JP2010165624A - 1対の誤嵌合防止キー及び該キーを用いた電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は簡便な構造でそれぞれのコネクタのキーを取り外すことができ、確実に誤嵌合を防止できる電気コネクタを提供する。
【解決手段】本発明の特徴は、誤嵌合を防止する棒状の1対の誤嵌合防止キー30、60において、三角以上の多角形または円形の一方端側に、凸部301又は/及び凹部601を形成することにより一方端側を異形状にし、他方端側に保持手段を有し、一方のキーの前記凸部301と他方のキーの前記凹部601を嵌合させることにより誤嵌合を防止することを特徴とする1対の誤嵌合防止キー30、60により達成できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、工作機械や基地局・サーボモータ、装置制御盤等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタに関するもので、特に、簡便な構造でそれぞれのキーの取り外しができ、誤嵌合を防止できる構造を有した電気コネクタである。
通常、電気コネクタは、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとから構成され、2つのコネクタ同士を嵌合させることで、本体(設備・機械)とコントロール(制御装置)等の機器間での電気信号の接続ができるようにしている。左右対称や上下対称にコンタクトが配置されている場合、嵌合時に間違えて、嵌合する可能性がある。そのため、通常、プラグコネクタとレセプタクルコネクタには、誤嵌合を防止するために、コネクタ本体(外・内側)やコンタクト配列(非対称・凸凹)にキーとキー溝を設けて、その位置によって誤嵌合しないようにしていた。
本出願人が既に提案した、上記のような構造の特許文献として、特許文献1(特開2002−164127)と特許文献2(特開2005−285333)を示す。また、本出願人が既に提案した誤嵌合を防止する構造として、キーを用いた構造の特許文献として、特許文献3(特開2004−335329)と特許文献4(特開2007−294205)を示す。
特許文献1の特開2002−164127の要約によると、本発明は、シェル28の表面処理を予め取り除くことなく、安定したアースラグ10とシェル28のアース構造を得ることのできる電気丸形コネクタ1を提供することを目的とし、所要数のコンタクト24と、このコンタクト24を保持・固定するインシュレータ22と、このインシュレータ22を覆うように配置されるシェル28と、このシェル28及び1本のコンタクト24と接触する構造のアースラグ10とからなる電気丸形コネクタ1において、アースラグ10には、1本の該コンタクト24との接触手段(固定手段)を有すると共に、シェル28方向に屈曲した弾性を有する弾性片14を設けることにより達成できる構造の電気丸形コネクタが開示されている。接触手段としては、アースラグ10を、1本のコンタクト24を覆うような弾性を有した略筒状にする。また、弾性片14の自由端側に少なくと1個以上の角部18,20を設け、かつ、自由端側の近傍に少なくとも1以上の折曲げ部16を設けたほうがよい。 ちなみに、特許文献1の特開2002−164127の特許請求の範囲には、請求項1として、所要数のコンタクトと、このコンタクトを保持・固定するインシュレータと、このインシュレータを覆うように配置されるシェルと、このシェル及び1本のコンタクトと接触する構造のアースラグとからなる電気丸形コネクタにおいて、前記アースラグには、1本の該コンタクトとの接触手段(固定手段)を有すると共に、前記シェル方向に屈曲した弾性を有する弾性片を設けたことを特徴とする電気丸形コネクタ、請求項2として、前記接触手段(固定手段)として、該アースラグを、1本の該コンタクトを覆うような弾性を有した略筒状としたことを特徴とする請求項1記載の電気丸形コネクタ、請求項3として、前記弾性片の自由端側に少なくと1個以上の角部を設け、かつ、自由端側の近傍に少なくとも1以上の折曲げ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気丸形コネクタ、請求項4として、該アースラグをインシュレータに装着と同時に前記角部で、該シェルの表面処理を取り除くことを特徴とする請求項3記載の電気丸形コネクタ、請求項5として、該アースラグを用いて、1本の該コンタクトと該シェルとのアース構造を取ったことを特徴とする請求項4記載の電気丸形コネクタ等が開示されいる。 特許文献2の特開2005−285333の要約によると、ピッチの狭小化が進んでも、簡単に組み立てすることができ、コストアップにもならないリアリリーズ構造の単体防水コネクタを提供することを目的とし、レセプタクルシェル60と中間インサート30とフロントインサート20とリアインサート40と3つのインサート20、30、40をフロント20、中間30、リア40の順でレセプタクルシェル60に固定するリテナーリング70とリアリリーズ構造のインサートに装着されるクリンプピンコンタクト50とを具えた単体防水クリンプコネクタ10において、フロントインサート20若しくは中間インサート30の中間インサート30側若しくはフロントインサート20側に少なくとも1個以上の係合手段を設け、中間インサート30若しくはフロントインサート20にフロントインサート20若しくは中間インサート30の係合手段に対応する位置に係止手段を設けることにより達成できる構造の単体防水クリンプコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2005−285333の特許請求の範囲には、請求項1として、レセプタクルシェルと、複数のクリンプピンコンタクトの挿入孔を有し前記レセプタクルシェルに装着される絶縁材料よりなる中間インサートと、該中間インサートと同数のクリンプピンコンタクトの挿入孔を有すると共に該中間インサートのフロント側の保持される絶縁性弾性体よりなるフロントインサートと、前記中間インサートと同数のクリンプピンコンタクトの挿入孔を有すると共に該挿入孔にはコンタクトリテンションが設けられ前記中間インサートの後面に装着される絶縁材料よりなるリアインサートと、前記中間インサート、フロントインサート及びリアインサートを前記レセプタクルシェルに固定するリテナーリングと、前記中間インサート、フロントインサート及びリアインサートより構成されたリアリリーズ構造のインサートに装着されるクリンプピンコンタクトとを具えた単体防水クリンプコネクタにおいて、前記フロントインサート若しくは前記中間インサートの前記中間インサート側若しくは前記フロントインサート側に少なくとも1個以上の係合手段を設け、前記中間インサート若しくは前記フロントインサートに前記フロントインサート若しくは前記中間インサートの前記係合手段に対応する位置に係止手段を設けたことを特徴とする単体防水クリンプコネクタ、請求項2として、前記係合手段として、前記フロントインサート若しくは前記中間インサートの前記中間インサート側若しくは前記フロントインサート側に突出した少なくとも1個以上の係合突起を設け、前記係止手段として、前記中間インサート若しくは前記フロントインサートに前記フロントインサート若しくは前記中間インサートの前記係合突起に対応する位置に前記係合突