JP3130172B2 - モータ速度制御回路 - Google Patents
モータ速度制御回路Info
- Publication number
- JP3130172B2 JP3130172B2 JP05099175A JP9917593A JP3130172B2 JP 3130172 B2 JP3130172 B2 JP 3130172B2 JP 05099175 A JP05099175 A JP 05099175A JP 9917593 A JP9917593 A JP 9917593A JP 3130172 B2 JP3130172 B2 JP 3130172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- pulse
- trigger pulse
- generation circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
振子,セラミック発振子の発振周波数またはコンデンサ
の充放電時間を用いたモータの速度制御回路に関するも
のである。
されている。以下に、従来のモータ速度制御回路につい
て説明する。図10は従来のモータ速度制御回路のブロ
ック図を示すものである。図10において、50はモー
タ、51は周波数発電機で、モータ50の回転と共動す
る。52は周波数発電機51の出力(以下、FGと呼
ぶ)を増幅するFGアンプ、53はFGアンプ出力を矩
形波(以下、FGパルスと呼ぶ)とするコンパレートア
ンプである。そして、積分アンプ56の積分素子に速度
偏差に応じた時間幅の充電または充放電電流を供給する
速度信号回路8と、上記積分素子への充放電によってモ
ータ速度に応じた電圧を出力する積分アンプ56と、積
分アンプ56の出力に応じてモータへの印加電圧を加減
してモータ速度を制御するモータ駆動回路57とにより
モータ速度制御回路が構成されている。
路において、速度信号回路8の内部を以下に説明する。
本発明に関連する従来の速度制御装置としては、特開平
3ー155384号公報に記載のものが知られている。 (従来技術1)第1の従来技術を図11を用いて説明す
ると、10は1/2分周器で、モータと共動する周波数
発電機51が出力するFGパルスを1/2分周する。1
はトリガパルス発生回路で、1/2分周されたFGパル
スと1/2分周されたFGパルスの反転パルスが入力さ
れる。2は基準信号発生器であり、トリガパルス発生回
路1は基準信号発生器2の反転クロックパルスの入力で
1/2分周されたFGパルスと1/2分周されたFGパ
ルスの反転パルスの立ち上がり(立ち下がり)に応じて
トリガパルスT1,T2を出力する。3はN進カウンタ
で基準信号発生器2より出力されるクロックパルスをカ
ウントする。
るR−Sフリップフロップ構成の第1のパルス発生回
路、6はトリガパルスT1とN進カウンタ3のカウント
アップ出力を入力するR−Sフリップフロップ構成の第
2のパルス発生回路、7は第1および第2のパルス発生
回路5および6の出力を合成するパルス合成回路であ
る。図10の積分アンプ56はこのパルス合成回路7の
出力Eを積分し基準電圧と比較するもので、モータ駆動
回路57は積分アンプ56の制御信号に応じてモータ5
0の駆動電流を制御する。
トX11には第1のパルス発生回路5の反転出力INV
Cと第2のパルス発生回路6の出力Dが入力される。ま
た、NANDゲートX12には第1のパルス発生回路5
の出力Cと第2のパルス発生回路6の反転出力INVD
が入力される。上記NANDゲートX11の出力Fはモ
ータの速度が設定速度より高いときにローとなり出力E
より電流を吐き出す。すなわち、後続する積分アンプ5
6の積分素子に充電電流を供給する。これは減速信号と
して作用する。また、NANDゲートX12の出力Sは
モータ速度が設定速度より低いときにローとなり出力E
より電流を吸いこむ。すなわち、後続する積分アンプ5
6の積分素子に放電電流を供給する。これは加速信号と
して作用する。
る。すなわち、速度信号回路8はモータ速度と設定速度
との差である速度偏差にもとづいて、後続する積分アン
プ56の積分素子に速度偏差に応じた時間幅の充電また
は放電電流を供給し積分アンプ56の出力をモータ速度
に応じたものとし、モータ駆動回路57は積分アンプ5
6の出力に応じてモータへの印加電圧を制御することに
よってモータの速度を設定速度に収束するように制御す
るものである。
用いて説明すると、1はトリガパルス発生回路で、モー
タと共動する周波数発電機51が出力するFGパルスの
立ち上がり(立ち下がり)に応じてFGトリガパルスを
出力する。2は基準信号発生器、3はN進カウンタで、
