JP3132844B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像符号化装置に関
し、特に可変長符号化処理を施す画像符号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子スチルカメラにおいては、
光学系を介して結像された被写体像をCCD等の撮像素
子により電気信号(デジタル信号)に変換して画像デー
タとしてICメモリカード等の記録媒体に記録し、再生
時には記録媒体から読み出した画像データを読み出し、
再生処理を施して再生画像を得ている。画像データを記
録する際に、通常、画像データに直交変換処理を施した
後、所定の量子化、符号化を含む符号化処理を施して情
報圧縮して記録している。
【0003】図3には、従来のこの種電子スチルカメラ
の信号処理系の構成が示されている。 光学系および撮
像素子を介して得られた画像信号は、A/Dコンバータ
(ADC)によりデジタル信号に変換され、一画面分の
画像データがフレーム(バッファ)メモリ31に記録さ
れる。DCT/IDCT回路(離散コサイン変換/逆離
散コサイン変換回路)4は、直交変換/逆直交変換処理
を施す回路で、フレームメモリ31から読み出したブロ
ックデータを直交変換する。ブロックデータとは、一画
面分のデータを複数のブロックに分割したときの各ブロ
ックについてのデータである。DCT/IDCT回路4
で直交変換されて得られた変換(直交)係数データは、
量子化/逆量子化回路6で量子化された後、変換係数を
直流成分係数と交流成分係数に分離して、それぞれDP
CM回路7とジグザグ走査回路8に供給する。DPCM
回路7は、量子化/逆量子化回路6からの直流変換係数
を受け、予測値との差、すなわち予測誤差を求めて、符
号化/復号化(CODEC)回路9に送出する。符号化
/復号化回路9は、この予測誤差に対して可変長符号化
処理を施す。また、ジグザグ回路8は、交流変換係数に
対して低次の係数から順番に、いわゆるジグザグ走査処
理を施す。図4には、各ブロック(8×8)画像につい
ての変換係数の配置例が示されており、直流変換係数が
位置(0,0)に対応し、交流変換係数は、図に示すよ
うに、ジグザグ走査される。こうしてジグザグ走査され
た交流変換係数は、符号化/復号化(CODEC)回路
10で可変長符号化される。符号化/復号化回路9,1
0で得られた符号化データは、合成/分割回路14を介
して記録媒体15に記録される。ここで、量子化/逆量
子化回路6における量子化処理は、量子化テーブル13
に格納されている内容に基づいて行われ、また符号化/
復号化回路9と10における符号化/復号化処理もそれ
ぞれコードテーブル11と12に格納されている内容に
基づいて可変長符号化処理として行われる。制御回路3
0は、各部構成部を全体的に制御するとともに、量子化
テーブル13、コードテーブル11と12の内容を書き
替える。尚、画像再生時の復号化処理においては、符号
化処理時に用いた量子化テーブルやコードテーブルそれ
ぞれの内容をロードして各テーブルに書き込み、これら
に基づいて復号化処理が行われる。
【0004】以上のように符号化された直流変換係数の
予測誤差と交流変換係数の符号量を制御回路30で算出
し、算出された符号量が希望値と一致しない場合には量
子化テーブル13の内容を変化させて、上記直交変換、
量子化および符号化処理を再度実行し、符号量を算出
し、この処理を符号量が希望値に至るまで繰り返す。符
号量が希望値になった時点で、量子化テーブル13やコ
ードテーブル11,12の内容を最初に記録媒体15に
記録し、次に符号化された画像データを記録する。
【0005】画像再生時には、上述画像データ記録処理
とは逆の処理が施されている。つまり、先ず、符号化時
に用いた量子化テーブル、コードテーブルの内容をロー
ドし、量子化テーブル13、コードテーブル11,12
にそれぞれ書き込む。そして、可変長符号化された直流
変換係数の予測誤差、交流変換係数を符号化/復号化回
路9,10でそれぞれ復号する。直流変換係数について
は、DPCM回路7で復号化された予測誤差を予測値と
加算し、元の直流変換係数を得る。交流変換係数は、復
号された係数に対してジグザグ走査回路8で逆走査処理
が施され、元のブロックデータの順に戻す。量子化回路
6では、上記のようにして得られた変換係数を逆量子化
し、元のブロックに戻し、DCT/IDCT回路4で逆
変換してフレームメモリ31に書き込む。そして、フレ
