JP3130344U - パズルゲームセット - Google Patents

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Abstract

【課題】「数独」とよばれるゲームにおいて、コマの嵩張りを少なくし、コマを整理整頓させて保管する。
【解決手段】蝶番を介して開閉自在とする盤面と収容面からなるゲーム本体と、ゲーム本体で使用する磁着部を備えた複数のコマからなるパズルゲームセットであって、盤面を、パズル用の升目を備えた第一被吸着部と、第一被吸着部を担持する盤面本体とで形成する構成とし、収容面を、仕切り枠体を備えた第二被吸着部と、第二被吸着部を担持する収容面本体とで形成する構成とし、盤面を閉じた際に、盤面で収容面を隠蔽したことを特徴とするパズルゲームセットである。
【選択図】図9

Description

本考案は、パズルゲームセットに関する。さらに具体的には、ナンバープレースなるパズルゲームをゲーム本体及びコマを用いて行うゲームセットである。
巷には、旅行や移動中等に手軽に楽しむことができるパズルゲームが各種存在する。この各種のパズルゲームの中でも「ナンバープレース」、「ナンプレ」、「数独」と呼ばれるものがあるが、これは、縦、横の空いている升に1〜9までのどれかの数字を1つずつ入れるパズルである。従来この「ナンバープレース」を行う場合は、雑誌や本等において出題され、問題の空欄に鉛筆やシャープペンシル等の筆記具を用いて解答を記載するものであった(非実用新案文献1)。
しかし、このような従来のゲームは、雑誌や本等に筆記具で解答を記載するものであるため、ボールペン等の消え難い筆記具で解答を記載した場合は解答の訂正等で解答を消すことが困難な場合があり、不都合が生じる。また、鉛筆等の消え易い筆記具で解答を記載した場合も、解答を訂正等する場合は、解答を消しゴム等を使って消さなければならず消し屑が発生し環境面で問題が生じ、また、消しゴムを使う際、紙面が破れてしまう虞がある。
この点、筆記具を用いずに「数独」とよばれるゲームを行うものとして「キューブナンバーズパズルゲームセット」がある。これは、「ナンバーズ」、「数独」等といわれるパズルゲームを筆記具を用いずに縦横高さがそれぞれ約1.4センチメートルのマグネット盤に付着する材質で作った立方体のコマを使用してゲームを行うものである(特許文献1)。
特開2005−230508 「ナンプレ 総合編2」(西尾徹也 編著・世界文化社発行)
しかし、特許文献1では、ゲームで使用するコマの大きさが縦横高さがそれぞれ約1.4センチメートルであるため嵩張り、ゲームの途中でコマを盤に固着した場合、移動する虞がある。また、2枚の板はマグネット盤で、このマグネット盤はゲームを行うのみの盤で、コマを保管する盤がないため、コマを整理整頓させて保管することができない。
第1考案のパズルゲームセットは、蝶番を介して開閉自在とする盤面と収容面からなるゲーム本体と、該ゲーム本体で使用する磁着部を備えた複数のコマからなるパズルゲームセットであって、該盤面を、パズル用の升目を備えた第一被吸着部と、この第一被吸着部を担持する盤面本体とで形成する構成とし、また該収容面を、仕切り枠体を備えた第二被吸着部と、この第二被吸着部を担持する収容面本体とで形成する構成とし、前記該盤面を閉じた際に、該盤面で、該収容面を隠蔽したことを特徴とする。
第2考案のパズルゲームセットは、請求項1に記載のパズルゲームセットであって、前記盤面のパズル用の升目を備えた第一被吸着部を鉄板で、また該盤面の盤面本体を木製で形成し、この鉄板の周辺を樹脂板で囲繞するとともに、この鉄板と樹脂板を面一にし、前記収容面の仕切り枠体を、外枠と、複数本の仕切り枠で多段の間仕切りにし、また第二被吸着部を鉄板で、また該収容面本体を木製で形成したことを特徴とする。
第3考案のパズルゲームセットは、請求項1に記載のパズルゲームセットであって、前記盤面が前記収容面より短寸で、前記収容面の上方に収容面本体より突出した蝶番固定部を設け、該蝶番固定部に設けた前記蝶番と、この蝶番の重なりを利用し、前記盤面を開いた際に、該収容面が、視認し易い斜め位置に固定されたことを特徴とする。
第4考案のパズルゲームセットは、請求項1に記載のパズルゲームセットであって、前記盤面に設けた升目は、複数のブロックを形成する構成としたことを特徴とする。