基準信号発生器2より出力されるクロックパルスをカウ
ントする。4はR−Sフリップフロップ(以下、R−S
FFと記す)で、FGトリガパルスがセット端子Sへ入
力されており、リセット端子RにはN進カウンタ3のカ
ウントアップ出力が入力されている。
3の所定カウント出力を入力するR−Sフリップフロッ
プ構成の第1のパルス発生回路、6はN進カウンタ3の
所定カウント出力とカウントアップ出力を入力するR−
Sフリップフロップ構成の第2のパルス発生回路、7は
第1および第2のパルス発生回路5および6の出力を合
成するパルス合成回路である。図10の積分アンプ56
はこのパルス合成回路7の出力Eを積分し基準電圧と比
較するもので、モータ駆動回路57は積分アンプ56の
制御信号に応じてモータ50の駆動電流を制御する。
スFGTによってカウント動作を始め、カウントアップ
出力CNにてカウンタをリセットしカウント動作を止め
る。上記カウント動作はR−SFF4の出力RSTによ
ってカウント動作をするか否かが決まる構成となってい
る。また、カウントアップするまでのある所定カウント
値にて出力される所定カウント出力CMはR−SFF構
成の第1のパルス発生回路5のリセット端子Rへ入力さ
れる。なお、セット端子SにはFGトリガパルスFGT
が入力されている。さらに、所定カウント出力CMはR
−SFF構成の第2のパルス発生回路6のセット端子へ
入力され、一方リセット端子にはカウントアップ出力C
Nが入力されている。
には第1のパルス発生回路5の出力Cと第2のパルス発
生回路6の出力Dが入力される。また、NANDゲート
X12には第1のパルス発生回路5の反転出力INVC
と第2のパルス発生回路6の反転出力INVDが入力さ
れる。上記NANDゲートX11の出力Fはモータの速
度が設定速度より高いときにローとなり出力Eより電流
を吐き出す。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に充電電流を供給する。これは減速信号として作用
する。また、NANDゲートX12の出力Sはモータ速
度が設定速度より低いときにローとなり出力Eより電流
を吸いこむ。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に放電電流を供給する。これは加速信号として作用
する。
る。すなわち、速度信号回路8はモータ速度と設定速度
との差である速度偏差にもとづいて、後続する積分アン
プ56の積分素子に速度偏差に応じた時間幅の充電また
は放電電流を供給し積分アンプ56の出力をモータ速度
に応じたものとし、モータ駆動回路57は積分アンプ5
6の出力に応じてモータへの印加電圧を制御することに
よってモータの速度を設定速度に収束するように制御す
るものである。
/2分周器で、モータと共動する周波数発電機51が出
力するFGパルスを1/2分周する。1はトリガパルス
発生回路で1/2分周されたFGパルスと1/2分周さ
れたFGパルスの反転パルスの立ち上がり(立ち下が
り)に応じてトリガパルスT1,T2を出力する。20
は基準コンデンサ充放電回路、C3は基準コンデンサ、
15は基準コンデンサC3の充電電圧に応じてトリガパ
ルスTCを発生するトリガパルス発生回路、5は上記ト
リガパルスT1,T2を入力するR−Sフリップフロッ
プ構成の第1のパルス発生回路、6はトリガパルスT1
と上記トリガパルスTCを入力するR−Sフリップフロ
ップ構成の第2のパルス発生回路、7は第1および第2
のパルス発生回路5および6の出力を合成するパルス合
成回路である。図10の積分アンプ56はこのパルス合
成回路7の出力Eを積分し基準電圧と比較するもので、
モータ駆動回路57は積分アンプ56の制御信号に応じ
てモータ50の駆動電流を制御する。
はFGトリガパルスFGTによって基準コンデンサC3
の充電を始め、充電電圧VCが電源電圧VCCを抵抗R
20,R21にて分割した電圧V1に達したときにトリ
ガパルスを発生するトリガパルス発生回路15より出力
されるトリガパルスTCにて基準コンデンサC3が放電
する。上記基準コンデンサC3の充放電は、第2のパル
ス発生回路6の反転出力INVDによって充電するか放
電するかが決まる構成となっている。
には第1のパルス発生回路5の反転出力INVCと第2
のパルス発生回路6の出力Dが入力される。また、NA
NDゲートX12には第1のパルス発生回路5の出力C
と第2のパルス発生回路6の反転出力INVDが入力さ
れる。上記NANDゲートX11の出力Fはモータの速
度が設定速度より高いときにローとなり出力Eより電流
