JP3130699B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3130699B2
JP3130699B2 JP05069679A JP6967993A JP3130699B2 JP 3130699 B2 JP3130699 B2 JP 3130699B2 JP 05069679 A JP05069679 A JP 05069679A JP 6967993 A JP6967993 A JP 6967993A JP 3130699 B2 JP3130699 B2 JP 3130699B2
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幸雄 遠藤
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宗平 真鍋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に係わ
り、特に少ないフィールド内サンプリングポイント数で
高解像度,低偽解像な信号を得るよう構成した固体撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置における解像度は画素数に
よって決まり、高解像度を得るには画素数の増加が必要
となる。しかし、画素数が多いことは、画素信号読出し
周波数が高くなることを意味している。このため、画素
数が多いと信号帯域が広がり、ノイズが増加する。ま
た、画素数の増大は1画素サイズの減少につながり、さ
らに1画素に蓄積される信号電荷数の減少になる。そし
て、このノイズの増加と最大蓄積信号電荷数の減少によ
り、ダイナミックレンジが低下する。
【0003】一方、固体撮像装置においては、ナイキス
ト限界以上の空間周波数を持つ被写体の撮像では、モア
レ等の偽信号が発生し再生像を劣化させる。この偽信号
を減少させるため従来、例えば入射面に光導電膜を積層
したり、レンチキラーレンズを用いる等して、画素開口
を等価的に大きくしていた。しかしながら、画素ピッチ
より大きな開口を得ることはできず、この方法では限界
があった。
【0004】また、特公昭62-40910号公報に開示されて
いる駆動法では、偶数フィールドと奇数フィールドで垂
直CCD転送方向に2画素の組み合わせを変え、その加
算信号を出力しインターレース走査を行っている。この
方法は、主として信号蓄積期間をフレーム周期からフィ
ールド周期にして残像を低減する目的で用いられている
ものであり、垂直方向の偽信号は減少できるものの、水
平方向については従来と変わらず偽信号が発生する問題
があった。
【0005】これらの問題に対して本発明者らは、水平
方向画素の信号加算を行い、かつフィールド毎に信号電
荷の組み合わせを異なるように駆動した固体撮像装置を
提案した(特開平1-309579号公報)。以下、この提案に
ついて簡単に説明する。
【0006】図13は、この提案を説明するための模式
図で、画素の配列と加算すべき画素の組み合わせ例を示
している。垂直,水平方向に配列された各画素Pと、こ
れらの画素から得られる信号電荷を垂直,水平の各2画
素ずつ加算して、そのサンプリング中心点を第1フィー
ルドは○印(SA )、第2フィールドは●印(SB )で
示す。また、再生画像上の走査線を第1フィールドを
N,N+1,N+2、…で示し、第2フィールドを
N′,(N+1)′,…で示す。
【0007】第1,第2フィールドで1フレームを構成
する撮像方式においては、第1フィールドのN走査線に
相当する画素サンプリング中心点はSA1-1,SA1-2,…
となる。このとき、サンプリング中心点SA1-1に対する
検出は、画素P1-1 ,P1-2,P2-1 ,P2-2 の信号電
荷を加算して行う。そして、次のサンプリング中心点S
A1-2のときは、画素P1-3 ,P1-4 ,P2-3 ,P2-4
信号電荷を加算して行う。同様に、N+1走査線に相当
するサンプリング中心点SA2-1,SA2-2は、それぞれ画
素画素P3-1 ,P3-2 ,P4-1 ,P4-2 及び画素
3-3 ,P3-4 ,P4-3 ,P4-4 を加算して行う。
【0008】この動作を各走査に応じて行い、次の第2
フィールドのN′走査線に相当する画素サンプリング中
心点SB1-1,SB1-2は、それぞれ画素P2-2 ,P2-3
3-2 ,P3-3 及び画素P2-4 ,P2-5 ,P3-4 ,P
3-5 を加算して行う。このとき、第1フィールドと第2
フィールドの水平方向と垂直方向の画素加算は1画素ず
つずらして行う。この結果、各フィールドにおけるサン
プリング中心点は図に示すように○印,●印で表示した
位置になる。
【0009】上記の動作を行うことにより、各画素より
