JP3130544U - 釣針投入器 - Google Patents
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Abstract
本考案は、使用勝手の良好な釣針投入器を提供する。
【解決手段】
釣針投入器1は、船縁2に当接する支持台10と、この支持台10を船縁2に保持させる保持手段3と、支持台10に設けられ、海側へ張り出す張り出し部材11と、支持台10に設けられ、前記海側と反対側に位置し、幹糸M又は幹糸Mから分岐する枝糸Eを挟持する切り込み部Kを並設した弾性部材12と、複数の針Hを張り出し部材11の先端に係止させると共に、幹糸M又は幹糸Mから分岐する枝糸Eを切り込み部Kに挟持させて、胴突き仕掛けDの前記複数の針Hを保持するものである。
【選択図】図1
Description
永久磁石(4a)〜(4i)の磁力を強くすると、風、波に対する保持力は増すが、胴突き仕掛けを海に投入する際、イカ釣り用擬似(10a)〜(10i)がイカ釣り用擬似針収容部(2a)〜(2i)に残存し、逆に、永久磁石(4a)〜(4i)の磁力を弱くすると、風、波に対する保持力が低下し、その調節が微妙で、使用勝手が良好でないという問題点があった。
図1〜図11において、1は釣針投入器で、釣針投入器1は、例えば、イカ釣り用で(イカ釣り用以外には、金目鯛、あこう、かさご等である。)で、この釣針投入器1は、図1に示すように、船縁2に当接する支持台10と、この支持台10を船縁2に保持させる保持手段3(保持手段3は、例えば、クランプ)とを有している。
なお、図1において、4は釣り竿、5は釣り竿4を受ける受け竿、6は道糸である。
複数の針Hは張り出し部材11の先端11aに係止させるようにしている。先端11aの係止部分は、係止し易いように凹部となっている。なお、針HはイカズノHO(イカズノHOは、イカ釣り用の疑似餌バリ、イカ釣りに使う和製ルアーである。)の先端に設けられている。
これは、胴突き仕掛けDの寸法に応じて張り出し部材11(例えば、奥行き寸法が異なる複数の張り出し部材11を準備しておいて、その中から、適宜の寸法の張り出し部材11を選択する。)を簡易に取り替えることができるようにするためである。
なお、胴突き仕掛けD[図10(c)参照]は、船釣りで使われる仕掛けで、最下部にオモリOをつけ、その上の幹糸Mから分岐する枝糸Eを出したものであり、また、この実施例においては、支持台10と張り出し部材11は別部材となっているが、支持台10と張り出し部材11とを一体的に形成しても良い。
なお、保持手段3が保持する支持台10の部位は、平面視、張り出し部材11より船縁2に沿って突出する突出部10b(図3参照)であり、この突出部10bを除いた全体形状は、平面視、図2に示すように、略矩形形状で、該略矩形形状は、反時計回りに第1の辺K1、第2の辺K2、第3の辺K3、第4の辺K4であり、第2の辺K2は、船縁2に沿うと共に、海側へ張り出す張り出し部材11の先端部11aであり、第1の辺K1は、第3の辺K3より突出部10bに近い側に位置し、線状部材50の支持台10に係止する一端は、第2の辺K2よりは第4の辺K4に近い側で、且つ、第1の辺K1よりは第3の辺K3に近い側となっている。そのため、胴突き仕掛けDを海に投入する際、胴突き仕掛けDの幹糸M又は幹糸Mから分岐する枝糸Eが船縁2と支持台10との隙間(例えば、図1に図示のSである。)に入り込むのを防ぐことができる。
即ち、複数の針Hを張り出し部材11の先端11aに係止させると共に、幹糸M又は前記幹糸Mから分岐する枝糸Eを切り込み部Kに挟持させて、胴突き仕掛けDを保持するようにするため、風、波があっても胴突き仕掛けDを保持して離脱を防ぎ、しかも、胴突き仕掛けDを海に投入する前又は、投入する際、幹糸M又は前記幹糸Mから分岐する枝糸Eのからみを防止して、胴突き仕掛けDを海に投入することができ、使用勝手の良好な釣針投入器1を得ることができる。
2 …………船縁
10 …………支持台
11 …………張り出し部材
12 …………弾性部材
K …………切り込み部
M …………幹糸
E …………枝糸
Claims (5)
- 船縁に当接する支持台と、
この支持台を前記船縁に保持させる保持手段と、
前記支持台に設けられ、海側へ張り出す張り出し部材と、
前記支持台に設けられ、前記海側と反対側に位置し、幹糸又は前記幹糸から分岐する枝糸を挟持する切り込み部を並設した弾性部材と、
複数の針を前記張り出し部材の先端に係止させると共に、前記幹糸又は前記幹糸から分岐する前記枝糸を前記切り込み部に挟持させて、胴突き仕掛けの前記複数の針を保持するようにすることを特徴とする釣針投入器。 - 支持台と張り出し部材は別部材で、
前記支持台の海側に面する側の端面に開口する長手形状の溝部を設け、この溝部に前記張り出し部材の海側に面する側と反対側の端部を挿脱自在となるように構成し、前記溝部に前記張り出し部材の海側に面する側と反対側の端部を押し込んで前記張り出し部材を前記溝部により挟持することを特徴とする請求項1の釣針投入器。 - 一端を支持台に、他端を船縁に係止して前記船縁と前記支持台とを跨る線状部材を備え、
保持手段が保持する前記支持台の部位は、平面視、張り出し部材より船縁に沿って突出する突出部であり、
この突出部を除いた全体形状は、平面視、略矩形形状で、該略矩形形状は、反時計回りに第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺であり、前記第2の辺は、前記船縁に沿うと共に、海側へ張り出す張り出し部材の先端部であり、前記第1の辺は、前記第3の辺より前記突出部に近い側に位置し、
前記線状部材の前記支持台に係止する前記一端は、前記第2の辺よりは前記第4の辺に近い側で、且つ、前記第1の辺よりは前記第3の辺に近い側であることを特徴とする請求項1又は2の釣針投入器。 - 保持手段は、断面コ字形状のフレームと、このフレームの対向する部材の内の下方に位置する一方の部材に回転自在に取り付けられると共に、垂下する位置にある締め付けネジと、この締め付けネジを正逆に回転させる操作レバーとを備え、締め付けネジの先端とフレームの対向する部材の内の上方に位置する他方の部材とで船縁を保持するものであり、
前記締め付けネジ及び前記操作レバーを覆う覆い部材と、
を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの釣針投入器。 - 釣針投入器はイカ釣り用で、
針はイカズノの先端に設けられるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの釣針投入器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000193U JP3130544U (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 釣針投入器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007000193U JP3130544U (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 釣針投入器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3130544U true JP3130544U (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=43281399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000193U Expired - Lifetime JP3130544U (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 釣針投入器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130544U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200495088Y1 (ko) * | 2021-06-07 | 2022-03-02 | 다이쇼쿠 카나야마 | 낚시용 루어 거치대 |
-
2007
- 2007-01-17 JP JP2007000193U patent/JP3130544U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200495088Y1 (ko) * | 2021-06-07 | 2022-03-02 | 다이쇼쿠 카나야마 | 낚시용 루어 거치대 |
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