴とする請求項4記載の簡易冷却装置。
  8. 温泉水の冷却装置であることを特徴とする請求項1記載の簡易冷却装置。
  9. 温泉水の冷却装置であることを特徴とする請求項2記載の簡易冷却装置。
  10. 温泉水の冷却装置であることを特徴とする請求項3記載の簡易冷却装置。
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