構成される画素ピッチより大きな開口が得られ、かつ第
1フィールドと第2フィールド間で開口が重なる効果が
生じる。これにより、モアレ等の偽信号が減少できる。
第1フィールドと第2フィールドのサンプリング中心点
は180°位相がずれているので、再生画像上での解像
度は素子の水平画素数で決まる値と同じ高解像度が得ら
れる。また、この動作ではフィールド内で全画素の信号
電荷を読出すので残像の少ない再生画像が得られる。さ
らに、画素信号電荷を4画素分加算して読出すので、垂
直方向の2画素分加算に対して2倍の信号電荷になる。
【0010】図13で示した動作を実現する具体的素子
構造の一例について説明する。図14は該素子を示す概
略構成図、図15は信号電荷を加算するための加算電極
部を示す要部構成図である。この装置は画素(P1-1
1-2 ,〜,PM-N )10,垂直CCDレジスタ(第1
の信号転送路)20,加算電極30,水平CCDレジス
タ(第1の信号転送路)40,出力アンプ50,出力端
子60で構成される。垂直CCDレジスタ20は4層
(φV1,φV2,φV3,φV4)で駆動され、水平CCDレ
ジスタ40は2層(φH1,φH2)で駆動される場合につ
いて示している。加算電極30は、第1及び第2の加算
ゲート31,32と垂直CCDレジスタ20の一部(こ
の図の場合はφV1,φV2が印加される電極)を使用す
る。図15で示す点線は信号電荷の転送路を示す。
【0011】画素10からの信号電荷読出しは、垂直C
CDレジスタ20の転送電極のうち、φV1,φV3が印加
される転送電極にフィールドシフトゲート21を設けて
行っている。垂直方向の画素信号加算は垂直CCDレジ
スタ20のタイミングを工夫して行っている。そして、
水平方向の画素加算は、加算電極30で行う。このと
き、例えば垂直CCDレジスタ201 ,202 の列の信
号電荷を加算するには、加算ゲート31を閉じて加算ゲ
ート32を開く。この動作によりレジスタ201の信号
電荷QC1とレジスタ202 の信号電荷QC2との加算が図
のa点で行える。また、垂直CCDレジスタ202 ,2
3 の列の信号電荷を加算するには、加算ゲート32を
閉じて加算ゲート31を開く。この動作によりレジスタ
202 の信号電荷QC2とレジスタ203 の信号電荷QC3
との加算が図のb点で行える。
【0012】このように、1画素に1個のフィールドシ
フトゲート21を設けるだけで、垂直及び水平の4画素
の信号電荷を加算することができ、かつフィールド毎に
加算組み合わせを異ならせることができる。従って、ノ
イズも少なく十分大きな信号電荷を得ることができ、ダ
イナミックレンジの増大をはかると共に、解像度の向上
及びモアレの低減をはかることができる。さらに、垂直
CCDレジスタ20が直線状となり、信号転送路を単純
な形で加算が実施できるので、より多画素の固体撮像素
子も提供できる。また、従来素子に比べ同じ解像度を得
るための水平転送段数を1/2にすることができ、水平
転送の周波数を1/2に下げることができる。このた
め、信号帯域が下げられ、この分ノイズが減少するので
ダイナミックレンジを大きくできる。さらに、フィール
ド毎に全ての画素の信号電荷を蓄積,読出すので、残像
の少ない高画質な再生像が得られる利点がある。
【0013】しかしながら、この種の装置では信号電荷
の加算が4画素までであり、感度,ダイナミックレンジ
の向上が従来の2倍程度である。より高い感度,ダイナ
ミックレンジ化の要求には応じられない。なお、2フィ
ールドで1フレームを構成する方式にあっては、4画素
以上の加算は解像度の低下を招くことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、特開平1-
309579号公報にあっては、4画素までの信号電荷の加算
は可能であるが、それ以上の画素数の信号電荷の加算は
できない。このため、より大きい感度の向上やダイナミ
ックレンジの向上をはかるのは困難であった。
【0015】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、アンプの工夫や充電変
換部の変換効率の工夫を行わないで、より高感度,高ダ
イナミックレンジの固体撮像装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、4フィ
ールドで1フレームを構成する方式にあって、信号電荷
の加算を8画素単位で行うことにある。
【0017】
【0018】即ち本発明は、複数の受光素子を2次元的
に配置し、複数フィールド(例えば4フィールド)で1
フレームを構成する固体撮像装置において、各受光素子
に接続され該受光素子で検出された信号電荷を読出し垂
直方向に転送する複数本の第1の信号転送路と、これら
