JP3130677U - ゴルフクラブグリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃時に、クラブの震動を大幅に削減し、極めて優れた避震効果を達成し、手が傷つくことを回避し、打撃効果を向上させることができるゴルフクラブグリップを提供する。
【解決手段】主に端頭1とスリーブ2を含み、該スリーブの内表面に複数の環状凹槽3を設置する。クラブを組合せ後、該環状凹槽はダンピング作用を備える。
【選択図】図2

Description

本考案は一種のゴルフクラブグリップの技術領域に関する。特に一種のクラブグリップの改良構造に係る。
公知の技術におけるゴルフクラブのグリップ構造は図1に示すように、グリップの内表面は滑らかで、ゴルフクラブをグリップ中に挿入設置後、クラブ表面とグリップの内表面は完全に一体に密着結合し、緊密対応を呈する。こうして打撃時に、クラブの震動は直接グリップにより手の平に伝えられ、避震効果が劣り、手を傷つけ易く或いは打球効果に影響を及ぼす。
よって公知のゴルフクラブグリップ構造は改善の必要がある。
本考案は上記構造の問題点を解決したゴルフクラブグリップを提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案は下記のゴルフクラブグリップを提供する。
それは主にゴルフクラブグリップを提供し、これによりグリップはさらに優れた避震効果を備え、
すなわちそのゴルフクラブグリップは端頭とスリーブを含み、該スリーブの内表面に複数の環状凹槽を設置し、
該環状凹槽は六辺形、菱形或いは四辺形を呈し、
該スリーブの内表面にはさらに軸方向に沿って1本の平面を突出形成し、
上記構造と加工方法を採用後、本考案は該スリーブの内表面に環状凹槽を設置するため、ゴルフクラブをグリップ中に挿入設置後、クラブ表面とスリーブの内表面局部は一体に密着するが、該環状凹槽中にはなお空気が存在しダンピング作用を備えるため、打撃時に、クラブの震動は該環状凹槽のダンピングを通して大幅に削減され、極めて優れた避震効果を達成し、手が傷つくことを回避し、打撃効果を向上させることができるゴルフクラブグリップを提供する。
上記のように、本考案ゴルフクラブグリップはグリップのスリーブ内表面に直接環形凹槽を形成することで、グリップのダンピング作用を増加することができる。グリップは具体的には単色、2色さらには3色とすることができ、表面も花模様、或いは斜め模様或いは直線模様とすることができ、ゴム材料中にもガーゼを添加することができるなど、具体的加工方式は様々に工夫することができ、これら各種の変動や潤色はすべて本考案の保護範囲であり、本考案の保護範囲は特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
図2に示すように、本考案の第一実施例であるゴルフクラブグリップは端頭1とスリーブ2を含む。該スリーブ2の内表面には複数の環状凹槽3を設置し、該環状凹槽3の形状は六辺形(図2参照)、菱形(図5参照)或いは四辺形(図6参照)を呈することが望ましい。
本第一実施例に示すグリップは加工時に、外型4(上、下2個の型を含む)と型芯5により型を組成し、該外型4の型腔41はグリップ全体の外表面と対応する。該型芯5の外表面とグリップ全体の内表面は対応する。特に該型芯5上には複数の環状凸棒51を備え、該グリップスリーブ2の内表面上に複数の環状凹槽3を加工形成する。
図3に示すように、加工ステップは以下の通りである。
先ずゴムシート材6で該型芯5を包覆し、次に該ゴムシート材6で包覆した型芯5を該外型4中に入れる。加熱加硫定型を経て、冷卻後に型を抜き、グリップ完成品ができあがる。
当然、本第一実施例は先ず該型芯5を該外型4中に挿入設置し、次にゴム材料を搾り出し機より直接該外型4と該型芯5の間に搾り出し、冷卻後型を抜き、グリップ完成品を作り上げることもできる。
図2に示す構造と図3に示す方法で製造されたグリップによりゴルフクラブを組合せ後は、図4に示すように、クラブ7表面と該スリーブ2の内表面局部は一体に密着するが、該環状凹槽3中にはなお空気が存在しダンピング作用を備えるため、打撃時に、クラブ7の震動は該環状凹槽3のダンピングを経て大幅に削減される。こうしてグリップから手の平に伝達することはないため、極めて優れた避震効果を達成し、手が傷つくことを回避し、打撃効果を向上させることができる。
