JP3132573B2 - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

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JP3132573B2 JP03051788A JP5178891A JP3132573B2 JP 3132573 B2 JP3132573 B2 JP 3132573B2 JP 03051788 A JP03051788 A JP 03051788A JP 5178891 A JP5178891 A JP 5178891A JP 3132573 B2 JP3132573 B2 JP 3132573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大容量の電力用遮断
器として使われているパッファ形ガス遮断器、特にその
消弧室の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】パッファ形ガス遮断器は、消弧用のガス
を圧縮し、この圧縮したガスを遮断部の開離間隙部に吹
き付けて発生アークを消弧し大電流を遮断するものであ
る。消弧用のガスとしては、SF6ガスが非常に優れて
おり超高圧、大容量級の遮断器まで使われている。図4
は従来のパッファ形ガス遮断器の要部構成を示す断面図
である。消弧性ガスとして数気圧のSF6ガスが充填さ
れた円筒状の金属容器1内に、絶縁碍子2を介して支持
された固定接触子3と、これと接離可能な可動接触子4
とが配され、開離間隙部9を形成している。この可動接
触子4を包囲するようにして第1の絶縁ノズル10A およ
び第2の絶縁ノズル10B が配され、これらの絶縁ノズル
と可動接触子4とを支えるとともに中心部に駆動ロッド
12を備えたパッファシリンダ5が配されている。パッフ
ァシリンダ5は、絶縁碍管7を介して固定された固定ピ
ストン8が挿入されることによって形成されるパッファ
室6を備えている。駆動ロッド12には可動接触子駆動操
作用の絶縁ロッド13が連結されるとともに、駆動ロッド
12の中空部が開離間隙部9と自由空間11とを連通させる
排気通路12A を形成している。
【0003】電流遮断時に図示されていない駆動装置か
ら絶縁ロッド13を介してX方向の駆動力が伝達される
と、一体となった可動部である可動接触子4,第1の絶
縁ノズル10A,第2の絶縁ノズル10B,駆動ロッド12およ
びパッファシリンダ5とがX方向へ移動する。固定接触
子3が第1の絶縁ノズル10A のスロート部10から脱出し
ない状態では、図に示すように、主パッファ室6内で固
定ピストン8によって圧縮されたガスが吹付け口5Aから
吹き出す。この吹付けガスは、ガス流14A となって第1
の絶縁ノズル10A と第2の絶縁ノズル10B の間隙を流
れ、開離間隙部9に生ずるアーク15を吹き付けて冷却す
る。アーク15によって加熱されたガスは排気通路12A を
ガス流14B,14Cとなって自由空間11へ排出される。遮断
電流が大きくなるにしたがってアーク15は大きくなり排
気通路12A の入口を閉塞しようとするので、主パッファ
室6からのガス流14A は流れにくくなる傾向となる。そ
のために、主パッファ室6内のガス圧力は遮断電流が大
きくなるとともに上昇する。
【0004】このような消弧方式、すなわち、電流遮断
の初期に排気通路12A の入口側をアーク15で閉塞気味と
し主パッファ室6の圧力上昇を大きくして消弧する方式
は、puffの「吹き出す」意から由来したパッファ形と呼
ばれ、固定接触子3が第1の絶縁ノズル10A のスロート
部10を脱出したときにアーク15に吹きつけるガス量を大
きく取れることから、大電流遮断器として使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は遮断電流が大きくなるとともにア
ーク熱によって主パッファ室の圧力が上昇するので、こ
れに反抗して主パッファ室内のガスを固定ピストンによ