を吐き出す。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に充電電流を供給する。これは減速信号として作用
する。また、NANDゲートX12の出力Sはモータ速
度が設定速度より低いときにローとなり出力Eより電流
を吸いこむ。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に放電電流を供給する。これは加速信号として作用
する。
る。すなわち、速度信号回路8はモータ速度と設定速度
との差である速度偏差にもとづいて、後続する積分アン
プ56の積分素子に速度偏差に応じた時間幅の充電また
は放電電流を供給し積分アンプ56の出力をモータ速度
に応じたものとし、モータ駆動回路57は積分アンプ5
6の出力に応じてモータへの印加電圧を制御することに
よってモータの速度を設定速度に収束するように制御す
るものである。
用いて説明すると、1はトリガパルス発生回路でモータ
と共動する周波数発電機51が出力するFGパルスの立
ち上がり(立ち下がり)に応じてFGトリガパルスを出
力する。20は基準コンデンサ充放電回路、C3は基準
コンデンサ、15および16は基準コンデンサC3の充
電電圧に応じて第1および第2のトリガパルスを発生す
る第1および第2のトリガパルス発生回路、4はR−S
FFで、基準コンデンサ充放電回路20の充放電を上記
FGトリガパルスおよび第2のトリガパルスT2にて制
御する。
パルスT1を入力とするR−Sフリップフロップ構成の
第1のパルス発生回路、6はトリガパルスT1とトリガ
パルスT2を入力とするR−Sフリップフロップ構成の
第2のパルス発生回路、7は第1および第2のパルス発
生回路5,6の出力を合成するパルス合成回路である。
図10の積分アンプ56はこのパルス合成回路7の出力
Eを積分し基準電圧と比較するもので、モータ駆動回路
57は積分アンプ56の制御信号に応じてモータ50の
駆動電流を制御する。
はFGトリガパルスFGTによって基準コンデンサC3
の充電を始め、充電電圧VCが電源電圧VCCを抵抗R
19,R20,R21にて分割した電圧V2に達したと
きにトリガパルスを発生する第2のトリガパルス発生回
路16より出力されるT2にて基準コンデンサC3が放
電する。上記基準コンデンサC3の充放電は、R−SF
F4の出力Bによって充電するか放電するかが決まる構
成となっている。
達したときにトリガパルスを発生する第1のトリガパル
ス発生回路15より出力されるトリガパルスT1は、R
−SFF構成の第1のパルス発生回路5のリセット端子
Rへ入力される。なお、セット端子SにはFGトリガパ
ルスFGTが入力されている。さらに、トリガパルスT
1はR−SFF構成の第2のパルス発生回路6のセット
端子へ入力され、一方リセット端子にはトリガパルスT
2が入力されている。
には第1のパルス発生回路5の出力Cと第2のパルス発
生回路6の出力Dが入力される。また、NANDゲート
X12には第1のパルス発生回路5の反転出力INVC
と第2のパルス発生回路6の反転出力INVDが入力さ
れる。上記NANDゲートX11の出力Fはモータの速
度が設定速度より高いときにローとなり出力Eより電流
を吐き出す。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に充電電流を供給する。これは減速信号として作用
する。また、NANDゲートX12の出力Sはモータ速
度が設定速度より低いときにローとなり出力Eより電流
を吸いこむ。すなわち、後続する積分アンプ56の積分
素子に放電電流を供給する。これは加速信号として作用
する。
る。すなわち、速度信号回路8はモータ速度と設定速度
との差である速度偏差にもとづいて、後続する積分アン
プ56の積分素子に速度偏差に応じた時間幅の充電また
は放電電流を供給し積分アンプ56の出力をモータ速度
に応じたものとし、モータ駆動回路57は積分アンプ5
6の出力に応じてモータへの印加電圧を制御することに
よってモータの速度を設定速度に収束するように制御す
るものである。
の技術において、モータを起動させる場合初期状態にお
いてモータは回転していないためFGパルスは発生して
いない。よってトリガパルス発生回路1よりトリガパル
スは出力されない。このような状況にて、初期状態のタ
イミングを以下に図面を用いて説明する。
を用いて説明すると、N進カウンタ3は起動時のカウン
タの状態よりカウント動作を始めカウントアップ出力C
Nを出力してリセット状態となるかもしくは初期よりリ
セット状態である。よって、第1のパルス発生回路5の
出力CおよびINVCは不定状態である。また第2のパ
ルス発生回路6にはカウントアップ出力CNが入力され
るため出力Dはロー、出力INVDはハイとなる。よっ