第5考案のパズルゲームセットは、請求項1に記載のパズルゲームセットであって、前記コマは、樹脂製のコマ本体と、磁着部と、このコマ本体に設けたパズル用の数字とで構成されたことを特徴とする。
第1考案によれば、コマに磁着部を設けており第一被吸着部、第二被吸着部とコマが固着するため、ゲームの途中で中断してもコマはその状態を保持でき、再度ゲームを行う場合に便利である。
コマを1つ1つ手で持って行うため、指先を刺激することによって脳の活性化を図ることができる。
収容面に仕切り枠を設けているため、コマを並べて保管することができ、また、こどもの後片付けの癖をつけることができる。
第2考案によれば、収容面に外枠を設けているため、持ち運びの際にコマの落下を防止することができる。また、収容面に複数本の仕切り枠で多段の間仕切りを設けているため、コマの保管を数字どおり順番に並べて保管することができる。
ゲーム盤に設けた番号表示盤によって、問題の番号を把握することができる。
第3考案によれば、蝶番固定部と盤面に蝶番を設け、蝶番を介してゲーム盤とコマ保管盤を開閉自在となり、蝶番の重なりを利用して盤面が斜めに固定され、見やすい角度でゲームを行うことができるため、上から盤面を見下ろす姿勢ではなく、体に負担がかかり難い自然な態勢でゲームができる。
第4考案によれば、盤面に設けたパズル用の升目は、複数のブロックを形成するため、各ブロックの境界線を例えば、太線又は着色した場合は、視認性が良くなる。
第5考案によれば、コマ本体と磁着部が一体となり、かつ、コマ本体に数字を設けているため、ゲーム本体の第一被吸着部に数字を設けたコマを吸着させてゲームを行うことができ、また、コマを番号とおりに第二被吸着部に保管することができる。
次に、本考案の実施形態に係るパズルゲームセットを図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施例の盤面の分解図である。図2は、第1実施例の収容面の分解図である。図3は、第2実施例の盤面の分解図である。図4は、第2実施例の収容面の分解図である。図5は、盤面の平面図である。図6は、収容面の平面図である。図7は、第3実施例の斜視図である。図8は、第3実施例の側面図である。図9は、本考案であるパズルゲームセットの実際の使用状態を図示したものである。図10は、本考案で使用するコマの斜視図及び分解斜視図である。
本考案のパズルゲームセットは、ゲーム本体AとコマBに分類することができる。そして、このゲーム本体Aは、盤面1、収容面2、蝶番4からなり、コマBは、コマ本体60と磁着部61からなる。
第1実施例を図1〜図2に基づいて以下詳細に説明する。
図1で図示したように盤面1は、盤面本体12とパズル用の升目11aを備えた第一被吸着部11からなり、盤面本体12の表面12bに第一被吸着部11を設けた構成である。なお、盤面1の角部を曲面とすることにより、怪我防止に有効となり、安全にゲームを行うことができる。
また、盤面本体12の素材としては、一例として樹脂、アルミニウム、金属、後述する木製等が考えられるが、その他、様々な材質を用いることも可能である。
ここで、第一被吸着部11のパズル用の升目11aについて説明する。パズル用の升目11aの数は、縦9個×横9個で合計81升となる。そして、パズル用の升11aが縦3個×横3個で合計9個のパズル用の升11aで1ブロックを構成している。さらに、この1ブロックが縦3個×横3個で合計9ブロックとなる。
また、パズル用の升目11aの形成方法は、第一被吸着部11上に直接印刷、記載する方法の他、テープ、別材を設けて形成してもよい。第一被吸着部11の素材は、後述する磁着部61を備えたコマBを吸着する素材であればよい。例えば、鉄シート、鉄箔等のものが考えられる。
図2で図示したように、本実施例のゲーム本体Aの収容面2は、収容面本体24と第二被吸着部21からなり、そして、収容面2は、収容面本体24の表面24bに第二被吸着部21を設けた構成である。なお、収容面本体24の素材は、盤面本体12の素材に準ずる。なお、収容面2の角部を曲面とすることにより、怪我防止に有効となり、安全にゲームを行うことができる。
第二被吸着部21には、仕切り枠体23を備えており、この仕切り枠体23に沿ってコマBを収容する。ここで、仕切り枠体23は、第二被吸着部21の表面22に直接印刷、記載する方法の他、テープ、別材を設けて形成してもよい。別材を設けて形成した場合、別材によって段差が生じコマBを整理し易くなり、また、コマBを取り出す場合もコマBが段差に引っ掛かり容易に取り出すことができる。なお、第二被吸着部21の素材は、第一被吸着部11の素材に準ずる。
