JP3131977U - 樽風味酒 - Google Patents

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Abstract

【課題】均質な樽の風味を有する樽風味酒を提供する。
【解決手段】木材以外の材料にて形成した透光性容器1と、この容器内に収納したアルコール飲料と、該容器内の飲料に浸かるように収納された所定量のこの味・香りを出すことのできる木材にて略環状に形成された樽風味材4とから構成されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この考案は、アルコール飲料とともに所定の木片を容器内に封入することにより、樽を印象づける視覚的効果とともに、木片より醸し出される風味にて、所定の樽風味を有するアルコール飲料を得ることのできる樽風味酒に関する。
従来より、樽酒は樽に日本酒を入れて所定時間経過させ、樽の味や香りを付けており、本案にて示すように、手頃な容器内に酒とともに所定の木片を封入することによって樽風味酒を得られるものはなかった。
既述のように、樽風味を有する酒を得るには樽内に酒を一定時間入れておき、これにて樽を構成する木材の味・香りを酒に移す以外に方法はなかった。
しかし、樽を構成している木材の種類や新旧および時間等によって、樽に詰められた日本酒につく樽の味や香りが異なり、一定の品質に保つことは熟練者以外には難しかった。
このため、樽酒は受注生産以外は生産できず、ビンや缶に詰めて販売するような販売方法が取れないという問題があった。さらに、樽を用いるので所定量を一度に使い切らねばならず、個人もしくは少人数での利用には適さないという問題があった。
本案は、以上のような従来からの樽酒に関わる課題を解決するために考案されたもので、所定容器に酒とともに所定の環状木片を封入することにより、樽を思わせる外観とともに均質な樽風味酒を手軽に得ることのできる新規かつ有用なる物品を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本案は、以下の構成とした。
すなわち、木材以外の材料にて形成した透光性容器と、この容器内に収納したアルコール飲料と、該容器内の飲料に浸かるように収納された所定量の木の味・香りを出すことのできる木材にて略環状に形成された樽風味材とから構成する。本案は以上の構成よりなる樽風味酒である。なお、樽風味材に、適宜に文字・図形を、刻印、焼き印、印刷、切り抜きの中から任意に選択した手段にて表現して構成してもよい。
本案は下記の効果を有する。
1.容器内に酒と所定の樽風味材を封入するので、従来のように樽に日本酒を入れてから出荷するまでの期間による味や香りの変化が無く、熟成効果によって常に均等な味と香りを保つことができ、長期保存も可能である。
2.所定容器内に所定の樽風味材を封入する方式のため、だれでも簡単かつ容易に均質な樽風味の酒を造ることができる。
3.適当容量の容器を用いることにより、多量生産が可能となり、個人や少人数での利用に向いた商品を提供することができる。
4.樽風味材を適宜に選択することにより、日本酒以外の酒にも利用することができる。
5.透光性容器内に環状の樽風味材を封入することにより、樽をイメージさせる外観上の特徴を表出させることができ、印刷その他の手段にて文字や図形を表現することにより、より面白みのあるデザインを得ることができる。
以下、本案の実施形態について説明する。
図において、1は透明ガラスビンで形成された容器で、上部の口部にはその外周に雄ネジが形成され、この雄ネジに螺合する雌ネジを内設した蓋2が螺着している。この容器の外面中ほどはやや小径となり、この部分に所定の文字・図案等が印刷された不透明素材によるラベル3が貼着される。4は樽風味材である。この樽風味材は、選択した木材を所定厚さ・巾に削り取って丸め、平面視略環状に形成したもので、前記の容器内に日本酒とともに封入され、また、樽風味材は若干の弾力を有してその外径を大とする方向に広がろうとするが、容器内面に接してその外径は制限され、外観上は透明ビンと近似の形状となって、樽をイメージさせる外観的特徴が得られる。
この樽風味材としては、杉、檜、樫、紅葉樹、キハダ、シコロ等が利用に適している。
上記のごとく所定状態に封入された容器内では、酒が風味材に染み込み、風味材の有する味や香りが酒に移って、所定時間の放置にて飲用に適した状態となる。
一定時間の放置にて樽風味材の風味は酒に移り、いわゆる熟成がなされ、それ以後は樽風味酒の味と香りに変化はなく、すなわち均質な樽風味酒として飲用することができる。
なお、樽風味材に、適宜に文字や図形を、刻印、焼き印、印刷、切り抜き等の手段を用いて表現することにより、視覚的に面白みのあるものとすることができる。
アルコール飲料としては、日本酒以外に焼酎、ウィスキー、ブランデー、ワイン等があるが、樽風味材の木材種類を適宜に選択して用いることによって木材の味と香りを付加した新規な飲料を得ることも可能である。
本案の利用形態としては、通常の飲用の他に、記念日のお祝品例えば結婚式、金婚式、銀婚式、誕生日、成人式、酒のタイムカプセル等として使用でき、あるいは観光みやげとしても有効に利用することができる。
以上のごとく、本案によって従来にない新規な樽風味酒を提供することができる。
本考案の樽風味材の平面図 本考案の樽風味材の正面図(縦線は木目を意味する) 本考案の正面図(点線円は文字を意味する) A−A断面図 本考案の要部説明図(一部略)
符号の説明
1 容器
2 蓋
3 ラベル
4 樽風味材

Claims (2)

  1. 木材以外の材料にて形成した透光性容器と、この容器内に収納したアルコール飲料と、該容器内の飲料に浸かるように収納された所定量の木の味・香りを出すことのできる木材にて略環状に形成された樽風味材とから構成されることを特徴とする樽風味酒。
  2. 樽風味材に、適宜に文字・図形を、刻印、焼き印、印刷、切り抜きの中から任意に選択した手段にて表現してなる請求項1記載の樽風味酒。
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