JP3132579B2 - 風呂配管システムの施工方法 - Google Patents

風呂配管システムの施工方法

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JP3132579B2 JP03174338A JP17433891A JP3132579B2 JP 3132579 B2 JP3132579 B2 JP 3132579B2 JP 03174338 A JP03174338 A JP 03174338A JP 17433891 A JP17433891 A JP 17433891A JP 3132579 B2 JP3132579 B2 JP 3132579B2
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内の風呂と屋外の給
湯器とがホースで連結された風呂配管システムの施工方
法に関する。
【0002】
【背景技術】一般の住宅で風呂の追い焚き用給湯器が屋
外に設置されている場合、屋内の風呂と給湯器とは、循
環用のホースで接続されている。このようなホースは、
湯の往き用と戻り用の一対の軟質銅管が共通の断熱材で
被覆されたものである。従来、このような住宅で風呂の
配管を施工する際、現場で屋内と屋外にそれぞれ風呂と
給湯器を設置した後、床下を通して配管し、ホースの一
方の端部を風呂側に、また他方の端部を給湯器側にはん
だ、その他のろう付けで接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、現場での施工割
合を低下させ、これにより作業員の手間と作業時間を減
少させて建築の効率を高めることが要望されている。し
かし、上述した従来の風呂と追い焚き用給湯器との配管
によれば、現場でホースの両端部を風呂と給湯器にそれ
ぞれにろう付けで接続しなければならず、手間と時間が
かかっていた。また、従来のホースは、軟質銅管より構
成されたものであるため、可撓性に優れず、床下等を通
した配管作業が容易ではなかった。本発明は、現場施工
の割合を低下させて、建築効率を高めることができる風
呂配管システムの施工方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋内の風呂と
屋外の給湯器とがホースで連結された風呂配管システム
の施工方法において、前記ホースとして一対の可撓性プ
ラスチック管が共通の断熱材で被覆されて構成されたホ
ースを使用し、工場において、このホースをバスユニッ
ト内に配置された風呂に接続しておき、前記ホースを
記バスユニット内に収納した状態で搬送し、現場施工の
際には、前記ホースを前記バスユニット内から所定の配
管経路に沿って延ばし、締め付け手段で前記ホースを前
給湯器に接続することを特徴とする。
【0005】前記可撓性プラスチック管の材料として
は、プラスチックのうち、可撓性と耐熱性を有するもの
であれば任意に選ぶことができ、例えば軟質ポリ塩化ビ
ニル等を挙げることができる。前記締め付け手段の具体
例としては、はんだ等を使用しないで、ホースを風呂と
給湯器の接続口に容易に締め付けることができれば、任
意のものを選ぶことができる。例えば、ねじ式で締め付
けるホースバンド等がある。
【0006】
【作用】本発明によれば、施工前にホースが風呂と給湯
器のいずれか一方に接続されているので、現場ではホー
スの遊端を風呂と給湯器のいずれか他方に締め付け手段
で接続すればよいため、接続作業が容易になる。また、
ホースとして可撓性プラスチック管が設けられたホース
を使用しているので、可撓性に優れ、床下等を通した配
管作業が容易になる。
【0007】
【実施例】図面を参照して本発明に係る風呂配管システ
ムの施工方法の一実施例を説明する。先ず、図1に示す
ように、現場における住宅の建築において、風呂11にホ
ース12が接続されているバスユニット13を住宅14内に設
置する。
【0008】このようなバスユニット13は、工場におい
て、風呂11の循環金具15の接続口16にホース12を接続し
て製造され、このホース12が風呂11に接続された状態で
搬送されたものである。このホース12は、屋外の給湯器
17に充分達する長さを有し、バスユニット13内に巻回し
て収納されている。前記ホース12は、図3に示すよう
に、湯18の往き用と戻り用の一対の軟質ポリ塩化ビニル
管19A,19B が共通の断熱材20で被覆されたものである。
【0009】一方、屋外の所定位置には、追い焚き用給
湯器17を設置する。次に、図2に示すように、前記ホー
ス12を収納されているバスユニット13内から引き出し、
住宅14の床下21を通してホース12の他端を給湯器17の接
続口22に接続する。この接続は、図4に示すように、締
め付け手段であるねじ式のホースバンド23を使用して行
う。このホースバンド23は、図示するように、一端に複
数の孔部24が形成された環状本体25と、これらの孔部24
に係合するねじ26とを有し、このねじ26を回転させるこ
とにより、締め付けを自在に行えるようになっているも
のである。
【0010】上記実施例に係る風呂配管システムの施工
方法によれば、施工前にホース12が風呂11に接続されて
バスユニット13内に収納されているので、現場ではバス
ユニット13内から引き出してホース12の他端だけを給湯
器17の接続口22にホースバンド23で接続すればよいた
め、現場作業の工数が減って、施工が容易である。ま
た、このようにホース12の他端を給湯器17に接続する
際、ホースバンド23を使用して行うので、従来のろう付
けと比べて接続作業が簡単である。前記ホース12は、バ
スユニット13内に巻回して収納されているので、搬送も
容易である。更に、ホース12として軟質ポリ塩化ビニル
管19A,19B が設けられたものを使用しているので、可撓
性に優れ、床下21を通した配管作業が容易である。
【0011】なお、上記実施例では、締め付け手段とし
てねじ式のホースバンド23を使用したが、ホース12を風
呂11と給湯器17の接続口16,22に容易に締め付けること
ができれば、任意のものを選ぶことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る風呂配管システムの施工方
法によれば、現場施工の割合を低下させて、建築効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風呂配管システムの施工方法の一
実施例を示す工程図である。
【図2】本実施例の工程図である。
【図3】本実施例で使用する締め付け手段であるねじ式
ホースバンドの斜視図である。
【図4】本実施例で使用するホースの断面図である。
【符号の説明】
11 風呂 12 ホース 13 バスユニット 14 住宅 15 循環金具 16 循環金具の接続口 17 給湯器 18 湯 19A,19B 軟質ポリ塩化ビニル管 21 床下 22 給湯器の接続口 23 締め付け手段であるホースバンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−14163(JP,A) 実開 昭60−43944(JP,U) 実開 昭61−58458(JP,U) 実開 昭59−195296(JP,U) 実開 昭62−13294(JP,U) 実公 昭37−12565(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内の風呂と屋外の給湯器とがホースで
    連結された風呂配管システムの施工方法において、 前記ホースとして一対の可撓性プラスチック管が共通の
    断熱材で被覆されて構成されたホースを使用し、工場に
    おいて、このホースをバスユニット内に配置された風呂
    に接続しておき、前記ホースを前記バスユニット内に収
    納した状態で搬送し、現場施工の際には、前記ホースを
    前記バスユニット内から所定の配管経路に沿って延ば
    し、締め付け手段で前記ホースを前記給湯器に接続する
    ことを特徴とする風呂配管システムの施工方法。
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