て加速信号Sは不定状態、減速信号Fは出力されないた
め、確実な加速を行うことができない。このように、R
−Sフリップフロップ構成の第1のパルス発生回路およ
び第2のパルス発生回路の入力である、セット信号また
はリセット信号がこないと出力が確定されないという回
路である。よって、この状態がFGトリガパルスFGT
が発生するまで続くことになる。
14)、第3の従来技術におけるタイミング図(図1
6)、第4の従来技術におけるタイミング図(図18)
も第1の従来技術におけるタイミング図(図12)と同
様である。そのため、初期モータ速度は設定速度より低
いにも関わらず出力Sは不定状態となりモータが起動し
ないという問題があった。
で、モータ起動時にFGパルスが発生するまでの間(モ
ータが起動するまで)強制的に加速信号Sを出力させモ
ータの起動を確実に行うことのできるモータ速度制御回
路を提供することを目的とする。
に本発明のモータ速度制御回路は、モータと共動する周
波数発電機の出力からFGトリガパルスをつくるFGト
リガパルス発生回路と、前記FGトリガパルス発生回路
の出力の一方のエッジと同期して速度の基準となる繰り
返し信号を発生する基準信号発生器と、R−Sフリップ
フロップで構成され、前記FGトリガパルス発生回路の
出力の一方のエッジで出力をセットし、次に同一のエッ
ジが発生するまでにリセットする第1のパルス発生回路
と、前記第1のパルス発生回路の出力のセットもしくは
リセットのいずれか一方と同時に出力をセットし、前記
基準信号発生回路の出力が速度の基準と一致した時出力
をリセットする第2のパルス発生回路と、前記基準信号
発生器の出力の周期と前記第1もしくは第2のパルス発
生回路の出力の周期とを比較し、ハイレベルもしくはロ
ーレベルの2種類の状態の信号を出力する速度信号回路
と、前記速度信号回路の出力を入力とする積分アンプと
を有し、前記積分アンプの積分素子に、前記速度信号回
路の出力のハイレベルまたはローレベルの時間幅に応じ
た量の充電または放電電流を供給して前記積分アンプの
出力を制御し、モータの印加電圧を制御することにより
モータ速度を制御するモータ速度制御回路において、起
動時にリセットパルスを発生させるリセットパルス発生
回路と、前記リセットパルス発生回路より出力されるリ
セットパルスによって、起動時には前記速度信号回路を
制御してモータを加速する信号を出力し、起動後には前
記FGトリガパルス発生回路の出力によりリセットパル
スを解除するように構成された起動補償回路とを備えた
ものである。
ップフロップで構成された第1および第2のパルス発生
回路の出力が不定となった場合でも、起動補償回路によ
り速度信号回路から強制的にモータを加速する信号を出
力してモータを起動し、第1および第2のパルス発生回
路から所定の出力が得られる状態となった後は、強制加
速する信号を解除して起動不良を回避しながら、速度制
御も可能となる。
示すブロック図で、破線で囲んだ部分に示すように速度
信号回路8にリセットパルス発生回路23と起動補償回
路13を加えたものである。以上のように構成された、
モータ速度制御回路の起動時の動作を説明する。起動時
リセットパルス発生回路23の出力が起動補償回路13
に入力される。そして起動補償回路13は、R−Sフリ
ップフロップ構成の第1および第2のパルス発生回路の
出力に関係なく、速度信号回路より加速信号Sとしての
み作用する信号を出力する。そして加速信号Sによりモ
ータは起動しモータは回転を始める。その後、周波数発
電機によりFGパルスを出力し、リセットパルス発生回
路23の出力を解除し、速度信号回路8の出力は、モー
タの回転数が遅い、すなわちトリガパルスの周期が前記
速度信号回路の内部速度基準周期より長い時、そして、
モータの回転数が速い時、すなわちトリガパルスの周期
が前記速度信号回路の内部速度基準周期より短い時の2
種類の状態に応じて速度信号回路8から加速信号Sもし
くは減速信号Fの2種類の状態の信号を速度偏差信号と
して出力し、そして、積分アンプの積分素子に、前記速
度信号回路の出力の加速信号Sまたは減速信号Fの時間
幅に応じた量の充電または放電電流を供給して前記積分
アンプの出力を制御し、モータの印加電圧を制御するこ
とによりモータ速度を制御するモータ速度制御回路であ
る。 (実施例1) 図2において、10は1/2分周器で、モータと共動す
る周波数発電機51が出力するFGパルスを1/2分周
する。1はトリガパルス発生回路で、1/2分周された
FGパルスと1/2分周されたFGパルスの反転パルス
が入力され、トリガパルスT1,T2を出力する。2は
基準信号発生器であり、トリガパルス発生回路1は基準