さらに図7に示すように、本考案の第四実施例では、ゴルフクラブグリップは端頭1とスリーブ2を含み、該スリーブ2の内表面には複数の環状凹槽3を設置し、該環状凹槽3の形状は六辺形(図2の第一実施例と相同)、菱形(図5の第二実施例と相同)或いは四辺形(図6の第二実施例と相同)を呈する。
但し、本実施例と上記第一、二、三実施例の差異は、該スリーブ2の内表面にはさらに軸方向に沿って1本の平面21を突起形成することである(図8参照)。
本第四実施例に示すグリップは加工時に、外型4(上、下2個の型を含む)と型芯5により型を組成し、該外型4の型腔41はグリップ全体の外表面と対応する。該型芯5の外表面とグリップ全体の内表面は対応する。特に該型芯5上には複数の環状凸棒51を備え、該グリップスリーブ2の内表面上に複数の環状凹槽3を加工形成する。
本実施例と上記第一、二、三実施例の差異は、該型芯5上にはさらに軸方向に沿って1本の平面52を形成することで、これにより該スリーブ2内表面の1本の平面21を加工形成する。
図11に示すように、加工ステップは第一実施例と同様で、先ずゴムシート材6で該型芯5を包覆し、次に該ゴムシート材6で包覆した型芯5を該外型4中に入れる。加熱加硫定型を経て、冷卻後に型を抜き、グリップ完成品ができあがる。
当然、本第四実施例は先ず該型芯5を該外型4中に挿入設置し、次にゴム材料を搾り出し機より直接該外型4と該型芯5の間に搾り出し、冷卻後型を抜き、グリップ完成品を作り上げることもできる。
図7、8に示す構造と図11に示す方法により製造されたグリップは、該型芯5上に1本の平面52を形成するため、製造されたグリップは該スリーブ2内表面において複数の環状凹槽3を備える他に、さらに突出した1本の平面21を備える。
ゴルフクラブの組合せ後は、図9、10に示すように、該クラブ7は該スリーブ2を支え、元々内表面の突出していた材料は該スリーブ2の外表面へと押し出される。こうして、該グリップのスリーブ2外表面には1本の突起を形成し、該突起は該グリップの外形をさらに人体工学に符合させるため、使用時に、手の平がクラブグリップを握った後、該突起は手の親指と人差し指の間にちょうど位置し、こうしてグリップと手は非常にしっくりとし、握りの快適性を増進することができる。
しかも、この実施例は上記第一実施例同様、該スリーブ2の内表面局部と該クラブ7は一体に密着するが、該環状凹槽3中にはなお空気が存在するため、該環状凹槽3は打撃時に手に伝わるクラブ7の震動を大幅に削減することができ、手が傷つくことを回避し、打撃効果を向上させることができる。
公知のゴルフクラブグリップの構造指示図である。 本考案第一実施例の構造指示図である。 本考案第一実施例の加工指示図である。 本考案第一実施例のクラブ組合せ後の構造指示図である。 本考案第二実施例の構造指示図である。 本考案第三実施例の構造指示図である。 本考案第四実施例の構造指示図である。 図7の断面図である。 本考案第四実施例のクラブ組合せ後の外観指示図である。 図9の断面図である。 本考案第四実施例の加工指示図である。
符号の説明
1 端頭
2 スリーブ
21 平面
3 環状凹槽
4 外型
41 型腔
5 型芯
51 環状凸棒
52 平面
6 ゴムシート材
7 クラブ

Claims (3)

  1. 主に端頭とスリーブを含み、該スリーブの内表面に複数の環状凹槽を設置することを特徴とするゴルフクラブグリップ。
  2. 前記環状凹槽は六辺形、菱形或いは四辺形を呈することを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブグリップ。
  3. 前記スリーブの内表面にはさらに軸方向に沿って1本の平面を突起形成することを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブグリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020028708A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 イートン インテリジェント パワー リミテッドEaton Intelligent Power Limited 内部テクスチャを有する可撓性器具グリップ

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