起に係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の単体防水クリンプコネクタ、請求項3として、前記係合手段として、前記フロントインサートの前記中間インサート側に突出した少なくとも1個以上の係合突起を設け、前記係止手段として、前記中間インサートに前記フロントインサートの前記係合突起に対応する位置に前記係合突起に係合する係止孔を設け、前記リアインサートに前記フロントインサートの前記係合突起に対応する位置に前記係合突起の逃げ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の単体防水クリンプコネクタ、請求項4として、前記係合突起を、前記フロントインサートの中心及び90度間隔の5箇所に設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の単体防水クリンプコネクタ、請求項5として、前記クリンプピンコンタクトが挿入される前記フロントインサートの挿入孔内に少なくとも1以上のリング状の凸部を設け、前記クリンプピンコンタクト部分を防水構造したことを特徴とする請求項4記載の単体防水クリンプコネクタ、請求項6として、前記フロントインサートを、弾性体により成形したことを特徴とする請求項5記載の単体防水クリンプコネクタ、請求項7として、前記係合突起の先端に延設部を設け、該延設部を引っ張ることにより前記フロントインサートの係合突起を前記中間インサートに係合させ、係合させた後に前記延設部を切断したことを特徴とする単体防水クリンプコネクタの組立方法、請求項8として、前記係合突起の先端と前記延設部との間にノッチを設け、前記フロントインサートの係合突起を前記中間インサートに係合させ後に、更に引っ張るだけで前記延設部を切断したことを特徴とする請求項7記載の単体防水クリンプコネクタの組立方法等が開示されている。 特許文献3の特開2004−335329の要約によると、誤挿入防止キーの材料を強固にし、且つその形状をレセプタクル側の所定個所に確実に固定する構造とすることを目的とし、誤挿入防止キー1は、硬質金属製の短辺2及びそれに直交する長辺3とからなる略L字型ブロック4の、長辺側面中腹部に抜止用突起5を一体形成したもので、この誤挿入防止キー1の長辺3を、レセプタクル側の、コンタクトのある絶縁体ブロック端部と、それを覆う金属シェルとの間の所定位置に設けた複数個の溝孔と、その溝孔中に設けられた抜止部に、前記長辺3の抜止用突起5が嵌合するまで挿入し、略L字型ブロック4の短辺2は前記溝孔の外側に張出して、それに対応する端部切欠きを有しないコネクタのレセプタクルへの挿入を防止する構造の誤挿入防止キーが開示されている。 ちなみに、特開2004−335329の特許請求の範囲には、請求項1として、硬質金属製の短辺及びそれに直交する長辺とからなる略L字型ブロックの、長辺側面中腹部に抜止用突起を一体形成した誤挿入防止キー、請求項2として、略L字型ブロックからなる誤挿入防止キーの長辺を、レセプタクル側の、コンタクトの接触部のある絶縁体ブロック端部と、それを覆う金属シェルとの間の所定位置に設けた複数個の溝孔と、その溝孔中に設けられた抜止部に、前記長辺の抜止用突起が嵌合するまで挿入し、略L字型ブロックの短辺は前記溝孔の外側に張出して、それに対応する端部切欠きを有しないコネクタのレセプタクルへの挿入を防止するようにした、誤挿入防止キーを使用したコネクタ、請求項3として、前記抜止部は、レセプタクルの金属シェル上面へ開口するようにした、請求項2に記載のコネクタ等が開示されている。 特許文献4の特開2007−294205の要約によると、同一シェル16でコンタクト14の内の1本をアースとして使用するか別のアース端子20を使用するかを選択できるアース構造の提供することを目的とし、アース構造はコンタクト14とハウジング12とシェル16とアース端子20又はアースラグ18とを備える電気コネクタ10であって、シェル16は嵌合溝42と装着溝44と結線部溝46とが連通した貫通孔48が設けられ、貫通孔48にはアース端子20を挿入する挿入溝50とアース端子20を保持する螺着部52とハウジング12と一体に取付るアースラグ18を逃げる逃げ溝51とハウジング12のロック部32と係合する係合部53とを備え、ハウジング12と一体に取付るアースラグ18又は別のアース端子20にも対応できるようにし、同一シェル16でアースラグ18又はアース端子20と導通させることで達成するアース構造が開示されている。 ちなみに、特開2007−294205の特許請求の範囲には、請求項1として、複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるハウジングと、該ハウジングが保持されるシェルと、所要数のアース端子若しくはアースラグとを備える電気コネクタであって、前記アース端子若しくは前記アースラグと前記シェルとを導通させるアース構造において、前記シェルは、相手コネクタ嵌合溝と前記ハウジング装着溝と結線部溝とが連通した貫通孔が設けられ、該貫通孔にはアース端子が挿入できる挿入溝と前記アース端子を保持するため螺着部と前記ハウジングと一体に取付られたアースラグを逃げるための逃げ溝と前記ハウジングのロック部と係合する係合部とを備え、前記ハウジングと一体に取付られた前記アースラグ若しくは別の前記アース端子にも対応できるようにし、同一シェルで前記アースラグ若しくは前記アース端子と導通させることを特徴とするアース構造、請求項2として、前記アースラグが一体に取付られた前記ハウジングを前記シェルに前記結線部溝側より挿入し、前記ハウジングのロック部が前記シェルの係合部と係合した際に前記アースラグと前記シェルとが導通することを特徴とする請求項1記載のアース構造、請求項3として、前記ハウジングを前記シェルに前記結線部溝側より挿入し、前記ハウジングのロック部が前記シェルの係合部と係合した後に前記アース端子を前記シェルの挿入溝に挿入し、止めネジを前記螺着部に螺着することで前記アース端子と前記シェルとが導通することを特徴とする請求項1記載のアース構造、請求項4として、複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるハウジングと、該ハウジングが保持されるシェルと、所要数のアース端子若しくはアースラグとを備える電気コネクタであって、前記アース端子若しくは前記アースラグと前記シェルとを導通させる電気コネクタにおいて、前記シェルは、相手コネクタ嵌合溝と前記ハウジング装着溝と結線部溝とが連通した貫通孔が設けられ、該貫通孔にはアース端子が挿入できる挿入溝と前記アース端子を保持するため螺着部と前記ハウジングと一体に取付られたアースラグを逃げるための逃げ溝と前記ハウジングのロック部と係合する係合部とを備え、前記ハウジングと一体に取付られた前記アースラグ若しくは別の前記アース端子にも対応できるようにし、同一シェルで前記アースラグ若しくは前記アース端子と導通させることを特徴とする電気コネクタ、請求項5として、前記アースラグが一体に取付られた前記ハウジングを前記シェルに前記結線部溝側より挿入し、前記ハウジングのロック部が前記シェルの係合部と係合した際に前記アースラグと前記シェルとが導通することを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ、請求項6として、前記ハウジングを前記シェルに前記結線部溝側より挿入し、前記ハウジングのロック部が前記シェルの係合部と係合した後に前記アース端子を前記シェルの挿入溝に挿入し、止めネジを前記螺着部に螺着することで前記アース端子と前記シェルとが導通することを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ、請求項7として、前記ハウジングの嵌合部中央に、溝若しくは突起を有するキーを配置し、前記キーに対応する位置に、相手コネクタには逆に突起若しくは溝を有するキーを配置し、前記ハウジングのキーと相手コネクタのキーとが係合することで誤挿入を防止することを特徴とする請求項4項記載の電気コネクタ、請求項8として、前記キーは、溝若しくは突起を回転できる手段により前記ハウジングに保持することを特徴とする請求項4〜7項のうちいずれか1項記載の電気コネクタ等が開示されている。