信号発生器2の反転パルスの入力でトリガパルスT1,
T2を出力する。3はN進カウンタで、基準信号発生器
2より出力されるクロックパルスをカウントする。
する第1のパルス発生回路、6はトリガパルスT1とN
進カウンタ3のカウントアップ出力を入力とする第2の
パルス発生回路、7は第1および第2のパルス発生回路
5および6の出力を合成するパルス合成回路である。2
3はリセットパルス発生回路であり、リセットパルス発
生器21とR−SFFで構成されている。13は起動補
償回路である。
信号STが入力されるとR−SFFのセット端子を(ハ
イ)にセットする。R−SFFのリセット端子には1/
2分周器10の反転出力と接続する。スタート信号の入
力によりリセットパルス発生回路23の出力ROUTは
(ロー)にリセットされ、周波数発電機51の出力FG
が入力されると(ハイ)にセットされる。
DゲートX11には第1のパルス発生回路5の反転出力
INVCと第2のパルス発生回路6の出力Dが入力され
る。また、NANDゲートX12には第1のパルス発生
回路5の出力Cと第2のパルス発生回路6の反転出力I
NVDが入力される。モータ起動後、周波数発電機51
の出力FGが入力されるとリセットパルス発生回路23
の出力ROUTは(ハイ)にセットされ、その後、上記
NANDゲートX11の出力F1はモータの速度が設定
速度より高いときにハイとなり、起動補償回路13を通
過後出力Fはローとなり出力Eより電流を吐き出す。す
なわち、後続する積分アンプ56の積分素子に充電電流
を供給する。これは減速信号として作用する。また、N
ANDゲートX12の出力S1はモータ速度が設定速度
より低いときにローとなり、起動補償回路13を通過後
出力Sはローとなり出力Eより電流を吸いこむ。すなわ
ち、後続する積分アンプ56の積分素子に充電電流を供
給する。これは加速信号として作用する。
すなわち、速度信号回路8はモータ速度と設定速度との
差である速度偏差にもとづいて、後続する積分アンプ5
6の積分素子に速度偏差に応じた時間幅の充電または放
電電流を供給し積分アンプ56の出力をモータ速度に応
じたものとし、モータ駆動回路57は積分アンプ56の
出力に応じてモータへの印加電圧を制御することによっ
てモータの速度を設定速度に収束するように制御するも
のである。
回路の起動時の動作を説明する。スタート信号STが入
力されると、リセットパルス発生回路23の出力ROU
Tはローとなり起動補償回路13に入力される。起動補
償回路13はNANDゲートとANDゲートで構成され
ておりファースト信号Fはハイ、スロー信号Sはローと
なり加速信号としてのみ作用する。加速信号によりモー
タは起動しモータは回転を始める。周波数発電機により
FGパルスを出力しリセットパルス発生回路23の出力
ROUTはハイとなるので、パルス合成回路7の出力よ
りファースト信号F、スロー信号Sが決定され出力Eよ
り速度制御信号として作用する。
ルス発生回路で、モータと共動する周波数発電機51が
出力するFGパルスの立ち上がり(立ち下がり)に応じ
てFGトリガパルスFGTを出力する。2は基準信号発
生器、3はN進カウンタで、基準信号発生器2より出力
されるクロックパルスをカウントする。4はR−SFF
で、FGトリガパルスがセット端子Sへ入力されてお
り、リセット端子RにはN進カウンタ3のカウントアッ
プ出力が入力されている。
3の所定カウント出力を入力する第1のパルス発生回
路、6はN進カウンタ3の所定カウント出力とカウント
アップ出力を入力する第2のパルス発生回路、7は第1
および第2のパルス発生回路5および6の出力を合成す
るパルス合成回路である。23はリセットパルス発生回
路であり、リセットパルス発生器21とR−SFFで構
成されている。13は起動補償回路である。
路の動作は図5の通りであり、モータ回転時の動作は従
来技術2と同じである。起動時の動作としては、実施例
1と同様に、起動時スロー信号Sはローとなり加速信号
としてのみ作用する。よって加速信号によりモータは起
動しモータは回転を始める。周波数発電機によりFGパ
ルスを出力しリセットパルス発生回路23の出力ROU
Tはハイとなるのでパルス合成回路7の出力よりファー
スト信号F、スロー信号Sが決定され出力Eより加減速
の信号として作用する。
分周器で、モータと共動する周波数発電機51が出力す
るFGパルスを1/2分周する。1はトリガパルス発生
回路で、1/2分周されたFGパルスと1/2分周され
たFGパルスの反転パルスの立ち上がり(立ち下がり)
に応じてトリガパルスT1,T2を出力する。20は基
準コンデンサ充放電回路、C3は基準コンデンサ、15