って圧縮する駆動ロッドの操作力を遮断電流の増加とと
もに大きくしなければならないという問題点があった。
【0006】この操作力が小さいと、電流遮断時にガス
圧に対する反抗力が不足して固定接触子と可動接触子と
の開離速度が低下する。極端な場合は、可動接触子が押
し返されるという逆行現象が生じて遮断不能となる。し
たがって、従来の装置における駆動装置は、その遮断器
の定格遮断電流によって決まる操作力が出せるように備
えられていた。
【0007】この発明の目的は、パッファシリンダに補
助パッファ室を設けることにより、遮断電流が増しても
それに応じて駆動ロッドの操作力を大きくする必要のな
い装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、消弧性ガスを充填した金属容器
内に、固定接触子と、これと接離可能な可動接触子と、
この可動接触子に連動するパッファシリンダと、このパ
ッファシリンダ内に主パッファ室を形成する固定ピスト
ンと、前記可動接触子を包囲し前記主パッファ室で圧縮
されたガスを前記パッファシリンダの反固定ピストン側
に設けられた吹付け孔から前記固定接触子と可動接触子
との間の開離間隙部に導く絶縁ノズル部とを備えたもの
において、前記パッファシリンダ内の前記主パッファ室
の外径側に前記主パッファ室とは連通しないように仕切
られて構成され,前記開離間隙部に通ずる第1の連通孔
が備えられた補助パッファ室を設けるとともに、前記吹
付け孔の出口に前記主パッファ室から前記開離間隙部に
向かうガス流のみを通過させる逆止弁を備え、かつ、前
記絶縁ノズル部が外周側から順に第1の絶縁ノズルと中
間の絶縁ノズルと第2の絶縁ノズルとが同軸に配設され
たものからなり、前記補助パッファ室と前記開離間隙部
とを前記第1の連通孔を介して連通させる第1の間隙が
前記第1の絶縁ノズルと前記中間の絶縁ノズルとの間に
形成されるとともに、前記主パッファ室と前記開離間隙
部とを前記逆止弁を介して連通させる第2の間隙が前記
中間の絶縁ノズルと前記第2の絶縁ノズルとの間に形成
され、前記中間の絶縁ノズルに前記逆止弁の出口と前記
第1の連通孔の出口とを連通する第2の連通孔を設けて
なるものとする。
【0009】また、この発明によれば、消弧性ガスを充
填した金属容器内に、固定接触子と、これと接離可能な
可動接触子と、この可動接触子に連動するパッファシリ
ンダと、このパッファシリンダ内に主パッファ室を形成
する固定ピストンと、前記可動接触子を包囲し前記主パ
ッファ室で圧縮されたガスを前記パッファシリンダの反
固定ピストン側に設けられた吹付け孔から前記固定接触
子と可動接触子との間の開離間隙部に導く絶縁ノズルと
を備えたものにおいて、前記パッファシリンダの外径側
に前記主パッファ室とは連通しないように仕切られて構
成され,前記開離間隙部に通ずる連通孔が備えられた補
助パッファ室を設けるとともに、前記吹付け孔の出口に
主パッファ室から前記開離間隙部に向かうガス流のみを
通過させる逆止弁を備え、かつ、前記補助パッファ室が
前記パッファシリンダの外径側を内壁側とし、この内壁
に突設されたドーナツ状の円板に接合された絶縁筒を外
壁側として形成されてなるものとする。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、パッファシリンダ内
の主パッファ室の外径側に主パッファ室とは連通しない
ように仕切られて構成され,開離間隙部に通ずる第1の
連通孔が備えられた補助パッファ室を設ける。さらに、
吹付け孔の出口に主パッファ室から開離間隙部に向かう
ガス流のみを通過させる逆止弁を備える。アーク熱によ
って膨張した開離間隙部のガスは逆止弁があるので主パ
ッファ室内へ入り込むことはなくなり、第1の連通孔を
介して補助パッファ室側へ流れ込むようになる。その
後、固定接触子が第1の絶縁ノズルのスロート部を脱出
したとき、補助パッファ室に蓄えられた大量のガスが第
1の連通孔を介して流れ出しアークを吹き消す。したが
って、主パッファ室内はアーク熱による圧力上昇分はな
