JP3131108B2 - 電気自動車用コネクタ - Google Patents

電気自動車用コネクタ

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JP3131108B2
JP3131108B2 JP07005938A JP593895A JP3131108B2 JP 3131108 B2 JP3131108 B2 JP 3131108B2 JP 07005938 A JP07005938 A JP 07005938A JP 593895 A JP593895 A JP 593895A JP 3131108 B2 JP3131108 B2 JP 3131108B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/642Means for preventing incorrect coupling by position or shape of contact members

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載され
た機器のバスバーに端子を直付けする電気自動車用コネ
クタに関し、詳しくは、異なる向きのバスバーに対し共
用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用コネクタ(以下、「コネク
タ」という)には、機器のバスバーに端子が直接接続さ
れる直付けタイプのものがある。この種のコネクタで、
端子にリブを設け端子の回動を規制したものの一例を、
図14〜図16により説明する。図14は従来のコネク
タに挿着される端子の斜視図、図15は端子が挿着され
たコネクタの縦断面図、図16は端子規制方向が異なる
二つのコネクタの後面図である。図14に示すように、
例えば、雌タイプの端子1の先端には円筒状の電気接触
部3が形成され、電気接触部3の後方には平板状のバス
バー接続部5が延設される。バスバー接続部5は、幅寸
法Aが電気接触部3の外径Bより大きく形成され、電気
接触部3から段部となって突出した部分がリブ7とな
る。一方、図15に示すように、コネクタハウジング9
には端子1を収容する端子収容室11が形成され、端子
収容室11はコネクタハウジング9の後面で端子挿入口
13となって開口する。
【0003】端子1のバスバー接続部5は、図示しない
平板状のバスバーとボルト・ナットにより平行に固定さ
れる。ところが、機器などの仕様上、このバスバーの向
きは、垂直・水平方向(端子挿入方向を中心軸に90°
回動した方向)に異なる場合がある。
【0004】このため、従来では、図16に示すよう
に、リブ7が嵌合される角穴状の切欠15を端子挿入口
13に形成するとともに、垂直方向(図16Bの場合)
又は水平方向(図16Aの場合)に切欠15が形成され
たコネクタハウジング9a、9bを別々のタイプで用意
し、バスバーの方向に一致したタイプのコネクタハウジ
ング9a、9bを選択して使用することにより、向きの
異なるバスバーへの接続に対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、向きの
異なるバスバーに対応するため、バスバーの方向別に異
なるタイプのコネクタハウジング9a、9bを用意すれ
ば、コネクタハウジング9の種類が増え、金型などの投
資コストが増大するとともに、部品管理が煩雑となる問
題があった。そして、このことは多極のコネクタにおい
て、端子方向が個々に異なる場合(種類が著しく増える
ため)より顕著となった。また、従来のコネクタでは、
端子1の方向を規制するためのリブ7が、電気接触部3
より大径で形成されていたので、端子1の製作におい
て、リブ7の外径Aを有する金属良導体例えば銅棒を電
気接触部3の外径Bまで切削して加工しなければなら
ず、加工工数が増えるとともに、製品にできる部分の素
材に対する割合、即ち歩留りが悪く、製作コストが増大
する問題があった。更に、従来のコネクタでは、端子1
の誤挿入があった場合、端子1を外す際にコネクタハウ
ジング9を傷つけ、コネクタハウジング9を交換しなけ
ればならない場合があった。本発明は上記状況に鑑みて
なされたもので、異なる向きのバスバーに対し共用が可
能となるとともに、端子が安価となるコネクタを提供
し、もって、バスバー方向に対応させるためのコネクタ
種類の削減、製作コストの低減を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電気自動車用コネクタの構成は、垂直又
