JP3132178U - X線透視撮影装置 - Google Patents

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啓史 井上
徹 中山
勲 中田
吉秀 鈎
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Abstract

【課題】術者の足先およびフットスイッチが滅菌カバーで覆われた不十分な触認環境および不十分な目視環境で発生するフットスイッチの踏み違いおよび、踏み違いで発生する被検者および術者への不必要なX線被爆を減少させる構造を提供する。
【解決手段】フットスイッチ箱20のカバー21の手前側低床面上に、X線透視用のフットスイッチ22aおよびX線撮影用のフットスイッチ22bを設ける。フットスイッチ22aは踏み込みにより右側面24側から見て支軸23aを中心として反時計方向に、またフットスイッチ22bは支軸23bを中心として時計方向に押し下げられるように各支軸を配設し、フットスイッチ22aを術者の踵方向で、フットスイッチ22bを足指先方向で踏み込む構造として、触感を差別化する。
【選択図】 図1

Description

本考案は被検者のX線透視およびX線撮影により医用診断を行うためのX線透視撮影装置に関する。
X線透視撮影装置(以下、単に「撮影装置」と称す)においては、一般に被検者の検査部位のX線透視像を視認する構造を備え、視認を行いつつ必要な時点でX線撮影が行われる。装置には透視・撮影などのON/OFF操作を行うためのフットスイッチボックスが設けられており、フットスイッチボックスには複数の足踏み式のフットスイッチが設けられている。フットスイッチを設けることによって、術者は腕および掌など上半身側で行われる装置操作およびモニタ確認などの自由度を確保しつつ、同時に透視・撮影などのON/OFF操作を行うことが可能になる。たとえば撮影装置の一つである血管造影用の診断装置ではフットスイッチを備えることにより、カテーテル操作などを行いながら透視や撮影を行うことができる。
上記のフットスイッチには種々の形状のもの、すなわちペダル型や押ボタン型のスイッチが並設または前後に段をつけて配設されているものや、シーソー型のペダルスイッチとしたものなどがある。たとえば特許文献1には、内視鏡システム装置に使用されている従来のフットスイッチの一例が記載されている。
以下、図3および図4によって従来の撮影装置の基本的な構成と作動を説明する。図3において、放射線を透過する材料で作製された天板1は基台2上を長手方向に滑動する。最初天板1はCアーム5から離れた位置にあり、天板1上に人体等の被検者(図示せず)が載置される。被検者を載置後、天板1をCアーム5方向に移動させ被撮影部位をX線管3とX線検出器4の中間に置き、X線管3から放射されたX線をX線検出器4で検出する。
X線検出器4としてはたとえばイメージインテンシファイアやフラットパネル型検出器などが使用される。Cアーム5はアーム軸7を介設してアーム台6によって支持されている。Cアーム5は傾斜撮影を行うためアーム軸7を中心として揺動可能な構造になっており、適切な方向・角度からのX線透視撮影が可能である。
図4は検査時の主要機器等を示した側面図である。図4において図3と同じ符号の部品の構造および作動は図3と同一である。天板1上には被検者8が載置される。術者9は被検者8の側面に立ち、X線画像や各要素の作動状況などが表示されるモニタ10を監視しながら手許スイッチ(図示せず)による手動操作を行い、被検者8の検査部位をX線管3とX線検出器4の中間に移動する。更に術者9はフットスイッチ箱11内の適切なフットスイッチ(図示せず)を踏むことによって、透視・撮影のON/OFF操作を行う。検査室には撮影装置の各機器の作動を制御するための検査室制御盤12が配設されており、フットスイッチ箱11はケーブルを経由して検査室制御盤12に接続されている。
