JP3131503U - 鋼種表示及び呼び名表示を有するネジ節鉄筋 - Google Patents

鋼種表示及び呼び名表示を有するネジ節鉄筋 Download PDF

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秀雄 小野
直伸 高橋
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Abstract

【課題】ネジ節鉄筋の呼び名(径)の識別が確実に行え、異なるネジ節鉄筋を間違えて配筋してしまうような虞がなくなり、鋼種表示用突起及び呼び名表示用突起を設けた部分がより目立つようになり、ネジ節鉄筋の鋼種(種類)と呼び名(径)の識別が確実に行え、定着具や継ぎ手の使用に影響を与えないネジ節鉄筋を提供する。
【解決手段】所定のネジ節部2を表示用低節部2aとし、この表示用低節部2aは、ネジ節部2より高さが低く、且つネジ節部2よりその頂面部分の幅を広く形成し、表示用低節部2aの幅広な頂面部分に、予め定めた鋼種表示用突起5と、予め定めた呼び名表示用突起6とを設け、鋼種表示用突起5及び呼び名表示用突起6の先端部分は、ネジ節部2の頂面を含むような円筒面より低くなるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に、鉄筋コンクリート構造物の柱の主筋や、壁や床の主筋や副筋等として使用される鋼種表示及び呼び名表示を有するネジ節鉄筋に関するものである。
従来、この種のネジ節鉄筋にあっては、例えば、特許文献1に示すようなものが開示されており、これは、鉄筋本体の周面が、互いに径方向に対峙する一対の第1面部分と、第1面部分間に位置するとともに互いに径方向に対峙する一対の第2面部分とを有し、これら第1,第2面部分が鉄筋本体の長手方向に沿って延び、一対の第1面部分にのみネジ山が形成されたネジフシ鉄筋において、上記第1面部分には、上記ネジ山の間に位置して、ネジフシ鉄筋の種類を識別するための凸形状のマークが形成されたものである。
特開平9−189095号公報
ところが、特許文献1にあっては、凸形状のマークによってネジ節鉄筋の種類を識別できるようになっているだけで、その呼び名(径)は、作業者の経験から識別していた。そのため、異なるネジ節鉄筋を間違えて配筋してしまう虞があった。
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消し、呼び名表示用突起を設けて、ネジ節鉄筋の呼び名(径)の識別が確実に行えるようにすると共に、鋼種表示と呼び名表示がより目立つようにすべく案出されたものである。
しかして、前述の如き課題を達成すべく、請求項1記載のネジ節鉄筋にあっては、略丸棒状の鉄筋基部1の外周表面に、その軸心方向に沿って一対の平坦部3を平行に配すると共に、一対の平坦部3の間に螺旋方向に沿った多数のネジ節部2を配してなるネジ節鉄筋であって、所定のネジ節部2を表示用低節部2aとすると共に、この表示用低節部2aは、ネジ節部2より高さが低く、且つネジ節部2よりその頂面部分の幅が広くなるように形成され、前記表示用低節部2aの幅広な頂面部分に、予め定められた鋼種表示用突起5と、予め定められた呼び名表示用突起6とを設け、鋼種表示用突起5及び呼び名表示用突起6の先端部分は、ネジ節部2の頂面を含むような円筒面より低くなるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載のネジ節鉄筋にあっては、前記鋼種表示用突起5は、略半球状の突起の配設状態によって設定され、前記呼び名表示用突起6は、略半円柱状の突起の配設状態によって設定されるように構成する手段を採用した。
従って、請求項1のネジ節鉄筋によれば、呼び名表示用突起6を設けたので、ネジ節鉄筋の呼び名(径)の識別が確実に行えるようになり、異なるネジ節鉄筋を間違えて配筋してしまうような虞のないものとなる。
特に、所定のネジ節部2を表示用低節部2aとすると共に、この表示用低節部2aは、ネジ節部2より高さが低く、且つネジ節部2よりその頂面部分の幅が広くなるように形成され、前記表示用低節部2aの幅広な頂面部分に、予め定められた鋼種表示用突起5と、予め定められた呼び名表示用突起6とを設けたので、鋼種表示用突起5及び呼び名表示用突起6を設けた部分がより目立つようになり、ネジ節鉄筋の鋼種(種類)と呼び名(径)の識別が確実に行えるようになる。
更に、鋼種表示用突起5及び呼び名表示用突起6の先端部分は、ネジ節部2の頂面を含むような円筒面より低くなるように構成したので、ネジ節部2を利用した定着具や継ぎ手の使用に影響を与えないものとなる。
また、請求項2のネジ節鉄筋によれば、鋼種表示用突起5による鋼種(種類)表示と、呼び名表示用突起6による呼び名(径)表示とを混同することがないものとなる。
以下、本考案を説明すると、次の通りである。
本考案は、鉄筋コンクリート構造物の柱の主筋や、壁や床の主筋や副筋等として使用され、略丸棒状の鉄筋基部1の外周表面に、その軸心方向に沿って一対の平坦部3を平行に配すると共に、一対の平坦部3の間に螺旋方向に沿った多数のネジ節部2を配してなるネジ節鉄筋に係るものである。
具体的には、所定のネジ節部2を表示用低節部2aとすると共に、この表示用低節部2aを、ネジ節部2より高さが低く、且つネジ節部2よりその頂面部分の幅が広くなるように形成する。
そして、前記表示用低節部2aの幅広な頂面部分に、予め定められた鋼種表示用突起5と、予め定められた呼び名表示用突起6とを設ける。
更に、鋼種表示用突起5及び呼び名表示用突起6の先端部分は、ネジ節部2の頂面を含むような円筒面より低くなるように構成したものである。
また、前記鋼種表示用突起5は、略半球状の突起の配設状態によって設定され、前記呼び名表示用突起6は、略半円柱状の突起の配設状態によって設定されるように構成されている。