の第1の信号転送路により転送された信号電荷を入力
し、各フィールドでnラインの水平方向の4画素とn±
1ラインの水平方向の2画素の信号電荷を加算し、かつ
信号電荷の加算組合せをフィールド毎に水平方向及び垂
直方向に1画素ずつずらす手段と、加算された信号電荷
を水平方向に転送して読出す第2の信号転送路とを具備
してなることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明(請求項1)によれば、信号電荷の加算
を垂直画素配列方向で2画素、水平画素配列方向で4画
素で行うので、従来あった2画素加算,4画素加算の場
合に比べて8/2又は8/4倍だけ感度,ダイナミック
レンジが向上できる。さらに、信号電荷の加算を水平C
CDへ入力する前に行っているので、水平画素配列の方
向の加算(4個)分だけ水平CCDの転送数を減らすこ
とが可能となり、ダイナミックレンジの拡大,消費電力
の低減,低ノイズ化が可能となる。
【0020】また、本発明(請求項2)によれば、信号
電荷の加算をnラインで水平画素配列方向に4画素、n
±1ラインで水平画素配列方向に2画素で行うので、請
求項1と同様に、ダイナミックレンジの拡大,消費電力
の低減,低ノイズ化が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施例に係わる固
体撮像装置の加算画素の組み合わせを示す画素配列図で
ある。この実施例は、4フィールドで1フレームを構成
する高精細テレビジョン方式に対応するものである。P
は感光画素、L1,〜,L6は垂直方向画素配列、C
1,〜,C8は水平方向画素配列を示している。
【0023】ここで、矢印は各感光画素の加算組み合わ
せを示し、加算した後の画素重心(サンプリング中心
点)は○印を第1フィールド、●印を第2フィールド、
◇印を第3フィールド、◆を第4フィールドで示してい
る。そして、×印は周辺画素信号から形成したサンプリ
ング中心点を示している。
【0024】なお、×印のサンプリングポイントは、作
成しなくとも感度の向上に差支えない。×印のサンプリ
ングポイントの効果は、信号のコントラスト比の大きい
場合に発生するフリッカの低減にある。また、図1に示
すサンプリング中心点のQa,Qb,Qc,Qd,Qe,Qf,Qg,
Qh は、後述(図4)する動作説明のときの順番を示
す。
【0025】図2に、第1の実施例に係わる固体撮像装
置の概略構成を示す。Pは感光画素、VCCD1,VC
CD2,…は垂直CCD(第1の信号転送路)、HCC
Dは水平CCD(第2の信号転送路)、φV1,φV2,φ
V3,φV4は垂直CCD転送電極端子、φH1,φH2は水平
CCD伝送電極端子、G1,G2,G3,G4は加算ゲ
ートを示す。加算ゲートG1,〜,G4を制御して水平
画素配列方向の画素加算を行う。
【0026】図3は、図2の装置における動作タイミン
グ図である。φV1,φV2,φV3,φV4は垂直CCD転送
電極印加パルス、G1,G2,G3,G4は加算ゲート
印加パルス、φH1,φH2は水平CCD転送電極印加パル
スを示し、(n)H期間はnライン目の動作、(n+
1)H期間はn+1ライン目の動作を示す。HBLは水
平ブランキング期間を示す。V2,V3,V4,V5,
V6,V7は各パルスの高レベル,低レベルを示す。加
算ゲートはパルスV4でオン、パルスV5でオフとな
る。
【0027】図4は、図1に示した感光画素の加算組み
合わせ動作を説明するための図である。第1フィール
ド,第2フィールド,第3フィールド,第4フィール
ド、垂直画素配列L1,L2,…、水平画素配列C1,
C2,…、そして加算中心点Qa,Qb …は図1の記号
と一致させている。加算ゲートG1,G2,G3,G4
のタイミングは図3の加算ゲートと一致させている。
【0028】第1フィールドのL1・C1,L2・C
1,L1・C2,L2・C2,L1・C3,L2・C
3,L1・C4,L2・C4の感光画素の加算は、図の
左側の動作、即ちG1をオンしてL1・C1,L2・C
1,L1・C2,L2・C2の加算、G3をオンしてL
1・C3、L2・C3,L1・C4、L2・C4の加算
を行い、次にG4をオンして8画素の加算を行うことに
より達成される。そして、加算された信号電荷は、HC
CDへ転送される。この動作を各フィールド毎に加算の
組み合わせを変えて行う。具体的には、各フィールド毎
に加算画素の組み合わせを水平方向及び垂直方向に1画
素ずつずらす。このような加算画素の組み合わせの選択
は、加算ゲートG1,G2,G3,G4のオンオフ制御
で行うことで可能となる。
【0029】以上のように本実施例によれば、加算ゲー
トと垂直CCDのパルスの制御により、垂直2画素,水
