JP3132650U

JP3132650U - 断熱塗料をガラスに塗る道具

Info

Publication number: JP3132650U
Application number: JP2006005266U
Authority: JP
Inventors: 黄小周
Original assignee: 黄小周
Priority date: 2006-06-06
Filing date: 2006-06-06
Publication date: 2007-06-21
Anticipated expiration: 2016-06-06

Abstract

【課題】既存の建築物の窓ガラス・車輌のガラスに断熱塗料を塗りむらなしに塗りつけ、省エネルギーを図る道具を提供する。
【解決手段】スポンジ７を布６で包み、板２によりスポンジを簡単に圧縮し、放す事ができ、これによって塗りむらなく均一に塗料を塗る道具。この道具により、スポンジを自由に簡単に手で圧縮し、放す事ができるので、スポンジは塗料を充分に吸収でき、ガラスに塗る場合は、途中で塗料が足りなくなる事が避けられる。又、塗料が布などの織物を通って出て、必要量以上が出ないため、非常に均一且つ薄く塗る事ができる。
【選択図】図１

Description

本考案はスポンジに布など濾過性のある材料をつけたものである

技術背景

省エネルギー及び快適性追求のため、断熱ガラスは既に造られているが、既存の建築物、車輌のガラスに断熱性を持たせる事が望まれ、色々な方法が採られてきた。例えば、ローラー・刷毛・スプレー・スポンジなどで断熱塗料を塗る事が行われている。

今までガラスに断熱塗料を塗る道具で施工した場合、塗料の均一性が不足のため、塗りむらが生じてきた。また、厚さがありすぎるため、それ自体の重さで塗料がガラスの上から下へ垂れてゆき、これで塗りむらが生じてきた。従って、均一に薄く塗る事のできる道具で、この問題を解決しようとするものである。

本考案はスポンジを布やシルクや丈夫な紙で包み、「ヨ」の字状の金属又はプラスチックで造られた道具にいれる。道具はスポンジを圧縮しては放す、この動きによって、スポンジは塗料を充分に吸収する。また塗る場合は塗料が布などの濾過層を通って出る。

上述の様に道具はスポンジを自由に簡単に手で圧縮し、放す事ができるので、スポンジは塗料を充分吸収できる。これによって、ガラスに塗る場合は、途中で塗料が足りなくなることが避けられる。また、塗料が布などの織物を通って出て、必要量以上が出ないため、非常に均一且つ薄く塗る事ができる。

道具の長さは加工対象の窓ガラスの幅より６ｍｍ〜８ｍｍぐらい短く造る。布などとスポンジを密接に結合させるため、粘附させた方がよい。窓ガラスなど平面のガラスの場合、道具はアルミなどの金属で造ればよいが、曲面ガラスの場合、弾力性のある金属かプラスチックで造らなければならない。また、塗料をスポンジに均一に吸収させるため、この道具の長さによって塗料を入れる細長い水槽のようなものを用意した方がよい。

以下、添付図面に従い、実施例を説明する。
１は「コ」の字状のパーツ、平面ガラスに施工する場合、アルミなどの金属で造るが、曲面ガラスに施工する場合、弾力性のある素材で造る。その長さはガラスの幅とほぼ同じである。２は金属或いはプラスチックの板で、スポンジを挟むためのパーツである。３は２枚のオネジで１を通すだけで、２の板と連結する。３を手で押せば２は下へと迫る。８は３と２の連結のためのバンドワッシャで、４はバネである。５はメネジで３と合わせる。５をまわすと４との共同作用で３の行き距離を決め、これでスポンジの圧縮度が決まる。７はスポンジで、６はスポンジを包むものである。密度の違うスポンジを使う事によって、一回の塗料の吸収量が決められる。密度の違う布などの織物を選ぶ事によって、ガラスに塗る塗料の厚さも決められる事になる。

本考案の塗る道具の立体図本道具の断面図本道具の図２の局部拡大図

符号の説明

１．治具
２．金属或いはプラスチックの治具、「コ」の字状
３．オスネジ
４．バネ
５．メスネジ
６．布・シルク等の織物
７．スポンジ
８．バンドワッシャ

Claims

布やシルク等の織物、丈夫な紙など、濾過性を持つ材料で、弾力性のある「ヨ」の字状の棒に付けてあるスポンジを包んだ道具。この道具はガラスに断熱塗料などを均一且つきれいに薄く塗る事ができる。