くなるので、遮断電流が増大しても駆動ロッドの操作力
をそれほど大きくする必要はなくなる。また、中間の絶
縁ノズルに逆止弁の出口と第1の連通孔の出口とを連通
する第2の連通孔を設けるので、上記のようにアーク熱
によって膨張した開離間隙部のガスが補助パッファ室側
へ流れ込む際には、中間の絶縁ノズルと第1,第2の絶
縁ノズルとの間の第1,第2の間隙を通り第1,第2の
連通孔を介して補助パッファ室に入り込む。
【0011】また、この発明によれば、パッファシリン
ダの外径側に主パッファ室とは連通しないように仕切ら
れて構成され,開離間隙部に通ずる連通孔が備えられた
補助パッファ室を設ける。さらに、吹付け孔の出口に主
パッファ室から開離間隙部に向かうガス流のみを通過さ
せる逆止弁を備える。アーク熱によって膨張した開離間
隙部のガスは逆止弁があるので主パッファ室内へ入り込
むことはなくなり、連通孔を介して補助パッファ室側へ
流れ込むようになる。その後、固定接触子が絶縁ノズル
のスロート部を脱出したとき、補助パッファ室に蓄えら
れた大量のガスが連通孔を介して流れ出しアークを吹き
消す。したがって、主パッファ室内はアーク熱による圧
力上昇分はなくなるので、遮断電流が増大しても駆動ロ
ッドの操作力をそれほど大きくする必要はなくなる。ま
た、補助パッファ室がパッファシリンダの外径側を内壁
側とし、この内壁に突設されたドーナツ状の円板に接合
された絶縁筒を外壁側として形成される。軽量な絶縁筒
材で補助パッファ室を構成することができるので、可動
部の重量はそれほど増加しない。したがって、補助パッ
ファ室の付加分に対して駆動ロッドの操作力を増やす必
要はない。
【0012】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例にかかるパッファ形ガス遮断器
の要部構成を示す断面図である。パッファシリンダ50内
に主パッファ室6とは別に仕切られて構成された補助パ
ッファ室16が設けられ、この室には開離間隙部9に通ず
る連通孔16A が備えられている。第1の絶縁ノズル10A
と第2の絶縁ノズル10B との間にはパッファシリンダ50
からのガス流14D を導く中間の絶縁ノズル10C が介装さ
れている。また、中間の絶縁ノズル10C にも連通孔16B
が設けられている。さらに、吹付け孔50A の出口には、
主パッファ室6から開離間隙部9に向かうガス流14D の
みを通過させる逆止弁17が設けられている。その他の構
成は図4における従来の装置のそれと同一なので、同一
部分には同一参照符号を用いることにより詳細な説明は
省略する。
【0013】図1において、アーク15の熱によって膨張
した開離間隙部9のガスは中間の絶縁ノズル10C と第
1,第2の絶縁ノズル10A,10Bとの間隙を通り連通孔16
A, 16Bを介して補助パッファ室16に入り込む。補助パ
ッファ室16のガス圧はアーク15の増加と共に上昇する
が、主パッファ室6へは逆止弁17のためにガスが入り込
むことはなくアーク熱による主パッファ室6のガス圧上
昇分はない。固定接触子3が第1の絶縁ノズル10A のス
ロート部10を脱出したときに、補助パッファ室16から大
量のガスがガス流14E となってアーク15を吹き消す。遮
断電流が増大してもアーク熱による主パッファ室6のガ
ス圧上昇分がないので、駆動ロッド12の反抗力にはあま
り影響しなくなる。
【0014】図2はこの発明の参考例にかかるパッファ
形ガス遮断器の要部構成を示す断面図である。図1の構
成と異なる個所は、中間の絶縁ノズル10C が連通孔16B
を備える代わりに、逆止弁16の出口と開離間隙部9との
間に補助パッファ室16とは連通しないガス室18が設けら
れている点だけである。
【0015】ガス室18が設けられたことによって、開離
間隙部9が開離する初期ではアーク熱によって膨張した
ガスはこのガス室18に蓄えられる。次に、固定接触子3
が中間の絶縁ノズル10C の開口部を抜けた時点で、補助
パッファ室16にガスが流れ込む。したがって、固定接触