平4画素の合計8画素の加算が可能となり、しかも各フ
ィールド毎に加算画素の組み合わせを変えることができ
る。この結果、加算回数の増加分だけ信号電荷が増加す
るので感度の向上が可能となる。これは、4画素加算の
場合よりも2倍の感度向上となる。さらに、4フィール
ドで1フレームを構成していることから、各フィールド
でサンプリング中心点を水平及び垂直方向に1画素分ず
らすことができ、信号電荷の加算による解像度の低下は
ない。また、信号電荷の加算を水平CCDへ入力する前
に行っているので、水平画素配列の方向の加算(4個)
分だけ水平CCDの転送数を減らすことが可能となる。
このような理由から、ダイナミックレンジの拡大,消費
電力の低減,低ノイズ化が可能となる。
【0030】図5は、第1の実施例でのモアレの発生と
ヌルの入り方の関係を示した図である。xは水平方向、
yは垂直方向、○印は固定したモアレ、●印はフィール
ドフリッカ、×印は4フィールドフリッカの位置を示
す。図5(b)に示す垂直2画素,水平4画素の8画素
加算の場合、図5(a)に示すように約18MHzにヌ
ルが入り、被写体の画像によっては目立つことがある。
【0031】図6は、この18MHzのヌルを入らない
ようにした8画素加算の第2の実施例を示す図である。
この実施例では、図6(b)に示すようにn−1ライン
では水平2画素,nラインでは水平4画素,n+1ライ
ンでは水平2画素となるように画素加算を行う。こうす
ることによって、図6(a)に示すようにモアレとヌル
が信号帯域の37MHz以内で発生しないようになる。
なお、信号帯域37MHzは固体撮像装置の画素数が水
平2000画素,垂直1000画素の場合を示してい
る。
【0032】図7は、第2の実施例に係わる固体撮像装
置の概略構成を示す図である。第1の実施例と異なる点
は、加算ゲートG1,G2,G3,G4が横一例に並
び、転送方向下流側に新たに加算ゲートA1,A2を配
置したことである。また、画素の信号読出しゲートであ
るフィールドシフトゲートを垂直方向に左右の垂直CC
Dへ交互に信号電荷を読出せるように設けたことであ
る。
【0033】次に、第2の実施例の固体撮像装置の画素
加算の動作について説明する。この場合も第1の実施例
と同様、4フィールドで1フレームを構成している。図
8は第1フィールド第1ライン、図9は第1フィールド
第2ライン、図10は第2フィールド第1ライン、図1
1は第3フィールド第1ライン、図12は第4フィール
ド第1ラインの動作を示す。図に示す×印,△印,○
印,◇印はそれぞれフィールドでの8画素加算時の画素
中心を示す。図中矢印が信号電荷の加算,転送方向を示
している。各転送電極,加算ゲートを制御してn−1ラ
インの2画素,nラインの4画素,n+1ラインの2画
素の加算が可能となる。
【0034】このように本実施例によれば、加算ゲート
G1,〜,G4及びA1,A2と垂直CCDのパルスの
制御により、水平方向にnラインの4画素,n±1ライ
ンの2画素の合計8画素の加算が可能となり、しかも各
フィールド毎に加算画素の組み合わせを変えることがで
きる。従って、第1の実施例と同様に、ダイナミックレ
ンジの拡大,消費電力の低減,低ノイズ化が可能とな
る。これに加え図6に示したように、信号帯域の37M
Hz以内でモアレとヌルが発生しないようにできる利点
がある。
【0035】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。加算ゲートの配置は図2又は図7に
限定されるものではなく、仕様に応じて適宜変更可能で
ある。加算ゲートを水平画素加算数に応じて増設するこ
とによって、水平4画素に限定されず,さらに加算画素
数を増加することが可能である。さらに、垂直方向の画
素加算は垂直CCD転送電極下で行えるが、加算ゲート
を利用しても可能である。
【0036】また、本発明はインターライン転送型CC
Dに限定されるものではなく、フレーム転送型,MOS
型,ラインアドレス型,光導電膜積層型等、1フィール
ドに全画素の信号電荷を同時に読出す構成であればよ
い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明(請求項1)
によれば、垂直方向の画素加算を2個,水平方向の画素
加算を4個で合計8画素の加算を行うことにより、従来
の加算4個に比して2倍の感度向上,ダイナミックレン
ジ向上が実現できる。さらに、画素加算を水平CCD入
力前に行うので、水平CCDの転送段数が減少し、消費
電力の低減、S/Nの向上などを実現することができ
る。
【0038】また、本発明(請求項1)によれば、nラ
インの水平4画素,n±1ラインの水平2画素の合計8
画素の加算を行うことにより、従来の加算4個に比して
2倍の感度向上,ダイナミックレンジ向上が実現でき