は水平に配置される平板状のバスバーへ端子に形成され
た同じく平板状のバスバー接続部を平行に接続固定する
電気自動車用コネクタであって、コネクタハウジングに
略円柱空間状の端子収容室を形成し、該端子収容室の内
壁に直径方向内側に膨出する回り止め面を形成し、端子
の胴部を前記端子収容室に嵌合する略棒状に形成し、該
端子の胴部後端から該胴部と同一外径の前記平板状のバ
スバー接続部を延設し、該端子を前記端子収容室に挿入
する際、前記回り止め面と選択的に当接できるように直
交する二つの面を、前記端子の胴部に欠切して形成した
ことを特徴とするものである。また、本発明に係る電気
自動車用コネクタの構成は、垂直又は水平に配置される
平板状のバスバーへ端子に形成された同じく平板状のバ
スバー接続部を平行に接続固定する電気自動車用コネク
タであって、コネクタハウジングに円柱空間状の端子収
容室を形成し、端子の胴部を前記端子収容室に嵌合する
棒状に形成し、前記端子収容室に該端子が装着された際
該端子収容室の端子挿入部から突出される前記平板状の
バスバー接続部を該端子の胴部後端から該胴部と同一外
径で延設し、端子挿入方向を中心軸に90°ごとに回動
した任意の向きで前記端子挿入部に装着されるリヤホル
ダーを具備し、該リヤホルダーの装着時に該リヤホルダ
ーと相対回転不能に前記バスバー接続部が嵌通される角
穴を該リヤホルダーに穿設したことを特徴とするもので
あってもよい。
【0007】
【作用】コネクタハウジングに回り止め面を形成した電
気自動車用コネクタでは、回り止め面に、端子に形成さ
れた直交面のどちらか一方を選択的に当接させること
で、端子のバスバー接続部が垂直・水平の任意の方向で
固定可能となる。また、端子の胴部から突出する部分
(従来のリブ)が不要となり、素材の外径が端子の外径
と同一となる。リヤホルダーを具備した電気自動車用コ
ネクタでは、端子収容室内で回動自在な端子に相対回動
不能にリヤホルダーが嵌通され、このリヤホルダーが9
0°ごとに回動した任意の向きでコネクタハウジングに
装着され、リヤホルダーを介してバスバー接続部が垂直
・水平の任意の方向で固定可能となる。そして、端子誤
挿入の際、リヤホルダーを外すのみで、端子が回動可能
となる。また、リヤホルダーによっても端子が保持され
ることになる。更に、上述同様、端子の胴部から突出す
る部分(従来のリブ)が不要となり、素材の外径が端子
の外径と同一となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの好適な実施例
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る
コネクタの端子挿着状態の縦断面図、図2は本発明に係
るコネクタに用いられる端子の側面図、図3は図2の後
面図、図4は本発明に係るコネクタに用いられるコネク
タハウジングの縦断面図、図5は図4の後面図である。
図2に示すように、端子21には棒状の胴部23が形成
され、胴部23の先端には雄タイプの電気接触部25が
突設される。胴部23の外周には周溝27が形成され、
周溝27は後述するコネクタハウジング内の係止爪と係
合する。胴部23の後部には平板状のバスバー接続部2
9が延設され、バスバー接続部29の幅寸法は胴部23
の外径Cと同一となる(図3参照)。従って、端子21
は、胴部23の外径Cと同一外径の金属良導体例えば銅
棒を切削することで製作可能となる。バスバー接続部2
9には固定穴31が穿設され、バスバー接続部29はこ
の固定穴31を介して図1に示す平板状のバスバー33
へボルト35で接続固定される。図3に示すように、胴
部23には直径方向に胴部23を切削(欠切)した直交
する二つの面(直交面)39a、39bが形成され、直
交面39a、39bは後述するコネクタハウジング内の
一つの回り止め面と選択的に当接する。なお、本実施例
における二つの面39a、39bとバスバー接続部29
との相対位置は、二つの面39a、39bの間に水平状
態のバスバー接続部29が挟まれる位置関係(図3の状
態)にあるが、これに限定されるものではない。
【0009】一方、図4に示すように、絶縁樹脂材から
なるコネクタハウジング41には端子21が挿入される
略円柱空間状の端子収容室43が形成され(本実施例で
は二極のため二つの端子収容室43が形成され)、端子
収容室43はコネクタハウジング41の後面で端子挿入
口45となって開口する。端子収容室43には可撓性を
有する係止爪47が設けられ、係止爪47は端子21の
