JP3130162U - 紐及び靴紐 - Google Patents

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隆志 中川
利克 山口
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Abstract

【課題】紐の全外周にわたり連続して十分で継続的な滑り止め機能があり、製造も容易で汎用性があり、美観の点でも優れた、靴紐などに使用して最適の紐を提供する。
【解決手段】紐1は、紐芯2の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆い3を密着させて形成し、滑り止め機能を有している。紐1の外周面には、覆い3による凹凸面4a,4bを形成している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、靴紐、フード用紐或いは腰部用紐などのアパレル用紐、又は梱包用紐などとして用いられる紐に関するものである。
従来、靴紐の表面には、緩んだり解けたりすることのないように樹脂加工などの表面処理を施しているが、使用時間に伴い、表面処理をした部分が磨耗し、効果が薄れてくるという不具合があった。
このような不具合を解消するために、芯糸の全外周を特殊構造の組紐層で被覆した靴紐が提案されている(下記特許文献1)。
ところが、このような靴紐は、構造が複雑で、製造が面倒であるばかりでなく、必要以上に太くなり、一般的な用途には使用し難い。
また、靴紐の結び目になるところに滑り止め加工を施し(下記特許文献2)、あるいは、伸縮体で形成し(下記特許文献3)た靴紐も提案されているが、滑り止め部が部分的で、汎用性に乏しく、その制作も、靴紐一本毎に加工する必要があり、製造も面倒であるという問題があった。
実用新案登録第3115270号 実用新案登録第3001347号 実開昭57−99404号公報
そこで本考案は、紐の全外周にわたり連続して十分で継続的な滑り止め機能があり、製造も容易で汎用性があり、美観の点でも優れた、靴紐などに使用して最適の紐を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため本考案に係る紐1は、紐芯2の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆い3を密着させて形成したことを特徴としている。
上記紐芯2の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の上記覆い3を形成することにより、紐1の外周面には、凹凸面4a,4bが形成されていることを特徴としている。
上記覆い3による凹凸面4a,4bの形成により、紐1の全外周面は滑り止め機能を有している。
上記紐芯2と覆い3とは、色彩が異なり、ツートンカラーとされている。
上記紐1は、前記覆い3を前記紐芯2に比較して後染め染色が容易な素材により形成し、紐芯2の外周にその長手方向に連続するようにネット状の覆い3を形成することにより紐素材を形成した後の後染め染色により、紐芯2と覆い3との色彩を異ならしめることができる。
紐芯2と覆い3とを、格別に染色された素材により形成することにより、紐1をツートンカラーとすることもできる。
前記覆い3をナイロン系素材により形成し、前記紐芯2をナイロン系素材よりも染色が困難な合成繊維系素材、例えば、ポリエステル系又はアクリル系などの素材により形成させることもできる。
前記紐1は、一巻とされた長尺の状態として工場などから出荷され、必要に応じて所定長さに切断して使用される。
紐1を定尺に切断する時に、カットされた両端部にヒートカットなどのよるほつれ止め加工を施すことができる。
本考案に係る紐1を、靴紐として加工する時には、定尺にカットされた両端部にほつれ止め加工を施こし、若しくは、該両端部の外周にセルチップなどの固定用端止部材5を設けるようにする。
本考案に係る紐は、以上説明したように、紐芯2の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆い3を形成しているので、滑り止め機能があり、靴紐などの結び目が滑らず、緩んだり解けたりすることがない。また、長時間の使用により滑り止め機能が劣化するということもない。
さらに、上記覆い3は、紐の長手方向全長に連続して形成されているため、どの部分を結び目としても良く、汎用性があり、靴紐のみならず、フード用紐或いは腰部用紐などのアパレル用紐、又は梱包用紐などとしても滑り止め機能を有する紐として用いることができる。
また、本考案に係る紐は、紐芯2と覆い3との色を異ならしめることにより、ツートンカラーとすることができ、意匠的にも優れており、靴紐又はアパレル用の紐として使用して商品価値が向上する。
紐1の覆い3を紐芯2に比較して後染め染色が容易な素材により形成し、紐芯2の外周に覆い3を連続して機械的に形成することにより紐素材を形成した後、後染め染色を施すことにより、紐芯2と覆い3との色彩が異なる紐を容易に連続して製造でき、ファッション性に優れたツートンカラーの紐を適宜容易且つ能率的に製造できる。
以下、本考案の最良の形態につき、添付図面を参照して説明する。図1は本考案の第1実施形態による紐の全体図、図2は同一部の拡大図、図3は同断面図である。
紐1は、紐芯2の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆い3を密着させて形成している。紐1の外周面には、覆い3による凹凸面4a,4bが連続して形成されている。この覆い3による凹凸面4a,4bにより、紐1の全外周面は滑り止め機能を有している。
紐芯2及び覆い3は、天然繊維又は合成繊維により形成される。この実施の形態では、覆い3を染色の容易なナイロン系素材により形成し、紐芯2をナイロン系素材よりも染色が困難な合成繊維系素材、例えば、ポリエステル系又はアクリル系などの素材により形成させるようにしている。紐芯2は、紐状に織られていても、繊維の引き揃えにより形成されていても良い。
紐1を製造するためには、紐芯2の外周に機械織りにより、筒状に覆い3を密着されて連続して形成させるようにする。
紐1は、紐芯2と覆い3の繊維の色彩を異ならしめることにより、ツートンカラーとすることができる。この場合、紐1の全体を後染め染色することにより、外部の覆い3は、染色が容易なナイロン系素材により形成されているため、所望の色彩に染色されるが、内部の紐芯2は染色が困難なポリエステル系又はアクリル系などの素材により形成されているため、後染め染色による影響はほとんど生じない。
このようにして、用途又はファッション性に応じて、所望のツートンカラーの紐1を得ることができる。
紐1は、一巻にして出荷されるが、定寸に切断加工して出荷することもできる。
この場合、切断両端面には、ヒートカットなどによるほつれ止め加工を施すことができる。
図4は、紐1を靴6の靴紐として用いた図である。靴紐1の両端には、セルチップなどの固定用端末部材5が設けられている。
本考案の実施の形態に係る紐の全体図である。 同一部の拡大図である。 同断面図である。 同紐を靴紐として用いた斜視図である。
符号の説明
1 紐
2 紐芯
3 覆い
4a,4b 凹凸面
5 端末部材
6 靴

