JP3130120U - 間欠スライド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベースに対してスライダーをスライドさせて出し入れするスライド構造において,スライダーの引き出し位置の設定,ならびに設定位置の保持が簡単,確実に行われ,かつ不意なスライドを防ぐことが出来る新規なスライド構造を小型,軽量,低コストで実現する。
【解決手段】スライダーのスライド方向に帯状のN極とS極が交互に所定間隔で配列された第一のマグネットシートをベースに貼着するとともに,第一のマグネットシートと同一の着磁ピッチを有する第二のマグネットシートを,第一のマグネットシートと同一の着磁方向で,着磁面が相互に向き合い,近接した位置関係でスライドするようにスライダーに貼着することによって,スライダーをスライドさせた場合に,スライダーをマグネットシートの着磁ピッチで一時的に停止,保持できるとともに,不意なスライドを防ぐことが出来る小型,軽量,低コストな間欠スライド構造。
【選択図】図1

Description

スライダーのスライド方向に帯状のN極とS極が交互に所定間隔で配列された第一のマグネットシートをベースに貼着するとともに,第一のマグネットシートと同一の着磁ピッチを有する第二のマグネットシートを,第一のマグネットシートと同一の着磁方向で,着磁面が相互に向き合い,近接した位置関係でスライドするようにスライダーに貼着することによって,スライダーをスライドさせた場合に,第一と第二のマグネットシートの重なり部でスライダーをマグネットシートの着磁ピッチで一時的な停止,保持ができるとともに,不意なスライドを防ぐことが出来る間欠スライド構造に関する。
プリンター,コピーのような機器における用紙受け皿は,不使用時に装置内部に収納し,使用時に引き出して用紙を受けるスライド構造となっているが,一般的には所要寸法に引き出してセットした状態で使用する場合が殆どである。しかし,現状の用紙受け皿の構造に関しては,引き出し位置の設定や設定位置の保持などに関して難があり,所要の引き出し寸法にセットし難いとともに,セットした状態で人の身体に触れると簡単に引っ込んでしまうなど,種々欠点を有しているが,かかる問題を解決するためには,機構構造的に大型となりコスト高となるなどの課題を抱えている。
考案が解決しようとする課題
ベースに対してスライダーをスライドさせて出し入れするスライド構造において,スライダーの引き出し位置の設定,ならびに設定位置の保持が簡単,確実に行われ,かつ不意な飛び出し,引っ込みを防ぐことが出来る新規なスライド構造を小型,軽量,低コストで実現する。
課題を解決するための手段
スライダーのスライド方向に帯状のN極とS極が交互に所定間隔で配列された第一のマグネットシートをベースに貼着するとともに,第一のマグネットシートと同一の着磁ピッチを有する第二のマグネットシートを,第一のマグネットシートと同一の着磁方向で,かつ近接した位置関係でスライドするようにスライダーに貼着することによって,スライダーをスライドさせた場合に,第一と第二のマグネットシートの重なり部でスライダーをマグネットシートの着磁ピッチで一時的に停止,保持できるとともに,不意なスライドを防ぐことが出来る小型,軽量,低コストな間欠スライド構造。
考案の効果
ベースに対してスライダーをスライドさせて出し入れするスライド構造において,スライダーの引き出し位置の設定,ならびに設定位置の保持が簡単,確実に行われ,かつ不意な飛び出し,引っ込みを防ぐことが出来る新規なスライド構造を薄いマグネットシートで実現するため小型,軽量,低コストで実現できる。
図2は一般的なプリンターの概観図を示し,6は用紙受け皿を示す。図1は本考案の一実施例を示すプリンターの用紙受け皿におけるスライド構造を示す概観斜視図である。用紙受け皿はベース1に対してスライダー2をスライドして出し入れして,用紙サイズに合わせて適切な引き出し位置設定を行うスライド構造で構成されているが,一般的には,ベース1とスライダー2との隙間でスライドさせる構造であるため,引き出し位置の設定や設定位置の保持などに関して難があり,所要の寸法にセットし難いとともに,セットした状態で人の身体に触れると簡単に押し込まれてしまうなど,種々欠点を有しているが,かかる問題を解決するためには,機構構造的にかなりのサイズ,コストが必要となるなどの課題を抱えていた。