は基準コンデンサC3充電電圧に応じてトリガパルスT
Cを発生するトリガパルス発生回路である。
る第1のパルス発生回路、6はトリガパルスT1と上記
トリガパルスTCを入力する第2のパルス発生回路、7
は第1および第2のパルス発生回路5および6の出力を
合成するパルス合成回路である。23はリセットパルス
発生回路であり、リセットパルス発生器21とR−SF
Fで構成されている。13は起動補償回路である。
路の動作は図7の通りであり、モータ回転時の動作は従
来技術3と同じである。起動時の動作としては、実施例
1と同様に、起動時スロー信号Sはローとなり加速信号
としてのみ作用する。よって加速信号によりモータは起
動しモータは回転を始める。周波数発電機によりFGパ
ルスを出力しリセットパルス発生回路23の出力ROU
Tはハイとなるのでパルス合成回路7の出力よりファー
スト信号F、スロー信号Sが決定され出力Eより加減速
の信号として作用する。
ルス発生回路で、モータと共動する周波数発電機51が
出力するFGパルスの立ち上がり(立ち下がり)に応じ
てFGトリガパルスFGTを出力する。20は基準コン
デンサ充放電回路、C3は基準コンデンサ、15および
16は基準コンデンサC3充電電圧に応じて第1および
第2のトリガパルスを発生する第1および第2のトリガ
パルス発生回路、4はR−SFFで、基準コンデンサ充
放電回路20の充放電を上記FGトリガパルスおよび第
2のトリガパルスT2にて制御する。
パルスT1を入力とする第1のパルス発生回路、6はト
リガパルスT1とトリガパルスT2を入力とする第2の
パルス発生回路、7は第1および第2のパルス発生回路
5,6の出力を合成するパルス合成回路である。23は
リセットパルス発生回路であり、リセットパルス発生器
21とR−SFFで構成されている。13は起動補償回
路である。
路の動作は図9の通りであり、モータ回転時の動作は従
来技術4と同じである。起動時の動作としては、実施例
1と同様に、起動時スロー信号Sはローとなり加速信号
としてのみ作用する。よって加速信号によりモータは起
動しモータは回転を始める。周波数発電機によりFGパ
ルスを出力しリセットパルス発生回路23の出力ROU
Tはハイとなるのでパルス合成回路7の出力よりファー
スト信号F、スロー信号Sが決定され出力Eより加減速
の信号として作用する。
ータ制御回路は、起動時リセットパルス発生回路の出力
が起動補償回路に入力される。そして起動補償回路は、
R−Sフリップフロップ構成の第1および第2のパルス
発生回路の出力に関係なく、速度信号回路より加速信号
Sとしてのみ作用する信号を出力する。そして加速信号
Sによりモータは起動しモータは回転を始める。その
後、周波数発電機によりFGパルスを出力し、リセット
パルス発生回路の出力を解除し、その後速度信号回路か
ら加速信号Sもしくは減速信号Fの2種類の状態の信号
を速度偏差信号として出力し、モータ速度を速度基準周
期に相当する設定速度に収束するように速度制御するこ
とにより、モータ起動時のR−Sフリップフロップ、カ
ウンタまたはコンデンサの初期状態によらず常にモータ
の起動を安定にさせ、確実な起動を行なうことができる
優れたモータ速度制御回路を実現できる。また、本発明
をIC化する場合に簡単なリセットパルス発生回路と起
動補償回路により実現可能であり、ICの小型化が可能
である。
内部詳細回路図
タイミング動作図
内部詳細回路図
タイミング動作図
内部詳細回路図
タイミング動作図
内部詳細回路図
タイミング動作図
細回路図
ング動作図
細回路図
ング動作図
細回路図
ング動作図
細回路図
ング動作図
Claims (5)
- 【請求項1】 モータと共動する周波数発電機の出力か
らFGトリガパルスをつくるFGトリガパルス発生回路
と、前記FGトリガパルス発生回路の出力の一方のエッ
ジと同期して速度の基準となる繰り返し信号を発生する
基準信号発生器と、R−Sフリップフロップで構成さ
れ、前記FGトリガパルス発生回路の出力の一方のエッ
ジで出力をセットし、次に同一のエッジが発生するまで
にリセットする第1のパルス発生回路と、前記第1のパ
ルス発生回路の出力のセットもしくはリセットのいずれ
か一方と同時に出力をセットし、前記基準信号発生回路
の出力が速度の基準と一致した時出力をリセットする第
2のパルス発生回路と、前記基準信号発生器の出力の周
期と前記第1もしくは第2のパルス発生回路の出力の周
期とを比較し、ハイレベルもしくはローレベルの2種類
の状態の信号を出力する速度信号回路と、前記速度信号
回路の出力を入力とする積分アンプとを有し、前記積分
アンプの積分素子に、前記速度信号回路の出力のハイレ
ベルまたはローレベルの時間幅に応じた量の充電または