ームメモリ31からラスター読み出しにより読み出され
た画像データが、D/Aコンバータ(DAC)2でアナ
ログ信号に変換されて出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画像符号化装置では、符号量(情報量)を一定にするた
め、量子化ステップを調整する等の一連の処理を繰り返
し行うので、処理時間がかかるという問題がある。つま
り、符号化は、直交変換、量子化、符号化等の一連の処
理を繰り返し行う必要があるので最終的な符号量に達す
るまでには各処理に要する時間を累積した時間を要す
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、短時間で符号量
を一定化する符号化処理を可能とする画像処理装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像処理装置は、記録時には、画像デ
ータを直交変換し、量子化および符号化の符号化処理を
施すとともに、前記処理により得られる符号量を調整す
るため前記処理を繰り返し施し、再生時には、逆量子化
及び逆直交変換をして画像データを復号化する処理を施
す画像処理装置において、前記直交変換されて得られた
変換係数を記憶するメモリを有し、記録時は、前記メモ
リに記憶された変換係数を用いて2回目以降の前記符号
化の処理を行なうようになされた符号化処理手段と、再
生時は、復号化のために前記逆直交変換された変換係数
及び前記符号化された画像データの復号データを前記メ
モリに一時記憶し、該一時記憶された復号データを所定
のシーケンスで読み出すようになされた復号化手段と、
を有する。
【0009】
【作用】本発明では、直交変換された画像データを、量
子化および符号化する符号化処理を繰り返し施すことに
より、符号化処理により得られる符号量を調整する際、
直交変換画像データ(変換係数)をメモリに記録して置
き、2回目以降の符号化処理ではメモリに記録されてい
る変換係数を用いている。その結果、直交変換処理に必
要な時間を削除でき、高速な符号化を可能とする。上記
メモリに、符号化された画像データの復号時に、復号デ
ータを一時記憶するフレームメモリ機能をもたせること
もできる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明による画像処理装置の一実施例
を示す構成ブロック図である。図中、図3と同一符号が
付されている構成部は、同様機能を有する構成部である
ので、その詳細な説明は省略する。A/Dコンバータ1
からのデジタル画像データは、バッファメモリ3に記録
され、バッファメモリ3からはブロックデータが読み出
されてDCT/IDCT回路4に供給される。このバッ
ファメモリ3は画像データをブロック化するためのもの
であるため、図3に示すフレームメモリ31ほどの容量
を必要とせず、例えば、8×8画素のDCTの場合には
16ライン分のラインメモリで構成できる。DCT/I
DCT回路4で直交変換された変換係数データは、バッ
ファメモリ5に記録される。このときのバッファメモリ
5は、1画面分の変換係数を記録できる容量をもつ。バ
ッファメモリ5から読み出された変換係数は、量子化回
路6で量子化され、直流変換係数については、DPCM
回路7、符号化/復号化回路9で予測誤差が可変長符号
化され、交流変換係数はジグザグ走査回路8、符号化/
復号化回路10でジグザグ走査処理が施されて、可変長
符号化される。制御回路16は、符号量を計算し、符号
量が希望値に至らないときには量子化テーブル13の内
容を書き替え、再度符号化処理を行う。本実施例では、
2回目以降の符号化処理においては、DCT処理を行わ
ず、バッファメモリ5に記録されている変換係数を読み
出して上記符号化処理を行う。その結果、DCT処理に
要する時間が削減できるので、演算時間が大幅に短縮さ
れる。尚、図1において、DCT/IDCT回路4がA
/Dコンバータ1から出力されるデータの速度で動作で
きない場合には、バッファメモリ3を図3のフレームメ
モリ31に置き換えることもできる。
【0011】画像再生時の復号化処理については、量子
化/逆量子化回路6までの処理は図3の従来装置と同様
である。量子化/逆量子化回路6で逆量子化された変換
係数は、バッファメモリ5に記録され、このバッファメ
モリ5から読み出された変換係数がDCT/IDCT回
路4で逆直交変換されてバッファメモリ3に記録され