従来技術で説明した特許文献1や特許文献2のような構造では、いちいち位置を確認して、回転させなければならなく、手間が掛かるといった問題点があった。
また、特許文献3では、防止キーを、コネクタ外側等に取り付けており、内部に取り付けが出来ないし、また、容易に取り付けられるが、保持力等が弱い(何度も取り付け・取り外しには適さない)。
また、特許文献4では、キー変更をする際、機械的に固定している為(ねじ固定)、作業性が手間であり(キー変更)、また、電気的特性の関係上、ねじ材質を樹脂製にしており、強度的に弱い、締付トルク等の管理が必要になってしまう。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡便な構造でそれぞれのコネクタのキーを取り外すことができ、確実に誤嵌合を防止できる電気コネクタを提供せんとするものである。
本目的は、請求項1記載の1対の誤嵌合防止キーのように、誤嵌合を防止する棒状の1対の誤嵌合防止キーにおいて、三角以上の多角形または円形の一方端側に、凸部又は/及び凹部を形成することにより一方端側を異形状にし、他方端側に保持手段を有し、一方のキーの前記凸部と他方のキーの前記凹部を嵌合させることにより誤嵌合を防止することを特徴とする1対の誤嵌合防止キーにより達成できる。
請求項2記載の1対の誤嵌合防止キーは、凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置に逃げ部を形成し、凹部が形成された側の前記逃げ部に対応する位置に係合部を形成することを特徴とする請求項1記載の1対の誤嵌合防止キーにある。
また、請求項3記載の1対の誤嵌合防止キーは、凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部として面取りを形成し、凹部が形成された側の前記係合部として凹形状の窪みを形成することを特徴とする請求項2記載の1対の誤嵌合防止キーにある。
さらに、請求項4記載の1対の誤嵌合防止キーは、前記保持手段として、棒状部分にスリットを設けることにより2つの弾性片を形成し、前記弾性片の先端に突出部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載の1対の誤嵌合防止キーにある。
請求項5記載の電気コネクタは、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとが嵌合する電気コネクタであって、前記プラグコネクタには、複数のソケットコンタクトと、該ソケットコンタクトが配列・保持される少なくとも1以上の絶縁物と、該絶縁物を覆うレセプタクルシェルとを備え、前記レセプタクルコネクタには、複数のピンコンタクトと、該ピンコンタクトが配列・保持される少なくとも1以上の絶縁体と、該絶縁体を覆うプラグシェルとを備える電気コネクタにおいて、少なくとも1以上の前記絶縁物及び前記絶縁体の中心にそれぞれ第1装着孔と第2装着孔を設け、請求項1〜4項記載の1対の前記誤嵌合防止キーをそれぞれの前記第1装着孔と前記第2装着孔に挿入することにより前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとの誤嵌合を防止することを特徴とする電気コネクタにある。
また、請求項6記載の電気コネクタは、前記プラグコネクタの嵌合口側の絶縁物には前記キーの凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置にスリット部を設け、複数のソケットコンタクトを前記スリット部で区切るように配置し、前記レセプタクルコネクタには嵌合口側の絶縁体には前記キーの凹部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部に対応する位置に突出板を設け、複数のピンコンタクトを前記突出板で区切り、前記突出板と前記係合部とを係合させ、かつ、前記スリット部と前記面取りとを組み合わせることにより各コンタクト間の沿面距離を延ばすことを特徴とする請求項5記載の電気コネクタにある。
以上の説明から明らかなように、本発明の1対の誤嵌合防止キーや電気コネクタによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の1対の誤嵌合防止キーのように、誤嵌合を防止する棒状の1対の誤嵌合防止キーにおいて、三角以上の多角形または円形の一方端側に、凸部又は/及び凹部を形成することにより一方端側を異形状にし、他方端側に保持手段を有し、一方のキーの前記凸部と他方のキーの前記凹部を嵌合させることにより誤嵌合を防止することを特徴とする1対の誤嵌合防止キーにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、嵌合・離脱の際に脱落しない保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(2)請求項2記載の1対の誤嵌合防止キーは、凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置に逃げ部を形成し、凹部が形成された側の前記逃げ部に対応する位置に係合部を形成することを特徴とする請求項1記載の1対の誤嵌合防止キーにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、嵌合・離脱の際に脱落しない保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(3)請求項3記載の1対の誤嵌合防止キーは、凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部として面取りを形成し、凹部が形成された側の前記係合部として凹形状の窪みを形成することを特徴とする請求項2記載の1対の誤嵌合防止キーにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、 