3はベース1に貼着した第一のマグネットシートであり,4はスライダー2に貼着した第二のマグネットシートである。第一のマグネットシートはスライド方向5に帯状のN極とS極が交互に所定間隔で配列されており,第二のマグネットシートは,第一のマグネットシートと同一の着磁方向で,着磁面が相互に向き合い,近接した位置関係でスライドするようにスライダーに貼着されるため,スライダーをスライドさせた場合に,第一と第二のマグネットシートの重なり部でスライダーをマグネットシートの着磁ピッチで一時的な止,保持ができるとともに,不意なスライドを防ぐことが出来る。
図3はマグネットシートにおける着磁配列状態を示す概念図であり,N極とS極が交互に所定のピッチで配列されており,7はマグネットシートのスライド方向を示している。着磁配列のピッチは,3mm,5mm,7mmなど多様であり,間欠スライドのピッチを決定するため,使用目的に適合したものを選定して使用する。
図1では,同一の着磁ピッチ,着磁方向で,着磁面が相互に向き合い,近接し重なった位置関係でスライドするように,マグネットシートがベース1ならびにスライダー2に貼着されているため,スライダーをスライドさせた場合は,第一のマグネットシート3と第二のマグネットシート4のN,Sの異極が相互に吸着し,同極は反発するため,着磁ピッチ単位で間欠的にスライドして一時停止,保持する。このために,スライダーの引出し設定を着磁単位で小刻みに出来るともに,不意なスライドを防ぐことが出来る。
第一のマグネットシート,ならびに第二のマグネットシートは0,6mm厚で着磁ピッチが5mmの着磁シートを用い,マグネットシートのベースならびにスライダーへの貼着は両面接着テープを使用した。プリンターの用紙受け皿を実施例としたが,用紙受け皿に限定されることは無く,本考案はスライド構造に対して広範に適用可能である。
例えば,引き出しを引き出し過ぎて筐体から脱落して引き出しの中身をばら撒く失敗を防止する実施例が図4に示される。8は筐体(ベース),9は引き出し(スライダー),10は第一のマグネットシート,11は第二のマグネットシートであり,マグネットシートは引き出しの後端部ならびに筐体の入り口部に短サイズで貼着されている。引き出しが後端部近傍まで引き出されてマグネットシートが重なり合う位置では,間欠スライド状態となり,後端近傍であることが認識されるとともに,磁力によってスライドが規制される。
また,小物入れ用の引き出しなどにおいて,内部が細部に仕切られている場合などは,引き出しを止めたい位置近傍で間欠スライド状態となるようにマグネットシートを必要部分に所定のサイズで貼着することにより,引き出しは仕切り位置ごとに間欠スライド状態となり,小物の挿入,取出しが容易となるなど多様な利用形態が考えられる。実施例ではマグネットシートはベース,ならびにスライダーの上面,下面に貼着したが,側面に貼着しても良いなど,本考案の登録請求の範囲を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能である。
本考案の一実施例を示す用紙受け皿の構造概観斜視図 プリンターの構造概観斜視図 マグネットシートにおける着磁配列を示す概念図 本考案の一実施例を示す引き出しの構造概観斜視図
符号の説明
1 ベース
2 スライダー
3 第一のマグネットシート
4 第二のマグネットシート
5 スライダーのスライド方向
6 プリンターの用紙受け皿
7 マグネットシートのスライド方向
8 筐体
9 引き出し
10 第一のマグネットシート
11 第二のマグネットシート

Claims (1)

  1. ベースに対してスライダーをスライドさせて出し入れするスライド構造において,ベースのスライド面の所定位置に所定サイズで,スライダーのスライド方向に帯状のN極とS極が交互に所定ピッチで配列された第一のマグネットシートを貼着するとともに,スライダーのスライド面の所定位置に所定サイズで,第一のマグネットシートと同一の着磁ピッチを有する第二のマグネットシートを,第一のマグネットシートと同一の着磁方向で,着磁面が相互に向き合い,近接した位置関係でスライドするように貼着することによって,スライダーをスライドさせた場合,第一と第二のマグネットシートの重なり部でスライダーをマグネットシートの着磁ピッチで一時的に停止,保持できるとともに,不意なスライドを防ぐことが出来る小型,軽量,低コストな間欠スライド構造。
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