子3が第1の絶縁ノズル10A のスロート部10を脱出した
ときに補助パッファ室16およびガス室18に蓄えられたガ
スが流れ出しアークを吹き消す。図1の構成と比べて、
ガス室18を設けた分だけ吹付けガス量が増すので、アー
クを吹き消す能力が増す。
【0016】図3はこの発明の異なる実施例にかかるパ
ッファ形ガス遮断器の要部構成を示す断面図である。吹
付け孔5Aには逆止弁17が配されるとともに、パッファシ
リンダ5の外径側に取り付けられたドーナツ状の円板20
A,20Bおよび絶縁性の支え20C を介して絶縁筒20が配さ
れ、補助パッファ室19が形成されている。補助パッファ
室19と開離間隙部9とは連通孔19Aによって連通してい
る。その他の構成は図4の従来の装置の構成と同様であ
る。
【0017】図1の実施例と構成の異なる点は中間の絶
縁ノズルがないのに加え、補助パッファ室19が絶縁筒20
より形成されていることである。絶縁筒20の材料として
軽量なものを使えば、補助パッファ室19が設けられても
従来の装置よりそれほど重量は増加しない。したがっ
て、補助パッファ室を付加しても駆動ロッドの操作力を
それほど大きくする必要がなくなる。
【0018】
【発明の効果】この発明は前述のように、パッファシリ
ンダ内の主パッファ室の外径側に前記主パッファ室とは
仕切られて構成され,開離間隙部に通ずる第1の連通孔
が備えられた補助パッファ室を設けるとともに、吹付け
孔の出口に前記主パッファ室から前記開離間隙部に向か
うガス流のみを通過させる逆止弁を備え、かつ、中間の
絶縁ノズルに前記逆止弁の出口と前記第1の連通孔の出
口とを連通する第2の連通孔を設けるようにする。従来
の装置では遮断電流が増すにつれて駆動ロッドの操作力
も大きくしなければならないという欠点があったのを、
駆動ロッドの操作力を増さなくとも充分に消弧能力を有
す装置を提供することができる。したがって、従来の装
置における大きさのパッファシリンダを半分に分割して
この発明による主パッファ室と補助パッファ室を構成し
たとしても、従来の装置の半分以下の操作力で同等な消
弧能力が得られ、駆動装置の小型化が可能となるととも
に、ガス遮断器内の構成部品のコンパクト化により重量
も低減されるという利点が得られる。
【0019】また、この発明は前述のように、パッファ
シリンダの外径側に主パッファ室とは仕切られて構成さ
れ,開離間隙部に通ずる連通孔が備えられた補助パッフ
ァ室を設けるとともに、吹付け孔の出口に前記主パッフ
ァ室から前記開離間隙部に向かうガス流のみを通過させ
る逆止弁を備えるようにする。従来の装置では遮断電流
が増すにつれて駆動ロッドの操作力も大きくしなければ
ならないという欠点があったのを、駆動ロッドの操作力
を増さなくとも充分に消弧能力を有す装置を提供するこ
とができる。したがって、従来の装置における大きさの
パッファシリンダを半分に分割してこの発明による主パ
ッファ室と補助パッファ室を構成したとしても、従来の
装置の半分以下の操作力で同等な消弧能力が得られ、駆
動装置の小型化が可能となるとともに、ガス遮断器内の
構成部品のコンパクト化により重量も低減されるという
利点が得られる。また、上記の構成に加えて、補助パッ
ファ室がパッファシリンダの外径側を内壁側とし、この
内壁に突設されたドーナツ状の円板に接合された絶縁筒
を外壁側として形成されるようにする。補助パッファ室
を軽量な絶縁筒で形成できるので、補助パッファ室が付
加されても駆動ロッドの操作力を増さなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかるパッファ形ガス遮断
器の要部構成を示す断面図
【図2】この発明の参考例にかかるパッファ形ガス遮断
器の要部構成を示す断面図
【図3】この発明の異なる実施例にかかるパッファ形ガ
ス遮断器の要部構成を示す断面図
【図4】従来のパッファ形ガス遮断器の要部構成を示す
断面図
【符号の説明】