以上の保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(4)請求項4記載の1対の誤嵌合防止キーは、前記保持手段として、棒状部分にスリットを設けることにより2つの弾性片を形成し、前記弾性片の先端に突出部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載の1対の誤嵌合防止キーにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、嵌合・離脱の際に脱落しない保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(5)請求項6記載の電気コネクタは、前記プラグコネクタの嵌合口側の絶縁物には前記キーの凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置にスリット部を設け、複数のソケットコンタクトを前記スリット部で区切るように配置し、前記レセプタクルコネクタには嵌合口側の絶縁体には前記キーの凹部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部に対応する位置に突出板を設け、複数のピンコンタクトを前記突出板で区切り、前記突出板と前記係合部とを係合させ、かつ、前記スリット部と前記面取りとを組み合わせることにより各コンタクト間の沿面距離を延ばすことを特徴とする請求項5記載の電気コネクタにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、嵌合・離脱の際に脱落しない保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(6)請求項6記載の電気コネクタは、前記プラグコネクタの嵌合口側の絶縁物には前記キーの凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置にスリット部を設け、複数のソケットコンタクトを前記スリット部で区切るように配置し、前記レセプタクルコネクタには嵌合口側の絶縁体には前記キーの凹部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部に対応する位置に突出板を設け、複数のピンコンタクトを前記突出板で区切り、前記突出板と前記係合部とを係合させ、かつ、前記スリット部と前記面取りとを組み合わせることにより各コンタクト間の沿面距離を延ばすことを特徴とする請求項5記載の電気コネクタにしているので、簡便にそれぞれのプラグ及びレセプタクルのコネクタから取り外すことができ、嵌合・離脱の際に脱落しない保持力を確保でき、かつ、確実な誤嵌合ができる。
(A) 嵌合方向から見たプラグコネクタとレセプタクルコネクタとの電気コネクタの斜視図である。(B) プラグ側誤嵌合防止キーとレセ側誤嵌合防止キーの斜視図である。 ピン側誤嵌合防止キーとソケット側誤嵌合防止キーを抜いた状態の電気コネクタの斜視図である。 プラグコネクタの主要部品を並べた斜視図である。 レセプタクルコネクタの主要部品を並べた斜視図である。 (A) 嵌合方向からみたプラグコネクタの断面斜視図である。(B) 嵌合方向からみたレセプタクルコネクタの断面斜視図である。 (A) ピンコンタクトの斜視図である。(B) ピンアースコンタクトの斜視図である。(C) ソケットコンタクトの斜視図である。(D) ソケットアースコンタクトの斜視図である。 (A) ピンフロントインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) ピンフロントインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。 (A) ピンリアインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) ピンリアインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。 (A) レセプタクルシェルを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) レセプタクルシェルの断面図である。 (A) ソケットフロントインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) ソケットフロントインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。 (A) ソケットリアインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) ソケットリアインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。 (A) プラグシェルを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) プラグシェルの断面図である。 (A) カップリングリングを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図である。(B) カップリングリングの断面図である。 (A) スプリングリングの斜視図である。(B) C型止め輪の斜視図である。(C) リテナーリングの斜視図である。 アースラグの斜視図である。
本発明の特徴は、請求項1記載の1対の誤嵌合防止キーは、誤嵌合を防止する棒状の1対の誤嵌合防止キーにおいて、三角以上の多角形または円形の一方端側に、凸部又は/及び凹部を形成することにより一方端側を異形状にし、他方端側に保持手段を有し、一方のキーの前記凸部と他方のキーの前記凹部を嵌合させることにより誤嵌合を防止することを特徴とする1対の誤嵌合防止キーである。
つまり、それぞれのキーの三角以上の多角形または円形の所定の位置に形成した凸部と凹部との組み合わせと簡便な保持手段とで、誤嵌合を防止し、かつ、取り外しを容易にしたものである。また、それぞれのキーをプラグ及びレセプタクルのコネクタに用いた電気コネクタである。ここでいう所定の位置とは、それぞれのキーの嵌合側を異形状にし、それぞれのキーを嵌合した際に嵌合位置が決まる(誤嵌合を防止できる)位置ということである。
図に基づいて、本発明の電気コネクタの一実施例を説明する。
図1(A)は嵌合方向から見たプラグコネクタとレセプタクルコネクタとの電気コネクタの斜視図であり、(B)はプラグ側誤嵌合防止キーとレセ側誤嵌合防止キーの斜視図である。図2はピン側誤嵌合防止キーとソケット側誤嵌合防止キーを抜いた状態の電気コネクタの斜視図である。図3はプラグコネクタの主要部品を並べた斜視図であり、図4はレセプタクルコネクタの主要部品を並べた斜視図である。図5(A)は嵌合方向からみたプラグコネクタの断面斜視図であり、(B)は嵌合方向からみたレセプタクルコネクタの断面斜視図である。図6(A)はピンコンタクトの斜視図であり、(B)はピンアースコンタクトの斜視図であり、(C)はソケットコンタクトの斜視図であり、(D)はソケットアースコンタクトの斜視図である。図7(A)はピンフロントインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はピンフロントインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図であり、図8(A)はピンリアインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はピンリアインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。