る。さらに、画素加算を水平CCD入力前に行うので、
水平CCDの転送段数が減少し、消費電力の低減、S/
Nの向上などを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画素配置の組み
合わせを示す画素配列図。
【図2】第1の実施例に係わる固体撮像装置を示す概略
構成図。
【図3】第1の実施例における動作タイミングを説明す
るための図。
【図4】第1の実施例における画素加算動作を説明する
ための図。
【図5】第1の実施例におけるモアレの発生とヌルの入
り方を説明するための図。
【図6】第2の実施例におけるモアレの発生とヌルの入
り方を説明するための図。
【図7】第2の実施例に係わる固体撮像装置を示す概略
構成図。
【図8】第2の実施例における第1フィールド第1ライ
ンの動作図。
【図9】第2の実施例における第1フィールド第2ライ
ンの動作図。
【図10】第2の実施例におけるの第2フィールド第1
ラインの動作図。
【図11】第2の実施例における第3フィールド第1ラ
インの動作図。
【図12】第2の実施例における第4フィールド第1ラ
インの動作図。
【図13】従来の固体撮像装置における画素配置の組み
合わせを示す画素配列図。
【図14】従来の固体撮像装置を示す概略構成図。
【図15】従来の固体撮像装置における信号加算部の具
体的構成を示す図。
【符号の説明】
P…感光画素 L1,〜,L6…垂直方向画素配列 C1,〜,C8…水平方向画素配列 VCCD…垂直CCD(第1の信号転送路) HCCD…水平CCD(第2の信号転送路) G1,〜,G4,A1,A2…加算ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 浩 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 日本 放送協会内 (72)発明者 阿部 正英 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 日本 放送協会内 (72)発明者 遠藤 幸雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松長 誠之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 真鍋 宗平 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 原田 望 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平1−309579(JP,A) 特開 昭62−159579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335 H01L 27/148

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受光素子を2次元的に配置し、複数
    フィールドで1フレームを構成する固体撮像装置におい
    て、 前記各受光素子に接続され該受光素子で検出された信号
    電荷を読出し垂直方向に転送する複数本の第1の信号転
    送路と、これらの第1の信号転送路により転送された信
    号電荷を入力し、各フィールドでnラインの水平方向の
    4画素とn±1ラインの水平方向の2画素の信号電荷を
    加算し、かつ信号電荷の加算組合せをフィールド毎に水
    平方向及び垂直方向に1画素ずつずらす加算手段と、加
    算された信号電荷を水平方向に転送して読出す第2の信
    号転送路とを具備してなることを特徴とする固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】4フィールドで1フレームを構成すること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】前記加算手段は、第1の信号転送路と第2
    の信号転送路との間に挿入される第3の信号転送路に形
    成され、水平方向に隣接する2画素の信号電荷を加算す
    る第1列目の加算部と、第1列目の加算部における隣接
    する2つの加算電荷を加算する第2列目の加算部とを有
    することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
JP05069679A 1993-03-29 1993-03-29 固体撮像装置 Expired - Lifetime JP3130699B2 (ja)

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