この際、術者9は常にモニタ10を監視しており、原則としてフットスイッチ箱11を見ることはない。図5はフットスイッチ箱11の構造の一例である。カバー13内外には2個のフットスイッチ14が配設されている。フットスイッチ14はカバー13内に支軸を有しており、足踏みによってフットスイッチ14の手前側が下方に回転し、機器操作のための適切な信号が出力される。フットスイッチ14はたとえば左から、X線透視開始、X線撮影開始に使用される。図5においては、現在どのフットスイッチを踏み込んでいるかを足先部分の触覚によって判別することを意図して、各フットスイッチ14は仕切板15で仕切られている。
特開2001−120492号公報
従来の撮影装置の構造は以上のとおりであるが、この構造ではフットスイッチの踏み違いによる誤作動の防止が十分でない。すなわち、各フットスイッチ間には図5に示されるように仕切板15が設けられているとは言うものの、X線透視撮影検査が行われる際はフットスイッチは滅菌カバーで覆われ、術者の足先部分も検査用の靴の上から更に滅菌カバーで覆われることが通常であり、このような触認の難しい状態でたとえばカテーテル操作などと並行して目的のフットスイッチの選択作業を行っていると、触認が不十分になり誤ったフットスイッチを踏み込む事例が発生し、被検者に不必要なX線誤照射が発生する原因になる。またこれを避けるため操作途上で度々術者がフットスイッチ箱方向を目視すると、カテーテル操作などの作業ひいては工程が阻害され、診断の信頼性にも影響を与える。
またフットスイッチに替えて形状が相互に異なった押ボタン形状のスイッチを採用している場合なども、上記の滅菌カバー使用の環境で目視せずにスイッチ相互を確実に判別することは難しく、同様の誤操作が発生する。これらの誤操作は、誤認の再確認、再操作などによる検査工程の遅延を発生させ、また誤照射などによる被検者や術者に対するX線被爆量増大の危険性を増大させる。本考案はこのような問題点を解決する手段を提供することを目的とする。
本考案が提供する撮影装置は、足踏み操作で支軸を中心に揺動させてスイッチ操作を行うフットスイッチを複数個並設し、各フットスイッチのスイッチ操作でX線透視撮影を行う撮影装置において、少なくとも2つのフットスイッチの支軸をそれぞれ異なる位置に設定する。またX線撮影用のフットスイッチの支軸を術者から見て手前側に設ける。
本考案によれば、各フットスイッチ毎に支軸の位置が異なるので、たとえばX線透視用フットスイッチとX線撮影用フットスイッチでは踏み込み時の術者脚部の置き方および触感がそれぞれ異なる。したがって触感の差別化が可能となり、踏み間違いを防止することができる。また、X線撮影用のフットスイッチの支軸を手前側に配設し、比較的踏み込み難い形態とすることで、当該フットスイッチの手前側を踏んだ場合および奥側を浅く踏んだ場合にはX線が照射されず、被検者への不要なX線照射を防ぐことができる。
本考案が提供する撮影装置はつぎのような特徴を有している。第1の特徴は足踏み操作で支軸を中心に揺動させてスイッチ操作を行うフットスイッチを複数個並設し、各フットスイッチのスイッチ操作でX線透視撮影を行う撮影装置において、少なくとも2つのフットスイッチの支軸をそれぞれ異なる位置に設定した点である。また第2の特徴はX線撮影用のフットスイッチの支軸を術者から見て手前側に設けた点であり、これらの特徴を備えた形態が最良の形態である。
以下図示例にしたがって説明する。図1は本考案の実施例の斜視図である。フットスイッチ箱20のカバー21の手前側低床面上には、X線透視用のフットスイッチ22aおよびX線撮影用のフットスイッチ22bが設けられている。フットスイッチ22aは足踏みにより、右側面24側から見て支軸23aを中心として反時計方向に、またフットスイッチ22bは支軸23bを中心として時計方向に押し下げられるように、各支軸の位置が定められている。
図2は足踏み時の術者脚部25と各フットスイッチの位置関係の例を示している。図2(A)は術者9(図4参照)がX線透視を行うために、正常にX線透視用のフットスイッチ22aを踏み下げようとする場合の術者脚部25とフットスイッチ22aの位置関係を示している。この場合は支軸23aは右側にあり、支障無く正常な踏み下げが可能である。この踏み下げにより、X線透視が行われる。