図9(A)はレセプタクルシェルを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はレセプタクルシェルの断面図である。図10(A)はソケットフロントインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はソケットフロントインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。図11(A)はソケットリアインサートを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はソケットリアインサートの中心及びコンタクトとアースコンタクト部分で断面した断面図である。図12(A)はプラグシェルを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はプラグシェルの断面図である。図13(A)はカップリングリングを嵌合方向及び接続方向からみた斜視図であり、(B)はカップリングリングの断面図である。図14(A)はスプリングリングの斜視図であり、(B)はC型止め輪の斜視図であり、(C)はリテナーリングの斜視図である。図15はアースラグの斜視図である。
本発明の電気コネクタは、少なくともプラグコネクタとレセプタクルコネクタとを備えている。
前記レセプタクルコネクタ20は、少なくとも、所要数のピンコンタクト22(このコンタクトの内、少なくとも1本以上がアースコンタクト24の場合もある)と少なくとも1個の絶縁体(本実施例ではピンフロントインサート26とピンリアインサート28の2つの絶縁体)とレセプタクルシェル32とピン側誤嵌合防止キー30と少なくとも1個の絶縁体のレセプタクルシェル32への保持手段(本実施例ではリテナーリング12)とを有している。また、前記プラグコネクタ50は、少なくとも、所要数のソケットコンタクト52(このコンタクトの内、少なくとも1本以上がアースコンタクト54の場合もある)と少なくとも1個の絶縁体(本実施例ではソケットフロントインサート56とソケットリアインサート58の2つの絶縁体)とプラグシェル62とソケット側誤嵌合防止キー60と少なくとも1個の絶縁体のプラグシェル62への保持手段(本実施例ではリテナーリング)とレセプタクルコネクタ20との嵌合手段(本実施例ではカップリングリング64)とを有している。以下で、各コネクタ毎の各部位について説明する。
まず、本発明のポイントである前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタに装着するそれぞれの誤嵌合防止キー30、60についてについて説明する。この各々の誤嵌合防止キー30、60は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。各々の誤嵌合防止キー30、60は、相手コネクタとの嵌合側は三角以上の多角形状または円形をしており、嵌合側の反対側には保持手段を有している。また、三角以上の多角形または円形の所定位置に、凸部601又は/及び凹部301が形成されている。形状は、嵌合側がそれぞれ異形状をし、誤嵌合が防止できれば、三角以上の多角形または円形の如何なるものでもよい。本実施例では、4芯のため、嵌合側は四角形とし、ソケット側誤嵌合防止キー60の嵌合側の1つの頂角部分602に凸部601を形成し、ピン側誤嵌合防止キー30の嵌合側の1つの頂角部分302に凹部301を形成している。つまり、前記凸部601と前記凹部301の嵌合によって、嵌合できる位置が決まり、誤嵌合を防止している。前記凸部601及び前記凹部301の位置・大きさは、誤嵌合ができ、かつ、嵌合できればいかなる大きさでもよく、役割や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
嵌合側と反対側に設けた保持手段としては、圧入や引っ掛けや挟み込みやカシメやネジ止め等を挙げることができる。本実施例では簡易的な引っ掛けで行うことで、治具(図示せず)等を用いることで容易に抜去できるようにしている。つまり、前記保持手段として、棒状部分にスリット304、604を設けることにより2つの弾性片305、605を形成し、前記弾性片305、605の先端に突出部306、606を設け、インサートに前記突出部306、606を引っ掛けている。前記スリット304、604や前記弾性片305、605や前記突出部306、606の形状・大きさはインサートに容易に引っ掛かり、各々のキー30、60で誤嵌合が出来ればよく、保持力や強度や加工性や簡便性等を考慮して適宜設計している。
また、凸部601が形成される多角形のそれぞれの前記頂角部分602には、面取り603を形成することが望ましく、凹部301が形成される多角形のそれぞれの前記頂角部分302には、係合部303を形成することが望ましい。前記絶縁体と係合(密着するように)させることで、沿面距離を延ばすことになり、かつ、位置決めや誘いにも繋がる。
その他の各々の誤嵌合防止キー30、60は、図2のように、各々のコネクタ20、50にそれぞれの嵌合側より挿入される。各々のキー30、60の凹凸部301、601が向き合い、係合するように挿入される。本実施例では、4芯のため四角形にしたが、嵌合側が異形状であればよく、円形及び三角形や五角形や六角形等の多角形(図示せず)であってもよい。
次に、共通部品であるアースラグ14について説明する。このアースラグ14は金属製であり、一般的に公知技術のプレス加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、純銅や黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記アースラグ14は少なくとも1本のアースコンタクト24、54と前記シェル32、62とに、接触することで、前記アースコンタクト24、54と前記シェル32、62とを導通させ、アースを取るものである。前記アースラグ14はこのような役割を果たせ、前記アースコンタクト24、54と前記シェル32、62とを導通させることが出来れば、如何なる形状・大きさでもよく、導通性やコネクタの小型化や加工性や簡便性等を考慮して適宜設計する。本実施例の電気コネクタに使用するアースラグ14は図15のアースラグ14のように略C形形状のものを用いている。前記アースラグ14は略C字形状をしており、両方の頂部142に接点141が形成され、一方端側の接点141がシェル32、62に、他方端側の接点141がアースコンタクト24、54に接触する。
以下では、最初に、レセプタクルコネクタ20の部位について説明する
次に、前記ピンコンタクト22について説明する。このピンコンタクト22は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、純銅や黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記ピンコンタクト22は、ランス282(引っ掛け)によってピンリアインサート28に配列・保持されている。前記ピンコンタクト22は、主にプラグコネクタ50のソケットコンタクト52と接触する第1接触部221と各インサートに配列・保持される第1固定部222とケーブル等に接続する第1接続部223とを具えている。前記ピンコンタクト22には、前記ピンリアインサート28の第2挿入孔281内にあるランス282に引っかかるフランジ形状の第1固定部222が設けられている。前記第1接続部223には、ケーブルの芯線が挿入される孔が設けられている。
