JP3132743U - 傾斜可能な棚板を備えた棚装置 - Google Patents

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【目的】本考案では棚板の傾斜角度を容易に変更できると共に傾斜した棚板を確実に保持し、脱落のおそれのない棚装置を提供することを目的とする。
【構成】上記課題を解決するために本考案の請求項1に記載した棚装置は棚板と棚板保持具から構成される。この棚板は物品載置面と上方に延設した前方端面と棚板保持具への係止部を備えている。一方棚板保持具は水平な天板の後方をL字型に屈曲させて壁面係止部或いは一対の側板に架設した横桟への係止部とすると共に前方端面を円弧状に形成し、複数の棚板係止溝を形成するのである。これによると、例えば一対の側板に架設した横桟に、棚板保持具のL字型係着部を係着させ、次に棚板の係着部を棚板保持具の溝にスライド嵌合して係着するのである。棚板の傾斜角を変更したいときは棚板をスライドさせて保持具から抜き取り、所望角度に傾いた横溝に棚板を再びスライド挿入して係着保持するのである。
【選択図】図1

Description

本考案は、棚板の傾斜角度を容易に変更できるようにした棚板の角度調整機能付き棚装置に関するものである。
従来、棚板を傾斜した状態で支持するには棚本体の側板内側面の前方及び後方に上下位置変更可能な棚受け具を係着させ、棚板の左右下面の前後に形成した凹溝部を嵌合させる棚装置に置いて、棚板の前後方向の向きを入れ替えて棚板全体を傾斜させている。(特許文献1)
また、左右に配置された両側壁体の正面向きの前縁面を下端部から上下方向中途部の間において上向きに傾斜せしめられ、上下方向中途部から上端部の間において下向きに傾斜するように全体としてほぼ円弧状に形成された陳列棚装置がある。(特許文献2)
さらに、一対の支柱の枢支部に回動可能に取着した棚板と複数の係止凹部を有する支え片を連結し、支柱の枢支部下方に設けた係止ピンを係止凹部に係止させる棚板がある。(特許文献3)
特開2006−130178号公報 特開2003−290001号公報 実開平5−72231号公報
しかしながら、特許文献1記載の棚板傾斜手段にあっては棚板の前後方向の向きを変えて棚板の凹溝を後方の棚受け具と嵌合させる方法であり、棚板の傾斜角度は一つに限定されてしまう。また、側板に設けた棚受け具に棚板の嵌合部をはめ込んだだけの構成であるため棚板ががたついたり、衝撃ではずれるおそれがあり棚板を確実に保持できない。
これは係止ピンを係止凹部に係止させて棚板の傾斜角を調節する特許文献2及び3記載の棚装置にも同様に存在する不具合である。
そこで、本考案では棚板の傾斜角度を容易に変更できると共に傾斜した棚板を確実に保持し、脱落のおそれのない棚装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案の請求項1に記載した棚装置は棚板と棚板保持具から構成される。
この棚板は物品載置面と上方に延設した前方端面と棚板保持具への係止部を備えている。一方棚板保持具は水平な天板の後方をL字型に屈曲させて壁面係止部或いは一対の側板に架設した横桟への係止部とすると共に前方端面を円弧状に形成し、複数の棚板係止溝を形成するのである。
これによると、例えば一対の側板に架設した横桟に、棚板保持具のL字型係着部を係着させ、次に棚板の係着部を棚板保持具の溝にスライド嵌合して係着するのである。
棚板の傾斜角を変更したいときは棚板をスライドさせて保持具から抜き取り、所望角度に傾いた横溝に棚板を再びスライド挿入して係着保持するのである。
1.棚板保持具の棚板フレームへの係着がワンタッチで行え容易である。
2.棚板の傾斜角度を容易に変更できる。
3.棚板が保持具の全長にわたり形成された横溝全体で確実に係着保持されているため、係止ピンなどへ棚板を嵌合させて棚板を保持する方法と異なり、棚板ががたついたり、衝撃によって棚板がはずれたりするおそれがない。
4.スライド溝からの棚板の落下防止装置を備えているため、物品を載置した傾斜棚板がスライド溝から前方向へはずれることがない。
本考案の最適の実施形態について図面を参照しながら詳説する。
図1が本考案の棚装置における棚板保持具の右側面図、図2が正面図である。棚板1はステンレス製或いはアルミ等の金属製の板であって水平面2を有し、後方にはL字型に屈曲させて棚フレームに係着させる係着部3が形成されている。
本考案の棚装置を使用した棚の全体像は図示されていないが、一対の側壁体を左右に起立配置すると共に、両側壁体を横桟で連結したフレーム構成となっている。棚板保持具の係着部3をこの横桟に係着保持するのである。
また、棚板保持具の係着部3に穴を複数個設けて、壁面にボルト等で固着して係止することも可能である。
棚板保持具1の正面向き前縁面2aは下向きの円弧状に形成されており、更に前縁面2aには円弧の中央4に対向する方向に側面視において鍵穴状を呈するスライド溝5、6、7が複数横方向に形成されている。
図1では溝5がほぼ水平に形成されているのに対し溝6は約45度下向きの傾斜角度、溝7は75度程度下向きに傾斜させて形成されている。この溝の幅や傾斜角度、溝数は本実施例に限定されるものではなく、考案の技術的な範囲を逸脱しない程度に適宜変更、増減が可能である。
次に棚板8について説明する。
図3が棚板8の正面図である。棚板8はU字状に折り曲げた前縁部9を有する。請求項2に記載した棚板装置の棚板の前縁部9には複数の溝9a、9bが形成されている。この前縁部9は商品の落下防止枠となると共に、CDやDVDケース等を載置する際に複数の溝から適宜選択することでさらに微妙な傾斜角度をつけることができるのである。
棚板8の後縁部には棚板保持具1への係着部10が一体形成されている。係着部10は保持具1の溝と同様の側面視において鍵穴状を呈しており、溝幅よりもやや狭く形成された導入部10aと係止部10bを有する。係止部10bは棚板保持具の溝幅よりも大きく形成されているため、棚板8を傾斜させて棚板保持具に係着させても棚板が前方向に抜け落ちることがないのである。
図4は棚板8を棚板保持具1に取り付けた状態を示す説明図である。
棚本体の両側壁体(図示せず)を架設連結する横桟11に棚板保持具1の係着部3を係着させた後、所望の傾斜角度を有する溝5、6或いは7へ横方向から棚板8をスライド挿入するのである。棚板8の傾斜角度を変更したいときは横方向に棚板をスライドさせて抜き取り、再度他のスライド溝へ挿入するのである。
棚板保持具の右側面図。 棚板保持具の一部省略正面図。 棚板の正面図。 棚板を棚板保持具に係着保持した状態を示す説明図。
符号の説明
1、棚板保持具
3、棚フレームへの係着部
5、6、7、棚板保持具のスライド溝
8、棚板
9、棚板の前縁部
10、棚板保持具への係着部

Claims (2)

  1. 棚板保持具の後縁部に棚フレームへの係着部を設けると共に、前方端面を円弧状に形成し、当該前方端面に対し放射状に傾斜した、側面視において鍵穴状のスライド横溝を設ける。
    一方、棚板の前方縁を上方に延設すると共に、側面視において鍵穴状の係着部に形成した後方縁を棚板保持具のスライド横溝に挿入して係着保持したことを特徴とする棚装置。
  2. 棚板の前方縁の内側に一又は二以上の横溝を形成した請求項1記載の棚装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014531947A (ja) * 2011-10-13 2014-12-04 メッツラー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲーMetzler Gmbh & Co Kg 道具、特に工具の収納用デバイス

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