周溝27と係合して端子21の抜けを規制する。図5に
示すように、端子収容室43の内壁には直径方向内側に
膨出した回り止め面49が形成され、回り止め面49は
端子21の直交面39a、39bのどちらか一方に選択
的に当接する。つまり、端子21は、直交面39a、3
9bのどちらか一方を回り止め面49に当接すること
で、バスバー接続部29が端子挿入方向を中心軸に90
°回動した垂直・水平の両方の向きで端子収容室43に
挿入可能となる。なお、回り止め面49は、左右の端子
収容43で対称に配置される(図5参照)。
【0010】このようにして端子21、コネクタハウジ
ング41を構成したコネクタ51の作用を説明する。図
6は図1の後面図、図7は本発明に係るコネクタにおい
て端子が垂直方向に挿着された状態の縦断面図、図8は
図7の後面図である。図6に示す例えば左側の端子収容
室43を例に採れば、回り止め面49に端子21の直交
面の他方39bが当接した状態で、端子21が端子収容
室43に挿入されると、端子21は回動が規制されると
同時に、バスバー接続部29が水平方向となって配置さ
れる。これによって、バスバー接続部29は、図1に示
すような水平方向のバスバー33と平行となり、ボルト
35により接続固定される。なお、右側の端子収容室4
3の場合には、一方の面39aが回り止め面49に当接
されて、バスバー接続部29が水平となる。
【0011】図8に示す例えば左側の端子収容室43を
例に採れば、回り止め面49に端子21の直交面の一方
39aが当接した状態で、端子21が端子収容室43に
挿入されると、端子21は回動が規制されると同時に、
バスバー接続部29が垂直方向となって配置される。こ
れによって、バスバー接続部29は、図7に示すような
垂直方向のバスバー33と平行となり、ボルト35によ
り接続固定される。なお、右側の端子収容室43の場合
には、他方の面39bが回り止め面49に当接されて、
バスバー接続部29が垂直となる。
【0012】このように、コネクタ51によれば、回り
止め面49に端子21の直交面39a、39bのどちら
か一方を選択的に当接することで、バスバー接続部29
を垂直・水平の任意の方向で固定でき、一種類のコネク
タ51で垂直・水平のどちらの方向のバスバー33にも
対応することができる。また、回り止め面49と、面3
9a、39bのどちらか一方の当接により、端子21が
回動規制されるので、端子21とバスバー33の接続
時、端子21が端子収容室43で回動することがなく、
作業を容易に行うことができる。更に、電気接触部25
から突出するリブ7(図14参照)が不要となるので、
素材の外径を端子21の外径と同じにでき、大径の素材
を切削する必要がなく、材料費、加工費を大幅に低減す
ることができる。
【0013】次に、本発明に係るコネクタの他の実施例
を説明する。図9は他の実施例のコネクタにおける端子
挿着状態の縦断面図、図10は他の実施例に用いられる
端子の斜視図、図11は他の実施例に用いられるリヤホ
ルダーの後面図である。図10に示すように、端子61
には棒状の胴部63が形成され、胴部63は先端が筒状
の雌タイプ電気接触部64となる。胴部63は、端子6
1の最大外径となる。胴部63の外周には周溝65が形
成され、周溝65は後述するコネクタハウジング内の係
止爪と係合する。胴部63の後部には平板状のバスバー
接続部67が延設され、バスバー接続部67の幅寸法は
胴部63の外径Dと同一となる。従って、端子61は、
胴部63の外径Dと同一外径の金属良導体例えば銅棒を
切削することで製作可能となる。バスバー接続部67に
は固定穴69が穿設され、バスバー接続部67はこの固
定穴69を介して平板状のバスバー33(図1参照)へ
ボルト35により接続固定される。
【0014】一方、図9に示すように、絶縁樹脂材から
なるコネクタハウジング71には端子61が挿入される
円柱空間状の端子収容室73が形成され、端子収容室7
3はコネクタハウジング71の後面で筒状の端子挿入部
75となって開口する。端子収容室73には可撓性を有
する係止爪77が形成され、係止爪77は端子61の周
溝65と係合して端子61の抜けを規制する。筒状の端
子挿入部75にはホルダー係止爪79が直交する直径の
両端に合計四つ、即ち十字方向(図13参照)に設けら
れ、ホルダー係止爪79は爪部79aが端子挿入部75
の外周側から突出する。また、ホルダー係止爪79は可
撓性を有し、爪部79aが端子挿入部75の内側方向に
弾性的に撓められる。
【0015】コネクタハウジング71に装着された端子