図2(B)は術者9がX線透視を行おうとして、誤ってX線撮影用のフットスイッチ22bに足を置いたときの術者脚部25とフットスイッチ22bの位置関係を示している。支軸23bはフットスイッチ22bの左側、すなわち術者脚部25の踵下部方向にあるので踏み下げには抵抗感が発生し、誤った操作であることが術者9に伝達される。したがってX線透視を意図した場合に誤ってX線撮影用のX線が放射されることが防止される。
図2(C)は術者9が正常にX線撮影用のフットスイッチ22bを踏み下げようとする場合の術者脚部25とフットスイッチ22bの位置関係を示している。支軸23bは左側にあるので、術者9は支障無く足指部分によって踏み下げを行うことが可能である。この踏み下げにより、正常にX線撮影が行われる。
図2(D)は術者9がX線撮影を行おうとして、誤ってX線透視用のフットスイッチ22aに足を置いたときの術者脚部25とフットスイッチ22aの位置関係を示している。支軸23aはフットスイッチ22aの左側、すなわち術者脚部25の足指部分の直下方向にあるので踏み下げは困難となり、X線撮影を意図して誤ってX線透視を行う誤操作は防止される。
本考案は上記の実施例に限定されるものではなく、更に種々の変形実施例を挙げることができる。たとえば必要な機能数に応じて、2個以上のフットスイッチについてそれぞれの支軸を別位置に定め、3個以上のフットスイッチを配設しても良い。各フットスイッチ間には触感を向上させるための仕切板を挿入しても良い。また各フットスイッチの踏み込み力に変化を持たせ、たとえばX線撮影用フットスイッチには、より大きな踏み込み力を要するようにして触感差を一層向上させ、誤った踏み込みによるX線被爆を一層減少させる構造も考えられる。各フットスイッチの配置は横方向に限定されることはなく、前後にたとえば段差を設けて配設しても良い。また図4ではフットスイッチ箱11はケーブルを経由して検査室制御盤12に接続されているが、本考案のフットスイッチ箱20と装置との電気的接続は電波または赤外線等によるワイヤレス方式でも良い。本考案はこれらをすべて包含する。
本考案は被検者のX線透視およびX線撮影により医用診断を行うためのX線透視撮影装置に適用することができる。
本考案の実施例の構造の一例を示す斜視図である。 本考案の実施例の作動を示す図である。 X線透視撮影装置の主要部分の構造を示す図である。 X線透視撮影装置の透視または撮影時の主要要素の配置を示す図である。 従来のフットスイッチ箱の構造の一例を示す図である。
符号の説明
1 天板
2 基台
3 X線管
4 X線検出器
5 Cアーム
6 アーム台
7 アーム軸
8 被検者
9 術者
10 モニタ
11 フットスイッチ箱
12 検査室制御盤
13 カバー
14 フットスイッチ
15 仕切板
20 フットスイッチ箱
21 カバー
22a フットスイッチ
22b フットスイッチ
23a 支軸
23b 支軸
24 右側面
25 術者脚部

Claims (2)

  1. 足踏み操作で支軸を中心に揺動させてスイッチ操作を行うフットスイッチを複数個並設し、各フットスイッチのスイッチ操作でX線透視撮影を行うX線透視撮影装置において、少なくとも2つのフットスイッチの支軸をそれぞれ異なる位置に設定したことを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. X線撮影用の前記フットスイッチの前記支軸を、術者から見て手前側に設けたことを特徴とする請求項1記載のX線透視撮影装置。
JP2007001897U 2007-03-22 2007-03-22 X線透視撮影装置 Expired - Lifetime JP3132178U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056091A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Toshiba Corp フットスイッチ及びx線診断装置
JP7560333B2 (ja) 2020-11-19 2024-10-02 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 フットスイッチ装置、寝台装置、及び医用画像診断装置

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