JP3130196U - パイプハウス用峰部ジョイント金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】峰パイプの直上位置に所定間隔を隔てた状態でシート定着部材を連結・固定することができる新規な構造のジョイント金具を提供する。
【解決手段】鋼板の長さ方向一端をシート定着部材3の上面形状に合わせて折り曲げて上端係止部15とすると共に、他端を峰パイプ2の形状に合わせて円弧状に屈曲して下端係止部16とし、上端係止部と下端係止部との間において、その幅方向両端から同方向に折り曲げられた一対の中央突片17を備えた構成の一対の取付部材11a,11bと、これら係止部および中央突片が内向きとなるようにして取付部材同士を締着する締着手段12とを有してジョイント金具10が構成される。中央突片と下端係止部との間にシート定着部材3を収容し、中央突片と上端係止部との間に峰パイプを収容してこれらを連結すると、中央突片がスペーサとして働き、自動的に隙間が形成される。
【選択図】図2

Description

本考案は、農業(園芸を含む)用などのパイプハウスに使用するジョイント金具に関し、より詳しくは、パイプハウスの峰パイプとシート定着部材とを所定の間隔を隔てた位置関係で連結するために使用するパイプハウス用峰部ジョイント金具に関する。
パイプハウスは、両側から対向させた一対のアーチパイプの一端を地面に固定すると共に他端を峰部で連結し、このアーチパイプを50〜75cm置きに奥行方向に並べ、これらアーチパイプの峰部を峰パイプにて連結してパイプフレームを形成し、このパイプフレームにシートを被せて固定することによって構成される。
シート固定の一手法が特許文献1に記載されている。すなわち、パイプハウスの側面や天井部にシートSを展張した後、奥行方向に延長するパイプPに長尺レール状のシート定着部材Fをネジ5により固着し、このシート定着部材のレール凹部形状に沿って折り畳んだ状態でバンドBを挿入し、その上からばね線材で押さえつけてバンドBを定着して、ソートSの暴れを防止している。
特開2004−16154号公報(図6)
ところで、実際のパイプハウスにおいては、シートの補修や交換、あるいはパイプハウス内で育成する農作物を太陽光に当てるなどの必要性に対応するため、シートを巻き上げる機構が付設されている。このシート巻き上げ機構は、パイプハウスの天井部や柱部の上方に奥行き方向に延長するシート巻き取りシャフトを配置させ、このシート巻き取りシャフトをハンドルで回転させることによりシートを巻き取るようにしている。
特許文献1記載の従来技術によれば、シートSとバンドBとの間にパイプPが介在するため、シート巻き取りシャフト6が通る隙間が形成される。しかしながら、峰部においては、左右一対のアーチパイプを峰部で連結する外ジョイントが峰パイプの上に配置されることになるため、峰パイプの上にシート押さえを直接ネジなどで固定することができない。特許文献1には、峰部におけるシートSおよびバンドBの固定手法については何ら開示されていない。
峰部においては、従来から、アーチパイプを連結する外ジョイントの直上に直接峰パイプを固定し、その上にシートを被せた後、マイカー線を掛け渡し、パッカーと呼ばれるプラスチック製や金属製などの固定部材を用いてシートを峰パイプに固定する手法が採用されているが、これによるとアーチパイプの固定が不完全となり、また、シートが風でばたついて峰パイプのパッカーが外れてしまうことがある。
また、峰パイプの上に外ジョイントを配置した後、その上に長尺レール状のシート定着部材を固定し、このシート定着部材のレール凹部形状に沿って折り畳んだ状態でシートを挿入し、その上からばね線材で押さえつけて該シートを固定して展張し、さらにその上にマイカー線を掛け渡して該シートを押さえつけて固定することも行われている。この場合シート定着部材を峰パイプの直上位置で固定することは困難であるので、左右いずれかにずらした位置でシート定着部材を固定しているが、シート定着部材が固定される側ではその厚み分に応じた隙間がアーチパイプとマイカー線との間に形成されるので、この隙間にシート巻き上げシャフトを通してスムーズにシートを巻き取ることができるが、反対側ではシートがマイカー線に押さえつけられた状態でアーチパイプに密着してしまうので、シート巻き取りシャフトをアーチパイプとシートの間に配置してシートを巻き上げようとしても、マイカー線の負荷でスムーズに動きにくくなる。
したがって、本考案の課題は、峰パイプの直上位置に所定間隔を隔てた状態でシート定着部材を連結・固定することができる新規な構造のジョイント金具を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る本考案は、パイプハウスの峰パイプ上にシート定着部材を固定するためのジョイント金具であって、一対の取付部材と、これら一対の取付部材同士を締着する締着手段とからなり、各取付部材は、締着手段で取付部材同士を締着した締着状態において峰パイプを係止する第一の係止部を一端に備えると共に、該締着状態においてシート定着部材を係止する第二の係止部を他端に備え、且つ、該締着状態において第一の係止部に係止される峰パイプと第二の係止部に係止されるシート定着部材との間に所定の間隔を保持するためのスペーサ部が第一および第二の係止部の間に設けられることを特徴とする。
請求項2に係る本考案は、請求項1記載のパイプハウス用峰部ジョイント金具において、各取付部材が略板状であってその長さ方向中央部の両側から締着状態において内向きに突出する一対の中央突起部を備えると共に、その長さ方向両端が峰パイプおよびシート定着部材の形状に応じて締着状態において内向きに屈曲または折曲されており、一対の中央突起部が前記スペーサ部となり、一対の中央突起部と長さ方向両端の屈曲部または折曲部との間が前記第一および第二の係止部となることを特徴とする。