前記鉄筋基部1は、例えば、かなり長尺な丸棒状を呈し、その外周表面には、一対の平行な細長帯状の平坦部3が軸心方向に沿って配設されている。
前記ネジ節部2は、例えば、鉄筋基部1の外周表面に於いて、一対の平坦部3の間部分(平坦部3を除く部分)に、複数条の螺旋方向に沿って配されている。更に、ネジ節部2は、縦断面略台形状に形成され、しかも、ネジ節部2の両端部分は、その高さが漸次低くなって平坦部3に連続するように形成されている。
前記表示用低節部2aは、例えば、適宜間隔を隔てた位置にあるネジ節部2が選択され、この表示用低節部2aは、ネジ節部2より高さが低く(図2参照)、ネジ節部2の頂面部分の幅より広く(図1参照)形成されている。尚、表示用低節部2aの左右傾斜面部分は、ネジ節部2の左右傾斜面部分と同じ傾斜状態に形成されており、定着具や継ぎ手等がスムーズに螺合できるように形成してある。
前記鋼種表示用突起5は、例えば、略半球状を呈し、前記表示用低節部2aの幅広な頂面部分の一端がわに配されており、しかも、その先端部分は、ネジ節部2の頂面を含む円筒面より低くなるように形成されている。
そして、その種類が「SD345」のものは、一つの鋼種表示用突起5を配することで表示し、「SD390」のものは、二つの鋼種表示用突起5を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示し、「SD490」のものは、三つの鋼種表示用突起5を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示し、「SD685A」のものは、例えば、二つの鋼種表示用突起5を表示用低節部2aの長手方向に沿って配すると共に、その間隔をかなり長く設定することで表示し、「SD685B」のものは、例えば、三つの鋼種表示用突起5を表示用低節部2aの長手方向に沿って配すると共に、二つの鋼種表示用突起5の間隔をかなり長く設定することで表示する。
前記呼び名表示用突起6は、例えば、略半円柱状を呈し、前記表示用低節部2aの幅広な頂面部分の他端がわに配されており、しかも、その先端部分は、ネジ節部2の頂面を含む円筒面より低くなるように形成されている。
そして、その呼び名が「D13」のものは、例えば、一つの呼び名表示用突起6を配することで表示し、「D16」のものは、例えば、二つの呼び名表示用突起6を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示し、「D19」のものは、例えば、三つの呼び名表示用突起6を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示する。更に、「D22」、「D32」、「D41」、「D51」のものは、例えば、一つの呼び名表示用突起6を配することで表示し、「D25」、「D35」のものは、例えば、二つの呼び名表示用突起6を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示し、「D29」、「D38」のものは、例えば、三つの呼び名表示用突起6を表示用低節部2aの長手方向に沿って配することで表示する。
尚、呼び名表示用突起6は、略半円柱状の突起としてあるが、例えば、略半円柱状の凹部で構成するようにしても良い。
ところで、ネジ節鉄筋の具体的構成、形状、寸法、材質、鉄筋基部1の具体的構成、形状、寸法、材質、ネジ節部2の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、表示用低節部2aの具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、平坦部3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、鋼種表示用突起5の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、呼び名表示用突起6の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案のネジ節鉄筋を例示する部分平面図である。 本考案のネジ節鉄筋を例示する一部切欠側面図である。
符号の説明
1 鉄筋基部
2 ネジ節部
2a 表示用低節部
3 平坦部
5 鋼種表示用突起
6 呼び名表示用突起

Claims (2)

  1. 略丸棒状の鉄筋基部の外周表面に、その軸心方向に沿って一対の平坦部を平行に配すると共に、一対の平坦部の間に螺旋方向に沿った多数のネジ節部を配してなるネジ節鉄筋であって、所定のネジ節部を表示用低節部とすると共に、この表示用低節部は、ネジ節部より高さが低く、且つネジ節部よりその頂面部分の幅が広くなるように形成され、前記表示用低節部の幅広な頂面部分に、予め定められた鋼種表示用突起と、予め定められた呼び名表示用突起とを設け、鋼種表示用突起及び呼び名表示用突起の先端部分は、ネジ節部の頂面を含むような円筒面より低くなるように構成したことを特徴とする鋼種表示及び呼び名表示を有するネジ節鉄筋。
  2. 前記鋼種表示用突起は、略半球状の突起の配設状態によって設定され、前記呼び名表示用突起は、略半円柱状の突起の配設状態によって設定されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の鋼種表示及び呼び名表示を有するネジ節鉄筋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190571A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Tokyo Tekko Co Ltd 異形棒鋼の鋼種表示方法および異形棒鋼並びに剪断補強筋

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