本実施例のゲーム本体Aは、図示しない蝶番4を介して盤面1と収容面2が開閉自在となる。具体的には、例えば、盤面本体12の裏面12aに蝶番4の一方を設け、収容面本体24の裏面24aに蝶番4の他方を設けることにより、蝶番4を介して盤面1と収容面2が一体となり、盤面1と収容面2が開閉自在となる。なお、蝶番4を設ける部分の盤面本体12の裏面12aや収容面本体24の裏面24aに凹部を設け、この凹部に蝶番4を隠蔽する構成であってもよい。また、本図のように、収容面2の表面22上方21aに蝶番固定部5を設け、盤面本体12の裏面12aに蝶番4の一方を設け、蝶番固定部5に蝶番4の他方を設けることにより、蝶番4を介して盤面1と収容面2が一体となり、盤面1と収容面2が開閉自在とすることもできる。
そして、盤面1を閉じた際、盤面1の第一被吸着部11と収容面2の第二被吸着部21が互いに向かい合う構成となり、盤面1で収容面2を隠蔽する構成となる。なお、蝶番4の数は本考案の構成上2つが望ましいが、盤面1と収容面2が開閉自在であれば蝶番4の数は問わないため、蝶番4の数を1つとする構成でもよい。また蝶番4の形状は様々な種類のものがあるが、盤面1と収容面2が開閉自在であればどのような種類のものであってもよい。
次に第2実施例を図3〜図4に基づいて詳細に説明する。
図3で図示したように、本実施例の盤面1は、木製の盤面本体12と鉄板である第一被吸着部11と樹脂板3からなり、盤面本体12の表面12bに第一被吸着部11を設け、この第一被吸着部11の表面11dに樹脂板3を設けることによりこれらを一体とした3層構造とする。なお、盤面本体12を木製とすることにより、手触りが良くなる。本実施例でも盤面1の角部を曲面とすることにより、怪我防止に有効となり、安全にゲームを行うことができる。
次に、盤面本体12、第一被吸着部11、樹脂板3について説明する。まず、樹脂板3の一部を切欠いて窓枠31を設ける。そして、樹脂板3の窓枠31と第一吸着部11(鉄板)のパズル用の升目11aを合わせ、第一被吸着部11(鉄板)の表面11dに樹脂板3を設け、第一被吸着部11(鉄板)と樹脂板3は面一とすることによって窓枠31から第一被吸着部11(鉄板)のパズル用の升目11aが表出する。すなわち、この第一被吸着部11(鉄板)のパズル用の升目11aを備えた部分の周辺を樹脂板3で囲繞する。そしてこの表出した第一被吸着部11(鉄板)のパズル用の升目11aでゲームを行う。
また、上述したパズル用の升目11aの場合と同様に、樹脂板3を切欠いて問題番号表示枠32を設けることにより、問題番号表示枠32から第一被吸着部11(鉄板)の問題番号表示面11cが表出し、この問題番号表示面11cに問題用コマ63固着して、問題番号を表示することができる。
そして、盤面本体12(木製)の表面12bに、樹脂板3を設けた第一被吸着部11(鉄板)を設けることによって、盤面本体12(木製)と第一被吸着部11(鉄板)と樹脂板3が3層一体となる。
図4で図示したように、本実施例の収容面2は、鉄板からなる第二被吸着部21と、木製の収容面本体24からなり、収容面本体24(木製)の表面24bに第二被吸着部21(鉄板)を設ける構成である。
この収容面2には、仕切り枠体23を設ける。収容面2の仕切り枠体23は、外枠23aと、複数本の仕切り枠23bで多段の間仕切りによって構成されている。
まず、外枠23aは、収容面2の下方21b、左方21d、右方21cに設ける。この外枠23aによって持ち運びの際のコマBの落下による紛失を防止することができる。なお、この外枠23aは、3箇所全てに設ける構成でなくともコマBの落下による紛失を防止が可能であれば何箇所であってもよい。
この仕切り枠体23の外枠23aの厚さ23a1は、一般的には、盤面1にコマBを固着し、収容面2にもコマBを保管して盤面1を閉めた場合に、折畳むことが可能であればよい。また、外枠23aの固定方法は、例えばネジ、釘等によって固定する。
次に、収容面本体24の表面24bに設けた第二被吸着部21(鉄板)に複数本の仕切り枠23bを設け、多段の間仕切りを構成する。そして、多段の間仕切りに沿ってコマBを並べて整理して保管する。このように、仕切り枠23bを設けることによって、コマBの整理が容易になり、更なる整理整頓が可能となる。