放電電流を供給して前記積分アンプの出力を制御し、モ
ータの印加電圧を制御することによりモータ速度を制御
するモータ速度制御回路において、起動時にリセットパ
ルスを発生させるリセットパルス発生回路と、前記リセ
ットパルス発生回路より出力されるリセットパルスによ
って、起動時には前記速度信号回路を制御してモータを
加速する信号を出力し、起動後には前記FGトリガパル
ス発生回路の出力によりリセットパルスを解除するよう
に構成された起動補償回路とを備えたことを特徴とする
モータ速度制御回路。 - 【請求項2】 FGトリガパルス発生回路は、前記周波
数発電機の出力を1/2分周した信号に対して、立ち上
がりエッジおよび立ち下がりエッジに応じてトリガパル
スを出力し、基準信号発生器は、周波数発電機の出力周
波数より高い周波数の基準クロックを発生し、 前記FGトリガパルス発生回路の出力の立ち上がりエッ
ジから出力されるトリガパルスから前記基準クロックを
N回カウントして、そのカウントアップ出力で自らリセ
ットするN進カウンタであって、前記第1のパルス発生
回路は、前記FGトリガパルス発生回路の出力の立ち上
がりエッジから出力されるトリガパルスで 出力をセット
し、立ち下がりエッジから出力されるトリガパルスでリ
セットするようにされ、 前記第2のパルス発生回路は、前記FGトリガパルス発
生回路の出力の立ち上がりエッジで出力をセットし、前
記N進カウンタのカウントアップ出力でリセットするよ
うにされた請求項1記載のモータ速度制御回路。 - 【請求項3】 基準信号発生器は、周波数発電機の出力
周波数より高い周波数の基準クロックを発生し、前記F
Gトリガパルスから前記基準クロックをN回カウントし
て、そのカウントアップ出力で自らリセットするN進カ
ウンタであって、前記第1のパルス発生回路は、 前記FGトリガパルスで出力をセットし、前記N進カウ
ンタが前記基準クロックをN回より小さいM回カウント
した時に出力をリセットするようにされ 、前記第2のパルス発生回路は、前記N進カウンタが前記
基準クロックをM回カウント時に出力をセットし、前記
N進カウンタのカウントアップ出力でリセットするよう
にされた 請求項1記載のモータ速度制御回路。 - 【請求項4】 FGトリガパルス発生回路は、前記周波
数発電機の出力を1/2分周した信号に対して、立ち上
がりエッジおよび立ち下がりエッジに応じてトリガパル
スを出力し、 基準信号発生器は、基準コンデンサと、この基準コンデ
ンサを充放電する基準コンデンサ充放電回路とを有し、
前記基準コンデンサ充放電回路は、前記FGトリガパル
ス発生回路の出力の立ち上がりエッジから出力されるト
リガパルスを始点として前記基準コンデンサを初期電圧
から充電し、前記基準コンデンサの電圧が上昇過程で所
定値V1に達した時に放電して初期電圧にリセットする
ように構成され、前記第1のパルス発生回路は、前記F
Gトリガパルス発生回路の出力の立ち上がりエッジから
出力されるトリガパルスで出力をセットし、立ち下がり
エッジから出力されるトリガパルスでリセットするよう
にされ、前記第2のパルス発生回路は、前記FGトリガ
パルス発生回路の出力の立ち上がりエッジで出力をセッ
トし、前記基準コンデンサが放電して初期電圧にリセッ
トする時に出力をリセットするようにされた請求項1記
載のモータ速度制御回路。 - 【請求項5】 基準信号発生器は、基準コンデンサと、
この基準コンデンサを 充放電する基準コンデンサ充放電
回路とを有し、この基準コンデンサ充放電回路は、前記
FGトリガパルス発生回路の出力のエッジを始点として
前記基準コンデンサを初期電圧から充電し、前記基準コ
ンデンサの電圧が上昇過程で第1の所定値V1に達した
時にトリガパルスを出力するトリガパルス発生回路を備
え、前記基準コンデンサの電圧が上昇過程で前記第1の
所定値V1より大きい第2の所定値V2に達した時に前
記基準コンデンサを放電して初期電圧にリセットするよ
うに構成され、前記第1のパルス発生回路は、前記FG
トリガパルス発生回路の出力のエッジで出力をセット
し、前記トリガパルスでリセットするようにされ、前記
第2のパルス発生回路は、前記トリガパルスで出力をセ
ットし、前記基準コンデンサが放電して初期電圧にリセ
ットする時に出力をリセットするようにされた請求項1