次に、前記ピンアースコンタクト24について説明する。このピンアースコンタクト24も金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記ピンアースコンタクト24は図4(B)のように略円筒形をしており、一方側には相手物と接触する第2接触部241とその反対側には前記アースラグ32が入る第3凹部244が設けられている。前記ピンアースコンタクト24は、圧入や引っ掛けや挟持等によって、ピンフロントインサート26及びピンリアインサート28に保持され、前記レセプタクルシェル32とのアースを取っている。本実施例ではピンコンタクト22はピンリアインサート28のランス282によって保持されいる。前記ピンアースコンタクト24は、主にプラグコネクタ50のソケットアースコンタクト54と接触する第2接触部241と各インサートに配列・保持される第2固定部242とケーブル等に接続する第2接続部243と前記アースラグ14が入る第3凹部244とを具えている。
前記第3凹部244の形状・大きさは、前記アースラグ14が入り、前記レセプタクルシェル32と前記ピンアースコンタクト24との導通が図れ、アースが取れれば、如何なるものであってもよく、上記役割や組立て方法や導通性や加工性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記アースラグ14を前記ピンアースコンタクト24に装着した後に組立てるため、止め孔(溝)にしている。
次に、ピンフロントインサート26について説明する。前記ピンフロントインサート26は、電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ピンフロントインサート26は略円柱形をしており、また、前記ピンコンタクト22及び前記ピンアースコンタクト24が挿入される複数の第1挿入孔261が設けられている。前記第1挿入孔261の大きさは、前記ピンコンタクト22及び前記ピンアースコンタクト24より0.1〜0.4mm程度大きくしている。また、前記ピンコンタクト22が入る前記第1挿入孔261の嵌合口の反対方向の周囲には、沿面距離をかせぐために、凸部262が設けられている。本実施例では、1.5〜2mm程度突出させている。
前記ピンフロントインサート26には、前記プラグコネクタ50のソケットフロントインサート56が入る嵌合口263が設けられ、前記嵌合口263内に前記ピンコンタクト22の第1接触部221及び前記ピンアースコンタクト24の第2接触部241が突出する構造になっている。前記嵌合口263の形状は、前記ソケットフロントインサート56の形状に沿い、前記ソケットフロントインサート56が入るように適宜設計している。また、前記嵌合口263の大きさは、前記ソケットフロントインサート56が入ればよく、嵌合性や強度や加工性や接触安定性等を考慮して適宜設計する。
前記ピンフロントインサート26には、前記ピン側誤嵌合防止キー30が入る第3挿入孔264が設けられている。前記第3挿入孔264の形状は、前記ピン側誤嵌合防止キー30の形状に沿い、前記キー30が入るように適宜設計している。また、前記第3挿入孔264の大きさは前記ピン側誤嵌合防止キー30が入ればよく、挿入性や強度や加工性や取り外し性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記ピン側誤嵌合防止キー30より0.05〜0.2mm程度大きくしている。
また、前記ピンフロントインサート26には、各々の前記第1挿入孔261を区切るように、前記第3挿入孔264まで突出板265が設けられている。前記突出板265と前記ピン側誤嵌合防止キー30の凹形状の係合部303とを係合することによって、沿面距離を確保すると同時に、前記ピン側誤嵌合防止キー30の挿入時に前記ピン側誤嵌合防止キー30を前記第3挿入孔264までガイドしている。
次に、前記ピンリアインサート28について説明する。このピンリアインサート28は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエーテルイミドやこれらの合成材料を挙げることができる。前記ピンリアインサート28には前記ピンコンタクト22及び前記ピンアースコンタクト24が挿入される第2挿入孔281が設けられている。該第2挿入孔281内には、前記ピンコンタクト22のフランジ形状をした第1固定部222に引っかかる複数のランス282が設けられており、本実施例では6等分した6枚のランス282が設けられている。
前記ピンリアインサート28には、前記ピン側誤嵌合防止キー30が入る第4挿入孔284が設けられている。前記第4挿入孔284の形状は、2段形状をしており、前記ピン側誤嵌合防止キー30の形状に沿い、前記キー30が入り、かつ、前記キー30の突出部306が係合するように適宜設計している。また、前記第4挿入孔284の大きさは前記ピン側誤嵌合防止キー30が入り、かつ、前記キー30の突出部306が係合すればよく、挿入性や強度や加工性や取り外し性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記ピン側誤嵌合防止キー30より0.05〜0.2mm程度大きくしている。
また、前記ピンアースコンタクト24が入る第2挿入孔281の周囲に接続方向に脱落を防止するための突出した突出部285が設けられている。さらに、嵌合方向には、沿面距離をかせぐために、前記第2挿入孔281を区分するような凸286が設けられている。
次に、前記レセプタクルシェル32について説明する。このレセプタクルシェル32は金属製であり、公知技術の鋳造によって製作され、これらの材料としては、寸法安定性や加工性や強度などを考慮すると、亜鉛ダイキャストやアルミダイキャスト等を挙げることができる。
前記レセプタクルシェル32には図9のように前記プラグコネクタ50のプラグシェル62が嵌入される第2嵌合口327が形成されている。前記第2嵌合口327は貫通穴になっており、前記第2嵌合口327内に2つの各インサートが挿入される装着部321が形成されており、前記装着部321には2つの前記インサート26、28が所定の位置に保持されるための前記リテナーリング12が入る溝部322が設けられている。前記溝部322の大きさは、前記リテナーリング12が入り、2つの前記インサート26、28が保持できるように適宜設計される。
前記レセプタクルシェル32には機器に取り付けるためのフランジ部323が設けられ、該フランジ部323にはネジが挿入される複数の取付孔324が設けられている。前記レセプタクルシェル32の第2嵌合口327側の外周にはレセプタクルコネクタ20とプラグが係合するためのワンタッチロック構造の第2凹部326(バヨネット溝(三条ネジ))が設けられている。前記第2凹部326と前記カップリングリング64の凸部642が係合することでコネクタ同士が嵌合する。また、前記第2嵌合口327の反対側の外周には、防止・防滴機能を確保するシェル32と螺着するためのネジ部325が設けられている。
以下では、2番目に、プラグコネクタ50の部位について説明する。
まず、前記ソケットコンタクト52について説明する。このソケットコンタクト52は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、純銅や黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記ソケットコンタクト52は、ランス582(引っ掛け)によってソケットリアインサート58に配列・保持されている。前記ソケットコンタクト52は、主にレセプタクルコネクタ20のピンコンタクト22と接触する第3接触部521と各インサートに配列・保持される第3固定部522とケーブル等に接続する第3接続部523とを具えている。前記ソケットコンタクト52には、前記ソケットリアインサート58の第6挿入孔581内にあるランス582に引っかかるフランジ形状の第3固定部522が設けられている。前記第3接続部523には、ケーブルの芯線が挿入される孔が設けられている。前記第3接触部521は前記ピンコンタクト22が入る円筒形をしている。
次に、前記ソケットアースコンタクト54について説明する。このソケットアースコンタクト54も金属製であり、公知技術のプレス加工や切削加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記ソケットアースコンタクト54は図4(D)のように略円筒形をしており、一方側には相手物と接触する第4接触部541とその反対側には前記アースラグ32が入る第3凹部544が設けられている。前記ソケットアースコンタクト54は、圧入や引っ掛けや挟持等によって、ソケットフロントインサート56やソケットリアインサート58に保持され、前記プラグシェル62とのアースを取っている。本実施例ではソケットリアインサート58のランス582によって保持されている。前記ソケットアースコンタクト54は、主にレセプタクルコネクタ20のピンアースコンタクト24と接触する第4接触部541と各インサートに配列・保持される第4固定部542とケーブル等に接続する第4接続部543と前記アースラグ14が入る第3凹部544とを具えている。
前記第3凹部544の形状・大きさは、前記アースラグ14が入り、前記プラグシェル62と前記ソケットアースコンタクト54との導通が図れ、アースが取れれば、如何なるものであってもよく、上記役割や組立て方法や導通性や加工性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記アースラグ14を前記ソケットアースコンタクト54に装着した後に組立てるため、止め孔(溝)にしている。
次に、ソケットフロントインサート56について説明する。前記ソケットフロントインサート56は、電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ソケットフロントインサート56は略円柱形をしており、また、前記ソケットコンタクト52及び前記ソケットアースコンタクト54が挿入される複数の第5挿入孔561が設けられている。前記第5挿入孔561の大きさは、前記ソケットコンタクト52より0.1〜0.4mm程度大きくしている。また、前記ソケットコンタクト52が入る前記第5挿入孔561の嵌合口の反対方向の周囲には、沿面距離をかせぐために、凸部562が設けられている。本実施例では、1.5〜2mm程度突出させている。
前記ソケットフロントインサート56には、前記レセプタクルコネクタ20のピンフロントインサート26の嵌合口263に入る嵌合部563が設けられ、前記嵌合部563内に前記ソケットコンタクト52及び前記ソケットアースコンタクト54の第3接触部521及び第4接触部541が保護される構造になっている。
前記ソケットフロントインサート56には、前記ソケット側誤嵌合防止キー60が入る第7挿入孔564が設けられている。前記第7挿入孔564の形状は、前記ソケット側誤嵌合防止キー60の形状に沿い、前記キー60が入るように適宜設計している。また、前記第7挿入孔564の大きさは前記ソケット側誤嵌合防止キー60が入ればよく、挿入性や強度や加工性や取り外し性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記ソケット側誤嵌合防止キー60より0.05〜0.2mm程度大きくしている。
また、前記ソケットフロントインサート56には、各々の前記第5挿入孔561を区切るように、前記第5挿入孔561までスリット565が設けられている。前記スリット565と前記ソケット側誤嵌合防止キー60の面取り603とを組み合わせることによって、沿面距離を確保すると同時に、前記ソケット側誤嵌合防止キー60の挿入時に前記ソケット側誤嵌合防止キー60を前記第7挿入孔564までガイドしている。
次に、前記ソケットリアインサート58について説明する。このソケットリアインサート58は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、これらの材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエーテルイミドやこれらの合成材料を挙げることができる。前記ソケットリアインサート58には前記ソケットコンタクト52及び前記ソケットアースコンタクト54が挿入される第6挿入孔581が設けられている。該第7挿入孔581内には、前記ソケットコンタクト52のフランジ形状をした第3固定部522に引っかかる複数のランス582が設けられており、本実施例では6等分した6枚のランス582が設けられている。
前記ソケットリアインサート58には、前記ソケット側誤嵌合防止キー60が入る第8挿入孔584が設けられている。前記第8挿入孔584の形状は、2段形状をしており、前記ソケット側誤嵌合防止キー60の形状に沿い、前記キー60が入り、かつ、前記キー600の突出部606が係合するように適宜設計している。また、前記第8挿入孔584の大きさは前記ソケット側誤嵌合防止キー60が入り、かつ、前記キー60の突出部606が係合すればよく、挿入性や強度や加工性や取り外し性等を考慮して適宜設計している。本実施例では、前記ソケット側誤嵌合防止キー60より0.05〜0.2mm程度大きくしている。
また、前記ソケットアースコンタクト54が入る第6挿入孔581の周囲に接続方向に脱落を防止するための突出した突出部585が設けられている。さらに、嵌合方向には、沿面距離をかせぐために、前記第6挿入孔581を区分するような凸586が設けられている。
次に、前記プラグシェル62について説明する。このプラグシェル62は金属製であり、公知技術の鋳造によって製作され、これらの材料としては、寸法安定性や加工性や強度などを考慮すると、亜鉛ダイキャストやアルミダイキャスト等を挙げることができる。
前記プラグシェル62には図12のようにレセプタクルコネクタ20のレセプタクルシェルが嵌入される第3嵌合口624が形成されている。前記第3嵌合口624は貫通穴になっており、前記第3嵌合口624に2つの各インサート56、58が挿入される装着部621が形成されており、前記装着部621には2つの前記インサート56、58が所定の位置に保持されるための前記リテナーリング12が入る溝部622が設けられている。前記溝部622の大きさは、前記リテナーリング12が入り、2つの前記インサート56、58が保持できるように適宜設計されるが、本実施例では深さ0.7mm程度にした。