る。バッファメモリ3からは一画面分の画像データが読
み出され、D/Aコンバータ2でアナログ信号に変換さ
れて再生アナログ信号を出力する。
【0012】図2には本発明による画像処理装置の他の
実施例の構成ブロック図が示されている。本実施例は、
図1の実施例におけるバッファメモリ5を復号化処理時
にフレームメモリとして用いる例である。A/Dコンバ
ータ1でデジタル信号に変換された画像データは、バッ
ファメモリ3に記録される。バッファメモリ3から読み
出されたブロック化された画像データは、DCT/ID
CT回路21で直交変換処理が施され、得られた変換係
数はバッファメモリ22に記録される。ここでも、2回
目以降の符号化処理においてはDCT処理を行わず、バ
ッファメモリ22に記録されている変換係数を読み出し
て、上記符号化処理を行う。バッファメモリ22から読
み出された変換係数データは、量子化/逆量子化回路2
3で量子化され、量子化された変換係数のうち、直流変
換係数と交流変換係数はDPCM回路7とジグザグ走査
回路8にそれぞれ供給され、制御回路20による制御の
下、符号化/復号化回路9,10を介して前述符号化処
理が施される。 画像データ復号時には、量子化/逆量
子化回路23で逆量子化された変換係数は、直接DCT
/IDCT回路21に供給され、逆直交変換されてバッ
ファメモリ22に記録される。バッファメモリ22から
は、D/Aコンバータ2に適応した順番に読み出された
一画面データがD/Aコンバータ2によりアナログ信号
に変換されてアナログ画像信号が得られる。ここで、復
号処理時には、バッファメモリ22をフレームメモリと
して用いるので、D/Aコンバータ2からアナログ画像
信号を出力させるときには、DCT/IDCT回路21
の動作を停止させることができ、消費電力の低減、周辺
回路への雑音の影響を低減できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
処理装置は、直交変換されて得られた変換係数データを
記録するバッファメモリを設け、符号量調整のために量
子化、符号化処理を繰り返し行うとき、2回目以降の処
理ではバッファメモリに記録されている変換係数データ
をそのまま用いるようにしているので、直交変換処理に
要する時間を削減でき、高速符号化処理が可能となる。
また、画像データ復号時には、バッファメモリをフレー
ムメモリとして用いることができるため、画像信号を出
力させるときには、DCT/IDCT回路の動作を停止
させることができ、消費電力の低減、周辺回路への雑音
の影響を低減できるという、顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】本発明による画像処理装置の他の実施例を示す
構成ブロック図である。
【図3】従来の画像処理装置の構成ブロック図である。
【図4】直交変換により得られる変換係数の配置図で、
交流変換係数のジグザグ走査の様子を示す図である。
【符号の説明】 1 A/Dコンバータ 2 D/A
コンバータ 3,5,22,31 バッファメモリ 4,21 DCT/IDCT回路 6,23 量子化/逆量子化回路 7 DPCM回路 8 ジグザ
グ走査回路 9,10 符号化/復号化回路 11,12 コードテーブル 13 量子
化テーブル 14 合成/分割回路 15 記録媒
体 16,20,30 制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録時には、画像データを直交変換し、量
    子化および符号化の符号化処理を施すとともに、前記処
    理により得られる符号量を調整するため前記処理を繰り
    返し施し、再生時には、逆量子化及び逆直交変換をして
    画像データを復号化する処理を施す画像処理装置におい
    て、 前記直交変換されて得られた変換係数を記憶するメモリ
    を有し、 記録時は、前記メモリに記憶された変換係数を用いて2
    回目以降の前記符号化の処理を行なうようになされた符
    号化処理手段と、 再生時は、復号化のために前記逆直交変換された変換係
    数及び前記符号化された画像データの復号データを前記
    メモリに一時記憶し、該一時記憶された復号データを所
    定のシーケンスで読み出すようになされた復号化手段
    と、 を有する ことを特徴とする画像処理装置。
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