盤面1を平面視すると、図5のようになる。このように、樹脂板3の窓枠31から第一被吸着部11(鉄板)のパズル用の升目11aが表出し、この表出した第一被吸着部11(鉄板)上のパズル用の升目11aで実際にゲームを行う。
また、第4実施例は、ゲーム本体Aの盤面1に設けたパズル用の升目11aが、複数のブロックを形成するものである。したがって、ブロックごとの視認性を良くするために、各ブロックの境界線11bを太線とし、また線を着色することもできる。具体的には、本図のように、上から3コマ目と4コマ目の境界線11b、上から6コマ目と7コマ目の境界線11bを太線とし、右から3コマ目と4コマ目の境界線11b、左から3コマ目と4コマ目の境界線11bを太線とし、又は着色することができる。
収容面2を平面視すると、図6のようになる。このように、第二被吸着部21上に設けた仕切り枠23bに沿ってコマBを並べて収容することができ、また、収容面2の表面22下方21b、左方21d、右方21cに設けた外枠23aによって、コマBの落下を防止することができる。
ここで、コマBの種類は、問題用コマ63(網掛)、解答用コマ64、問題番号用コマ65に大別できる。また各コマBの数は、問題用コマ63が合計で54個、解答用コマ64が合計で81個、問題番号用コマ65が合計で20個である。第二被吸着部21のスペースを挟んで、右側が問題用コマ63で、左側が解答用コマ64であり、仕切り枠23bの最下段のコマが問題番号用コマ65である。
そして、第3実施例を斜めから図示すると、図7のようになる。
図8で図示したように、第3実施例のゲーム本体Aの盤面1の一辺の長さ1aは、収容面2の一辺の長さ2aより短寸である。すなわち、盤面1の一辺の長さ1aは、蝶番固定部5の一辺の長さ5aの分、収容面2の一辺の長さ2aより短寸である。したがって、蝶番固定部5の一辺の長さ5aと盤面1の一辺の長さ1aを合わせると、収容面2の一辺の長さ2aと略同じとなる。
そして、収容面2の表面22上方21aに収容面本体24より突出した蝶番固定部5を設ける。この蝶番固定部5と収容面2を別材とした場合、蝶番固定部5と収容面2との固定は、一般的にネジ、釘等の固定具や接着剤を用いて行う。また、蝶番固定部5を収容面2と一体成形することも可能である。このように、蝶番固定部5を設けると収容面2に段差が生じ、盤面1と収容面2にコマBを固着した状態でも盤面1を閉じることができる。
蝶番固定部5の厚さ5bは、一般的には、ゲーム本体Aの盤面1にコマBを固着し、収容面2にもコマBを保管して盤面1を閉めた場合に、折畳むことが可能となる程度であればよい。
そして、蝶番4の固定方法は、盤面1の裏面12aに蝶番4の一方を設け、収容面2の表面22の上方21aに設けた蝶番固定部5に蝶番4の他方を設けることにより盤面1と蝶番固定部5を設けた収容面2が一体となる。そして、盤面1を開いた際の蝶番4の一方と他方の重なりを利用することにより、盤面1を開いた際に、収容面2が視認し易い斜め位置に固定される。蝶番4の種類は多種多様であり、本考案の効果が阻害されなければどのような構成の蝶番4であってもよい。また、蝶番固定部5の大きさや角度等も本考案の効果が阻害されなければどのような大きさや角度であってもよい。したがって、蝶番4と蝶番固定部5の組み合わせにより、見やすい角度でゲームを行うことができ、体に負担がかかり難い自然な態勢でゲームができれば蝶番4の種類、蝶番固定部5の大きさや角度等は問わない。
そして本実施例も盤面1を閉じることができるが、閉じることにより、嵩張らず、収納に便利であり、持ち運びの際も手軽に持ち運ぶことができる。
図9は、本考案の実際の使用状態を図示したものである。このように実際にゲームを行う場合は、競技者がコマBを実際に手Cで摘んで行うため、脳に刺激を与え、脳を活性化させることが可能である。
ここで、このゲームのルールを説明する。予めパズル用の升目11a内にいくつかの問題用コマ63が入った升と解答用コマ64を入れるための空いた升があり、この空いた升に解答用コマ64を入れて完成させる。空いた升に1〜9までのどれかの解答用コマ64を入れるが、縦、横の各列及び太線で囲まれた3×3のブロックに同じ数字のコマBが入ってはいけない。