本考案のジョイント金具を使用して、パイプハウスの峰部において峰パイプとシート定着部材とを連結固定することにより、同時にそれらの間にシート巻き取りシャフトを通す隙間が自動的に形成される。また、シート定着部材が峰パイプの直上に取り付けられるので、左右両側においてマイカー線の巻き取りシャフトに対する負荷が小さくなり、シート巻き取り作業をスムーズに行うことができる。
図1は、本考案の一実施形態によるパイプハウス用峰部ジョイント金具10を使用して構築したパイプハウス1を示す。パイプハウス1は、左右一対のアーチパイプ4a,4bを外ジョイント5にて峰部で連結してアーチフレームを形成し、このアーチフレームを所定間隔で奥行方向に配置し、これらを水平パイプ(図示せず)で連結することにより骨組を形成している。外ジョイント5は、奥行方向に延長する峰パイプ2およびシート定着部材3との間に交差状態で配置される。
シートは図1において図示省略されているが、シートは巻き取りパッカー7によりシート巻き取りシャフト6に固定され、シート巻き取りシャフト7を回転させることによりシートを巻き取ることができるようになっている。符号8はシートを押さえつけるために掛け渡されるマイカー線である。
図2は、このパイプハウス1の峰部構造図である。ジョイント金具10は、一対の取付部材11a,11bと、これら取付部材を締着する締着手段12とからなる。
締着手段12は、一方の取付部材11aの外側に位置する頭部13aと、取付部材11a,11bを貫通して他方の取付部材11bの外側に突出する長さを有する軸部13bと、この軸部13bの少なくとも先端に形成された雄ネジ部13cとを備えた取付ネジ13と、この取付ネジ13の雄ネジ部13cと取付部材11bの外側で螺合するナット14とから構成されている。
取付部材11a,11bは略同一の形状および構成を有する。これらは鋼板の長さ方向一端をシート定着部材3の上面形状に合わせて折り曲げて上端係止部15とすると共に、他端を峰パイプ2の形状に合わせて円弧状に屈曲して下端係止部16としている。また、これら上端係止部15と下端係止部16との間において、その幅方向両端から同方向に折り曲げられた一対の中央突片17を備えている。
このジョイント金具10を使用するに際しては、これら上端係止部15、下端係止部16および一対の中央突片17がいずれも互いに近付く方向、言い換えれば内向きとなるように取付部材11a,11bを対向させた状態にして、下端係止部16と中央突片17との間に峰パイプ2を収容させると共に、上端係止部15と中央突片17との間にシート定着部材3を収容させて、締着手段12で締め付けることにより、峰パイプ2とシート定着部材3とを連結する。これにより、峰パイプ2とシート定着部材3の間には、中央突片17の長さに応じた隙間が与えられる。この隙間は外ジョイント5を通過させるに十分な大きさを有し、中央突片17の長さを変えることにより調整可能である。
シートSはシート定着部材3の凹部にその形状に沿って折りたたまれた状態で収容され、その上からバネ線材9で押さえつけられて固定される。さらに、図2では図示省略されているが、図1に示すように、両側に架け渡されるマイカー線8で押さえつけられて、風を受けてもシートSが暴れないようにしている。
図示実施形態では峰パイプ2が丸パイプであるので、これを係止するための下端係止部16が円弧状に形成され、一対の中央突片17の下端内側も円弧状に面取り18されているが、峰パイプが角パイプである場合は、ジョイント金具10の鋼板下端を略90°に内向きに折り曲げて下端係止部16とし、一対の中央突片17の下端に面取りを施す必要なしに、角パイプである峰パイプを係止することができる。
本考案の一実施形態によるパイプハウス用峰部ジョイント金具を使用して構築したパイプハウスを示す部分斜視図である。 このパイプハウスの峰部構造図である。
符号の説明
1 パイプハウス
2 峰パイプ
3 シート定着部材
4a,4b アーチパイプ
5 外ジョイント
6 シート巻き取りシャフト
7 巻き取りパッカー
8 マイカー線
9 バネ線材
10 峰部ジョイント金具
11a,11b 取付部材
12 締着手段
13 取付ネジ
14 ナット
15 上端係止部(第一の係止部)
16 下端係止部(第二の係止部)
17 中央突片(スペーサ部)
18 円弧状面取り
S シート

Claims (2)

  1. パイプハウスの峰パイプ上にシート定着部材を固定するためのジョイント金具であって、一対の取付部材と、これら一対の取付部材同士を締着する締着手段とからなり、各取付部材は、締着手段で取付部材同士を締着した締着状態において峰パイプを係止する第一の係止部を一端に備えると共に、該締着状態においてシート定着部材を係止する第二の係止部を他端に備え、且つ、該締着状態において第一の係止部に係止される峰パイプと第二の係止部に係止されるシート定着部材との間に所定の間隔を保持するためのスペーサ部が第一および第二の係止部の間に設けられることを特徴とするパイプハウス用峰部ジョイント金具。
  2. 各取付部材が略板状であってその長さ方向中央部の両側から締着状態において内向きに折り曲げられた一対の中央突起部を備えると共に、その長さ方向両端が峰パイプおよびシート定着部材の形状に応じて締着状態において内向きに屈曲または折曲されており、一対の中央突起部が前記スペーサ部となり、一対の中央突起部と長さ方向両端の屈曲部または折曲部との間が前記第一および第二の係止部となることを特徴とする、請求項1記載のパイプハウス用峰部ジョイント金具。
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