前記プラグシェル62の第3嵌合口624側の反対側の外周には、防止・防滴機能を確保するシェル62と螺着するためのネジ部625が設けられている。また、第3嵌合口624側の外周には相手シェルとの位置決めのためのキーが設けられている。さらに、前記プラグシェル62のほぼ中央付近にはフランジ部623が設けられ、そのフランジ部623の所定の位置にスプリングリング66の凸部661が入り、ロック感を出すための第3凹部626が設けられている。
次に、カップリングリング64について説明する。このカップリングリング64は金属製であり、公知技術の鋳造によって製作され、これらの材料としては、寸法安定性や加工性や強度などを考慮すると、亜鉛ダイキャストやアルミダイキャストや強化樹脂(プラスチック)等を挙げることができる。
前記カップリングリング64は略円筒形をし、前記プラグシェル62が入る挿通孔641が貫通して設けられている。また、前記カップリングリング64の嵌合方向側の内周にはレセプタクルコネクタ20とプラグが係合するためのワンタッチロック構造の凸部642(バヨネット形状(三条ネジ))が設けられている。また、前記カップリングリング64は、C形止め輪68とスプリングリング66によって前記プラグシェル62に回転可能に保持されている。また、前記カップリングリング64の嵌合方向の反対側の内周には、前記C形止め輪68が入る溝644が設けられている。前記溝644の大きさは、前記C形止め輪68が入り、スプリングリング66とによって、前記プラグシェル62に回転可能に保持できるように適宜設計されるが、本実施例では深さ0.7mm程度にした。
最後に、共通部位である前記リテナーリング12について説明する。このリテナーリング12は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作され、これらの材質としては、バネ性や導電性や加工性などを考慮すると、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記リテナーリング12は略Cリングをしており、その役割は前記レセプタクルシェル32及び前記プラグシェル62の溝部322、622に嵌り込むことで各々のコネクタの2つの各前記インサート26、28、56、58を前記レセプタクルシェル32及び前記プラグシェル62から外れないように装着するためのものである。
本発明の活用例としては、、工作機械や基地局・サーボモーター、装置制御盤等の電気機器や電子機器に使用される電気コネクタ10に活用され、特に、特に、簡便な構造でそれぞれのキーの取り外しができ、誤嵌合を防止できる構造を有した電気コネクタである。
10 電気コネクタ
12 リテナーリング
14 アースラグ
141 接点
142 頂部
143 円弧状部分
16 嵌合口
20 レセプタクルコネクタ
22 ピンコンタクト
221 第1接触部
222 第1固定部
223 第1接続部
24 ピンアースコンタクト
241 第2接触部
242 第2固定部
243 第2接続部
244 第3凹部
26 ピンフロントインサート
261 第1挿入孔
262 凸部
263 嵌合口
264 第3挿入孔
265 突出板
28 ピンリアインサート
281 第2挿入孔
282 ランス
283 切り欠き
284 第4挿入孔
285 突出部
286 凸
30 ピン側誤嵌合防止キー
301 凹部
302 頂角部分
303 係合部
304 スリット
305 弾性片
32 プラグシェル
321 装着部
322 溝部
323 フランジ部
324 取付孔
325 ネジ部
326 第2凹部
50 プラグコネクタ
52 ソケットコンタクト
521 第3接触部
522 第3固定部
523 第3接続部
54 ソケットアースコンタクト
541 第4接触部
542 第4固定部
543 第4接続部
544 第3凹部
56 ソケットフロントインサート
561 第5挿入孔
562 凸部
563 第7挿入孔
564 嵌合部
565 スリット
58 ソケットリアインサート
581 第6挿入孔
582 ランス
583 切り欠き
584 第8挿入孔
585 突出部
586 凸
60 ソケット側誤嵌合防止キー
601 凸部
602 頂角部分
603 面取り
604 スリット
605 弾性片
62 レセプタクルシェル
621 装着部
622 溝部
623 フランジ部
624 第3嵌合口
625 ネジ部
626 第3凹部
64 カップリングリング
641 挿通孔
642 凸部
644 溝
66 スプリングリング
661 凸部
68 C型止め輪

Claims (6)

  1. 誤嵌合を防止する棒状の1対の誤嵌合防止キーにおいて、
    三角以上の多角形または円形の一方端側に、凸部又は/及び凹部を形成することにより一方端側を異形状にし、
    他方端側に保持手段を有し、一方のキーの前記凸部と他方のキーの前記凹部を嵌合させることにより誤嵌合を防止することを特徴とする1対の誤嵌合防止キー。
  2. 凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置に逃げ部を形成し、凹部が形成された側の前記逃げ部に対応する位置に係合部を形成することを特徴とする請求項1記載の1対の誤嵌合防止キー。
  3. 凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部として面取りを形成し、凹部が形成された側の前記係合部として凹形状の窪みを形成することを特徴とする請求項2記載の1対の誤嵌合防止キー。
  4. 前記保持手段として、棒状部分にスリットを設けることにより2つの弾性片を形成し、前記弾性片の先端に突出部を設けることを特徴とする請求項1または2、3記載の1対の誤嵌合防止キー。
  5. プラグコネクタとレセプタクルコネクタとが嵌合する電気コネクタであって、
    前記プラグコネクタには、複数のソケットコンタクトと、該ソケットコンタクトが配列・保持される少なくとも1以上の絶縁物と、該絶縁物を覆うレセプタクルシェルとを備え、
    前記レセプタクルコネクタには、複数のピンコンタクトと、該ピンコンタクトが配列・保持される少なくとも1以上の絶縁体と、該絶縁体を覆うプラグシェルとを備える電気コネクタにおいて、
    少なくとも1以上の前記絶縁物及び前記絶縁体の中心にそれぞれ第1装着孔と第2装着孔を設け、請求項1〜4項記載の1対の前記誤嵌合防止キーをそれぞれの前記第1装着孔と前記第2装着孔に挿入することにより前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとの誤嵌合を防止することを特徴とする電気コネクタ。
  6. 前記プラグコネクタの嵌合口側の絶縁物には前記キーの凸部が形成された側の三角以上の多角形または円形の所定の位置にスリット部を設け、複数のソケットコンタクトを前記スリット部で区切るように配置し、
    前記レセプタクルコネクタには嵌合口側の絶縁体には前記キーの凹部が形成された側の三角以上の多角形または円形の前記逃げ部に対応する位置に突出板を設け、複数のピンコンタクトを前記突出板で区切り、
    前記突出板と前記係合部とを係合させ、かつ、前記スリット部と前記面取りとを組み合わせることにより各コンタクト間の沿面距離を延ばすことを特徴とする請求項5記載の電気コネクタ。
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