61には、図11に示す筒状キャップのリヤホルダー8
1が装着される。リヤホルダー81のキャップ開口と反
対側の蓋板81aには角穴83が形成され、角穴83に
はバスバー接続部67が嵌め込むようして通される(嵌
通される)。従って、角穴83にバスバー接続部67を
嵌通してリヤホルダー81と一体となった端子61は、
このリヤホルダー81と相対回動が不能となる。リヤホ
ルダー81は、コネクタハウジング71の端子挿入部7
5に装着される。リヤホルダー81の周壁81bには直
交する直径の両端に合計四つ、即ち十字方向に切欠85
が設けられ、切欠85は端子挿入部75のホルダー係止
爪79と係合する。つまり、リヤホルダー81は、端子
挿入方向を中心軸に90°ごとに回動した任意の向きで
端子挿入部75に装着され、これに伴って角穴83も9
0°ごとに回動した向きに配置される。
【0016】このようにして端子61、コネクタハウジ
ング71、リヤホルダー81を構成したコネクタ91の
作用を説明する。図12は他の実施例のコネクタにおい
て端子が垂直方向に挿着された状態の側面図、図13は
リヤホルダーが装着されたコネクタハウジングの後面図
である。胴部63とバスバー接続部67とが同一外径で
形成された端子61は、端子収容室73内で自由に回動
される。ここで、バスバー接続部67を水平状態で固定
したい場合には、バスバー接続部67に角穴83を嵌通
して、端子61にリヤホルダー81を装着し、角穴83
が水平となる向きでリヤホルダー81を端子挿入部75
に装着する。装着されたリヤホルダー81は、切欠85
がホルダー係止爪79と係合して回動が規制され、同時
に端子61の回動を規制する。これによって、バスバー
接続部67は、図9、図13(A)に示すように、水平
方向で固定される。また、この際、端子61は、胴部6
3の後端面63a(図10参照)がリヤホルダー81の
蓋板81aに図示しないスペーサ(又はゴム栓など)を
介して当接するとともに、バスバー接続部67が角穴8
3に支持され、係止爪77とともに、二重に係止される
ことになる。
【0017】一方、バスバー接続部67を垂直状態で固
定したい場合には、リヤホルダー81と端子挿入部75
との係合を解除し、バスバー接続部67が垂直となるよ
うに端子61を回動し、その後、リヤホルダー81を端
子挿入部75に装着する。これにより、上述同様、リヤ
ホルダー81は、回動が規制され、同時に端子61の回
動を規制し、バスバー接続部67が、図12、図13
(B)に示すように、垂直方向に固定される。
【0018】このように、コネクタ91によれば、回動
自在な端子61に相対回動不能なリヤホルダー81を嵌
通し、このリヤホルダー81を90°ごとに回動した任
意の向きでコネクタハウジング71に装着可能としたの
で、リヤホルダー81を介してバスバー接続部67を垂
直・水平の任意の向きで固定でき、一種類のコネクタ9
1で垂直方向及び水平方向のどちらの方向のバスバー3
3(図1参照)にも対応することができる。そして、端
子61を誤挿入した際においても、リヤホルダー81を
外し、端子61を回動するのみでバスバー接続部67の
向きが容易に変更できるので、コネクタハウジング71
を傷つける心配がない。また、係止爪77と共にリヤホ
ルダー81によっても端子61が保持されるので、端子
61が二重係止され、係止爪77と相まって端子61の
保持力をより向上させることができる。更に、リブ7
(図14参照)の形成が不要となり、素材の外径が胴部
63の外径と同一となるので、大径の素材を切削して胴
部63を加工する必要がなくなり、材料費、加工費を大
幅に低減することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電気自動車用コネクタによれば、回り止め面に、端子
に形成された直交面のどちらか一方を選択的に当接する
ことで、バスバー接続部を垂直・水平の任意の方向で固
定でき、一種類のコネクタで垂直・水平のどちらの方向
のバスバーにも対応することができる。この結果、バス
バー方向に対応させるためのコネクタの種類を削減する
ことができる。また、端子の胴部から突出する部分がな
くなるので、大径の素材を切削する必要がなくなり、端
子の材料費、加工費が安価となり、コネクタの製作コス
トを大幅に削減することができる。また、請求項2に係
る電気自動車用コネクタでは、端子収容室で回動自在な
端子に相対回動不能なリヤホルダーを嵌通し、このリヤ
ホルダーを90°ごとに回動した任意の向きでコネクタ
ハウジングに装着可能としたので、リヤホルダーを介し