Claims (8)

  1. 紐芯の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆いを密着させた状態で形成したことを特徴とする紐。
  2. 紐芯の外周に、その長手方向に連続するようにネット状の覆いを形成することにより、紐の外周面に凹凸面が形成されていることを特徴とする紐。
  3. 請求項1又は2に記載の紐において、紐芯と覆いとの色彩が異なっていることを特徴とする紐。
  4. 請求項3記載の紐において、前記覆いを前記紐芯に比較して後染め染色が容易な素材により形成し、紐芯の外周にその長手方向に連続するようにネット状の覆いを形成することにより紐素材を形成した後の後染め染色により、紐芯と覆いとの色彩を異ならしめたことを特徴とする紐。
  5. 請求項4に記載の紐において、前記覆いをナイロン系素材により形成し、前記紐芯をナイロン系素材よりも染色が困難な合成繊維系素材により形成したことを特徴とする紐。
  6. 請求項5に記載の紐において、前記紐芯をポリエステル系又はアクリル系の合成繊維系素材により形成したことを特徴とする紐。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の紐において、カットされた両端部にほつれ止め加工が施されたことを特徴とする紐。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の紐であって、カットされた両端部にほつれ止め加工が施され若しくは固定用端止部材が設けられたことを特徴とする靴紐。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014166193A (ja) * 2013-01-11 2014-09-11 Shimano Inc 締め付け紐及びそれを用いた靴
JP2016123367A (ja) * 2015-01-05 2016-07-11 協伸化成株式会社 温室用合成樹脂シート、および、その取り付け方法、温室用合成樹脂シートの製造方法、温室用合成樹脂シートを用いた温室

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