したがって、パズル用の升目11aは縦9列、横9列あるが、どの列にも1〜9の数字のコマBが1つずつ入る。また、9升の各ブロック内にも1〜9の数字のコマBが1つずつ入る。このようにして空いているパズル用の升目11aに1〜9の数字の解答用コマ64を入れてパズル用の升目11a内を埋めていき、全てのパズル用の升目11a内が埋まればゲームが終了する。
図10は、本発明で使用するコマBを図示したものであるが、このコマBは、樹脂製のコマ本体60とコマ本体60に設けた磁着部61とからなり、コマ本体60にパズル用の数字62が設けられている。
コマ本体60に設ける数字62は、例えば、コマ本体60に印刷、刻印等によって設ける。また、コマ本体60に数字62を印刷して設けた後、コマ本体60をコーティングすることによって数字62の剥離を防止することもできる。
このゲームを解く場合の方策の一つとして、問題の番号の中で一番多く使用されている番号を探し、その番号から解答する方法があるが、この場合用紙に印刷されたものでは、1〜9の番号をいちいち数えなければならないため、煩雑である。この点本考案は、問題用のコマ63を盤面1にセットし、残っている問題用のコマ63の番号を見れば、盤面1で使用されている番号がわかるという利点がある。
第1実施例の盤面の分解図である。 第2実施例の収容面の分解図である。 第2実施例の盤面の分解図である。 第2実施例の収容面の分解図である。 盤面の平面図である。 収容面の平面図である。 第3実施例の斜視図である。 第3実施例の側面図である。 本考案であるパズルゲームセットの実際の使用状態を図示したものである。 本考案で使用するコマの斜視図及び分解斜視図である。
符号の説明
A:ゲーム本体
B:コマ
C:手
1:盤面
1a:長さ
2:収容面
2a:長さ
3:樹脂板
4:蝶番
5:蝶番固定部
5a:長さ
5b:厚さ
6:コマ
11:第一被吸着部
11a:パズル用の升目
11b:境界線
11c:問題表示面
11d:表面
12:盤面本体
12a:裏面
12b:表面
21:第二被吸着部
21a:上方
21b:下方
21c:右方
21d:左方
22:表面
23:仕切り枠体
23a:外枠
23b:仕切り枠
24:収容面本体
24a:裏面
24b:表面
31:窓枠
32:問題番号表示枠
60:コマ本体
61:磁着部
62:数字
63:問題用コマ
64:解答用コマ
65:問題番号用コマ

Claims (5)

  1. 蝶番を介して開閉自在とする盤面と収容面からなるゲーム本体と、該ゲーム本体で使用する磁着部を備えた複数のコマからなるパズルゲームセットであって、
    該盤面を、パズル用の升目を備えた第一被吸着部と、この第一被吸着部を担持する盤面本体とで形成する構成とし、
    また該収容面を、仕切り枠体を備えた第二被吸着部と、この第二被吸着部を担持する収容面本体とで形成する構成とし、
    前記該盤面を閉じた際に、該盤面で、該収容面を隠蔽したことを特徴とするパズルゲームセット。
  2. 請求項1に記載のパズルゲームセットであって、
    前記盤面のパズル用の升目を備えた第一被吸着部を鉄板で、また該盤面の盤面本体を木製で形成し、この鉄板の周辺を樹脂板で囲繞するとともに、この鉄板と樹脂板を面一にし、
    前記収容面の仕切り枠体を、外枠と、複数本の仕切り枠で多段の間仕切りにし、また第二被吸着部を鉄板で、また該収容面本体を木製で形成したことを特徴とするパズルゲームセット。
  3. 請求項1に記載のパズルゲームセットであって、
    前記盤面が前記収容面より短寸で、
    前記収容面の上方に収容面本体より突出した蝶番固定部を設け、該蝶番固定部に設けた前記蝶番と、この蝶番の重なりを利用し、前記盤面を開いた際に、該収容面が視認し易い斜め位置に固定されたことを特徴とするパズルゲームセット。
  4. 請求項1に記載のパズルゲームセットであって、
    前記盤面に設けた升目は、複数のブロックを形成する構成としたことを特徴とするパズルゲームセット。
  5. 請求項1に記載のパズルゲームセットであって、
    前記コマは、樹脂製のコマ本体と、磁着部と、このコマ本体に設けたパズル用の数字とで構成されたことを特徴とするパズルゲームセット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6104449B1 (ja) * 2016-11-14 2017-03-29 正行 矢口 候補数字特定補助具

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