てバスバー接続部を垂直・水平の任意の向きで固定で
き、一種類のコネクタで垂直方向及び水平方向のどちら
の方向のバスバーにも対応することができる。この結
果、バスバー方向に対応させるためのコネクタの種類を
削減することができる。また、専用の係止爪と共同して
リヤホルダーによっても端子を二重係止することができ
る。更に、上述同様、端子の胴部から突出する部分がな
くなるので、端子の材料費、加工費が安価となり、コネ
クタの製作コストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの端子挿着状態の縦断面
図である。
【図2】本発明に係るコネクタに用いられる端子の側面
図である。
【図3】図2の後面図である。
【図4】本発明に係るコネクタに用いられるコネクタハ
ウジングの縦断面図である。
【図5】図4の後面図である。
【図6】図1の後面図である。
【図7】本発明に係るコネクタにおいて端子が垂直方向
に挿着された状態の縦断面図である。
【図8】図7の後面図である。
【図9】他の実施例のコネクタにおける端子挿着状態の
縦断面図である。
【図10】他の実施例に用いられる端子の斜視図であ
る。
【図11】他の実施例に用いられるリヤホルダーの後面
図である。
【図12】他の実施例のコネクタにおいて端子が垂直方
向に挿着された状態の側面図である。
【図13】リヤホルダーが装着されたコネクタハウジン
グの後面図で、(A)はバスバー接続部が水平状態に設
けられ、(B)はバスバー接続部が垂直状態に設けられ
た図である。
【図14】従来のコネクタに挿着される端子の斜視図で
ある。
【図15】端子が挿着されたコネクタの縦断面図であ
る。
【図16】端子規制方向が異なる二つのコネクタの後面
図で、(A)はバスバー接続部が水平方向に規制され、
(B)は垂直方向に規制された図である。
【符号の説明】
21、61 端子 23、63 胴部 29、67 バスバー接続部 33 バスバー 39a、39b 直交面 41、71 コネクタハウジング 43、73 端子収容室 49 回り止め面 51、91 電気自動車用コネクタ 75 端子挿入部 81 リヤホルダー 83 角穴 C、D 胴部外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−145407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/40 - 13/533 H01R 13/642 H01R 13/73 B60R 16/02 G02B 6/36 - 6/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直又は水平に配置される平板状のバス
    バーへ端子に形成された同じく平板状のバスバー接続部
    を平行に接続固定する電気自動車用コネクタであって、 コネクタハウジングに略円柱空間状の端子収容室を形成
    し、該端子収容室の内壁に直径方向内側に膨出する回り
    止め面を形成し、端子の胴部を前記端子収容室に嵌合す
    る略棒状に形成し、該端子の胴部後端から該胴部と同一
    径の前記平板状のバスバー接続部を延設し、該端子を
    前記端子収容室に挿入する際、前記回り止め面と選択的
    に当接できるように直交する二つの面を、前記端子の胴
    部に欠切して形成したことを特徴とする電気自動車用コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 垂直又は水平に配置される平板状のバス
    バーへ端子に形成された同じく平板状のバスバー接続部
    を平行に接続固定する電気自動車用コネクタであって、 コネクタハウジングに円柱空間状の端子収容室を形成
    し、端子の胴部を前記端子収容室に嵌合する棒状に形成
    し、前記端子収容室に該端子が装着された際該端子収容
    室の端子挿入部から突出される前記平板状のバスバー接
    続部を該端子の胴部後端から該胴部と同一外径で延設
    し、端子挿入方向を中心軸に90°ごとに回動した任意
    の向きで前記端子挿入部に装着されるリヤホルダーを具
    備し、該リヤホルダーの装着時に該リヤホルダーと相対
    回転不能に前記バスバー接続部が嵌通される角穴を該リ
    ヤホルダーに穿設したことを特徴とする電気自動車用コ
    ネクタ。
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