3 固定接触子 4 可動接触子 50 パッファシリンダ 50A 吹付け孔 6 主パッファ室 60 主パッファ室 7 絶縁碍管 8 固定ピストン 9 開離間隙部 10 スロート部 10A 第1の絶縁ノズル 10B 第2の絶縁ノズル 10C 中間の絶縁ノズル 12 駆動ロッド 12A 排気通路 13 絶縁ロッド 14A ガス流 14D ガス流 14E ガス流 15 アーク 16 補助パッファ室 19 補助パッファ室 16A 連通孔 16B 連通孔 19A 連通孔 17 逆止弁 18 ガス室 20A 円板 20B 円板 20C 支え 20 絶縁筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−10825(JP,A) 特開 昭62−93826(JP,A) 特開 平4−147528(JP,A) 特公 昭57−54886(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/91

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消弧性ガスを充填した金属容器内に、固定
    接触子と、これと接離可能な可動接触子と、この可動接
    触子に連動するパッファシリンダと、このパッファシリ
    ンダ内に主パッファ室を形成する固定ピストンと、前記
    可動接触子を包囲し前記主パッファ室で圧縮されたガス
    を前記パッファシリンダの反固定ピストン側に設けられ
    た吹付け孔から前記固定接触子と可動接触子との間の開
    離間隙部に導く絶縁ノズル部とを備えたものにおいて、
    前記パッファシリンダ内の前記主パッファ室の外径側に
    前記主パッファ室とは連通しないように仕切られて構成
    され,前記開離間隙部に通ずる第1の連通孔が備えられ
    た補助パッファ室を設けるとともに、前記吹付け孔の出
    口に前記主パッファ室から前記開離間隙部に向かうガス
    流のみを通過させる逆止弁を備え、かつ、前記絶縁ノズ
    ル部が外周側から順に第1の絶縁ノズルと中間の絶縁ノ
    ズルと第2の絶縁ノズルとが同軸に配設されたものから
    なり、前記補助パッファ室と前記開離間隙部とを前記第
    1の連通孔を介して連通させる第1の間隙が前記第1の
    絶縁ノズルと前記中間の絶縁ノズルとの間に形成される
    とともに、前記主パッファ室と前記開離間隙部とを前記
    逆止弁を介して連通させる第2の間隙が前記中間の絶縁
    ノズルと前記第2の絶縁ノズルとの間に形成され、前記
    中間の絶縁ノズルに前記逆止弁の出口と前記第1の連通
    孔の出口とを連通する第2の連通孔を設けてなることを
    特徴とするパッファ形ガス遮断器。
  2. 【請求項2】消弧性ガスを充填した金属容器内に、固定
    接触子と、これと接離可能な可動接触子と、この可動接
    触子に連動するパッファシリンダと、このパッファシリ
    ンダ内に主パッファ室を形成する固定ピストンと、前記
    可動接触子を包囲し前記主パッファ室で圧縮されたガス
    を前記パッファシリンダの反固定ピストン側に設けられ
    た吹付け孔から前記固定接触子と可動接触子との間の開
    離間隙部に導く絶縁ノズルとを備えたものにおいて、前
    記パッファシリンダの外径側に前記主パッファ室とは連
    通しないように仕切られて構成され,前記開離間隙部に
    通ずる連通孔が備えられた補助パッファ室を設けるとと
    もに、前記吹付け孔の出口に主パッファ室から前記開離
    間隙部に向かうガス流のみを通過させる逆止弁を備え、
    かつ、前記補助パッファ室が前記パッファシリンダの外
    径側を内壁側とし、この内壁に突設されたドーナツ状の
    円板に接合された絶縁筒を外壁側として形成されてなる
    ことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
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