記載のモータ速度制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05099175A JP3130172B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | モータ速度制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05099175A JP3130172B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | モータ速度制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311768A JPH06311768A (ja) | 1994-11-04 |
JP3130172B2 true JP3130172B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=14240320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05099175A Expired - Lifetime JP3130172B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | モータ速度制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130172B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100673946B1 (ko) * | 2001-03-22 | 2007-01-24 | 삼성테크윈 주식회사 | 가스 터빈용 엔진 제어기의 출력 회로 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP05099175A patent/JP3130172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06311768A (ja) | 1994-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB1516699A (en) | Regulated voltage generators | |
US4968907A (en) | Digital delay generator | |
JP3130172B2 (ja) | モータ速度制御回路 | |
JP3307041B2 (ja) | 車両用発電機の制御装置 | |
US4197508A (en) | Period-to-voltage converting device | |
JP4022967B2 (ja) | リセット回路 | |
US6771138B1 (en) | Method of forming a bi-directional synchronization controller | |
JP3039035B2 (ja) | モータ速度制御回路 | |
KR950012308B1 (ko) | 모우터 제어회로 | |
JPH0634684A (ja) | 位相差デジタル変換回路 | |
JP3227782B2 (ja) | モータ速度制御回路 | |
JPH1013395A (ja) | 位相同期回路 | |
JP3000783B2 (ja) | 車両用発電機の励磁電流制御装置 | |
JP2859452B2 (ja) | モータ制御回路 | |
JPH0595690A (ja) | モータ速度制御回路 | |
SU383185A1 (ru) | Устройство стабилизации скорости двигателя постоянного тока | |
US6680633B2 (en) | Small-sized analog generator producing clock signals | |
JP3753512B2 (ja) | モータ制御回路 | |
JP3064311B2 (ja) | バーストフラグ回路 | |
JP3251316B2 (ja) | 同期信号生成回路及びこれを用いたa/dコンバータ | |
SU1277366A1 (ru) | Формирователь временных интервалов | |
JPS6215036B2 (ja) | ||
SU748839A1 (ru) | Устройство тактовой синхронизации | |
SU1083354A1 (ru) | Формирователь задержки импульсов | |
JPS5892881A (ja) | アラ−ム電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071117 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |